企業研究

NOKの平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

NOKにおける最近の平均年収推移

NOK株式会社は、東京都港区に本社を置く自動車エンジンのオイルシールやパッキン、工業用ゴム、防音・防振製品の製造、販売を手掛ける企業です。

昭和14年、江戸川精機株式会社を設立し、オイルシールの製造を開始しました。昭和35年、ドイツのフロイデンベルグ社と資本提携を締結し、昭和39年以降、国内、米国、台湾、タイ、中国に子会社を設立しました。

そんなNOKの初任給や年収などを、企業が公開している情報を元に調べてみました。

NOKとは

正式名称:NOK株式会社
所在地:東京都港区芝大門1丁目12番15号
従業員数:3,143人
平均年齢:39.7歳
平均勤続年数:17.5年
//www.nok.co.jp/
※有価証券報告書を参照

NOKが製造するオイルシールは、自動車のエンジンやミッションなどを封じる際にオイルが漏れないようにするために使用される部品です。工業用ゴム製品は、耐油性、耐熱性などの条件に耐える合成ゴムを原料に製造しています。その他、エレクトロニクス製品ではフレキシブルサーキットと呼ばれる柔軟性のある回路基板で、携帯端末、パソコン、カメラなどのデジタル機器に使用されています。

近年の平均年収推移

NOKの近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 716.0万円
平成27年 708.0万円
平成26年 715.0万円
平成25年 694.0万円
平成24年 688.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

平成28年の平均年収は716万円です。平成20年に発生したリーマンショックの影響で平均年収は90万円の減収となりました。その後、上昇が続き、平成24年にはリーマンショック前の年収を超え、平成26年には700万円台に推移しています。

シール事業では、自動車向けは国産車・中国の日系車の販売増加、一般産業機械向けは中国を中心に建設機械の需要回復で、販売は好調です。電子部品事業では、自動車向け、スマートフォン向けの需要が増加しているため、今後の年収増加が見込めます。

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NOKにおける年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 399.0万円 24.8万円 101.2万円
25~29歳 591.8万円 36.8万円 150.0万円
30~34歳 691.0万円 43.0万円 175.2万円
35~39歳 746.5万円 46.4万円 189.3万円
40~44歳 794.6万円 49.4万円 201.4万円
45~49歳 873.0万円 54.3万円 221.3万円
50~54歳 925.5万円 57.6万円 234.6万円
55~59歳 866.9万円 53.9万円 219.8万円
60~64歳 555.6万円 34.6万円 140.9万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

NOKの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 24.8万円 101.2万円 399.0万円
23歳 27.2万円 110.9万円 437.6万円
24歳 29.6万円 120.7万円 476.1万円
25歳 32.0万円 130.5万円 514.7万円
26歳 34.4万円 140.3万円 553.2万円
27歳 36.8万円 150.0万円 591.8万円
28歳 38.0万円 155.1万円 611.6万円
29歳 39.3万円 160.1万円 631.5万円
30歳 40.5万円 165.1万円 651.3万円
31歳 41.8万円 170.2万円 671.2万円
32歳 43.0万円 175.2万円 691.0万円
33歳 43.7万円 178.0万円 702.1万円
34歳 44.4万円 180.8万円 713.2万円
35歳 45.1万円 183.6万円 724.3万円
36歳 45.7万円 186.4万円 735.4万円
37歳 46.4万円 189.3万円 746.5万円
38歳 47.0万円 191.7万円 756.1万円
39歳 47.6万円 194.1万円 765.7万円
40歳 48.2万円 196.6万円 775.3万円
41歳 48.8万円 199.0万円 785.0万円
42歳 49.4万円 201.4万円 794.6万円
43歳 50.4万円 205.4万円 810.2万円
44歳 51.4万円 209.4万円 825.9万円
45歳 52.4万円 213.4万円 841.6万円
46歳 53.3万円 217.3万円 857.3万円
47歳 54.3万円 221.3万円 873.0万円
48歳 55.0万円 224.0万円 883.5万円
49歳 55.6万円 226.6万円 894.0万円
50歳 56.3万円 229.3万円 904.5万円
51歳 56.9万円 232.0万円 915.0万円
52歳 57.6万円 234.6万円 925.5万円
53歳 56.8万円 231.7万円 913.8万円
54歳 56.1万円 228.7万円 902.1万円
55歳 55.4万円 225.7万円 890.4万円
56歳 54.7万円 222.8万円 878.6万円
57歳 53.9万円 219.8万円 866.9万円
58歳 50.1万円 204.0万円 804.7万円
59歳 46.2万円 188.2万円 742.4万円
60歳 42.3万円 172.4万円 680.2万円
61歳 38.4万円 156.7万円 617.9万円
62歳 34.6万円 140.9万円 555.6万円
63歳 27.7万円 112.7万円 444.5万円
64歳 20.7万円 84.5万円 333.4万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

NOKの役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,187.8万円
課長 929.0万円
係長 707.5万円
20~24歳の一般社員 399.0万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

