目次
オカムラにおける最近の平均年収推移
株式会社オカムラ(旧:株式会社岡村製作所)は、1946年に設立されたオフィス家具製造などをおこなう会社です。そんなオカムラの年収や初任給がどれくらいなのか、株式会社オカムラが公開している情報を元に、年齢ごとの平均年収や生涯賃金を調べてみました。
オカムラとは
正式名称:株式会社オカムラ(旧:株式会社岡村製作所)
所在地:神奈川県横浜市西区北幸1丁目4番1号 天理ビル19階
従業員数:3,216人
平均年齢:41.7歳
平均勤続年数:16.4年
※//www.okamura.co.jp/
※有価証券報告書を参照
オカムラの主要事業は、オフィス家具の製造・販売です。他にも、物流関連事業やセキュリティ機器事業なども展開しており、子会社にはオカムラ物流、エヌエスオカムラなどがあります。平均年齢は一般的な水準ですが、平均勤続年数16.4年は、一般的な上場企業の水準より約3年長いです。
近年の平均年収推移
オカムラの近年の平均年収の推移を調べてみました。
年度 | 平均年収 |
平成28年 | 697.0万円 |
平成27年 | 684.0万円 |
平成26年 | 684.0万円 |
平成25年 | 654.0万円 |
平成24年 | 613.0万円 |
※有価証券報告書を参照しています。
オカムラの過去5年の平均年収は、最低613万円〜最高697万円で、平均すると666万円です。直近5年の平均年収はゆるやかな右肩上がりになっています。大きな変化としては、平成25年に41万円増加しています。
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オカムラにおける年齢別平均年収
各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。
平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション
各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。
年齢 | 年収 | 月給 | ボーナス |
20~24歳 | 419.6万円 | 26.2万円 | 105.2万円 |
25~29歳 | 569.0万円 | 35.5万円 | 142.6万円 |
30~34歳 | 656.6万円 | 41.0万円 | 164.6万円 |
35~39歳 | 717.5万円 | 44.8万円 | 179.8万円 |
40~44歳 | 774.7万円 | 48.4万円 | 194.2万円 |
45~49歳 | 839.2万円 | 52.4万円 | 210.3万円 |
50~54歳 | 879.6万円 | 54.9万円 | 220.5万円 |
55~59歳 | 847.1万円 | 52.9万円 | 212.3万円 |
60~64歳 | 567.0万円 | 35.4万円 | 142.1万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション
オカムラの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。
年齢 | 月給 | ボーナス | 平均年収 |
22歳 | 26.2万円 | 105.2万円 | 419.6万円 |
23歳 | 28.1万円 | 112.7万円 | 449.5万円 |
24歳 | 29.9万円 | 120.2万円 | 479.3万円 |
25歳 | 31.8万円 | 127.6万円 | 509.2万円 |
26歳 | 33.7万円 | 135.1万円 | 539.1万円 |
27歳 | 35.5万円 | 142.6万円 | 569.0万円 |
28歳 | 36.6万円 | 147.0万円 | 586.5万円 |
29歳 | 37.7万円 | 151.4万円 | 604.0万円 |
30歳 | 38.8万円 | 155.8万円 | 621.6万円 |
31歳 | 39.9万円 | 160.2万円 | 639.1万円 |
32歳 | 41.0万円 | 164.6万円 | 656.6万円 |
33歳 | 41.8万円 | 167.6万円 | 668.8万円 |
34歳 | 42.5万円 | 170.7万円 | 681.0万円 |
35歳 | 43.3万円 | 173.7万円 | 693.1万円 |
36歳 | 44.0万円 | 176.8万円 | 705.3万円 |
37歳 | 44.8万円 | 179.8万円 | 717.5万円 |
38歳 | 45.5万円 | 182.7万円 | 728.9万円 |
39歳 | 46.2万円 | 185.6万円 | 740.4万円 |
40歳 | 46.9万円 | 188.4万円 | 751.8万円 |
41歳 | 47.7万円 | 191.3万円 | 763.2万円 |
42歳 | 48.4万円 | 194.2万円 | 774.7万円 |
43歳 | 49.2万円 | 197.4万円 | 787.6万円 |
44歳 | 50.0万円 | 200.6万円 | 800.5万円 |
45歳 | 50.8万円 | 203.9万円 | 813.4万円 |
46歳 | 51.6万円 | 207.1万円 | 826.3万円 |
47歳 | 52.4万円 | 210.3万円 | 839.2万円 |
48歳 | 52.9万円 | 212.4万円 | 847.3万円 |
49歳 | 53.4万円 | 214.4万円 | 855.4万円 |
50歳 | 53.9万円 | 216.4万円 | 863.5万円 |
51歳 | 54.4万円 | 218.5万円 | 871.6万円 |
52歳 | 54.9万円 | 220.5万円 | 879.6万円 |
53歳 | 54.5万円 | 218.9万円 | 873.1万円 |
54歳 | 54.1万円 | 217.2万円 | 866.6万円 |
55歳 | 53.7万円 | 215.6万円 | 860.1万円 |
56歳 | 53.3万円 | 214.0万円 | 853.6万円 |
57歳 | 52.9万円 | 212.3万円 | 847.1万円 |
58歳 | 49.4万円 | 198.3万円 | 791.1万円 |
