企業研究

DMG森精機の平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

DMG森精機における最近の平均年収推移

製品を作り出すために材料を加工する必要がありますが、そのために不可欠な工具やそれを作り出すための機械は工作機械と呼ばれます。DMG森精機は、CNC旋盤や複合加工機を中心に製品を加工する工作機械の大手企業です。DMG森精機の平均年収と生涯賃金を見ていきます。

DMG森精機とは

正式名称:DMG森精機株式会社
所在地:名古屋市中村区名駅2丁目35番16号
従業員数:2,075人
平均年齢:39.2歳
平均勤続年数:14.2年
//www.dmgmori.co.jp/top2/
※有価証券報告書を参照

DMG森精機は、1948年に奈良県大和郡山市で繊維機械の製造・販売を開始しました。本社は名古屋にありますが、日本だけでなくアメリカやドイツをはじめ世界各国に拠点を構えています。従業員の平均年齢は39.2歳、平均勤続年数は14.2年となっており、上場企業の平均年齢40.44歳、平均勤続年数14.7年と比較すると若い従業員が多いと考えられます。

近年の平均年収推移

DMG森精機の近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 757.0万円
平成27年 820.0万円
平成26年 758.0万円
平成25年 710.0万円
平成24年 691.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

DMG森精機の過去5年間の年収は最低額が平成24年の691万円、最高額が平成27年の820万円で、その差は129万円となっています。平成24年から平成27年には年収が増加傾向にありましたが、平成28年には前年より63万円の減少となりました。平成27年にはグループ会社であったドイツDMG・MORISEIKIの株式の公開買い付けをおこない、連結会社としたことが関連していると考えられます。

DMG森精機における年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 455.7万円 28.5万円 114.2万円
25~29歳 618.0万円 38.6万円 154.9万円
30~34歳 713.2万円 44.5万円 178.8万円
35~39歳 779.3万円 48.7万円 195.3万円
40~44歳 841.4万円 52.5万円 210.9万円
45~49歳 911.5万円 56.9万円 228.5万円
50~54歳 955.4万円 59.7万円 239.5万円
55~59歳 920.1万円 57.5万円 230.6万円
60~64歳 615.8万円 38.5万円 154.4万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平年収の1歳ごとの推移シミュレーション

DMG森精機の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 28.5万円 114.2万円 455.7万円
23歳 30.5万円 122.4万円 488.2万円
24歳 32.5万円 130.5万円 520.6万円
25歳 34.5万円 138.6万円 553.1万円
26歳 36.6万円 146.8万円 585.5万円
27歳 38.6万円 154.9万円 618.0万円
28歳 39.8万円 159.7万円 637.0万円
29歳 41.0万円 164.4万円 656.1万円
30歳 42.2万円 169.2万円 675.1万円
31歳 43.3万円 174.0万円 694.1万円
32歳 44.5万円 178.8万円 713.2万円
33歳 45.4万円 182.1万円 726.4万円
34歳 46.2万円 185.4万円 739.6万円
35歳 47.0万円 188.7万円 752.8万円
36歳 47.8万円 192.0万円 766.0万円
37歳 48.7万円 195.3万円 779.3万円
38歳 49.4万円 198.4万円 791.7万円
39歳 50.2万円 201.6万円 804.1万円
40歳 51.0万円 204.7万円 816.5万円
41歳 51.8万円 207.8万円 829.0万円
42歳 52.5万円 210.9万円 841.4万円
43歳 53.4万円 214.4万円 855.4万円
44歳 54.3万円 217.9万円 869.4万円
45歳 55.2万円 221.4万円 883.4万円
46歳 56.0万円 225.0万円 897.4万円
47歳 56.9万円 228.5万円 911.5万円
48歳 57.5万円 230.7万円 920.2万円
49歳 58.0万円 232.9万円 929.0万円
50歳 58.6万円 235.1万円 937.8万円
51歳 59.1万円 237.3万円 946.6万円
52歳 59.7万円 239.5万円 955.4万円
53歳 59.2万円 237.7万円 948.3万円
54歳 58.8万円 235.9万円 941.3万円
55歳 58.3万円 234.2万円 934.2万円
56歳 57.9万円 232.4万円 927.2万円
57歳 57.5万円 230.6万円 920.1万円
58歳 53.7万円 215.4万円 859.2万円
59歳 49.9万円 200.1万円 798.4万円
60歳 46.1万円 184.9万円 737.5万円
61歳 42.3万円 169.6万円 676.7万円
62歳 38.5万円 154.4万円 615.8万円
63歳 30.8万円 123.5万円 492.7万円
64歳 23.1万円 92.6万円 369.5万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

DMG森精機の役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,356.6万円
課長 1,061.1万円
係長 808.0万円
20~24歳の一般社員 455.7万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

DMG森精機の大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 21.84万円
修士了 23.47万円
博士了 31.62万円

※リクナビ2018より参照しています。

DMG森精機の初任給は、大卒で21.84万円、修士了で23.47万円、博士了で31.62万円と高い水準であることがわかります。博士了では、専門的な知識を必要とする技術系の職種に就くことが予想されます。

電機・家電大手業界における年収の傾向と生涯賃金

電機・家電大手業界とは

工作機械の世界市場規模は年間5〜6兆円で、その中でも日本メーカーが世界の約30%の生産量を占めています。世界の工場で製品を生み出している、工作機械の3台に1台が日本製です。電機・家電大手業界としては、日立製作所や三菱電機が売り上げ上位となっています。工作機械ではファナック、マキタ、安川電機に続き、DMG森精機は第4位の売り上げです。工作機械業界は、製造業の設備投資の動向に比例する傾向があり、自動車、航空機、電子部品といった製造業の動向が、工作機械メーカーの売り上げと大きく関係しています。

電機・家電大手業界の平均年収推移と生涯賃金


年齢 DMG森精機 電機・家電大手業界
20~24歳 455.7万円 451.1万円
25~29歳 618.0万円 563.3万円
30~34歳 713.2万円 645.8万円
35~39歳 779.3万円 692.5万円
40~44歳 841.4万円 755.5万円
45~49歳 911.5万円 809.7万円
50~54歳 955.4万円 860.2万円
55~59歳 920.1万円 835.2万円
60~64歳 615.8万円 578.6万円
生涯賃金 3.41億円 3.10億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

DMG森精機の年収はどの年代においても業界平均より高いと予測されます。予測シミュレーションにおいては20代前半で4.6万円ほどの差でしたが、20代後半には54.7万円の差があり、その後も高い水準を保っています。

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まとめ

移動する、通信する、健康に暮らすなどの生活に、工作機械は欠かせません。自動車やペットボトルなども工作機械によって作り出されています。DMG森精機は世界ナンバーワンの工作機械メーカーとしてグローバル展開にも力を入れており、今後も更なる成長が期待されている企業です。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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