履歴書

【就活の履歴書サイズの選び方】就活の基本を詳しく紹介!

履歴書で失敗しないために知っておくべきこと

「履歴書は文房具屋で、たまたま目についたものを購入すればいい」「履歴書の書き方よりも、志望動機など内容重視の方がいいに決まっている」そんな風に考えている就活生もいらっしゃるのではないでしょうか。

スーツのボタンの留め方、髪の毛や靴下の色、電話・メールでの言葉遣い、面接での立ち振る舞いなどと同様に、履歴書にもマナーやルールが存在しています。そして、選び方・書き方ひとつで、志望する企業への内定に大きく影響すると考えてよいでしょう。

そこで本記事では、意外と知られていない就活に欠かせない履歴書の選び方やサイズ、簡単なマナーなどをご紹介していきます。ライバルたちとの差別化を図り、内定を勝ち取るために、ぜひお役立てください。

履歴書の選び方

履歴書の選び方の画像

そもそも履歴書にどんなサイズがあるのか、さまざまな種類のものが販売されているけれども、違いがわからないという方も、たくさんいらっしゃるでしょう。確かに履歴書は、販売メーカーによってデザインが異なり、いくつかのタイプがあることは事実です。

しかし、それぞれの違いを把握することは、それほど難しいことではありません。大切なのは、自分自身の長所をアピールできるようなタイプの履歴書の選び方です。どのように選べばいいのか、具体的にみていきましょう。

履歴書のサイズはA4とB5の二種類

サイズに関しては、A4(A3二つ折り)とB5(B4二つ折り)以外にありませんので、どちらかを選ぶことになります。企業によっては、大きさを指定してくることもありますので、その際は、指示通りのサイズをお選びください。特に決まりがない場合は、どちらの大きさでも構いません。

とはいえ、A4サイズを選ぶ就活生の方が多く、A4を選択するのは約6割、B5は約4割程度の比率です。どちらにもメリットがあり、A4サイズの場合は、B5よりも文字が見やすく、書類の多くがA4サイズのため、フォーマルだと言えるでしょう。一方、A4よりも小さなB5サイズは、カバンに入れやすい大きさで、かつてはこちらの方が主流でしたので、馴染み深く記載しやすいケースも考えられます。

自分に合った履歴書を選ぶ

先ほども少し触れましたが、販売メーカーによって、履歴書のデザインは異なります。具体的には、履歴書内の「志望動機」「自己PR」といった欄や項目の面積が大きく違います。そのため、個々人のキャラクター(特性)に合わせて、選択する方が「正しい履歴書の選び方」となるでしょう。

例えば、「簿記」「TOEIC」といった就活に有利な資格だけではなく、ほとんど資格を有していない場合は、資格欄の小さな履歴書を選択すべきです。別の項目や欄で、自身を強くアピールしていきましょう。

「留学していて語学が得意」「サッカーで全国大会優勝」など、アドバンテージとなりうる特技を持っている場合は、もちろん特技欄の大きい履歴書を選び、思う存分、自己アピールすべきです。

大学指定の履歴書もオススメ

学校指定の履歴書が存在していることを、ご存じでしょうか。コンビニや文房具屋で販売されている履歴書は、基本的にはアルバイト・パートや転職用のもので、新卒の就活生では使いにくい可能性も大いにあります。

一方、大学が指定する履歴書は、就活生のために作られたもので、自己アピールしやすいデザインと言えるでしょう。紙質にもこだわりを持ち、ほかにも学生たちの内定を後押しするような工夫がさまざまあり、マストアイテムといっても過言ではありません。

また、そうした履歴書だからこそ、志望する企業からの印象もぐっと上がります。それに加え、大学内で販売されているため、学生の財布に優しい値段になっていることもメリットです。

手書き作成かパソコン作成か

履歴書を作成する際、手書きにすべきか、あるいはパソコンで入力すべき、頭を悩ませることもあるでしょう。結論としては、志望する企業によって、使い分けることが最善策です。

さまざまなものが「紙」から「デジタル」に移行している世の中とはいえ、履歴書の書き方もそうであるとは、断言できません。もちろん、各々にメリット・デメリットは存在していますが、何を良しとするかは、すべて企業側が決めることです。具体的にみていきましょう。

パソコンは少数派

今の時代に意外と思われるかもしれませんが、パソコンを使った履歴書作成は、定着しているとは言えません。「履歴書は手書き」という慣例は、まだまだ根強く残っています。なぜそうなのかと言えば、手書きの場合、「筆跡診断」のように、文字から就活生の人柄・性格などを判断できる可能性があるからです。人柄重視の採用をしている企業にとって、パソコン作成を許容できるとは限りません。