59歳 | 45.9万円 | 184.3万円 | 735.1万円 |
60歳 | 42.4万円 | 170.2万円 | 679.1万円 |
61歳 | 38.9万円 | 156.2万円 | 623.0万円 |
62歳 | 35.4万円 | 142.1万円 | 567.0万円 |
63歳 | 28.3万円 | 113.7万円 | 453.6万円 |
64歳 | 21.2万円 | 85.3万円 | 340.2万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
オカムラの役職者の年収
役職者の年収について
役職 | 平均年収 |
部長 | 1,249.1万円 |
課長 | 977.0万円 |
係長 | 744.0万円 |
20~24歳の一般社員 | 419.6万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
オカムラの大卒・大学院卒初任給について
学歴 | 初任給 |
大学卒 | 20.9万円 |
大学院卒 | 22.18万円 |
※リクナビ2018より参照しています。
オカムラの初任給は一般的な水準で、職種には事務系、技術系、デザイン系があります。記載の初任給は、技術系とデザイン系の初任給です。事務系は、これより1万円高い初任給となります。
文房具・事務用品業界における年収の傾向と生涯賃金
文房具・事務用品業界とは
文房具・事務用品業界のシェアトップはアスクルです。主要事業であるオフィス家具に限定すれば、オカムラは国内シェアトップとなります。競合企業としてコクヨ、イトーキ、立川ブラインド工業などがあります。
文房具・事務用品業界の平均年収推移と生涯賃金
年齢 | オカムラ |
文房具・事務用品業界
|
20~24歳 | 419.6万円 | 356.1万円 |
25~29歳 | 569.0万円 | 444.6万円 |
30~34歳 | 656.6万円 | 509.7万円 |
35~39歳 | 717.5万円 | 546.6万円 |
40~44歳 | 774.7万円 | 596.3万円 |
45~49歳 | 839.2万円 | 639.1万円 |
50~54歳 | 879.6万円 | 678.9万円 |
55~59歳 | 847.1万円 | 659.2万円 |
60~64歳 | 567.0万円 | 456.7万円 |
生涯賃金 | 3.14億円 | 2.44億円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
オカムラの平均年収推移と生涯賃金は、業界平均を大きく上回る予測です。40〜44歳ではオカムラのほうが178万円高い予測で、生涯賃金でもオカムラのほうが7,000万円高い予測です。
年収以外の魅力
オカムラの年収は、文房具・事務用品業界と比較すると高い水準にあることがわかりました。それでは、オカムラに就職した場合、従業員には年収以外にどのような待遇があるのでしょうか。志望先の企業を選ぶにあたって、その企業の年収水準も大切ですが、それと同等に職場環境も重要な要素のひとつです。
オカムラの入社後定着率は9割を超え、平均勤続年数も16年と長く、安定して長く働ける企業だと言えます。今回は、オカムラの魅力として、福利厚生と教育制度に焦点を当ててまとめました。オカムラを志望している学生は、是非参考にしてみてください。
福利厚生が整っている
オカムラでは、ワークバランスを重視した制度を導入することで、やりがいを感じながら実力を発揮できる環境を作っています。例えば、ダイバーシティ推進のための「ソダテルプロジェクト」や、「働き方カエル!プロジェクト」などを制定しています。オカムラの休日は、土日祝日の週休2日制で、お盆や年末年始など年間休日は121日です。その他にも、慶弔休暇や有給休暇などがあります。諸手当については、通勤手当や地域手当、時間外手当のほか、子育て支援金が支給される点が特徴です。
時短勤務制度もあるので、出産後も仕事が続けやすいです。その他の福利厚生として、健康保険などの各種保険や、従業員持株会制度、共済会制度、財形貯蓄制度などがあります。また、社宅や独身寮、契約保養所なども完備されており、遠くの勤務地に配属になった場合でも、安心して仕事を続けることができます。
教育・研修制度が充実している
オカムラでは、新入社員から部長職までの従業員に対して、部門別および階層・専門・通信などの各種教育を行っています。新入社員研修においては、新入社員が早期に活躍できるように、内定時から入社時、部門別、さらにフォローアップ研修を実施しています。また、新入社員ごとに若手社員がインストラクターとして支援をしており、仕事の悩みや不安を相談することも可能です。さらに、入社後数年間は、OJT(実務を通じた職場内訓練)や、Off-JT(職場外訓練)をおこなっています。
また、自己啓発支援として、グローバル人材育成制度や大学院留学制度を導入しています。人事異動においては、自己申告制度やチャレンジ制度を利用して、異動希望を申請することもできます。
文房具・事務用品業界の動向
文房具・事務用品業界の過去の推移を見ると、平成17年から18年に増加し、平成18年から21年にかけて減少しましたが、平成22年から27年にかけて業績は回復しました。平成21年の雇用情勢や個人消費の減退を受けて、文房具・事務用品業界各社は業績を低迷していました。平成22年に入ると、円安や株価の上昇の影響で国内の景気も回復し、業界の売上も徐々に増加している状態です。
しかし、近年の人口減少や少子化、IT機器の普及によって、国内の文具に対する需要が減少しており、長期的に見ると市場は縮小傾向にあるのが現状です。このような動向を受けて、各社では海外へ活路を見出しています。その一方で、国内においては、新商品の開発に力を入れています。今後も国内市場の縮小が不安視されており、各社では海外進出の動きや、付加価値の高い商品を開発する取り組みが加速すると見込まれています。
まとめ
オカムラの年収などについて調査しました。オカムラは海外でも人気で、オフィス家具の売上高は世界第4位に位置しています。平均年収も右肩上がりなので、今後も年収増加を期待できるのではないでしょうか。
※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。