企業研究

住友林業の平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

住友林業における最近の平均年収推移

住友林業は、木造建築を強みとしている住宅メーカーです。テレビCMや広告などでオリジナルキャラクター「きこりん」を見たことがある方も多いのではないでしょうか。企業名に林業とあるように、広大な社有林を所有している住友林業。そんな住友林業の気になる平均年収や、生涯賃金について確認していきましょう。

住友林業とは

正式名称:住友林業株式会社
所在地:東京都千代田区大手町一丁目3番2号(経団連会館)
従業員数:4,485人
平均年齢:41.8歳
平均勤続年数:14.8年
//sfc.jp/
※有価証券報告書を参照

住友林業の平均年齢と平均勤続年数は、上場企業の平均を少し上回る数値となっており、安定した土台があるようです。そもそも住友林業の歴史は長く、創業は1691年までさかのぼります。住友系の林業経営をルーツとし、現在では資源環境事業や木材建材事業、緑化事業など、「木」を活かした事業を数多く展開しています。

近年の平均年収推移

住友林業の近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 852.0万円
平成27年 848.0万円
平成26年 834.0万円
平成25年 837.0万円
平成24年 817.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

過去5年においての住友林業の平均年収は、最低817万円〜最高852万円となっています。平成25年から平成26年にかけての平均年収は3万円ほど減少していますが、平成27年には14万円増加、平成28年にはさらに4万円増加しています。

住友林業における年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 494.9万円 33.0万円 99.1万円
25~29歳 694.5万円 46.3万円 139.1万円
30~34歳 821.6万円 54.7万円 164.6万円
35~39歳 926.0万円 61.7万円 185.5万円
40~44歳 1,010.1万円 67.3万円 202.4万円
45~49歳 1,022.1万円 68.1万円 204.8万円
50~54歳 1,050.1万円 70.0万円 210.4万円
55~59歳 944.0万円 62.9万円 189.1万円
60~64歳 703.2万円 46.9万円 140.9万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

住友林業の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 33.0万円 99.1万円 494.9万円
23歳 35.6万円 107.1万円 534.8万円
24歳 38.3万円 115.1万円 574.7万円
25歳 41.0万円 123.1万円 614.6万円
26歳 43.6万円 131.1万円 654.6万円
27歳 46.3万円 139.1万円 694.5万円
28歳 48.0万円 144.2万円 719.9万円
29歳 49.7万円 149.3万円 745.3万円
30歳 51.4万円 154.4万円 770.7万円
31歳 53.1万円 159.5万円 796.2万円
32歳 54.7万円 164.6万円 821.6万円
33歳 56.1万円 168.8万円 842.5万円
34歳 57.5万円 173.0万円 863.4万円
35歳 58.9万円 177.1万円 884.2万円
36歳 60.3万円 181.3万円 905.1万円
37歳 61.7万円 185.5万円 926.0万円
38歳 62.8万円 188.9万円 942.8万円
39歳 64.0万円 192.3万円 959.7万円
40歳 65.1万円 195.6万円 976.5万円
41歳 66.2万円 199.0万円 993.3万円
42歳 67.3万円 202.4万円 1,010.1万円
43歳 67.5万円 202.8万円 1,012.5万円
44歳 67.6万円 203.3万円 1,014.9万円
45歳 67.8万円 203.8万円 1,017.3万円
46歳 68.0万円 204.3万円 1,019.7万円
47歳 68.1万円 204.8万円 1,022.1万円
48歳 68.5万円 205.9万円 1,027.7万円
49歳 68.9万円 207.0万円 1,033.3万円
50歳 69.2万円 208.1万円 1,038.9万円
51歳 69.6万円 209.3万円 1,044.5万円
52歳 70.0万円 210.4万円 1,050.1万円
53歳 68.6万円 206.1万円 1,028.9万円
54歳 67.1万円 201.9万円 1,007.7万円
55歳 65.7万円 197.6万円 986.5万円
56歳 64.3万円 193.4万円 965.3万円
57歳 62.9万円 189.1万円 944.0万円
58歳 59.7万円 179.5万円 895.9万円
59歳 56.5万円 169.8万円 847.7万円
60歳 53.3万円 160.2万円 799.5万円
61歳 50.1万円 150.5万円 751.4万円
62歳 46.9万円 140.9万円 703.2万円
63歳 37.5万円 112.7万円 562.6万円
64歳 28.1万円 84.5万円 421.9万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

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住友林業の役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,473.3万円
課長 1,152.3万円
係長 877.5万円
20~24歳の一般社員 494.9万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

