企業研究

井関農機の平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

井関農機における最近の平均年収推移

井関農機株式会社は愛媛県松山市に本社を置く、農業機械メーカーです。大正15年に井関農具商会として創業し、全自動籾すり機などの製造、販売を手掛けてきました。以降、トラクタ、田植機、コンバイン、バインダなどの田植機械を製造しています。事務所は東京、愛媛、熊本、新潟、茨城、滋賀、販売会社は全国の主要都市に点在しています。そんな井関農機の初任給や年収などを、企業が公開している情報を元に調べてみました。

井関農機とは

正式名称:井関農機株式会社
所在地:愛媛県松山市馬木町700番地
従業員数:740人
平均年齢:43歳
平均勤続年数:15.4年
//www.iseki.co.jp/
※有価証券報告書を参照

井関農機はトラクタ、耕うん機、田植機、コンバインなどの農業用機械の製造、販売をしています。その他、農家の方に向けた栽培技術や低コスト農業の提案、ICT(情報通信技術)を活用したスマート農業と呼ばれる新たな農業の提案などの活動を行なっています。

近年の平均年収推移

井関農機の近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 552.0万円
平成27年 585.0万円
平成26年 632.0万円
平成25年 623.0万円
平成24年 587.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

井関農機の年収は600万円前後です。多くの企業がリーマンショックの影響を受けていましたが、井関農機の年収推移ではそれほど影響は受けていないようです。自然を相手にする農業では台風や冷夏などの影響は受けますが、海外・国内市場の景気には左右されにくい業種です。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう!

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

こんな人に「適職診断」はおすすめ!
インターンの志望先を決められない人
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
・簡単に自己分析をしたい人

今すぐ診断する【無料】

井関農機における年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 348.4万円 22.2万円 82.5万円
25~29歳 453.8万円 28.9万円 107.5万円
30~34歳 516.2万円 32.8万円 122.3万円
35~39歳 558.6万円 35.5万円 132.3万円
40~44歳 604.4万円 38.4万円 143.2万円
45~49歳 653.6万円 41.6万円 154.8万円
50~54歳 681.2万円 43.3万円 161.4万円
55~59歳 676.9万円 43.0万円 160.4万円
60~64歳 475.3万円 30.2万円 112.6万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

井関農機の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 22.2万円 82.5万円 348.4万円
23歳 23.5万円 87.5万円 369.4万円
24歳 24.8万円 92.5万円 390.5万円
25歳 26.2万円 97.5万円 411.6万円
26歳 27.5万円 102.5万円 432.7万円
27歳 28.9万円 107.5万円 453.8万円
28歳 29.7万円 110.5万円 466.3万円
29歳 30.4万円 113.4万円 478.7万円
30歳 31.2万円 116.4万円 491.2万円
31歳 32.0万円 119.3万円 503.7万円
32歳 32.8万円 122.3万円 516.2万円
33歳 33.4万円 124.3万円 524.7万円
34歳 33.9万円 126.3万円 533.2万円
35歳 34.4万円 128.3万円 541.7万円
36歳 35.0万円 130.3万円 550.1万円
37歳 35.5万円 132.3万円 558.6万円
38歳 36.1万円 134.5万円 567.8万円
39歳 36.7万円 136.7万円 576.9万円
40歳 37.3万円 138.8万円 586.1万円
41歳 37.9万円 141.0万円 595.2万円
42歳 38.4万円 143.2万円 604.4万円
43歳 39.1万円 145.5万円 614.2万円
44歳 39.7万円 147.8万円 624.1万円
45歳 40.3万円 150.2万円 633.9万円
46歳 40.9万円 152.5万円 643.8万円
47歳 41.6万円 154.8万円 653.6万円
48歳 41.9万円 156.1万円 659.1万円
49歳 42.3万円 157.4万円 664.7万円
50歳 42.6万円 158.8万円 670.2万円
51歳 43.0万円 160.1万円 675.7万円
52歳 43.3万円 161.4万円 681.2万円
53歳 43.3万円 161.2万円 680.3万円
54歳 43.2万円 161.0万円 679.5万円
55歳 43.2万円 160.8万円 678.6万円
56歳 43.1万円 160.6万円 677.8万円
57歳 43.0万円 160.4万円 676.9万円
58歳 40.5万円 150.8万円 636.6万円
59歳 37.9万円 141.3万円 596.3万円
60歳 35.4万円 131.7万円 556.0万円
61歳 32.8万円 122.1万円 515.6万円
62歳 30.2万円 112.6万円 475.3万円
63歳 24.2万円 90.1万円 380.2万円
64歳 18.1万円 67.6万円 285.2万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

井関農機の役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,037.0万円
課長 811.1万円
係長 617.7万円
20~24歳の一般社員 348.4万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

井関農機の大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 20.23万円
修士了 21.97万円
博士了 23.38万円

※リクナビ2018より参照しています。

井関農機の初任給は一般企業の平均的な金額よりもやや低めです。高専卒は176,100円です。入社後、基礎教育と全国の販売会社での研修を受け、農家の方の意見を聞いて将来を考えたり、さらに製造現場での研修など教育が準備されています。

建設機械業界における年収の傾向と生涯賃金

建設機械業界とは

農業機械業界は昭和50年以降、農家件数の減少に伴い、農業機械の売上の減少が続きました。平成21年以降は減少傾向が落着き、横ばいに推移しています。農業機械は国内販売のみでは厳しいため、各企業とも海外市場に販売を拡大しています。特にアジアからの需要が多くあります。

建設機械業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 井関農機 建設機械業界
20~24歳 348.4万円 392.1万円
25~29歳 453.8万円 489.6万円
30~34歳 516.2万円 561.3万円
35~39歳 558.6万円 601.9万円
40~44歳 604.4万円 656.7万円
45~49歳 653.6万円 703.8万円
50~54歳 681.2万円 747.7万円
55~59歳 676.9万円 726.0万円
60~64歳 475.3万円 502.9万円
生涯賃金 2.48億円 2.69億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

井関農機は建設機械業界の平均年収と比較すると、やや下回っています。井関農機は中国への販売を拡大しています。更なる市場拡大に向けて新興国などの販売ルートを切り開いていくことを期待します。

まとめ

ここまで井関農機について調査してきました。農業機械の製造一筋に成長してきた企業です。機械製造以外にも農家の方とのふれあいを大切にする地域に密着した企業でもあります。日本の農家件数は減少しているため、海外市場に参入しています。日本の農家で培ってきた農業技術や農家の方から得られた情報や技術を、農業機械とあわせて海外の農家に提案することで、井関農機のさらなる飛躍が期待できるでしょう。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