企業研究

TOTOの平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

TOTOにおける最近の平均年収推移

住宅設備の会社でも大手のTOTO。CMの「きれい除菌水」というキャッチコピーでも有名ですね。今やTOTOの名を知らない人はいないでしょう。そんなTOTOの平均年収は、どうなっているのでしょうか。

TOTOとは

正式名称:TOTO株式会社
所在地:福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1
従業員数:30,334人
平均年齢:41.7歳
平均勤続年数:14.5年
//www.toto.co.jp/
※有価証券報告書を参照

従業員数は30,334人と非常に多いです。日本の企業の中でも上位に位置しています。上場企業の平均年齢はおよそ40.44歳ですので、上場企業の平均年齢より1歳ほど高くなっています。上場企業の平均勤続年数はおよそ14.7年となっていますので、TOTOの平均勤続年数である14.5年とほぼ変わりません。

近年の平均年収推移

TOTOの近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 672.0万円
平成27年 678.0万円
平成26年 685.0万円
平成25年 668.0万円
平成24年 579.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

平成24年からの3年間は右肩上がりとなっています。平成27年、平成28年は平均年収が下がっていますが、平成24年からの5年間で見ると100万円近く増加しています。

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TOTOにおける年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 374.7万円 23.3万円 95.0万円
25~29歳 555.7万円 34.6万円 140.9万円
30~34歳 648.8万円 40.4万円 164.5万円
35~39歳 700.9万円 43.6万円 177.7万円
40~44歳 746.1万円 46.4万円 189.1万円
45~49歳 819.7万円 51.0万円 207.8万円
50~54歳 869.0万円 54.1万円 220.3万円
55~59歳 814.0万円 50.6万円 206.4万円
60~64歳 521.7万円 32.5万円 132.3万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

TOTOの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 23.3万円 95.0万円 374.7万円
23歳 25.6万円 104.2万円 410.9万円
24歳 27.8万円 113.3万円 447.1万円
25歳 30.1万円 122.5万円 483.3万円
26歳 32.3万円 131.7万円 519.5万円
27歳 34.6万円 140.9万円 555.7万円
28歳 35.7万円 145.6万円 574.3万円
29歳 36.9万円 150.3万円 592.9万円
30歳 38.0万円 155.0万円 611.6万円
31歳 39.2万円 159.8万円 630.2万円
32歳 40.4万円 164.5万円 648.8万円
33歳 41.0万円 167.1万円 659.3万円
34歳 41.7万円 169.8万円 669.7万円
35歳 42.3万円 172.4万円 680.1万円
36歳 43.0万円 175.1万円 690.5万円
37歳 43.6万円 177.7万円 700.9万円
38歳 44.2万円 180.0万円 710.0万円
39歳 44.7万円 182.3万円 719.0万円
40歳 45.3万円 184.6万円 728.0万円
41歳 45.8万円 186.9万円 737.0万円
42歳 46.4万円 189.1万円 746.1万円
43歳 47.3万円 192.9万円 760.8万円
44歳 48.2万円 196.6万円 775.5万円
45歳 49.2万円 200.3万円 790.2万円
46歳 50.1万円 204.1万円 805.0万円
47歳 51.0万円 207.8万円 819.7万円
48歳 51.6万円 210.3万円 829.5万円
49歳 52.2万円 212.8万円 839.4万円
50歳 52.8万円 215.3万円 849.3万円
51歳 53.4万円 217.8万円 859.1万円
52歳 54.1万円 220.3万円 869.0万円
53歳 53.4万円 217.5万円 858.0万円
54歳 52.7万円 214.7万円 847.0万円
55歳 52.0万円 211.9万円 836.0万円
56歳 51.3万円 209.2万円 825.0万円
57歳 50.6万円 206.4万円 814.0万円
58歳 47.0万円 191.6万円 755.6万円
59歳 43.4万円 176.7万円 697.1万円
60歳 39.7万円 161.9万円 638.6万円
61歳 36.1万円 147.1万円 580.2万円
62歳 32.5万円 132.3万円 521.7万円
63歳 26.0万円 105.8万円 417.4万円
64歳 19.5万円 79.4万円 313.0万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

TOTOの役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,115.3万円
課長 872.3万円
係長 664.3万円
20~24歳の一般社員 374.7万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