NOKの大卒・大学院卒初任給について


※リクナビ2018より参照しています。

学歴 初任給
大卒 21.35万円
修士了 23.15万円

NOKの初任給は、一般企業の平均的な金額です。高専卒は19.70万円です。技術系の職種は研究、開発・製品設計、生産技術、材料技術、品質管理、システム、技術営業があります。事務系の職種は人事・労務、財務・会計、購買、生産管理、営業があります。教育は、新入社員教育、ビジネススキル教育、階層別教育、グローバル人材育成プログラム、オールNOK国際化人材育成制度、国内語学研修制度などがあります。

自動車部品業界における年収の傾向と生涯賃金

自動車部品業界とは

自動車部品業界の景気は、平成19年までは上昇傾向にありましたが、平成20年のリーマンショックの影響で翌年にかけて大幅に下落しました。平成24年までは横ばいが続きましたが、25年以降、北米や欧州市場で需要が増加し、リーマンショック前の水準を超える程になりました。

自動車には数多くの部品が使用され、交換サイクルも様々です。NOKが手掛けるオイルシールは消耗部品であり、交換を怠るとオイルが漏れてくるため、車検の際には交換することが多い部品です。

自動車部品業界の平均年収推移と生涯賃金


年齢 NOK 自動車部品業界
20~24歳 399.0万円 386.2万円
25~29歳 591.8万円 482.3万円
30~34歳 691.0万円 552.9万円
35~39歳 746.5万円 592.9万円
40~44歳 794.6万円 646.8万円
45~49歳 873.0万円 693.2万円
50~54歳 925.5万円 736.4万円
55~59歳 866.9万円 715.1万円
60~64歳 555.6万円 495.3万円
生涯賃金 3.22億円 2.65億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

NOKの平均年収は、自動車部品業界の平均年収を上回っています。平均年収の差額は20~24歳で13万円程度ですが、20代後半以降、50代前半にかけて110~190万円程度上回っています。

年収以外の魅力

NOKは年収以外に、企業としても魅力的な部分を多く持っています。自動車部品業界の中からNOKに就職したいと考えているのであれば、将来自分が就職した後のことを踏まえて、年収や企業としての魅力、ポリシーなどもしっかりと調べた上で就職活動に臨みましょう。

NOKの企業としての魅力や特徴は、オイルシールメーカーとしての高い質を持つ部分や、高機能なFPC(フレキシブルプリントサーキット)製造メーカーとしての技術力にあります。これらの魅力は、長年ひとつの製品に特化した事業展開と製造・研究をおこなってきた企業であるNOKならではです。以下にNOKならではの魅力について、詳しくまとめてみました。

オイルシールメーカーとしての高い質

NOKの魅力のひとつが、シールメーカーとしての高い技術力でしょう。自動車などの乗り物以外にも、家電用品や建設機械などの幅広い機械製品に使用される密封装置であるシール製品に特化した部品製造をおこなっているのが、NOKという企業になります。NOKのシール製品はパッキンからオイルシールと呼ばれる製品まで、さまざまな製品が製造されています。

NOKの前身にあたる企業が設立された1939年から、自社の得意分野に注力する形で技術を伸ばしてきたNOKのシール製品は、国内の機械産業において外すことのできない部品であるとも言えるでしょう。信頼性の高いシール製品を、新しい技術でバージョンアップさせるなどの技術革新も忘れてはいません。

高機能なFPC製造メーカー

NOKの魅力のもうひとつが、FPCメーカーとしての側面です。FPCは柔軟性のある素材でできた回路基板であり、耐久性に優れている基板でもあります。近年ではFPCは電子機器の小型化・軽量化・高密度化において欠かせない物となってきている部品でもあります。NOKは、このFPCの製造においても技術革新をし続けている企業です。

またそれだけに留まらず、高精細・高機能なFPCを製造するための研究も日々重ねられ続けています。FPC製造で得た技術を別の製品製造に活かした事業展開もされています。これらさまざまな事業展開の中でも、特に電子部品やエレクトロニクスの分野において、NOKの製品は重要な部分を担っていると言えるでしょう。

自動車部品業界の動向

NOKの売上高を企業の公開情報から確認した所、2017年は2016年と比較して4.4%減少していることが分かりました。純利益も前年より9.1%減少しており、全体的に収益は下がっているようです。自動車部品業界全体の売上高は上昇傾向にあり、その売上高は自動車業界の影響を受けることが多いです。

その中でも特に影響を及ぼしているのが、トヨタや日産などの大手自動車メーカーと、その系列企業にあたる自動車部品企業になります。大手自動車メーカー傘下の企業がシェアの上位に食い込んでいますが、これらの企業で製造できない専門的な部品を製造している自動車部品メーカーも、同じようにシェア上位に名を連ねていることが多いです。

▼参考サイト

//www.nok.co.jp/ir/material.html

//gyokai-search.com/3-car-buhin.htm

まとめ

ここまでNOKについて調査をしてきました。主に自動車部品を扱っていますが、国内自動車メーカー全社との取引がある強みを持っています。自動車業界の景気、自動車生産台数に影響しますが、消耗部品としての需要にも期待ができます。その他、電子部品事業などの展開業務の売上げも順調に伸びています。NOKは技術向上を図りながら独自性に富んだ部品メーカーになることを目指して邁進する企業です。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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