企業研究

ミネベアの平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

ミネベアにおける最近の平均年収推移

電子機器を動かすのに欠かせない部品を製造する事業は、現代において欠かせないものとなっています。そんな電子部品を製造する企業のひとつが、ミネベアです。今回は、ミネベアの公開情報を基に、生涯賃金などについて調べてみました。

ミネベアとは

正式名称:ミネベアミツミ株式会社
所在地:長野県北佐久郡御代田町大字御代田4106-73
従業員数:3,762人
平均年齢:43.8歳
平均勤続年数:17.5年
//www.minebeamitsumi.com/corp/company/aboutus/profile/index.html
※有価証券報告書を参照

ミネベアは、モーターやベアリングなどの機械に関わる精密部品を製造、販売する企業です。自動車用の精密部品も製造している企業でもあります。

2017年にミツミ電機株式会社を子会社として経営統合し、ミツミ電機の携わるICチップや電子部品の分野でも、自社の強みを活かして事業を展開するようになりました。

近年の平均年収推移

ミネベアの近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 679.0万円
平成27年 677.0万円
平成26年 661.0万円
平成25年 598.0万円
平成24年 587.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

ミネベアの平均年収は、平成26年を境に若干高くなっているようです。この年、沿革によれば海外に子会社を立ち上げているようなので、海外向けの市場を拡張したことが要因かもしれません。

ミネベアにおける年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 409.1万円 25.5万円 102.5万円
25~29歳 554.8万円 34.6万円 139.1万円
30~34歳 640.2万円 40.0万円 160.5万円
35~39歳 699.6万円 43.7万円 175.4万円
40~44歳 755.3万円 47.2万円 189.3万円
45~49歳 818.2万円 51.1万円 205.1万円
50~54歳 857.7万円 53.6万円 215.0万円
55~59歳 826.0万円 51.6万円 207.0万円
60~64歳 552.8万円 34.5万円 138.6万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

ミネベアの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 25.5万円 102.5万円 409.1万円
23歳 27.4万円 109.8万円 438.2万円
24歳 29.2万円 117.2万円 467.4万円
25歳 31.0万円 124.5万円 496.5万円
26歳 32.8万円 131.8万円 525.6万円
27歳 34.6万円 139.1万円 554.8万円
28歳 35.7万円 143.3万円 571.9万円
29歳 36.8万円 147.6万円 588.9万円
30歳 37.8万円 151.9万円 606.0万円
31歳 38.9万円 156.2万円 623.1万円
32歳 40.0万円 160.5万円 640.2万円
33歳 40.7万円 163.4万円 652.1万円
34歳 41.5万円 166.4万円 664.0万円
35歳 42.2万円 169.4万円 675.8万円
36歳 42.9万円 172.4万円 687.7万円
37歳 43.7万円 175.4万円 699.6万円
38歳 44.4万円 178.1万円 710.7万円
39歳 45.1万円 180.9万円 721.9万円
40歳 45.8万円 183.7万円 733.0万円
41歳 46.5万円 186.5万円 744.2万円
42歳 47.2万円 189.3万円 755.3万円
43歳 48.0万円 192.5万円 767.9万円
44歳 48.7万円 195.6万円 780.5万円
45歳 49.5万円 198.8万円 793.1万円
46歳 50.3万円 201.9万円 805.6万円
47歳 51.1万円 205.1万円 818.2万円
48歳 51.6万円 207.1万円 826.1万円
49歳 52.1万円 209.1万円 834.0万円
50歳 52.6万円 211.0万円 841.9万円
51歳 53.1万円 213.0万円 849.8万円
52歳 53.6万円 215.0万円 857.7万円
53歳 53.2万円 213.4万円 851.3万円
54歳 52.8万円 211.8万円 845.0万円
55歳 52.4万円 210.2万円 838.7万円
56歳 52.0万円 208.6万円 832.3万円
57歳 51.6万円 207.0万円 826.0万円
58歳 48.2万円 193.3万円 771.4万円
59歳 44.8万円 179.7万円 716.7万円
60歳 41.3万円 166.0万円 662.1万円
61歳 37.9万円 152.3万円 607.5万円
62歳 34.5万円 138.6万円 552.8万円
63歳 27.6万円 110.9万円 442.3万円
64歳 20.7万円 83.1万円 331.7万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

ミネベアの役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,217.9万円
課長 952.6万円
係長 725.4万円
20~24歳の一般社員 409.1万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