住友林業の大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 21.3万円
修士了 22.7万円

※企業HPより参照しています。

総合職採用の場合、表の通りの初任給となっています。企業HPによると、総合職の初任給には20.5時間分の残業代が含まれており、超過分は別途支給されます。

また、一般事務職での採用もあり、大卒の初任給は16.8万円〜19.3万円となっています。こちらの場合、10.25時間分の残業代が含まれているようです。

不動産・住宅・マンション業界における年収の傾向と生涯賃金

不動産・住宅・マンション業界とは

不動産・住宅・マンション業界とは、その名の通り不動産・住宅・マンションに関わる業界のことを指します。住友林業が住宅・不動産事業を主力としていることからも分かるように、業界の切り分けは容易ではありません。

住友林業の事業展開から住宅業界に着目してみると、そのシェア上位は、大和ハウス工業・積水ハウス・飯田グループHD・住友林業と続いています。住宅業界の業界規模はおよそ10兆円と大きく、住友林業は良い位置につけているといえるでしょう。

不動産・住宅・マンション業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 住友林業
不動産・住宅・マンション業界
20~24歳 494.9万円 407.8万円
25~29歳 694.5万円 542.6万円
30~34歳 821.6万円 653.5万円
35~39歳 926.0万円 745.5万円
40~44歳 1,010.1万円 828.5万円
45~49歳 1,022.1万円 776.5万円
50~54歳 1,050.1万円 791.7万円
55~59歳 944.0万円 664.1万円
60~64歳 703.2万円 574.8万円
生涯賃金 3.83億円 2.99億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

住友林業の平均年収は、業界全体の平均と比較して全体的に高い予測となっています。30〜34歳では約168万円、40?44歳では約182万円もの差額が生じる予測です。また、業界全体の平均と比較すると、生涯賃金でも住友林業のほうが8,400万円も高いシミュレーション結果となりました。

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年収以外の魅力

住友林業ホームテックの職場の雰囲気の特徴として、堅実な社風で業績を伸ばしています。口コミからは職場の人間関係も比較的よく、互いを承認し称賛するという社員が多く、仕事を通じて得られる達成感もあり、仕事での成長を感じられる企業と評価されています。

また新人にも責任や権限のある仕事を任せることもあり、会社への貢献を実感できます。教育研修などの機会は豊富にありますが、それを活かして成長するかどうかは本人次第です。キャリアアップを目指すには、自分自身で資格を取得し業績をあげるという点も必要です。

職場の環境は、リフォーム会社という一面もあり大変きれいで、植物がフロアには置いてあり、落ち着いた環境となっています。有休や育児休暇もとりやすく年間で122日休暇が取れます。

魅力�@仕事を通じての成長

大型リフォームの仕事の経験や、建物の耐震構造の検討をするような仕事をすることも可能です。またブランド力で木造から非木造までVIP層からの依頼も比較的多く、さまざまな経験を積むことができます。成果があがればより多くの仕事を任されます。

研修は実際の現場から学ぶというスタイルのものが多く、実務に活かしやすいです。仕事に必要な建築関係などの法規上の規制や社内規定などがパソコンでいつでも検索できますし、上司も教えてくれる雰囲気ですので安心できます。

依頼物件がさまざまなので、内容に関して役所に確認に行ったり、法例などを調べたりすることもあり、実務的な面での幅も広がります。客層もさまざまで、VIP層の接客などの経験も可能です。顧客に信頼され満足していただけるという達成感を味わうことができる職場です。

魅力�A 勤務時間や休暇の充実

担当業務にもよりますが、それほどストレスの多い業務は少なく、勤務時間としても自分の仕事の進捗次第で切り上げることもできます。そのため残業をしなければいけないということはほとんどありません。

お客様対応もあり、土日は出勤で火水が定休日となることがありますが、月によってはそれほど繁忙でもない時には休みたい時に有休もとれます。比較的スケジュールの調整などもしやすい職場です。

また1年のうちにリフレッシュ休暇として、連続して5日間ほどの休暇が、通常取れる休日以外にも設けられています。定例の毎月の休みなどと一緒にすると連休として9日間休むこともできますので長期の海外旅行などにも可能です。

建設・土木業界の動向

建設・土木業界では、2020年の東京オリンピックなどに関連した大型開発が相次ぎ、ゼネコンを中心として盛況な状態が続いています。特に大手のゼネコンでは、ここ数年連結決算などにおいても過去最高益となっています。

理由としては、資材価格が落ち着いてきたこと、受注工事での利益率改善が進んだことが要因と言えるでしょう。その他のゼネコンでも物流施設やマンションなどでの受注が増加し、業績としては好調です。

2020年以後も災害復旧工事や観光関連のインフラ整備、老朽しているインフラの更新があり、仕事が枯渇するという心配はすぐには現れません。またリフォーム需要や賃貸住宅のリノベーションとオフィスビルの再開発に伴う解体工事なども受注がある見込みです。

まとめ

住友林業の平均年収と生涯賃金について紹介してきました。結果として、業界全体の平均を大きく上回る予測となりました。創業からの長い歴史において、林業のノウハウを活かし事業を進めてきた住友林業。今後の事業展開にも期待ができそうです。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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