高砂熱学工業における最近の平均年収推移
高砂熱学工業株式会社は、東京都新宿区に本社を置き、ビル・工場・施設などの空調設備を中心とした総合的システムエンジニアリング企業です。
大正12年、高砂煖房工事株式会社を創立し、暖房工事事業を始めました。その後、京都電灯本社に初の大規模なヒートポンプ方式を採用した全館冷暖房設備の施工をはじめ、世界貿易センタービル、新国立劇場、国立新美術館、東京ドーム、京都駅、新宿副都心などの大空間空調や世界最大地域の冷暖房快適空調など高品質空調を手掛けたことで、施工実績は業界トップを誇ります。
そんな高砂熱学工業の初任給や年収などを、企業が公開している情報を元に調べてみました。
高砂熱学工業とは
正式名称: 高砂熱学工業株式会社
所在地:東京都新宿区新宿六丁目27番30号
従業員数:1,950人
平均年齢:42.5歳
平均勤続年数:17.8年
※//www.tte-net.com/
※有価証券報告書を参照
高砂熱学工業はビル、バイオ・製薬・医療施設、工場、クリーンルームなどの空調設備を手掛けています。高砂熱学工業には最適運転制御システム、フロア統合コントロールシステム、フラッシング排水レスシステム、高層建物用配管応力解析システムなどがあります。
近年の平均年収推移
高砂熱学工業の近年の平均年収の推移を調べてみました。
年度 | 平均年収 |
平成28年 | 821.0万円 |
平成27年 | 829.0万円 |
平成26年 | 804.0万円 |
平成25年 | 780.0万円 |
平成24年 | 745.0万円 |
※有価証券報告書を参照しています。
平成28年の平均年収は821万円です。平成20年に発生したリーマンショックの影響で24年にかけて落ち込みが続き、リーマンショック前と比較すると130万円の減額となりました。その後、景気の回復と共に平均年収は上昇が続いています。
高砂熱学工業における年齢別平均年収
各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。
平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション
各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。
年齢 | 年収 | 月給 | ボーナス |
20~24歳 | 509.0万円 | 33.8万円 | 103.2万円 |
25~29歳 | 669.9万円 | 44.5万円 | 135.8万円 |
30~34歳 | 775.7万円 | 51.5万円 | 157.2万円 |
35~39歳 | 824.7万円 | 54.8万円 | 167.2万円 |
40~44歳 | 915.8万円 | 60.8万円 | 185.6万円 |
45~49歳 | 975.7万円 | 64.8万円 | 197.8万円 |
50~54歳 | 1,016.2万円 | 67.5万円 | 206.0万円 |
55~59歳 | 982.4万円 | 65.3万円 | 199.1万円 |
60~64歳 | 723.3万円 | 48.1万円 | 146.6万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション
高砂熱学工業の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。
年齢 | 月給 | ボーナス | 平均年収 |
22歳 | 33.8万円 | 103.2万円 | 509.0万円 |
23歳 | 36.0万円 | 109.7万円 | 541.1万円 |
24歳 | 38.1万円 | 116.2万円 | 573.3万円 |
25歳 | 40.2万円 | 122.7万円 | 605.5万円 |
26歳 | 42.4万円 | 129.3万円 | 637.7万円 |
27歳 | 44.5万円 | 135.8万円 | 669.9万円 |
28歳 | 45.9万円 | 140.1万円 | 691.0万円 |
29歳 | 47.3万円 | 144.4万円 | 712.2万円 |
30歳 | 48.7万円 | 148.7万円 | 733.4万円 |
31歳 | 50.1万円 | 152.9万円 | 754.5万円 |
32歳 | 51.5万円 | 157.2万円 | 775.7万円 |
33歳 | 52.2万円 | 159.2万円 | 785.5万円 |
34歳 | 52.8万円 | 161.2万円 | 795.3万円 |
35歳 | 53.5万円 | 163.2万円 | 805.1万円 |
36歳 | 54.1万円 | 165.2万円 | 814.9万円 |
37歳 | 54.8万円 | 167.2万円 | 824.7万円 |
38歳 | 56.0万円 | 170.9万円 | 842.9万円 |
39歳 | 57.2万円 | 174.6万円 | 861.1万円 |
40歳 | 58.4万円 | 178.2万円 | 879.3万円 |
41歳 | 59.6万円 | 181.9万円 | 897.5万円 |
42歳 | 60.8万円 | 185.6万円 | 915.8万円 |
