企業研究

富士機械製造の平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

富士機械製造における最近の平均年収推移

富士機械製造は電子部品実装ロボットや工作機械を作る会社です。主力製品である電子部品組立機(チップマウンター)は業界シェア30%を維持しています。

「Innovative Spirit」の理念を原動力に、既存の技術や価値観にとらわれない革新的な製品を生み出そうとしている企業です。今回はそんな富士機械製造の平均年収や初任給について調べてみました。

富士機械製造とは

正式名称:富士機械製造株式会社
所在地:愛知県知立市山町茶碓山19番地
従業員数:1,607人
平均年齢:41.3歳
平均勤続年数:16.4年
//www.fuji.co.jp/company/outline.php
※有価証券報告書を参照

本社は愛知県にあり、東京や大阪にも支店があります。また、アメリカや中国にも連結子会社があるグローバルな会社です。

上場企業の平均勤続年数はおよそ14.7年ですので、比べると富士機械製造の平均勤続年数のほうが長いです。

近年の平均年収推移

富士機械製造の近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 686.0万円
平成27年 673.0万円
平成26年 662.0万円
平成25年 633.0万円
平成24年 633.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

平成24年からみると平成28年では平均年収が50万円ほどあがっています。上場企業の平均年収はおよそ605万円ですので、富士機械製造のほうが平均年収が高いといえます。

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富士機械製造における年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 413.0万円 25.8万円 103.5万円
25~29歳 560.1万円 35.0万円 140.4万円
30~34歳 646.3万円 40.4万円 162.0万円
35~39歳 706.3万円 44.1万円 177.0万円
40~44歳 762.5万円 47.6万円 191.1万円
45~49歳 826.1万円 51.6万円 207.1万円
50~54歳 865.9万円 54.1万円 217.0万円
55~59歳 833.9万円 52.1万円 209.0万円
60~64歳 558.1万円 34.9万円 139.9万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

富士機械製造の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 25.8万円 103.5万円 413.0万円
23歳 27.6万円 110.9万円 442.4万円
24歳 29.5万円 118.3万円 471.8万円
25歳 31.3万円 125.6万円 501.3万円
26歳 33.1万円 133.0万円 530.7万円
27歳 35.0万円 140.4万円 560.1万円
28歳 36.1万円 144.7万円 577.3万円
29歳 37.1万円 149.0万円 594.6万円
30歳 38.2万円 153.4万円 611.8万円
31歳 39.3万円 157.7万円 629.1万円
32歳 40.4万円 162.0万円 646.3万円
33歳 41.1万円 165.0万円 658.3万円
34歳 41.9万円 168.0万円 670.3万円
35歳 42.6万円 171.0万円 682.3万円
36歳 43.4万円 174.0万円 694.3万円
37歳 44.1万円 177.0万円 706.3万円
38歳 44.8万円 179.9万円 717.5万円
39歳 45.5万円 182.7万円 728.8万円
40歳 46.2万円 185.5万円 740.0万円
41歳 46.9万円 188.3万円 751.3万円
42歳 47.6万円 191.1万円 762.5万円
43歳 48.4万円 194.3万円 775.2万円
44歳 49.2万円 197.5万円 787.9万円
45歳 50.0万円 200.7万円 800.7万円
46歳 50.8万円 203.9万円 813.4万円
47歳 51.6万円 207.1万円 826.1万円
48歳 52.1万円 209.1万円 834.0万円
49歳 52.6万円 211.1万円 842.0万円
50歳 53.1万円 213.0万円 850.0万円
51歳 53.6万円 215.0万円 857.9万円
52歳 54.1万円 217.0万円 865.9万円
53歳 53.7万円 215.4万円 859.5万円
54歳 53.3万円 213.8万円 853.1万円
55歳 52.9万円 212.2万円 846.7万円
56歳 52.5万円 210.6万円 840.3万円
57歳 52.1万円 209.0万円 833.9万円
58歳 48.6万円 195.2万円 778.7万円
59歳 45.2万円 181.4万円 723.6万円
60歳 41.7万円 167.5万円 668.4万円
61歳 38.3万円 153.7万円 613.3万円
62歳 34.9万円 139.9万円 558.1万円
63歳 27.9万円 111.9万円 446.5万円
64歳 20.9万円 83.9万円 334.9万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

富士機械製造の役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,229.5万円
課長 961.7万円
係長 732.3万円
20~24歳の一般社員 413.0万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

富士機械製造の大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 21.0万円
大学院卒 22.9万円

※リクナビ2018より参照しています。

上場企業の平均初任給はおよそ20.7万円ですので、富士機械製造の初任給は平均的であるといえそうです。また、一般事務の初任給は20.4万円になっています。

電機・家電大手業界における年収の傾向と生涯賃金

電機・家電大手業界とは

電機・家電大手業界とは、家電やAV機器などを中心とするさまざまな電子機器を製造する業界を指します。電機・家電大手業界では、日立・ソニー・パナソニックの3社がそれぞれ10%超のシェアを誇っています。

しかし、先進国の不況や、中国・韓国のメーカーの台頭などにより、業界自体が伸び悩んでいる現状があります。今後人口が減少していくことを見据えた戦略を立てる必要がありそうです。

電機・家電大手業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 富士機械製造 電機・家電大手業界
20~24歳 413.0万円 451.1万円
25~29歳 560.1万円 563.3万円
30~34歳 646.3万円 645.8万円
35~39歳 706.3万円 692.5万円
40~44歳 762.5万円 755.5万円
45~49歳 826.1万円 809.7万円
50~54歳 865.9万円 860.2万円
55~59歳 833.9万円 835.2万円
60~64歳 558.1万円 578.6万円
生涯賃金 3.09億円 3.10億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

富士機械製造と電機・家電大手業界の年齢別年収を比較してみますと、20代前半では富士機械製造の年収の方が40万円ほど低い予測となっています。また、生涯賃金では富士機械製造の方が100万円ほど低い試算です。

まとめ

電子部品実装ロボットを主力商品としている富士機械製造について調べてきました。さまざまな年齢・国籍の社員がいたり、若手社員の交流を深める「青年婦人部」のイベントがあったりと、社員の交流を大切にしている会社のようです。

若手社員の新しい知識や発想と、ベテラン社員の経験を融合して、今後もますます革新的な製品を生み出してくれるかもしれません。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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