履歴書

【履歴書で生年月日を書くときのポイント】年号の悩みを一発解決!

簡単なようで一番悩む履歴書の生年月日

就活の最初の一歩は、まずは履歴書を書くことです。履歴書を提出する段階では、企業の人事担当者の判断材料となるものは、まだ数少ない状態です。履歴書からわかるこれまでの経歴を見て判断するのはもちろんですが、履歴書そのものの書き方が間違っていると、常識的なことがわからない人だと判断され、デメリットになり兼ねません。

筆記試験や面接といった次のステップに進むためには、履歴書の書き方をしっかり押さえておきたいところです。まして、新卒の就活では、数十社という単位で履歴書を送る人も珍しくありません。間違った書き方の履歴書をたくさん書いてしまう前に、履歴書の基本をおさらいしましょう。

企業や学校によって履歴書のフォーマットが異なる場合がありますが、どの履歴書にも必ず記載の指示があるのは、生年月日です。実はこの生年月日欄は、簡単なことだからこそ悩む人が多い項目のひとつです。基本的なことなので周囲の人に聞きづらかったり、調べてもあまり詳しく説明が書かれていないこともあるので、きちんと覚えておきましょう。

履歴書における生年月日の書き方

今まであまり気に留めずに生年月日欄を書いてきた人にとっては、悩む人が多いポイントだと聞けば少し驚くかもしれません。しかし当然だと思ってきたやり方が間違っている、という場合も考えられます。

まずは、生年月日欄について、一般的にはどんな悩みが多いのか、ということからご説明します。

西暦と和暦のどちらでもよい

生年月日を書く際の一番の悩みは、年号の書き方です。日本には、日本独自の和暦というものがあります。たとえばどちらも同じ年を指しますが、「2017年」というのは西暦、「平成29年」というのが和暦です。しかし、日常では西暦も広くしようされているため、正式にどちらで記載したら良いのか悩んでしまう人がいるようです。

西暦と和暦には、どちらの書き方が正しい、という決まりはありません。そのため、西暦で記載しても和暦で記載しても問題はありません。ただし、和暦で記載する際には、普段は平成なら「H」、昭和なら「S」と省略されることが多いですが、略さずにしっかりと正式な形式で記載しましょう。

字に自信がない場合は西暦がオススメ

最近では、オンライン上で履歴書の登録をする企業や、パソコンで作成したものを出力して提出することを認めている企業が増えてきました。ただし、学校指定の履歴書を使用することを勧めている場合などを含め、まだまだ履歴書を手書きで作成する機会も少なくありません。

あまり字が上手に書けず、自分の字に自信が持てない人の場合は、西暦での記載がオススメです。すでにご説明したように、西暦と和暦はどちらを使用しても問題はありません。ただし、和暦だと元号を漢字で記載しなければいけないのに対して、西暦だと数字のみの記載ですませられます。

大幅な文字数ではありませんが、できるだけ手書きで文字を書く部分を減らすためには、西暦を使用して記載しましょう。

履歴書の正しい作成方法をマスターしよう

履歴書を作成する際は、誤字脱字に気を付けること以外にも基本的なルールやマナーを守る必要があります。履歴書には細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか作成前後にチェックすることが大切です。

そこでぜひ活用したいのが「履歴書作成マニュアル」です。履歴書の書き方に悩んでいる就活生におすすめです。無料でダウンロードできるので、実際に履歴書を作成する際のお手本としても持っておいて損はありません。

履歴書に書く年号で気を付けるポイント2つ

いたってシンプルな項目でもあるため、履歴書に生年月日を書く際に気になるのは、年号の書き方ぐらいしかないはずです。ただし、さらに書き進めていくと、履歴書で年号を記載する箇所は、生年月日だけではありません。他の項目に年号を記載する場合の注意点も併せて確認しておきましょう。

①生年月日と学歴・職歴の年号は統一する

生年月日以外では、学歴や職歴の項目、資格取得の項目で年号を書く必要が出てきます。一般的なフォーマットだと、生年月日の欄は名前の付近にあることが多いため、履歴書で年号を使用する最初の項目が、生年月日欄です。