TOTOの大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 21.5万円
大学院卒 23.9万円

※リクナビ2018より参照しています。

大卒の初任給平均が20万円、大学院卒の初任給平均が22万円ですので、それぞれ、1.5万円ほど高く設定されています。

住宅設備業界における年収の傾向と生涯賃金

住宅設備業界とは

東日本大震災などの影響もあり、平成23年あたりからは徐々に右肩あがりとなっている住宅設備業界。消費税増税前の駆け込み需要も追い風となり、今後も売り上げ高は伸びていきそうです。

住宅設備業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 TOTO 住宅設備業界
20~24歳 374.7万円 337.0万円
25~29歳 555.7万円 420.8万円
30~34歳 648.8万円 482.5万円
35~39歳 700.9万円 517.4万円
40~44歳 746.1万円 564.4万円
45~49歳 819.7万円 604.9万円
50~54歳 869.0万円 642.6万円
55~59歳 814.0万円 624.0万円
60~64歳 521.7万円 432.3万円
生涯賃金 3.03億円 2.31億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

どの世代でも業界の平均を上回る予測となっています。一般企業の平均年収は440万円となっていますが、20代後半で超える予測となっています。また、40代後半になると、800万円を超える予測となっています。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

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年収以外の魅力

TOTOの魅力は、高い年収だけではありません。「ワークライフバランス大賞」優秀賞の受賞やさまざまな休暇に関する制度など、理想的なワークライフバランスを実現することができる環境です。また、年齢・性別・国籍などに関係なく、それぞれの個性を活かしながら働ける場所でもあります。そして女性だけではなく、男性が育児することもサポートしていますので、どのような家庭の事情でも対応できるといっても過言ではありません。

多彩な休暇制度あり

TOTOでは、時間ごとに有給を取得できる制度や、ノー残業デーを推進している環境ですので、仕事とプライベートともに充実させることができます。その他にも、介護をしている人向けに短時間勤務制度があります。他の企業にはあまりない休暇制度といえば、育児のために5日間連続で有給を取得できる「パパママ休暇」でしょう。

また、有給といえば丸一日休むことが一般的ですが、半日単位で有給を取得できる制度もあります。ボランティア休暇という制度もあり、これは文字どおり、社員がボランティアに参加するためならば休暇できるものです。入社後10年単位で長期のリフレッシュ休暇も取得可能ですので、しっかりと体を休めることもできるでしょう。

個性を尊重する

女性の活躍を推進していることは、TOTOの大きな魅力のひとつです。女性の管理職比率10%を目指すことや、総合職社員を持続して採用していること、女性のスキル向上などを目的とした階層別プログラムも実施しています。また、出産などプライベートとのバランスを上手に取りながら仕事を進められる研修なども特徴的なものでしょう。

こうした、女性がライフスタイルの変化のなかでも長く働ける職場の整備だけではなく、男性社員が子育てや家事することを推進しています。男性のために料理教室を開催したり、家族が社内を見学するイベントなど、アットホームな環境と言えます。海外にも進出している企業ですので、若い社員が外国で働き経験を積める制度も実施しています。

住宅設備業界の動向

住宅設備業界は、10年ほど前は新築住宅が増加しないことなどを原因に、伸び悩んでいました。数年前に新設住宅が増えることになり、住宅設備業界の各社も業績が回復し、現在に至ります。住宅設備業界の今後の課題は、国内だけではなく、海外で勝負することです。日本では、これから先大きな需要の見込みはありません。新商品などを作り、外国で躍進することが求められます。

また、新しい住居がなければ、住宅設備業界の各企業が伸びるとは言い切れません。今後も人口減少や少子化に伴い、新住居が増加する見込みはあまりないと考えられていて、住宅業界は厳しい状況が予想されています。こうした背景から、各社が統合してグループ企業となるなどの動きが見られます。

まとめ

住宅設備業界の中でLIXIL、Panasonicに次いでの売上高となっているTOTOですが、平均年収も安定していることが伺えます。30代前半からの平均年収は650万円近くにもなる予測です。消費税増税前までは駆け込み需要などで、売上高も高くなる予想となりますので、平均年収の増加にも期待できます。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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