企業研究

協和発酵キリンの平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

協和発酵キリンの年収を知ろう

就活生が医薬品業界の研究や情報収集をする上で、企業の仕事内容や社風などの他に気になるのはやはり給料や年収に関してのことではないでしょうか。就活をしていて、面接などでは実際のところは質問できない内容ですので、自分でまずリサーチすることが必要になります。

協和発酵キリンの年収は企業全体のなかで捉えたときに、どのような位置なのか、また同業界と比較するとどのような体系の違いがあるのか、などを知ることが大切です。就活生がこれからの長い人生の計画をする上で、年収を知って生活設計をしていくことは避けて通れないことと言えるのではないでしょうか。そして、各年代や役職ごとの平均の年収や昇給などについても事前に知っておくことは、入社後の不安も解消することにつながります。ここでは協和発酵キリンの役職ごとの平均年収とシステムについて述べていきましょう。

協和発酵キリンにおける最近の平均年収推移

協和発酵キリンは、医薬を主要事業しながらバイオケミカル分野にも強みを持つ企業です。日本発のグローバル・スペシャリティファーマを目指す当社の年収は、どれくらいなのでしょうか。早速、協和発酵キリンの平均年収や生涯賃金などについて確認していきましょう。

協和発酵キリンとは

正式名称:協和発酵キリン株式会社
所在地:東京都千代田区大手町一丁目9番2号 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
従業員数:4,088人
平均年齢:42歳
平均勤続年数:17.6年
※http://www.kyowa-kirin.co.jp/about_us/index.html
※有価証券報告書を参照

協和発酵キリン株式会社は1949年7月1日に設立されました。親会社はキリンホールディングス株式会社です。また、国内外に40社以上の連結子会社を持っており、協和発酵キリングループというグループに属しています。

近年の平均年収推移

協和発酵キリンの近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 833.0万円
平成27年 821.0万円
平成26年 832.0万円
平成25年 855.0万円
平成24年 851.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

過去5年間の平均年収は、最低821万円〜最高855万円です。平成26年から平成27年にかけて、平均年収が10万円ほど下がっています。しかしながら、平成28年の平均年収は10万円ほど上がっており、平成26年とほぼ同額となっています。

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協和発酵キリンにおける年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 501.6万円 31.3万円 125.7万円
25~29歳 680.2万円 42.5万円 170.5万円
30~34歳 785.0万円 49.0万円 196.8万円
35~39歳 857.8万円 53.6万円 215.0万円
40~44歳 926.1万円 57.8万円 232.1万円
45~49歳 1,003.3万円 62.6万円 251.5万円
50~54歳 1,051.6万円 65.7万円 263.6万円
55~59歳 1,012.8万円 63.2万円 253.9万円
60~64歳 677.9万円 42.3万円 169.9万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

協和発酵キリンの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 31.3万円 125.7万円 501.6万円
23歳 33.6万円 134.7万円 537.4万円
24歳 35.8万円 143.6万円 573.1万円
25歳 38.0万円 152.6万円 608.8万円
26歳 40.2万円 161.6万円 644.5万円
27歳 42.5万円 170.5万円 680.2万円
28歳 43.8万円 175.8万円 701.2万円
29歳 45.1万円 181.0万円 722.1万円
30歳 46.4万円 186.3万円 743.1万円
31歳 47.7万円 191.5万円 764.0万円
32歳 49.0万円 196.8万円 785.0万円
33歳 49.9万円 200.4万円 799.6万円
34歳 50.8万円 204.1万円 814.1万円
35歳 51.7万円 207.7万円 828.7万円
36歳 52.7万円 211.4万円 843.2万円
37歳 53.6万円 215.0万円 857.8万円
38歳 54.4万円 218.4万円 871.4万円
39歳 55.3万円 221.9万円 885.1万円
40歳 56.1万円 225.3万円 898.8万円
41歳 57.0万円 228.7万円 912.5万円
42歳 57.8万円 232.1万円 926.1万円
43歳 58.8万円 236.0万円 941.6万円
44歳 59.8万円 239.9万円 957.0万円
45歳 60.7万円 243.7万円 972.4万円
46歳 61.7万円 247.6万円 987.8万円
47歳 62.6万円 251.5万円 1,003.3万円
48歳 63.3万円 253.9万円 1,013.0万円
49歳 63.9万円 256.3万円 1,022.6万円
50歳 64.5万円 258.8万円 1,032.3万円
51歳 65.1万円 261.2万円 1,042.0万円
52歳 65.7万円 263.6万円 1,051.6万円
53歳 65.2万円 261.7万円 1,043.9万円
54歳 64.7万円 259.7万円 1,036.1万円
55歳 64.2万円 257.8万円 1,028.3万円
56歳 63.7万円 255.8万円 1,020.6万円
57歳 63.2万円 253.9万円 1,012.8万円
58歳 59.1万円 237.1万円 945.8万円
59歳 54.9万円 220.3万円 878.8万円
60歳 50.7万円 203.5万円 811.8万円
61歳 46.5万円 186.7万円 744.9万円
62歳 42.3万円 169.9万円 677.9万円
63歳 33.9万円 135.9万円 542.3万円
64歳 25.4万円 101.9万円 406.7万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

協和発酵キリンの役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,493.3万円
課長 1,168.0万円
係長 889.4万円
20~24歳の一般社員 501.6万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

