企業研究

日新電機の平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

日新電機における最近の平均年収推移

日新電機は、電力機器メーカーです。創業100年の歴史を持ち、1910年から事業開始というから驚きです。得意分野は最重要インフラの中のひとつである電力分野で、ビルや工場に電力を安定供給するためのコンデンサ、ガス絶縁開閉装置などの製造です。太陽光発電関連もやっているというから、かなり手広い印象です。

そんな老舗の電力機器メーカーの年収はどのくらいなのでしょうか。日新電機について、企業が公開している情報をもとに、年齢ごとの平均年収や生涯賃金を調べました。

日新電機とは

正式名称:日新電機株式会社
所在地:京都市右京区梅津高畝町47番地
従業員数:1,851人
平均年齢:42.1歳
平均勤続年数:18.9年
//nissin.jp/
※有価証券報告書を参照

従業員数は約1,800人と、比較的多くなっています。平均年齢は約42歳、平均勤続年数は約19年と、長期間に渡って安定して勤めている人が多い様子がうかがえます。

近年の平均年収推移

日新電機の近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 719.0万円
平成27年 706.0万円
平成26年 702.0万円
平成25年 662.0万円
平成24年 664.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

過去5年間の平均年収は、順調に右肩上がりで増加しています。5年前が約664万円、最新の平成28年は約719万円ということで約50万円ほど上昇しています。伸び幅としては十分と言えるでしょう。平均年収719万円は、大企業の中でも高水準です。

日新電機における年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 433.2万円 27.1万円 108.6万円
25~29歳 587.4万円 36.7万円 147.2万円
30~34歳 677.9万円 42.3万円 169.9万円
35~39歳 740.8万円 46.3万円 185.7万円
40~44歳 799.8万円 49.9万円 200.5万円
45~49歳 866.4万円 54.1万円 217.2万円
50~54歳 908.2万円 56.7万円 227.6万円
55~59歳 874.6万円 54.6万円 219.2万円
60~64歳 585.4万円 36.6万円 146.7万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

日新電機の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 27.1万円 108.6万円 433.2万円
23歳 29.0万円 116.3万円 464.0万円
24歳 30.9万円 124.1万円 494.9万円
25歳 32.8万円 131.8万円 525.7万円
26歳 34.8万円 139.5万円 556.6万円
27歳 36.7万円 147.2万円 587.4万円
28歳 37.8万円 151.8万円 605.5万円
29歳 38.9万円 156.3万円 623.6万円
30歳 40.1万円 160.9万円 641.7万円
31歳 41.2万円 165.4万円 659.8万円
32歳 42.3万円 169.9万円 677.9万円
33歳 43.1万円 173.1万円 690.5万円
34歳 43.9万円 176.2万円 703.0万円
35歳 44.7万円 179.4万円 715.6万円
36歳 45.5万円 182.5万円 728.2万円
37歳 46.3万円 185.7万円 740.8万円
38歳 47.0万円 188.6万円 752.6万円
39歳 47.7万円 191.6万円 764.4万円
40歳 48.5万円 194.6万円 776.2万円
41歳 49.2万円 197.5万円 788.0万円
42歳 49.9万円 200.5万円 799.8万円
43歳 50.8万円 203.8万円 813.1万円
44歳 51.6万円 207.2万円 826.4万円
45歳 52.4万円 210.5万円 839.8万円
46歳 53.3万円 213.8万円 853.1万円
47歳 54.1万円 217.2万円 866.4万円
48歳 54.6万円 219.3万円 874.8万円
49歳 55.1万円 221.4万円 883.1万円
50歳 55.7万円 223.5万円 891.5万円
51歳 56.2万円 225.5万円 899.8万円
52歳 56.7万円 227.6万円 908.2万円
53歳 56.3万円 226.0万円 901.5万円
54歳 55.9万円 224.3万円 894.8万円
55歳 55.5万円 222.6万円 888.0万円
56歳 55.0万円 220.9万円 881.3万円
57歳 54.6万円 219.2万円 874.6万円
58歳 51.0万円 204.7万円 816.8万円
59歳 47.4万円 190.2万円 758.9万円
60歳 43.8万円 175.7万円 701.1万円
61歳 40.2万円 161.2万円 643.2万円
62歳 36.6万円 146.7万円 585.4万円
63歳 29.2万円 117.4万円 468.3万円
64歳 21.9万円 88.0万円 351.2万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

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日新電機の役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,289.6万円
課長 1,008.7万円
係長 768.1万円
20~24歳の一般社員 433.2万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

日新電機の大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 21万円
大学院卒 23.4万円

※リクナビ2018より参照しています。

日新電機の初任給は、大企業の中では標準的です。大学卒が21万円、大学院卒が23.4万円で、十分な金額です。給与で特徴的なのはボーナスです。年に2回支給なのは標準的ですが、2016年度実績で5.7ヶ月分と、一般的な4ヶ月分を大きく上回っています。また、休暇も通常の有給休暇以外に、ゆとり休暇というおもしろい制度もあります。このあたりも魅力的でしょう。

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電機・家電大手業界における年収の傾向と生涯賃金

電機・家電大手業界とは

電機・家電大手業界は、日本を代表する産業分野です。パナソニック(旧松下電器産業)やSONY、東芝など、戦後から高度成長期にかけて日本経済を牽引してきた巨大産業ですが、近年は韓国や台湾、中国といった海外勢との激しい競争に晒されており、一部大手企業では危機的状況に陥るなど、一昔前までの勢いは無くなっています。とは言え、日本を代表する産業であることには変わりありません。これからは価格競争でなく、どのように付加価値を高めていくかが課題です。

電力機器メーカーで大手としては富士電機や明電舎が挙げられます。これらは重電8社という主要メーカーに含まれ、日新電機もその中のひとつとして分類されます。

電機・家電大手業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 日新電機 電機・家電大手業界
20~24歳 433.2万円 451.1万円
25~29歳 587.4万円 563.3万円
30~34歳 677.9万円 645.8万円
35~39歳 740.8万円 692.5万円
40~44歳 799.8万円 755.5万円
45~49歳 866.4万円 809.7万円
50~54歳 908.2万円 860.2万円
55~59歳 874.6万円 835.2万円
60~64歳 585.4万円 578.6万円
生涯賃金 3.24億円 3.10億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

日新電機は、20〜24歳のスタートアップ時期と、60〜64歳の最終時期こそ業界水準と同レベルですが、他の年齢層では業界水準を上回っています。平均年収も右肩上がりに推移していますし、この状況は今後も続くと予想されます。

まとめ

今回は電力機器メーカーである日新電機についての年収について調査してきました。日新電機は創業100年の老舗メーカーで、この業界の中では歴史も古く、非常に安定しています。平均年収も順調に伸びていますし、これからも安定した状態が期待できます。電気機器業界を狙っている人には、魅力的な企業ではないでしょうか。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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