就活その他

【2017卒の就活から学ぶ】2019卒が解禁までにしておくべき準備4つをご紹介!

6月の就活解禁までにやっておくべきこととは

就活は6月解禁になり、選考はかなり前倒しで進められています。就活の情報解禁が3月であり、その3ヶ月後には本格的に選考が開始しますので、就活を乗り切るためにはしっかりと事前準備をしておかなければなりません。就活は開始してからすぐに動き始めなければ出遅れてしまいますし、遅れを取らないためには解禁前からしっかりと準備を進めておくことが大切です。

また選考の解禁は6月となっていますが、これはあくまで経団連に加盟している企業にだけ該当します。経団連に加盟していない企業は6月以前から選考を開始しますし、3月の情報解禁と同時に選考をスタートさせる企業も多いです。6月解禁の就活を攻略するためには事前準備が欠かせませんので、スケジュールを正しく把握してしっかり準備をしておきましょう。

2017卒就活は売り手市場だった

毎年就職活動シーズンになると、ニュースから「売り手市場」や「買い手市場」という言葉が聞こえてきますが、どうような意味でしょうか。就活市場における「売り手」とは、就職活動をしている学生や転職希望者たち、「買い手」とは、採用活動を行っている企業を指します。供給より需要の多い「売り手」に有利な市場を「売り手市場」、その逆を「買い手市場」と言います。

株式会社リクルートホールディングスの調査によると、大学院生を含む2017年大学卒業の求人倍率は1.74倍となり、1人の就活生に対して求人が1.74件あるという状態の「売り手市場」でした。これは2010年卒以降では、最も高い数値となりました。

2017卒の就活は景気が関係している

  • 景気の回復
  • 高齢層の退職
  • 中堅層の不足

2008年9月のリーマンショックにより就職氷河期と言われる時代が到来し、2010年卒以降の大卒の求人倍率は急落していきました。しかし、2012年12月に発足したアベノミクスの効果もあり、日本の経済状況は回復傾向にあります。その結果、一時は1.23倍(2012年卒)まで落ち込んでいた求人倍率は2014年卒から特に上昇していき、その後2017年卒まで上昇し続けています。

求人倍率を上げる要因はさまざまですが、最も左右されるのが景気です。景気の回復により人手が必要になったにもかかわらず、1993年から2005年の13年間の就職氷河期で企業が採用を渋った結果中堅層が不足し始め、さらに高齢層の退職が重なったため、空前の売り手市場となりました。

2017卒の就活はいつから解禁したか

2016年卒の選考活動解禁は8月でしたが、大学での学業に対する影響や、真夏時期を避けるという健康問題の配慮から2017年卒からは2か月前倒しの6月からの解禁となりました。この変更により、選考スケジュールが短縮されましたが、その分だけエントリーシートの提出から面接までの準備にかけられる時間は減っています。

その間の準備不足は就職活動の失敗を招く可能性もあるため、それ以前から準備を始める必要があることを考えると、学生への就職活動の実質的負担は変わっていないと言えるでしょう。解禁日は年によって変更になる可能性があるため、年に合わせた就活スケジュールを組む必要があります。

本来は6月解禁だがその前に採用活動をしていた企業も

経済団体連合会(経団連)加盟企業を中心に企業による選考活動解禁日を決めていますが、このルールには罰則が設けられていません。よって、優秀な人材をいち早く確保したいと考える企業は必ずしもこのルールを守っていないという実情があります。

また、企業も表立ってルールを無視するわけではありません。「インターンシップ」や「企業説明会」などと銘打って学生を募集し、実態としてはそれ自体が選考になっていたり、面接回数を減らすといった形をとられることが多々あります。「6月までまだ日がある」と油断せずに企業の動向を見定め、早め早めの行動を心がけましょう。

2019卒も2017卒のスケジュールと同じ

2019年卒の学生も、2017年卒と同様に6月から企業による選考活動が行われます。採用情報の公開は、2016年卒までと同様3月からとなっています。そのため採用情報公開から選考活動開始までの期間は、2016年卒と比べ2か月短い3か月間です。

「就職活動」と言われる期間は短くなり、負担が減るように感じられるかもしれませんが、企業によって選考活動の時期は異なるため、前倒しになる可能性もあります。このような就活スケジュールはこれまでのところ、2017年卒、2018年卒の先輩しか体験していません。身近に2017年卒、2018年卒の先輩がいる方は、ぜひ相談相手になってもらいましょう。

