企業研究

ニチアスの平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

ニチアスにおける最近の平均年収推移

ニチアスは「『断つ・保つ』技術が様々な産業を変える」をモットーとしています。技術を基盤とし、様々な産業分野に提供を行うニチアス。ガス・電力といった私たちの身近なものから、医療製品・宇宙や航空製品まで幅広い製品を扱っています。そんなニチアスの年収について確認をしていきましょう。

ニチアスとは

正式名称:ニチアス株式会社 NICHIAS Corporation
所在地:東京都中央区八丁堀一丁目6番1号
従業員数:5,523人
平均年齢:41.8歳
平均勤続年数:15.7年
//www.nichias.co.jp/
※有価証券報告書を参照

ニチアスの平均年齢は41.8歳、勤続年数15.7年という数字を見た限りでは、ベテランの方が多いことが分かります。

近年の平均年収推移

ニチアスの近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 695.0万円
平成27年 670.0万円
平成26年 661.0万円
平成25年 649.0万円
平成24年 628.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

ニチアスの過去5年の平均年収は、年々増加していく傾向にあることが分かります。最低額が628万円〜最高額が695万円で、600万円台で推移しています。このまま増加を続けることを期待したいところです。

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ニチアスにおける年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 418.3万円 26.1万円 104.8万円
25~29歳 567.2万円 35.4万円 142.2万円
30~34歳 654.6万円 40.9万円 164.1万円
35~39歳 715.2万円 44.7万円 179.3万円
40~44歳 772.2万円 48.2万円 193.6万円
45~49歳 836.6万円 52.2万円 209.7万円
50~54歳 876.9万円 54.8万円 219.8万円
55~59歳 844.5万円 52.7万円 211.7万円
60~64歳 565.2万円 35.3万円 141.7万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

ニチアスの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 26.1万円 104.8万円 418.3万円
23歳 28.0万円 112.3万円 448.1万円
24歳 29.8万円 119.8万円 477.9万円
25歳 31.7万円 127.2万円 507.6万円
26歳 33.6万円 134.7万円 537.4万円
27歳 35.4万円 142.2万円 567.2万円
28歳 36.5万円 146.6万円 584.7万円
29歳 37.6万円 150.9万円 602.1万円
30歳 38.7万円 155.3万円 619.6万円
31歳 39.8万円 159.7万円 637.1万円
32歳 40.9万円 164.1万円 654.6万円
33歳 41.6万円 167.1万円 666.7万円
34歳 42.4万円 170.2万円 678.8万円
35歳 43.1万円 173.2万円 691.0万円
36歳 43.9万円 176.2万円 703.1万円
37歳 44.7万円 179.3万円 715.2万円
38歳 45.4万円 182.1万円 726.6万円
39歳 46.1万円 185.0万円 738.0万円
40歳 46.8万円 187.9万円 749.4万円
41歳 47.5万円 190.7万円 760.8万円
42歳 48.2万円 193.6万円 772.2万円
43歳 49.0万円 196.8万円 785.1万円
44歳 49.8万円 200.0万円 798.0万円
45歳 50.6万円 203.2万円 810.8万円
46歳 51.4万円 206.5万円 823.7万円
47歳 52.2万円 209.7万円 836.6万円
48歳 52.7万円 211.7万円 844.6万円
49歳 53.2万円 213.7万円 852.7万円
50歳 53.8万円 215.8万円 860.8万円
51歳 54.3万円 217.8万円 868.8万円
52歳 54.8万円 219.8万円 876.9万円
53歳 54.4万円 218.2万円 870.4万円
54歳 53.9万円 216.6万円 863.9万円
55歳 53.5万円 214.9万円 857.5万円
56歳 53.1万円 213.3万円 851.0万円
57歳 52.7万円 211.7万円 844.5万円
58歳 49.2万円 197.7万円 788.6万円
59歳 45.8万円 183.7万円 732.8万円
60歳 42.3万円 169.7万円 676.9万円
61歳 38.8万円 155.7万円 621.1万円
62歳 35.3万円 141.7万円 565.2万円
63歳 28.2万円 113.3万円 452.2万円
64歳 21.2万円 85.0万円 339.1万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

ニチアスの役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,245.2万円
課長 973.9万円
係長 741.6万円
20~24歳の一般社員 418.3万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

ニチアスの大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 22万円

※リクナビ2018より参照しています。

ニチアスの初任給は大卒で22万円です。大学院卒の初任給の記載はありませんでした。大卒の平均的な初任給は約20万円ですので、ニチアスの初任給は比較的高めだと言えるでしょう。