ミネベアの大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 20.4万円
大学院卒 21.9万円

※リクナビ2018より参照しています。

ミネベアでは機械に関わる専門的な知識を求められるからか、大学院卒の場合のほうが、初任給も高めになっています。募集学科は、全体的に理系学科が多いようです。

電子部品業界における年収の傾向と生涯賃金

電子部品業界とは

電子部品は、今やあらゆる機械において欠かせないもののひとつです。特に技術が発展したり、新しい機械が開発され続ける現状においては、電子部品業界の市場が縮小することはまず考えにくいとも言えます。

ですが、韓国や中国などの大量生産品が利用され、日系電機製品に陰りが見えていることもあり、電子部品業界全体でも、開発力に欠ける企業は勢いを失いつつある部分もあるようです。

電子部品業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 ミネベア 電子部品業界
20~24歳 409.1万円 390.2万円
25~29歳 554.8万円 487.2万円
30~34歳 640.2万円 558.5万円
35~39歳 699.6万円 598.9万円
40~44歳 755.3万円 653.4万円
45~49歳 818.2万円 700.3万円
50~54歳 857.7万円 743.9万円
55~59歳 826.0万円 722.3万円
60~64歳 552.8万円 500.4万円
生涯賃金 3.06億円 2.68億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

ミネベアの平均年収は、電子部品全体と比較しても高い水準です。算出した予測では、生涯賃金において0.38億円の差をつけていました。

電子部品業界全体の業績があまり変動しない中、ミネベアは安定して部品を供給できる自動車業界にも商品を納品したり、それと同時に世界各地に子会社を作ったりするなど、国内のみに留まらない業務を展開しているため、その影響が出ているのかもしれません。

年収以外の魅力

ミネベアは平成29年にミツミ電機と統合し、ミツミ電機を下に置く形で統合を果たしました。統合のため、ミネベアがミツミ電機の上に立つ形での結果になりましたが、大きな力関係があるわけではありません。これによりミネベアはさらなる躍進を続けていくことでしょう。

ここではミネベアで働くことの魅力を年収以外の観点から紹介していきます。ミネベアの年収情報を読んでみてミネベアへの就職を検討している場合は、企業研究の材料として活用してみてください。

海外志向の強い人は働きやすい

ミネベアは海外に生産を中心として多くの拠点を持つ企業のため、海外勤務が当たり前として受け入れられている傾向にあります。ほとんどの社員が入社2年目にして海外勤務に異動し、アジア圏やヨーロッパ圏に営業などで赴くことになります。そのため海外勤務に憧れている人にとっては恰好の職場環境だと言えるでしょう。海外勤務だけでなく若手でもやる気があれば意見を反映してもらうこともできます。

挑戦したいことには挑戦が許されている環境なので、経験をいくらでも積むことが可能です。この環境にはミツミを吸収したことによって変化が多少あると思われますが、大きな変化はないでしょう。日本の企業らしく年功序列がありますが、しっかりと成果を出せば年功序列なしに出世が可能です。

ミネベアの成長はまだ続く

ミネベアの業績は好調で、日本の電子部品業界が厳しい立場にあると言われている状態でもあまり影響を受けている様子はありませんでした。ミネベアに関する情報が日系や四季報で取り上げられていることから、いかにミネベアが注目されている企業かをうかがい知ることができます。吸収合併をする大きな素振りがなかったために、ミツミとの統合は話題性がありました。

新たな分野の知識やノウハウを手に入れたことによってミネベアの成長は、さらに加速するだろうと推測することができます。成長幅が大きいため、その分やりがいも大きい状態です。やりがいのある場所での経験を積み、企業を成長させていきたいと考える人にとってミネベアは魅力的な企業だと言えるでしょう。

電子部品業界の動向


電子部品業界は平成20年付近で一時停滞をしていましたが、平成23年からはスマートフォンやテレビなどに使用される電子部品の需要が高まり、景気は好調の状態です。スマートフォンについてはひとまず需要が落ち着いてきたため、今後は需要の高まってきた自動車に注目が集まっています。

自動車はIT化、自動運転化が進んでいく傾向のある分野のため電子部品業界としては売り込んでいく絶好の機会です。まだ実現段階とまではいきませんが、スマートフォンの需要がほぼなくなってしまうより前に、自動車分野における需要が高まると予想されています。また新興国では本格的に自動車の普及が始まっています。しばらく電子部品業界は好調の状態が続くと言えるでしょう。

まとめ

電子部品業界は、近隣の国の技術力上昇も相まって、ただ部品を製造すればいい、という状態ではなくなっているようです。より価値の高い電子部品製造を求められる中で、海外へも進出し、事業拡大にも積極的なミネベアの今後の動向は、目を離せないものとなりそうです。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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