そのため、その後に年号を記載する必要が出てきた場合には、生年月日の欄での書き方に合わせるようにしましょう。西暦と和暦のどちらを使用しても良いのですが、たとえば生年月日は西暦で記載し、学歴は和暦で記載してしまうと、表記がバラバラになり、どれが何歳のときのことなのかがわかりにくくなってしまいます。

②履歴書によって生年月日の年号を選択するものがある

履歴書のフォーマットによっては、生年月日の欄は年号が選択式になっているものがあります。具体的にいうと、「昭和」「平成」と和暦がすでに記載されていて、マルをつけて選択するタイプの履歴書です。

この場合は、生年月日に和暦での記載を使用することになるため、学歴や職歴、資格取得の項目においても和暦を使用するようにしてください。

和暦や西暦を忘れてしまった場合

日常的に和暦と西暦のどちらの年号を使用しているかは、人によって異なります。国際化が進んでいることもあり、西暦を使用する人の方がやや多い傾向にありますが、まだまだ和暦を使用している人もたくさんいます。

普段西暦を使っている人が急に和暦を使用したり、逆に普段和暦を使用している人が急に西暦を使用しようとすると、今が何年なのか、とっさに出てこないことがあります。現在を聞かれても出てこないことがあるぐらいなので、さかのぼって経歴を記載しようとしているときだとなおさらです。和暦や西暦を忘れてしまったら、次のような方法で確認しましょう。

インターネットで確認しよう

一番手っ取り早いのは、インターネットで確認することです。ほとんどの人がスマホを利用しているはずなので、わからなくなったらすぐにネットで検索してしまいましょう。「生年月日 早見表」「年号 変換」などのキーワードで検索すると、生年月日の和暦と西暦の両表記が確認できます。

また、履歴書作成用に、生年月日と併せて小学校、中学校、高校、大学などの卒業予定年度が掲載されていることもあり、非常に便利です。ただし、これは一般的な卒業予定年度なので、留年や浪人、個人の事情で年度がずれている場合には注意が必要です。

以下のマイナビ転職の年号早見表を参考にしてみましょう。

マイナビ転職 【履歴書】西暦・和暦両対応 入学・卒業年度自動計算表(年号早見表)

履歴書と一緒に早見表も同封しているものがある

市販の履歴書を購入した場合には、履歴書と一緒に年度の早見表が入っていることがあります。ほとんどの場合では、複数履歴書が入っていて、一番後ろに早見表が同封されているため、慌てずに確認してください。また、別紙で同封されていなくても、パッケージの裏面に記載されているものもあるので、こちらも併せて確認してください。

とりあえず履歴書を一枚しか使用しないから、と残りを白紙のまま保管しておく場合には、年号の早見表を不要と考えて捨ててしまわず、念のため一緒に入れておくと、いざというときに便利です。

履歴書に生年月日を書く場合の例文

【西暦】
生年月日:
1997年7月15日(満22歳)
学歴:
2013年4月 〇〇高等学校普通科 入学
2016年3月 〇〇高等学校普通科 卒業
2016年4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
2020年3月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み

【和暦】
生年月日:
平成9年7月15日(満22歳)
学歴:
平成25年4月 〇〇高等学校普通科 入学
平成28年3月 〇〇高等学校普通科 卒業
平成28年4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
令和2年3月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み

上記は、履歴書に生年月日を書く場合の例文です。履歴書の中では、西暦と和暦のどちらかに統一して記入するようにしましょう。特に、平成から令和へ年号が変わっているため、書き間違いに注意することが大切です。

履歴書は見やすいフォーマットで記載するのが基本

何枚も履歴書を作成しなければならないときや、履歴書の他に提出する書類があるときなど、できるだけ履歴書を手早く書いてしまいたい、と気持ちが焦ってしまいがちです。しかし、履歴書を作成する時点から、すでに就職活動はスタートしています。

履歴書も重要な書類のひとつと考えて、どんな項目でも受け取った相手が見やすい、わかりやすいフォーマットで記載することが基本です。どうやって書いたら良いのかわからない、とつまずいたときには、書き方ばかり考えるのではなく、読み手の気持ちになってみてください。

できるだけ綺麗な字で書く、表記をそろえるなど、細かな心配りで実直さをアピールするつもりで作成するようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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