企業研究

凸版印刷の平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

凸版印刷における最近の平均年収推移

凸版印刷は大日本印刷と並ぶ国内印刷業界の大手企業であり、世界最大規模の総合印刷会社です。近年では従来の印刷にとどまらず、印刷の技術をもとにして、エレクトロニクス製品や証券・カードなど幅広い分野に事業を拡大しています。そんな凸版印刷の平均年収や初任給について見ていきましょう。

凸版印刷とは

正式名称:凸版印刷株式会社
所在地:東京都千代田区神田和泉町1番地
従業員数:9,551人
平均年齢:41.8歳
平均勤続年数:14.2年
//www.toppan.co.jp/corporateinfo/overview.html
※有価証券報告書を参照

凸版印刷は東京に本社を構えており、全国各地に工場を展開しています。連結子会社も国内外に多くあり、グローバルな企業だと言えます。平均年齢と平均勤続年数はどちらも上場企業の平均と同程度です。

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近年の平均年収推移

凸版印刷の近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 696.0万円
平成27年 670.0万円
平成26年 665.0万円
平成25年 671.0万円
平成24年 641.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

平成24年から平成28年までの5年間で、55万円ほど平均年収が上がっています。上場企業の平均年収はおよそ605万円ですので、平成28年時点では凸版印刷のほうがそれを90万円ほど上回る結果となっています。

凸版印刷における年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 387.7万円 24.1万円 98.3万円
25~29歳 575.0万円 35.8万円 145.8万円
30~34歳 671.4万円 41.8万円 170.2万円
35~39歳 725.3万円 45.1万円 183.9万円
40~44歳 772.0万円 48.0万円 195.7万円
45~49歳 848.2万円 52.8万円 215.0万円
50~54歳 899.2万円 55.9万円 228.0万円
55~59歳 842.3万円 52.4万円 213.5万円
60~64歳 539.9万円 33.6万円 136.9万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

凸版印刷の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 24.1万円 98.3万円 387.7万円
23歳 26.4万円 107.8万円 425.1万円
24歳 28.8万円 117.3万円 462.6万円
25歳 31.1万円 126.8万円 500.1万円
26歳 33.4万円 136.3万円 537.5万円
27歳 35.8万円 145.8万円 575.0万円
28歳 37.0万円 150.7万円 594.3万円
29歳 38.2万円 155.5万円 613.5万円
30歳 39.4万円 160.4万円 632.8万円
31歳 40.6万円 165.3万円 652.1万円
32歳 41.8万円 170.2万円 671.4万円
33歳 42.4万円 173.0万円 682.2万円
34歳 43.1万円 175.7万円 693.0万円
35歳 43.8万円 178.4万円 703.7万円
36歳 44.4万円 181.2万円 714.5万円
37歳 45.1万円 183.9万円 725.3万円
38歳 45.7万円 186.3万円 734.7万円
39歳 46.3万円 188.6万円 744.0万円
40歳 46.9万円 191.0万円 753.3万円
41歳 47.4万円 193.4万円 762.7万円
42歳 48.0万円 195.7万円 772.0万円
43歳 49.0万円 199.6万円 787.2万円
44歳 49.9万円 203.4万円 802.5万円
45歳 50.9万円 207.3万円 817.7万円
46歳 51.8万円 211.2万円 832.9万円
47歳 52.8万円 215.0万円 848.2万円
48歳 53.4万円 217.6万円 858.4万円
49歳 54.0万円 220.2万円 868.6万円
50歳 54.7万円 222.8万円 878.8万円
51歳 55.3万円 225.4万円 889.0万円
52歳 55.9万円 228.0万円 899.2万円
53歳 55.2万円 225.1万円 887.8万円
54歳 54.5万円 222.2万円 876.4万円
55歳 53.8万円 219.3万円 865.1万円
56歳 53.1万円 216.4万円 853.7万円
57歳 52.4万円 213.5万円 842.3万円
58歳 48.6万円 198.2万円 781.8万円
59歳 44.9万円 182.9万円 721.3万円
60歳 41.1万円 167.5万円 660.8万円
61歳 37.3万円 152.2万円 600.4万円
62歳 33.6万円 136.9万円 539.9万円
63歳 26.9万円 109.5万円 431.9万円
64歳 20.1万円 82.1万円 323.9万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。



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凸版印刷の役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,154.1万円
課長 902.7万円
係長 687.4万円
20~24歳の一般社員 387.7万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

