就活その他
【地方女子大生の就活ストーリー】私の話を聞いてください
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女子大生の就活とは
皆様はじめまして。名古屋に住む学歴のない女子大生である私が、就活の未来に記事を書きたいと思います。
5個のナビサイトを使い、400社ブックマーク、100社の選考、40万以上かかってしまった交通費、キャリアセンターにも通い詰めた日々を送った私が、この場をお借りして就活の未来を見ている方々に何を伝えられるのかを考えたところ、ある意味で悪い見本として皆さんに見て頂けたらという想いに至りました。
実体験を元にして、肩の力を抜いて読める様なものを書いていきますので何卒宜しくお願い致します。
非効率な就職活動
私の就職活動をお伝えします。私自身就活を始めたのは、大学3年生の6月からでした。
ナビサイトを5つ使用し、ブックマーク総数は約400社、説明会参加数は80社前後、ES提出数50社前後。大手・中小・ベンチャー全て行き、業界は小売業と生保損保以外は殆ど参加しました。
東京と名古屋で活動しており、4~5月は月の半分を東京で過ごしていたため費用がかさみました。就活のために、総額40万円程使いました。
結果としては、現在内々定1社頂いております。
非効率的な活動だったと自分では今思っています。ただ、この活動の中で自分なりの気付きなどあったため全てが無駄だったとは思ってないです(勿論自分にあったやり方って大事だと思います)。
今回の記事ではそんな非効率な中、圧倒的な活動をおこなっていた私が終わってから気付いたことを5つシェアしたいと思います。
あなたが受けないほうがいい職業をスマホで確認してください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
30秒で面接力がわかる!スマホで診断できるお役立ちツールです。
非効率の中でも大切にしてたもの5つ
①メモを取る
「メモを取る人は仕事ができる人だ。」
就活中に出会った言葉ですが、まさに私はメモ中毒でした。話されていることは勿論ですが、人事や先輩社員の方のお名前に加えて似顔絵や特徴まで書き記していました。(逆に書きすぎて何が何だか分からない状態だったり、謎の絵が描いてあったりします)。
自分の考え、一日の学びを整理することや、振り返った時に見えることは大切だと感じました。メモによって、少しづつでもいいので蓄積していくことは大事です。興味のない企業もいつ興味を持つかわかりません。
メモを取らないことは覚える気がないということであり、あなたがよっぽど優秀な人でないなら、メモを取りましょう。
②質問をする
質問とかを積極的にしていると媚び売りとか、意識高いとか言われますが、典型的に私はそれに当てはまるかもしれません。
でも、聞きたいことを聞いて何が悪いのでしょうか。企業は質問しないとわからないことの方が圧倒的に多いと思っています。人だってそうですよね。自分から何もかもぺらぺら話す人なんてあまりいませんよね。異性の好きな人が出来たら、たくさん質問しますよね。
ぜひ、恥ずかしがらずに質問してください。自分より高学歴の人の視線なんて全て無視しましょう。
③フィルターをかけない
「この業界なら安定してるし、真面目かな」就職活動最初の方はこのように考えていました。しかし、あるキャリアカウンセラーの方に同じことをいわれ、その方に勧められた某アミューズメント企業の説明会に参加した際、自分の固定概念が凝り固まっていたことに衝撃を受けました。
自分は自ら選択肢を狭めていたのです。ひとつの業界や職種に絞って就活するのは一見近道かもしれませんが、実はいろいろ遠回りした方が結果的に近道になっていることもあるのではないでしょうか。
④走り続ける
お祈りメールを50社以上貰うと「自分は社会に必要とされていないのでは」と考えてしまうこともありました。周りからは休むことを勧められたし、諦めてもいいよと言われたこともあります。
でも、私は走り続けました。時間は有限です。だから、行ける限り自分の可能性を広げるために動き続けたい。そう思っていました。
あまりこの表現は好きではありませんが、学歴が高くない私はどうしても一次で大量に落とされることもあります。なので常に手持ち(この言い方は嫌いですが)が無くなる前にきちんと補充し続けることを意識し、走り続けられる環境を創ってしました。
ある企業の方が、「最初に自分の手持ち下限を決める。それを守り続けることが大事」だとおっしゃっていました。かっこいいのか、潔いのか。
⑤自分とは異なる学生と出会う
地方学生なら首都圏の学生と仲良くなると良いです。逆もまた然り。何故かというと、異なる価値観を持っている場合が多いと感じたからです。あとは、地方学生の場合基本的に首都圏で一人で活動しています。分かってはいたものの、やはり寂しいんですよね。
そんな時、話しかけた相手と仲良くなれたら本当に楽しいです。最近はTwitterやFacebookがありますので、それを活用して就活を楽しめるようにしましょう。
非効率な就活の先にあるもの
最後に、こんな私ですが内定をいただくこともできました。今はこの記事を通じて恥じることのない私の就活を皆様に伝え、ひとりでも多くの人に勇気を与えたいと思っています。
高学歴の方が書いている記事も学びも多く素敵ですが、やはりどこか遠くのお話のように感じてしまうことがあります。就活の未来は、多くの就活生のみんなに読んでほしいから、また私も書かせていただきます。
ESもまともに読まれないことも多くありました。今はこの記事とソーシャルメディアによって多くの人に私の声が届きます。伝えたいことはたくさんあります。今後ともよろしくお願いします。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。