課長は一般社員の倍額になる

協和発酵キリンの平均年収はここ10年程を見てみると、819万円から855万円の中上昇下降を続けています。ある程度安定して推移していると見てよいのではないでしょうか。年代別の年収の推移を見てみると、ある程度年功序列が保たれています。また役職がつくと給料もアップしますが、目安として課長の年収は一般社員に比べておおよそ倍額になります。

協和発酵キリンの生涯年収(生涯賃金)は2億9715万円です。日本の企業全体から見てみると、データがある上場企業の中で3577社中230位ですので上位に位置する企業と言えるのではないでしょうか。また業界の中では平均年収が56社中の19位、生涯年収が18位ですのでこちらからも上位に位置していると読み解くことができます。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう

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協和発酵キリンの大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 22.3万円
修士了 24.7万円
博士了 28.1万円

※リクナビ2018より参照しています。

MR職、研究職、開発職、コーポレート職の場合、上記のような初任給となっています。それぞれの初任給を比較してみるとみると、大卒と修士課程修了では2.4万円、修士課程修了と博士課程修了では3.4万円の差があります。また、事務職の場合は、大卒で198,000円となっています。

医薬品業界における年収の傾向と生涯賃金

医薬品業界とは

医薬品業界は、医薬品の製造と販売を主要事業として行っている業界です。日本国内では、武田薬品工業やアステラス製薬、第一三共などが名を連ねています。

海外には国内企業の売上高を大きく上回るような企業が多数あり、メガファーマと呼ばれています。ファイザーやノバルティス、ジョンソン&ジョンソンなどが該当します。医薬品の研究や開発には資金が必要なため、大きな企業が優位だとされているようです。

医薬品業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 協和発酵キリン 医薬品業界
20~24歳 501.6万円 476.7万円
25~29歳 680.2万円 595.2万円
30~34歳 785.0万円 682.4万円
35~39歳 857.8万円 731.8万円
40~44歳 926.1万円 798.3万円
45~49歳 1,003.3万円 855.6万円
50~54歳 1,051.6万円 908.9万円
55~59歳 1,012.8万円 882.6万円
60~64歳 677.9万円 611.4万円
生涯賃金 3.75億円 3.27億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

協和発酵キリンの平均年収は、医薬品業界全体の平均と比べて全体的に高くなっています。40代前半では127.8万円の差額があり、40代後半では147.7万円の差額がでる予測です。

協和発酵キリンの年収以外の魅力

就職活動で気になることは年収以外にもたくさんあるのではないでしょうか。仕事のことについては、入社後の研修のシステムや内容がどうなっているのか、また働く上で企業の福利厚生はどのようなものがあるのか、ということも気になります。近年は研修や福利厚生も手薄くなり、より実践的な仕事に時間を割いてほしいという方針の企業も多いようです。

そして福利厚生についても、会社のシステムを利用するよりも、社員各自のライフスタイルが千差万別のために、あえて会社では用意しないという所もあるようです。
ここでは協和発酵キリンの研修の制度についてと、福利厚生のシステムや内容について述べていきますので、企業研究の際の参考にしてみて下さい。

研修制度が充実している

新入社員の研修についてですが、入社してから約半年に渡る研修がびっしりとスケジュールをもとにおこなわれます。一般的な社会人としてのコミュニケーションをとる方法の研修に始まり、医薬品の知識やOJT、各疾病や治療についての知識、自社製品の勉強、プレゼンテーションやロールプレイニングのトレーニングなどと多岐に渡っています。

全体で共通した研修の他に、配属される部署に応じての研修も行われます。技術職は開発に関した研修を行い、新人研修が終了後も3ケ月ごとにフォローアップ研修が行われます。研究職とコーポレートスタッフ職はOJTに多くの時間を割いた研修がおこなわれます。また、入社にてからの人材育のプログラムも豊富で、二年次研修やNHKのプログラムを用いた研修などもあります。その他自己啓発制度もあり充実しています。

福利厚生も手厚い

休暇制度については、年次有給休暇の他にキャリアライフ・デザイン休暇があり年代の節目で連続の休暇を取得することができます。また出産・育児・介護についての制度がとても豊富で、通常の出産・育児休暇の他に、子供が小さい社員には育児短時間勤務も設けています。尚、出産休暇は配偶者にも認められています。その他ベビーシッターの補助や1日2回までの育児のための休息時間の制度もあります。介護についての制度もあり、介護休暇や介護時間短縮勤務など充実しています。

更に一度いろいろな事情で退職せざるを得なかった人のためにリターン雇用制度もあります。また配偶者の海外転勤に伴う最長2年までの休暇制度もあります。その他、社内の一般財形制度や融資制度も数種あり、自社株の持ち株制度もあります。また提携の宿泊施設やスポーツクラブの会員価格での利用、社内のリクリエーション活動への補助制度も整っています。このように協和発酵キリンはかなり充実した福利厚生を設けている企業と言えます。社員の心身の健康を考えた豊富なプランがあるという特徴があります。

まとめ

ここまで協和発酵キリンの平均年収と生涯賃金について確認してきました。医薬品業界の中でも平均年収が全体的に高く、生涯賃金は3.75億円に上るという予測になりました。医薬のみならず、バイオケミカルに強みを持ち、世界ブランドを目指すこの会社。今後の研究・開発が楽しみな企業だといえます。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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