2019卒の学生が就活解禁までにしておくべき準備

3月の採用情報公開や6月の就活解禁日まで何もしなくてもよいというわけではありません。2018年中にインターンシップやOB・OG訪問は行われますし、業界・企業研究や自己分析等は自分でも行うことができます。

むしろライバルとの差をつけるチャンスですので、積極的に活動しましょう。以下に就活解禁までに活動しておくことでどのようなメリットがあるのか項目ごとに解説しますので、参考にしてください。

インターンシップ参加

インターンシップとは、学生が企業内で実際に就業体験を行う制度ですが、企業側にとっても「早期に優秀な人材とコンタクトをとることができる」というメリットがあります。特に長い期間を設けている企業は、採用活動も兼ねたインターンシップを開催していることが多いため、アピールするチャンスにしましょう。

また、採用後のミスマッチを避けることができます。実際の業務を間近で見ることで想像とのギャップを感じることができ、離職率を下げることにつながるので、企業と就活生の双方にメリットがあるといえるでしょう。

適当な企業へ何の準備もしないまま参加してもほとんど意味がありません。どんなことに興味があり、何を学びたくて参加するのか、目的意識を持って応募するようにしましょう。

OB・OG訪問

インターンシップと比べると、実務を体験することはできませんが、実際にその企業で働いている人から情報を得られるのが最大のメリットです。面接で人事の人には質問しづらいことや、外部の人間には知りえないような情報を得るチャンスですので、積極的に活用しましょう。

「OB・OG訪問をした」というだけ面接で有利になると考える学生が多いですが、実際にはそれだけでは採用への影響はほとんどありません。しかし、企業の内情を知ることができますし、熱意をアピールする材料にはなります。こちらも目的意識がないまま活動しては絶対にいけません。OB・OGの方も仕事やプライベートの時間を削って対応してくれていますので、失礼のないよう心がけ、意義のあるOB・OG訪問にしましょう。

自己分析

自己分析を行わないまま漫然とした就職活動を始め、就職が決まってしまうと、いざ働いてみたときに企業とのミスマッチを感じてしまう可能性が高まります。自分はどんな仕事がしたいのか、どんな仕事に適正があるのか考えていきましょう。

また面接でよく聞かれる質問には、「あなたの長所・短所は何ですか?」、「自己PRをしてください」というものがあります。このとき面接官には「どれだけ自分を客観視し、上手に説明する能力があるかを知りたい」という意図があります。

その場で考えたような具体性を欠いた回答では面接官は満足させることはできませんし、他の就活生と差をつけられてしまうポイントとなってしまうでしょう。自己分析により自分の長所や短所、特徴を把握し、それらをエピソードを交えて具体的に説明できるように準備しておきましょう。

【39点以下は危険度MAX】
あなたの就活偏差値を診断しておこう!

今年の就活はコロナの影響もあり、先が見えない状況が続いていますが、自分の弱点を把握し適切に対策しなければ、内定を勝ち取れないのは同じです。

そこで活用したいのが、就活偏差値診断ツールの「就活力診断」です。
24の質問に答えるだけで自己分析や企業理解、就活マナーなどの中で、何が不足しているのかグラフで見る化できます。

ぜひ活用して自分の弱点を効率的に対策し、志望企業からの内定を勝ち取りましょう。

業界・企業研究

業界・企業研究とは、志望する業界や企業の詳しい事業内容や職種などについて調べることをいいます。まずは業界研究から始め、世の中の産業の種類や活動内容を調べてみましょう。業界の中でもさまざまな分野があることが見えてきたら、職種ごとに研究し、企業研究へと移行していきます。

業界・企業研究のメリットは、自分のしたい仕事を見つける手助けになるということです。志望する職種や企業を絞ることで効率的な就職活動が行うことができますし、面接の際にも業界への知識が高いほど熱意を伝わりやすく、より質の高い受け答えをすることにつながります。

