アイホンにおける最近の平均年収推移
アイホン株式会社は愛知県名古屋市に本社を置くインターホン業界ではトップシェアを誇る電気機器メーカーです。昭和23年に東海音響電気研究所として創立しました。取扱製品は住宅用、企業用のインターフォン、医療施設でのナースコールなどがあります。こんなアイホンの初任給や年収などを企業が公開している情報を元に調べてみました。
アイホンとは
正式名称:アイホン株式会社
所在地:名古屋市中区新栄町一丁目1番 明治安田生命名古屋ビル
従業員数:1,026人
平均年齢:37.8歳
平均勤続年数:13.3年
※//www.aiphone.co.jp/
※有価証券報告書を参照
アイホンは平均年齢が37.8歳と、比較的若い年齢層の企業です。戸建住宅、集合住宅、学校施設向けのセキュリティ事業と、病院、介護施設向けのケア事業の2つの事業があります。
全国主要都市には営業所が点在し、名古屋に開発センター、豊田に工場があります。また、海外拠点としてアメリカ、フランス、イギリス、オーストラリア、シンガポール、中国、タイ、ベトナムに開設しています。
近年の平均年収推移
アイホンの近年の平均年収の推移を調べてみました。
年度 | 平均年収 |
---|---|
平成28年 | 640.0万円 |
平成27年 | 620.0万円 |
平成26年 | 651.0万円 |
平成25年 | 660.0万円 |
平成24年 | 645.0万円 |
※有価証券報告書を参照しています。
アイホンの平均年収は600万円台です。平成20年に発生したリーマンショックの影響で多くの企業では年収が落ち込みましたが、アイホンは影響を受けることなく平成25年までは増加を辿ってきました。アイホンの売上げの割合は戸建てが12%、集合住宅が40%、ケアが13%、海外が29%、その他6%となっています。
アイホンにおける年齢別平均年収
各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。
平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション
各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。
年齢 | 年収 | 月給 | ボーナス |
---|---|---|---|
20~24歳 | 385.6万円 | 24.1万円 | 96.7万円 |
25~29歳 | 522.9万円 | 32.7万円 | 131.1万円 |
30~34歳 | 603.5万円 | 37.7万円 | 151.3万円 |
35~39歳 | 659.4万円 | 41.2万円 | 165.3万円 |
40~44歳 | 711.9万円 | 44.5万円 | 178.5万円 |
45~49歳 | 771.3万円 | 48.2万円 | 193.3万円 |
50~54歳 | 808.4万円 | 50.5万円 | 202.6万円 |
55~59歳 | 778.6万円 | 48.6万円 | 195.2万円 |
60~64歳 | 521.1万円 | 32.5万円 | 130.6万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション
アイホンの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。
年齢 | 月給 | ボーナス | 平均年収 |
---|---|---|---|
22歳 | 24.1万円 | 96.7万円 | 385.6万円 |
23歳 | 25.8万円 | 103.5万円 | 413.1万円 |
24歳 | 27.5万円 | 110.4万円 | 440.5万円 |
25歳 | 29.2万円 | 117.3万円 | 468.0万円 |
26歳 | 30.9万円 | 124.2万円 | 495.5万円 |
27歳 | 32.7万円 | 131.1万円 | 522.9万円 |
28歳 | 33.7万円 | 135.1万円 | 539.0万円 |
29歳 | 34.7万円 | 139.1万円 | 555.1万円 |
30歳 | 35.7万円 | 143.2万円 | 571.2万円 |
31歳 | 36.7万円 | 147.2万円 | 587.3万円 |
32歳 | 37.7万円 | 151.3万円 | 603.5万円 |
33歳 | 38.4万円 | 154.1万円 | 614.6万円 |
34歳 | 39.1万円 | 156.9万円 | 625.8万円 |
35歳 | 39.8万円 | 159.7万円 | 637.0万円 |
36歳 | 40.5万円 | 162.5万円 | 648.2万円 |
37歳 | 41.2万円 | 165.3万円 | 659.4万円 |
38歳 | 41.8万円 | 167.9万円 | 669.9万円 |
39歳 | 42.5万円 | 170.6万円 | 680.4万円 |
40歳 | 43.1万円 | 173.2万円 | 690.9万円 |
41歳 | 43.8万円 | 175.8万円 | 701.4万円 |
42歳 | 44.5万円 | 178.5万円 | 711.9万円 |