ガラス・セメント業界における年収の傾向と生涯賃金

ガラス・セメント業界とは

日本のガラス・セメント業界は、品質の良さから世界に認められています。しかし、低価格で大量生産が可能な中国企業への移行から、不況状況が長く続きました。

現在では近年のスマホ需要の増加からスマホ端末向けガラスの需要が上がり、景気回復傾向にあります。2020年にはオリンピックがあることもあり、今後の景気は更に上昇が期待できる業界だと考えられます。

ガラス・セメント業界の平均年収推移と生涯賃金


年齢 ニチアス
ガラス・セメント業界
20~24歳 418.3万円 358.0万円
25~29歳 567.2万円 447.0万円
30~34歳 654.6万円 512.5万円
35~39歳 715.2万円 549.6万円
40~44歳 772.2万円 599.6万円
45~49歳 836.6万円 642.6万円
50~54歳 876.9万円 682.6万円
55~59歳 844.5万円 662.9万円
60~64歳 565.2万円 459.2万円
生涯賃金 3.13億円 2.46億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

ニチアスの平均年収は、全体的に業界平均よりも高い推移です。20~24歳では、ニチアスが418.3万円、業界全体の平均は358.0万円です。30~34歳ではニチアスが654.6万円、業界平均は512.5万円です。生涯資金でみると、ニチアスが3.13億円に対して業界全体の平均は2.46億円と、6,700万円の差額となる予測です。

年収以外の魅力

ニチアスは保温・断熱分野から製品を展開しているので様々な製品を開発しています。またその製品は様々な分野で必要不可欠な存在となっています。消費者の目にとどまる機会が滅多にないため、ニチアスという名前を聞く機会がなかった人もいるかと思いますが、ニチアスが展開する事業はその分野において功績を残しています。

ここではニチアスの魅力を年収以外の観点から紹介していきます。ニチアスの年収情報を読んでみて就職を検討している場合は、企業研究の材料として活用してみてください。

仕事のやりがいがある

ニチアスでは一つの仕事の流れを細かく分担して作業をおこなうのではなく、一連の流れに必要なフロー全てに携わることになります。技術者の場合、製品の品質チェックをしっかりとおこなうために、新人であっても改善活動の方策の検討から設計、製作から運転までを一貫して担当します。そのため新人の頃から負うことになる責任も大きいですが、達成した後のやりがいは他社で働く以上に得られることが多いでしょう。

新人から立場以上の責任を負う機会が多く、キャアリアアップしていけばさらに多くの経験が積めるようになっています。技術者でなくても一人一人が担当する仕事量は基本的に多く、少数精鋭の一人として成長していくことが可能です。

競争相手が少ない

ニチアスがおこなっている事業は競争が激しくありません。そのため営業では新規開拓をおこなう必要が少なく、古い企業のため取引先が豊富です。業界の競争が激しくないため、営業は一般的に考えられているほどには厳しくない傾向にあります。営業ではカタログの販売をするだけではなく、技術者を交えて取引先の求めている製品の設計や提案などのエンジニアリング業もおこないます。

一つの案件が終わるには長い期間を要する必要がありますが、それぞれの工程においてしっかりと経験を積んでいくことが可能です。仕事量は人によって様々ですが、競争相手が少ないニチアスだからこそ余裕のある対応が営業上において実現することができるといえるでしょう。

土石製品業界の動向


ニチアスは製品の研究から販売まで幅広く手がけている企業のため、様々な業界に関与しています。化学業界を主として事業を展開していますが、結果的にニチアスが結果を残しているのは土石製品業界です。そのためこちらでは土石製品業について説明していきます。

土石製品業界とはセメントやセメントを使用した製品、建設用粘土製品、耐火物、炭素及び黒鉛製品などの製造をおこなう業務のことをまとめて呼称しています。土石製品業界は不動産や住宅、土木業界の影響を受けやすい業界で、現在は地震復興や東京オリンピックなどの影響で需要が高まっています。そのため平成30年現在の土石製品業界は好調だといえるでしょう。地震復興や東京オリンピックでの需要がなくなってもしばらくは好調であると、土石製品業界は期待されています。

まとめ

現在の業績は上昇傾向にあるニチアス。ニチアスは業界平均よりも平均年収が高く、生涯賃金でみるとニチアスは3.13億円、ガラス・セメント業界全体の平均では2.46億円という予測になっています。過去5年の平均年収も増加傾向にあるため、今後の利益次第ではさらなる年収増加も期待できるかもしれません。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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