就職活動を始める上で、自己分析と並んで特に早期に始める必要がある準備ですので、インターンや企業説明会などに参加する前にまずは業界・企業研究を行いましょう。

履歴書の作成

就活の解禁までには履歴書の作成もしておかなければなりません。就活では履歴書は必須ですし、企業に応募するごとに必要になります。何枚、何十枚と作成しますので、事前にある程度は作成しておき、ストックを作っておくことが大切です。生年月日や学歴、資格などの欄はどの企業に応募する際にも共通していますので、それらの部分を埋めておくだけでもスムーズに履歴書を作成することができます。

またストックを作るだけではなく、志望動機や自己PRに記入する内容もある程度は考えておくことが大切です。志望動機などは志望する企業によって変わりますが、ある程度は使いまわしが可能な場合もあります。完璧に練り上げる必要はありませんが、雛形は作っておき、志望する業界、企業に合わせて素早く内容を完成させられるようにしておきましょう。

適性検査の対策

選考の一環として適性検査を採用している企業は多く、適性検査の対策も就活解禁までに終わらせておかなければなりません。適性検査にはさまざまな種類がありますので、それらすべてに対応するのは非常に難しいです。そのため志望する業界、企業に合わせて対策をおこないましょう。

企業によってどの種類の適性検査を使用しているかは違いますが、適性検査の種類については業界によって共通していることが多いです。また適性検査は基本的には選考の序盤でおこなわれることが多く、早い段階でおこなわれるため早めから対策をしておかなければなりません。早い企業であれば3月の情報解禁と同時に選考を開始し、適性検査を受けることもあるので、3月までに適性検査対策は完璧にしておきましょう。

過密なスケジュールの就活を成功させるためには

就活は3月に情報解禁、6月に選考解禁となりますので、過密なスケジュールで進めていかなければなりません。本格的にスタートしてからたった3ヶ月で選考も始まりますし、企業によってはさらに早い段階から選考をスタートさせています。

過密なスケジュールだからこそしっかりと取り組み方を考えておかなければ失敗しますし、逆に上手に取り組めば素早く内定を決めることができます。過密したスケジュールで就活を成功させるにはどうすればいいかを知り、就活の早期成功を目指しましょう。

事前準備の徹底が就活攻略のカギ

過密スケジュールの就活を成功させるためには、事前準備を徹底しておかなければなりません。就活は解禁と同時に一斉にスタートしますし、そこから準備をしていたのでは間に合いません。準備をしているうちに選考は進んでしまい、志望していた企業の選考が終わってしまう可能性もありますし、選考を受けられてもすぐに不合格になる可能性もあります。

就活攻略のためにはスタートダッシュを成功させることがポイントであり、出遅れないためには就活解禁前の準備が重要になります。出遅れたとしても挽回は不可能ではありませんが、それでも短い期間で立て直すのは非常に難しいです。事前準備をどこまで徹底できたかが就活攻略のカギになりますので、解禁までにできる限りのことはすべてやっておきましょう。

短期決戦を意識して就活に集中する

就活は過密スケジュールで進みますので、短期決戦を意識して就活に集中することも大切です。就活にはお金がかかりますので、就活をしながらアルバイトをした方がいい場合もあります。しかし短期決戦で終わらせることができれば、アルバイトの必要はありませんし、お金のことも心配する必要はありません。

早い段階で内定を決めてしまおうと思うのであれば、就活期間は思い切ってアルバイトをやめてみるのもおすすめです。数か月間しっかり頑張れるかどうかで将来が決まりますし、納得できる結果を得るためにも、就活一本に専念してみるのもいいでしょう。短い期間で就活を終らせることができれば、残りの学生生活も存分に楽しめますので、メリハリをつけて真剣に取り組むことが大切です。

2017卒の先輩から教訓を得て2019卒の就活を進めよう

ご紹介した4つの「就活解禁までにしておくべき準備」は全て、「面接での武器になる」、「就職後のミスマッチを防ぐ」、「本当に自分のやりたい仕事を見つける手助けになる」という共通点があります。就職活動中だけでなく、就職後に後悔しないためにもさらに先の将来を見据えて行動することが大切です。

2019年卒の就活生は、就職活動のスケジュールが変わった直後の2017年卒の先輩と比べ、前情報のある状態から就職活動を行うことができます。2017年卒の先輩に相談に乗ってもらい、成功例や失敗例、就職活動への取り組み方など、さまざまな情報を得ることで就職活動をスムーズに進めましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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