いずれにせよ、企業から特に指定がなければ、手書きで履歴を作成する方が望ましいでしょう。「時間がかかる」「修正がきかない」といったデメリットはあるものの、どの学生よりも細かく丁寧に作成した履歴書は、内定を勝ち取るための大きな武器になる可能性を秘めています。

IT系や外資系企業はパソコン作成を選ぶ

「迷ったら手書き」とご紹介しましたが、一部の企業では、「手書きNG」のケースもあります。それは、IT系(主にベンチャー)や外資系企業に応募する場合です。これらの業種では、効率至上主義で、「手書き=古い」という価値観を持っている可能性があり、最新のツールを使いこなせい人材は必要ないと、書類選考の段階で落とされてしまう危険性があります。

企業側としては、パソコンのスキルや書類作成能力を確認するために、手書きをNGにしているのでしょう。いずれにせよ、就活生は、企業柄を掴んで、柔軟に対応することを求められます。パソコン作成は、文字が読みやすく、容易く作れるというメリットがあるものの、すべては企業判断です。

書き損じた場合の対処法

履歴書は、面接においてもっとも大切な書類です。だからこそ、「緊張するあまり漢字を間違えてしまった」「普段手書きはしないので、誤字脱字が目立つ」など、意図しない記載ミスは、どなたでも経験のあることでしょう。

誤字脱字があるまま志望する企業に提出することはもっての他ですが、書き損じた際の対処法やそうならないための方法などを知っておけば、とても心強く、二度手間は防げるはずです。難しいメソッドではないので、ぜひ覚えておきましょう。

履歴書を修正するのはNG

まず、「一文字程度ならバレない」という考えは、絶対に持たないでください。面接官は、何度も履歴書に目を通すものです。記載ミスに気づかれなかったとしても、そうした考えを持っている場合、ビジネスマナーなどでヘマをする可能性があります。

そして、基本的には修正することもNGです。修正した痕跡を発見された場合、「入社する熱意が感じられない」「常識を持っていない」と判断されて、内定からは遠のいてしまう可能性が大いにあるでしょう。

書き損じのもっともオーソドクスな対処法は、書き直すことです。手書きの場合ならば、時間もかかりますし、面倒なことでもありますが、どうしても入社したいという熱意があるならば、根気よく向き合っていきましょう。

鉛筆で下書きしてから書くのがおすすめ

書き損じない方法はいくつかあります。あらかじめ履歴書に下書きしておくとミスは防げるでしょう。鉛筆やシャーペンなどで、文字がうっすらと読める程度の薄さで、履歴書の欄や項目を埋めておきます。

その際に注意することは、筆圧を強くしすぎないことでしょう。鉛筆やシャーペンによる下書きを消しても、紙に残った文字の跡は、修正が難しいものです。また、ボールペンや万年筆で清書したあと、完全に乾ききってから、下書きを消すようにしてください。そうしないと、履歴書がインクで汚れてしまい、また書き直すことになってしまいます。そして、誰でもミスはしてしまうものなので、予備の履歴書を用意しておくと安心でしょう。

証明写真のサイズはA4でもB5でも変わらない

前半で、履歴書の二種類のサイズ(A4・B5)についてご説明しましたが、貼り付ける証明写真の大きさは、サイズによって異なるのでしょうか。結論から先に述べると、どちらも一般的な証明写真の大きさ(横3cm×縦4cm)で問題ありません。

ただし、B5の場合は、それよりも小さいサイズを求められることもあるので、注意が必要です。誤って指定のサイズではない撮影をしてしまった場合は、ハサミやカッターで微調整することなく、撮り直すことをオススメします。

履歴書の記載内容を完璧に作り上げても、たった写真1枚で印象を悪くするのは、実にもったいないことです。細かい面接官であるならば、写真内の服装や表情だけでなく、サイズにも目を配っていることでしょう。

主流はA4でも自分と企業に合った履歴書を使用する

履歴書ひとつで、さまざまなルールやマナーがあることをご紹介してきました。これまでの内容を読んでいただくと、「たかが履歴書、されど履歴書」という認識を持ち、他の就活生に負けない熱量で、履歴書作成に臨んでいただけるはずです。

履歴書選びは、何を最大限アピールしたいか、慣れ親しんだサイズはどちらかの二点に注目すべきでしょう。自身の長所を主張できる欄や項目の面積が大きいもので、サイズは書き慣れている方を選ぶことにより、賢く苦労せず仕上げることができます。

もちろん、企業柄・書き損じへの対応や証明写真のサイズなど、細かい気遣いも忘れてはいけません。自分だけでなく、志望する企業のことも十二分に考慮し、内定獲得を目指してください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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