43歳 | 45.2万円 | 181.4万円 | 723.8万円 |
44歳 | 45.9万円 | 184.4万円 | 735.7万円 |
45歳 | 46.7万円 | 187.4万円 | 747.5万円 |
46歳 | 47.4万円 | 190.3万円 | 759.4万円 |
47歳 | 48.2万円 | 193.3万円 | 771.3万円 |
48歳 | 48.6万円 | 195.2万円 | 778.7万円 |
49歳 | 49.1万円 | 197.0万円 | 786.1万円 |
50歳 | 49.6万円 | 198.9万円 | 793.6万円 |
51歳 | 50.0万円 | 200.8万円 | 801.0万円 |
52歳 | 50.5万円 | 202.6万円 | 808.4万円 |
53歳 | 50.1万円 | 201.1万円 | 802.5万円 |
54歳 | 49.7万円 | 199.6万円 | 796.5万円 |
55歳 | 49.4万円 | 198.1万円 | 790.5万円 |
56歳 | 49.0万円 | 196.7万円 | 784.5万円 |
57歳 | 48.6万円 | 195.2万円 | 778.6万円 |
58歳 | 45.4万円 | 182.2万円 | 727.1万円 |
59歳 | 42.2万円 | 169.3万円 | 675.6万円 |
60歳 | 39.0万円 | 156.4万円 | 624.1万円 |
61歳 | 35.8万円 | 143.5万円 | 572.6万円 |
62歳 | 32.5万円 | 130.6万円 | 521.1万円 |
63歳 | 26.0万円 | 104.5万円 | 416.9万円 |
64歳 | 19.5万円 | 78.4万円 | 312.7万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
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アイホンの役職者の年収
役職者の年収について
役職 | 平均年収 |
---|---|
部長 | 1,147.9万円 |
課長 | 897.9万円 |
係長 | 683.7万円 |
20~24歳の一般社員 | 385.6万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
アイホンの大卒・大学院卒初任給について
学歴 | 初任給 |
---|---|
大卒 | 21万円 |
修士了 | 23.05万円 |
※リクナビ2018より参照しています。
アイホンの初任給は一般企業の平均的な金額です。高専卒は186,500円です。上記は総合職の初任給になります。一般職は大学卒が178,500円、 短大卒が170,500円です。
総合職には技術系(研究開発、設計、ソフトウェア設計、生産技術)、SE系(セールスエンジニア)、営業系(国内営業、海外営業)があり、一般職の事務系には営業、貿易、宣伝、企画、購買、技術、生産などの業務があります。
住宅設備業界における年収の傾向と生涯賃金
住宅設備業界とは
国内のインターホン業界は、アイホンとパナソニックの2社が9割以上のシェアを持っています。戸建て住宅ではパナソニック、集合住宅ではアイホンが優位となっています。最近ではパナソニックの品揃え、低価格化で総合的に優位に立っている状況です。
住宅設備業界の平均年収推移と生涯賃金
年齢 | アイホン | 住宅設備業界 |
---|---|---|
20~24歳 | 385.6万円 | 337.0万円 |
25~29歳 | 522.9万円 | 420.8万円 |
30~34歳 | 603.5万円 | 482.5万円 |
35~39歳 | 659.4万円 | 517.4万円 |
40~44歳 | 711.9万円 | 564.4万円 |
45~49歳 | 771.3万円 | 604.9万円 |
50~54歳 | 808.4万円 | 642.6万円 |
55~59歳 | 778.6万円 | 624.0万円 |
60~64歳 | 521.1万円 | 432.3万円 |
生涯賃金 | 2.88億円 | 2.31億円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
アイホンは住宅設備業界の平均年収と比較すると、全ての年齢層で上回っています。若年層では50万円程度ですが、40代後半では160万円以上の差額です。アイホンは集合住宅で多くのシェアを獲得していること、海外展開していることが売上げや年収に貢献しています。
まとめ
ここまでアイホンについて調査をしてきました。国内のインターホン業界はアイホンとパナソニックの2社が占めていることが分かりました。アイホンはインターホンの歴史がありますが、後発のパナソニックは、商品開発のスピードや価格面では今後の国内シェアを脅かす存在となります。
アイホンは長い年月をかけて信頼を得ている集合住宅でのシェア、海外市場で培ってきた顧客、技術という強みがあります。また、日本の高齢化によって医療施設や在宅介護などに向けたサービスなどの市場で活躍が期待できる企業です。
※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。