企業研究

タマホームの平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

タマホームに就職するには?


大手企業であるタマホームに就職を考えている人は、まず、タマホームについて知ることが必要となるでしょう。知るといってもさまざまな方法があります。例えば、どのような企業であるのかを外見から知るために、公式HPで検索をしたり、企業情報紙などで収集する方法もあります。その他にも内面を知ることもとても重要となっていて、企業説明会に参加をしたり、インターンシップに参加をするなどが挙げられます。

また、就職してから「こんなはずではなかった」とならないためにも、平均年収や年齢別、役職別のシュミレーション、初任給などを知っておくと良いでしょう。就職を考えている人や気になっている人は必見です。タマホームに就職するにはどのようなことを知り、注意するかをみていきましょう。

タマホームにおける最近の平均年収推移

「より良いものをより安く提供することにより社会に貢献する」を企業理念としているタマホーム。その理念の通り、コスト削減の徹底により高品質の住宅を安く販売しています。そんなタマホームについて簡単な企業紹介、年収分析をおこないます。まずは会社概要を紹介します。

タマホームとは

正式名称:タマホーム株式会社
所在地:東京都港区高輪3丁目22番9号 タマホーム本社ビル
従業員数:2,948人
平均年齢:38.4歳
平均勤続年数:5.9年
//www.tamahome.jp/
※有価証券報告書を参照

タマホームの正式名称はタマホーム株式会社で、本社を東京に構えています。従業員数は3,000人弱とかなり大きな規模の会社であることがわかります。平均年齢は38.4歳、平均勤続年数は5.9年と出ており、上場企業平均(40.44歳・14.7年)と比べると、平均年齢はさほど変わりありませんが、平均勤続年数は大幅に平均を下回っています。

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近年の平均年収推移

タマホームの近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 636.0万円
平成27年 595.0万円
平成26年 551.0万円
平成25年 634.0万円
平成24年 674.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

上記は、過去5年におけるタマホームの平均年収の推移表とグラフです。平成24年から平成26年にかけて毎年大きく減少しているのがわかります。その後は持ち直し、平成27年・平成28年においては連続で大きく増加しているのが読み取れます。

タマホームにおける年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 369.6万円 24.6万円 74.0万円
25~29歳 518.6万円 34.6万円 103.9万円
30~34歳 613.5万円 40.9万円 122.9万円
35~39歳 691.5万円 46.1万円 138.5万円
40~44歳 754.3万円 50.3万円 151.1万円
45~49歳 763.3万円 50.9万円 152.9万円
50~54歳 784.1万円 52.3万円 157.1万円
55~59歳 705.0万円 47.0万円 141.2万円
60~64歳 525.1万円 35.0万円 105.2万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

タマホームの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 24.6万円 74.0万円 369.6万円
23歳 26.6万円 80.0万円 399.4万円
24歳 28.6万円 86.0万円 429.2万円
25歳 30.6万円 91.9万円 459.0万円
26歳 32.6万円 97.9万円 488.8万円
27歳 34.6万円 103.9万円 518.6万円
28歳 35.8万円 107.7万円 537.6万円
29歳 37.1万円 111.5万円 556.6万円
30歳 38.4万円 115.3万円 575.5万円
31歳 39.6万円 119.1万円 594.5万円
32歳 40.9万円 122.9万円 613.5万円
33歳 41.9万円 126.0万円 629.1万円
34歳 43.0万円 129.2万円 644.7万円
35歳 44.0万円 132.3万円 660.3万円
36歳 45.0万円 135.4万円 675.9万円
37歳 46.1万円 138.5万円 691.5万円
38歳 46.9万円 141.0万円 704.1万円
39歳 47.8万円 143.6万円 716.6万円
40歳 48.6万円 146.1万円 729.2万円
41歳 49.4万円 148.6万円 741.7万円
42歳 50.3万円 151.1万円 754.3万円
43歳 50.4万円 151.5万円 756.1万円
44歳 50.5万円 151.8万円 757.9万円
45歳 50.6万円 152.2万円 759.7万円
46歳 50.7万円 152.5万円 761.5万円
47歳 50.9万円 152.9万円 763.3万円
48歳 51.1万円 153.7万円 767.4万円
49歳 51.4万円 154.6万円 771.6万円
50歳 51.7万円 155.4万円 775.8万円
51歳 52.0万円 156.3万円 780.0万円
52歳 52.3万円 157.1万円 784.1万円
53歳 51.2万円 153.9万円 768.3万円
54歳 50.1万円 150.7万円 752.5万円
55歳 49.1万円 147.6万円 736.6万円
56歳 48.0万円 144.4万円 720.8万円
57歳 47.0万円 141.2万円 705.0万円
58歳 44.6万円 134.0万円 669.0万円
59歳 42.2万円 126.8万円 633.0万円
60歳 39.8万円 119.6万円 597.0万円
61歳 37.4万円 112.4万円 561.1万円
62歳 35.0万円 105.2万円 525.1万円
63歳 28.0万円 84.2万円 420.1万円
64歳 21.0万円 63.1万円 315.1万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