凸版印刷の大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 21.45万円
大学院卒 23.2万円

※リクナビ2018より参照しています。

凸版印刷の初任給は、大卒よりも修士了のほうが17,500円高くなっています。上場企業の平均初任給はおよそ20.6万円ですので、凸版印刷の初任給のほうがおよそ1万円ほど高いことになります。

印刷業界における年収の傾向と生涯賃金

印刷業界とは

国内の印刷業界では凸版印刷と大日本印刷の2社が大きなシェアを誇っており、3位のトッパン・フォームズとの売上高の差は1兆円をこえています。そんな印刷業界は現在、インターネットの普及による紙媒体の減少や人口減少などにより、マーケットの縮小という課題に直面しています。

印刷業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 凸版印刷 印刷業界
20~24歳 387.7万円 337.7万円
25~29歳 575.0万円 421.7万円
30~34歳 671.4万円 483.4万円
35~39歳 725.3万円 518.4万円
40~44歳 772.0万円 565.5万円
45~49歳 848.2万円 606.1万円
50~54歳 899.2万円 643.9万円
55~59歳 842.3万円 625.2万円
60~64歳 539.9万円 433.1万円
生涯賃金 3.13億円 2.32億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

凸版印刷の年代別平均年収は業界全体の平均を上回り、20代後半では150万円ほどの差がつくと予測されています。生涯賃金では、8,000万円ほどの差がつくとのシミュレーション結果になりました。

年収以外の魅力

凸版印刷に入社する魅力は、年収の高さだけではありません。他にもさまざまな魅力があります。例えば、福利厚生が充実していることです。大手企業だからこそ実現できる制度などが豊富にあり、給与とともに満足のいくものでしょう。

また、入社後の研修も無視できません。海外に拠点を設けていることもあり、グローバル研修があります。もちろん国内で働く際に役立つさまざまな教育制度がありますので、じっくりとスキルを磨ける環境です。

さまざまな福利厚生・制度について

金銭面で将来をサポートしてくれる財形貯蓄・財形融資制度があり、安心して働ける環境です。日本各地に保養所があり、家族で休暇を楽しむことができます。また、単身世帯に嬉しい独身寮もありますので、入社後に家を探す手間も省けるでしょう。そして凸版印刷では、仕事とプライベートが上手に両立できる勤務短縮制度などがあります。

育児休暇も法定以上に長く、子育てに専念できる環境です。家族手当が増えたり、妊娠している時の時差出勤、出産して退職した人向けの再雇用制などもあり、女性にとって働きやすい職場と言えるでしょう。また、500か所に及ぶフィットネスと契約していることもあり、徹底的に健康管理をサポートしている会社でもあります。

豊富な研修制度

入社後には、本社全体研修を行い、凸版印刷について理解を深めながら、社会人に欠かせないビジネスマナーなどを習得していきます。各部署に配属後には、さらに踏み込んだ研修内容になり、先輩から仕事のレクチャーなどもあります。入社3年後までは、新人の育成期間という扱いになりますので、じっくりと成長できる環境と言えるでしょう。

その後も、さまざまな研修を受けることができます。「トッパンビジネススクール」という研修やe-learningでの教育があることも魅力のひとつです。グローバル研修では、海外に留学することもできますので、外国で働いてみたい社員にとっては無視できない制度でしょう。このように、大手だからこそ実現できるさまざまな研修制度があります。

印刷業界の動向

印刷業界は、市場規模においては縮小傾向とされています。本や雑誌、チラシなどは、電子書籍やWebなどの影響により、印刷自体が成長していない状況です。印刷業界の各企業は、こうした状況を理解し、デジタル領域に踏み込んでいます。印刷業界の2強とされている凸版印刷と大日本印刷では、すでに電子書籍事業などをスタートさせ、印刷以外に注力している状況だと言えるでしょう。

書籍や雑誌が好きでこの業界を志望している人は少なくありませんが、印刷事業以外にも力を入れている事業・業務についても研究してみてください。仕事に関しては、印刷技術の開発・研究以外にも、商品やサービスを売り込む営業職や事務などのバックオフィス系などさまざまあります。

まとめ

印刷業界で国内トップのシェアを誇り、今なお躍進を続ける凸版印刷。市場全体で見ると厳しい状況が続いていますが、凸版印刷は従来の事業領域だけにとらわれない柔軟な経営姿勢を持っており、今後のさらなる成長に期待ができそうです。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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