43歳 | 61.6万円 | 188.1万円 | 927.7万円 |
44歳 | 62.4万円 | 190.5万円 | 939.7万円 |
45歳 | 63.2万円 | 192.9万円 | 951.7万円 |
46歳 | 64.0万円 | 195.3万円 | 963.7万円 |
47歳 | 64.8万円 | 197.8万円 | 975.7万円 |
48歳 | 65.4万円 | 199.4万円 | 983.8万円 |
49歳 | 65.9万円 | 201.1万円 | 991.9万円 |
50歳 | 66.4万円 | 202.7万円 | 1,000.0万円 |
51歳 | 67.0万円 | 204.4万円 | 1,008.1万円 |
52歳 | 67.5万円 | 206.0万円 | 1,016.2万円 |
53歳 | 67.1万円 | 204.6万円 | 1,009.5万円 |
54歳 | 66.6万円 | 203.3万円 | 1,002.7万円 |
55歳 | 66.2万円 | 201.9万円 | 995.9万円 |
56歳 | 65.7万円 | 200.5万円 | 989.2万円 |
57歳 | 65.3万円 | 199.1万円 | 982.4万円 |
58歳 | 61.8万円 | 188.6万円 | 930.6万円 |
59歳 | 58.4万円 | 178.1万円 | 878.8万円 |
60歳 | 54.9万円 | 167.6万円 | 826.9万円 |
61歳 | 51.5万円 | 157.1万円 | 775.1万円 |
62歳 | 48.1万円 | 146.6万円 | 723.3万円 |
63歳 | 38.4万円 | 117.3万円 | 578.6万円 |
64歳 | 28.8万円 | 88.0万円 | 434.0万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
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高砂熱学工業の役職者の年収
役職者の年収について
役職 | 平均年収 |
部長 | 1,515.1万円 |
課長 | 1,185.0万円 |
係長 | 902.4万円 |
20~24歳の一般社員 | 509.0万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
高砂熱学工業の大卒・大学院卒初任給について
学歴 | 初任給 |
大卒 | 22万円 |
修士了 | 23.2万円 |
※リクナビ2018より参照しています。
高砂熱学工業の初任給は、一般企業の平均よりもやや高額で、高専卒は208,000円です。
技術系の職種には施工管理、設計、研究開発があり、事務系の職種には営業、経理、総務、人事、企画、情報システムがあります。
教育制度は、OJTを基本に実践的で多角的な教育システムが整備され、入社時から定年退職時までの階層を対象とした研修体系があります。
建設業界における年収の傾向と生涯賃金
建設業界とは
建設業界の景気は平成20年までは横ばいが続いていました。その後、サブプライムローンの影響、住宅建物や公共工事の需要減少、建設資材の高騰などで22年にかけて大幅に落ち込みました。23年以降、東日本大震災による復興需要、民間設備投資増加で景気は回復に向かい、上昇を続けています。
最近では首都圏を中心にビル、マンション、商業施設の建設需要が高まり、今後、東京オリンピックに向けたインフラ整備で更に景気が高まることが予想されます。
建設業界の平均年収推移と生涯賃金
年齢 | 高砂熱学工業 | 建設業界 |
20~24歳 | 509.0万円 | 439.1万円 |
25~29歳 | 669.9万円 | 519.3万円 |
30~34歳 | 775.7万円 | 599.4万円 |
35~39歳 | 824.7万円 | 607.3万円 |
40~44歳 | 915.8万円 | 702.2万円 |
45~49歳 | 975.7万円 | 727.3万円 |
50~54歳 | 1,016.2万円 | 762.9万円 |
55~59歳 | 982.4万円 | 746.8万円 |
60~64歳 | 723.3万円 | 619.7万円 |
生涯賃金 | 3.70億円 | 2.86億円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
高砂熱学工業は建設業界の平均年収と比較すると、大幅に上回っています。業界平均との差額は20~24歳で70万円程度ですが、20代後半以降、150〜250万円以上の開きがあり、50代前半をピークに年齢と共に差額が広がっています。
まとめ
高砂熱学工業は、エアコンのない創業当時から空調設備一筋に事業を拡大してきました。その結果、大規模な建物、施設の質の高い空調を提供することで、人々が快適に過ごすことができるようになりました。都市部の再開発で公共投資や民間設備投資が得られるため、建設需要が高まることで空調設備も増加します。高砂熱学工業は脱炭素社会へ向けた技術研究を進め、世界への貢献を目指す企業です。
※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。