タマホームの役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,100.2万円
課長 860.5万円
係長 655.3万円
20~24歳の一般社員 369.6万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

タマホームの大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 17.9万円
修士了 18.9万円

※リクナビ2018より参照しています。

平成28年賃金構造基本統計調査(初任給)によると、大卒者の平均初任給が約20万円、大学院卒者の場合が約23万円ですから、タマホームの初任給は低めの水準になります。しかし、通勤交通費・住宅手当・時間外労働手当・資格保有手当・営業手当(2年目以降、営業職に20時間分の時間外手当を支給)・技術手当(2年目以降、技術職に20時間分の時間外手当を支給)など、各種手当は充実しているようです。

不動産・住宅・マンション業界における年収の傾向と生涯賃金

不動産・住宅・マンション業界とは

不動産・住宅・マンション業界とは、その名の通り土地や建物に関わる業界のことをいいます。不動産を管理する不動産管理業、マンション・ビルなどの開発を手がけるデベロッパー、注文・建売住宅を取り扱うハウスメーカーなどその業種は多岐にわたります。タマホームの属するハウスメーカーでは、近年リフォーム部門を強化するなど中古市場を活発にする動きを見せている企業が多いのが特徴です。

不動産・住宅・マンション業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 タマホーム
不動産・住宅・マンション業界
20~24歳 369.6万円 407.8万円
25~29歳 518.6万円 542.6万円
30~34歳 613.5万円 653.5万円
35~39歳 691.5万円 745.5万円
40~44歳 754.3万円 828.5万円
45~49歳 763.3万円 776.5万円
50~54歳 784.1万円 791.7万円
55~59歳 705.0万円 664.1万円
60~64歳 525.1万円 574.8万円
生涯賃金 2.86億円 2.99億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

上記はタマホームにおける平均年収と、不動産・住宅・マンション業界全体の平均年収とを比べたシミュレーション結果になります。全体をみると業界平均の方がタマホームを上回っている印象を持ちます。しかし、55~59歳においては平均を約40万円ほど上回っています。

タマホームに就職するために必要なこと

タマホームに就職したいと考えている人は、どのような対策が必要なのでしょうか。もちろん就職までにはさまざまな関門があり、それらをすべてクリアしていった人だけが、就職を手にすることができます。その関門にはもちろん履歴書を書いたり、エントリーシートを提出するだけではなく、面接や筆記試験などが待ち受けています。こちらでは、タマホームに就職するために必要なこと、事前にしておくべきことを紹介していきますので見ていきましょう。

求められる人物像について知る

まず企業が求めている人物像を知っておくのはとても大切なことです。求められる人物像は、企業HPや採用ページ、リクルート専門のHPなどに記載されていることが多いでしょう。これらは社員だけではなく、入社をしたいと希望している学生は当然知っているものであるという認識になっているため、事前に知っておく必要があります。求められる人物像と考えが違っているようでしたら、就職してもうまくいかない原因の一つになるので、知っておくことは重要です。

その他にも、面接時によくある質問として、「求められる人物像についてどのように思われましたか。」と聞かれるということです。これは、どのように感じたか聞きたい場合と、企業について知ろうとしているかということを図っているということもありますので、必ず抜け落ちないようにしておきましょう。

企業研究を怠らない

就職する前に企業研究をすることは、とても重要なことであるといえます。企業は面接をする際に、学力、受け答え、対応力を見ることはもちろんのことですが、それ以外にも、どのくらい企業に入りたいと思っているのか、企業に就職するためにどのくらい努力し、どのくらい研究しているかを見て、就活生の本気度を測ることが多いためです。企業研究を具体的にどのようにしたらよいのかわからない人は、まず初めに業界研究から始めると良いでしょう。

業界自体の傾向や仕組みなどを知ったうえで、自分が就職したい企業の考え、方針、目標を知ることで、より一層その企業を知ることが出来ます。業界研究、企業研究と知ることは就活において非常に重要であるということを覚えておいてください。

インターンシップに参加する

就職活動の先駆けとして、インターンシップの募集をしている企業は少なくはありません。インターンシップは短期と長期によっても、趣旨や内容は異なりますが、企業の外見だけではなく、実際に働いている社員に会うことができるため、社風や実際の声を聴くことで内見を知ることができます。

インターンシップに参加をすると就活に有利になるといった場合もありますが、必ずしも就活の良い方向に反映されるとは限りません。しかし、面接の時などに、インターンの経験を話すことができるため、自分にとっての強みになることは間違いないでしょう。タマホームに就職したいと考えている人は、インターンシップにエントリーしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

タマホームにおける年収分析をおこなってきました。タマホームにおける戸建て販売棟数は、大手とほとんど同じ水準で非常に高いのですが、上のシミュレーションの結果によると社員の収入はそこまで高いわけではありません。コスト削減によって低価格で高品質の住宅を取り扱っているので、なかなか売り上げが社員の報酬にまで回ってこないのかもしれません。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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