面接対策

【面接でのポイント4つを徹底解説】適切なマナーや話し方とは

面接でのポイントを抑えて突破しよう

就職活動を行っていく上で、どんな人でも必ずクリアしなければならないのが面接です。「エントリーシートは通ったけど面接は初めてで不安」、「一次の集団面接は通過するのに個人面接になったら落ちてしまう」、そんな悩みを抱えている方も多いでしょう。では、どうすれば面接をクリアし、内定を勝ち取れるようになるのでしょうか。

この記事では、面接をクリアするための基本的なポイント3つについて徹底解説します。「面接は初めて」という人でも「あとは最終面接だけ」という人でも、面接に臨む際には必ずおさえて欲しいポイントについて解説します。

面接に対して不安や苦手意識を持っている人は、何度も読んでポイントをマスターしてください。面接はきちんと準備をすれば、決して難しいことではありません。

面接でのポイント①話し方

面接は、面接官とのコミュニケーションによって合否の判断をくだされるものです。面接官は就活生の人柄や能力を見極めるために、さまざまな質問をしながら相手のことを探っています。

また、就活生としてはできるだけ自分の良いところを伝え、好印象を得たいところです。ただ、必死に伝えようとするあまり、たくさんのことを一度に話しすぎて結局は何のアピールなのか分からないと思われたり、話し方で印象を悪くしている就活生が多いのも事実です。ここでは「話し方」というポイントについて紹介します。

話すときは必ず結論から

面接官: あなたの長所や強みは何ですか?

就活生: 私の強みは、行動力があるところです。大学入学時に入りたいサークルがないと感じ、仲間とともにテニスサークルを立ち上げました。単なるテニス同好会ではなくメンバーのやりたいことを企画し、実現させて参りました。特に他サークルも巻き込んだ運動会イベントでは、会場側との料金交渉や日時の調整、参加団体やスポンサー企業の呼びかけなど、企画の実現に向けて持ち前の行動力を発揮し、今では毎年恒例のイベントにまですることができました。この経験を通して培った行動力を、ぜひ御社の営業職として新規開拓にお役立ちさせていただきたいと考えております。

先ず、面接というのは「時間に制限のあるコミュニケーションの場である」ことを認識しましょう。ほとんどの面接官はその企業の社員であり、面接以外にも多くの仕事を抱えています。

そのため面接官は、早く的確にコミュニケーションを取れる学生と面接を行いたいと考えます。従って、自分のことを瞬時に理解してもらえるように話さなければいけません。

上記の面接例では、最初に強みを述べることで、面接官は「行動力のあるエピソードが続くんだな」と予想しながら聞くはずです。そのため話の内容を整理しやすく、理解が進みます。

また、自分の強みとその裏づけをアピールした後で、どう活かしていきたいかまで言えています。そのため面接官は「こういう仕事で活躍できそうだ」と想像がしやすく、評価もされやすいでしょう。

ハキハキと相手の目を見て話す

次に、話し方のポイントとして忘れてはならないのが「ハキハキと相手の目を見て話す」ことです。特に面接の場ではこれができない場合、マイナスな印象を与えかねません。

「目を見て話す」ことは相手に好印象を与える、というのは心理学的にもよく言われていることです。日本人の多くは目を合わせて話すことに不慣れであるとも言われますが、面接ではしっかりと面接官の目を見て話すことが、好印象への第一歩です。

また、ハキハキと話すことも重要です。モゴモゴと小さな声で話す人に対しては、自信がない人だという印象を持たれかねません。根拠のない自信を振りかざす必要はありませんが、面接において自分の言葉で自分を表現する以上、堂々と自信を持ってハキハキと話すようにしましょう。

面接でのポイント②伝え方

次に「伝え方」というポイントについてです。面接は、面接官との時間に限りのあるコミュニケーションの場であることは既に述べました。しかし、一方的に思いや希望を伝えるだけでは良いコミュニケーションとは言えません。

残念ながら、面接官は就活生一人ひとりの願いに応えるために、面接に臨んでいるわけではないからです。面接官がどのような情報を知りたいと考えて面接に臨んでいるのかを考えれば、どのように伝えるべきかということも見えてきます。「話し方」について理解したあとは、この「伝え方」についても理解していきましょう。

「就職したい」ではなく「就職後こうしたい」をまず伝える

面接を受ける就活生が陥りやすいのが「どれだけ相手の企業に就職したいかを伝えなければいけない」という誤った認識です。もちろん、その企業に興味を持った理由や、その企業に就職したいという熱意を伝えることは大切ですが、それでは他の就活生との差をつけることは難しいでしょう。

面接を受けに来ている以上「就職したい」という気持ちは全員が持っています。実際にそこで働いている面接官からすれば「この会社でどう活躍できるのか」を想像させて欲しいのです。

面接官は、あなたの就職したい気持ちの強さを知りたいのではなく、あなたがこの企業に入ってどのように貢献してくれるのかを知りたい、という認識で面接に臨みましょう。

将来をイメージさせるように伝える

面接官: あなたの長所や強みは何ですか?

就活生: 私の強みは・・・(中略)・・・今では毎年恒例のイベントにまですることができました。この経験を通して行動力に自信を持つことができましたし、説明資料の作成や相手のことを調べ上げるなど、事前準備をすることで行動力が活きてくることも学びました。ぜひ御社の営業職として新規開拓にお役立ちさせていただき、将来的にはチームを率いて大きな案件に挑戦してみたいと考えております。

先ほどの面接例では、強みである「行動力」を「営業職」として「新規開拓に」役立てたい、という就職後のイメージを盛り込んだアピールになっていました。これだけでも面接官としては入社後のイメージが湧き、好印象であることは間違いありませんが、さらにもう一歩踏み込んで、具体的なアピールも可能です。上記の面接例を見てください。

こちらの例では、自分の強みから派生する能力についても言及し、自分としてはこういう仕事で活かしたいという考えを伝え、またその先の将来的な成長した姿のイメージまでも伝えています。

面接官としては話を聞きながら「この人はこの部署で、この上司のチームで活躍できそうだな」と具体的に想像できるでしょう。就職後のイメージや成長過程が想像できるような伝え方をすることが重要です。

面接でのポイント③マナー

「話し方」「伝え方」について理解できたら、次は「マナー」についてです。面接が面接官とのコミュニケーションの場である以上、最低限の守るべきマナーというのが存在します。

ビジネスマンであれば誰しもが身につけていて当然のことではありますが、就活生にはまだまだなじみがなく「そんなことまで?」と思ってしまうこともあるかもしれません。自分の中の常識にとらわれてしまわず、社会人になるための準備の一つと意識して、「マナー」についても理解しましょう。

清潔感のある身だしなみで面接に臨む

  • スーツやシャツがシワだらけ
  • 革靴が汚れていたり、靴底が磨り減っている
  • ネクタイが緩んでいる
  • 髪の毛がボサボサ

面接を受けるには、身だしなみを整え、清潔感を身につけることも必要です。清潔感のある身だしなみをすることは決して難しいことではありません。

そもそも「清潔感のある身だしなみ」とはどのようなものでしょうか。これは「清潔感のない身だしなみ」を考えた方が分かりやすいでしょう。それが上記の例です。健康状態にも関わるため難しい部分もありますが、それでも最低限、綺麗にすることは日頃からの行動によって可能です。

スーツや靴、髪型などについては、面接前に十分に時間を取って準備をすれば誰にでも改善することは可能でしょう。だらしない格好をしていることで面接官に悪い印象を持たれてしまうと、挽回することは至難の業です。だらしない格好は、その時点で不採用になる可能性があると肝に銘じて準備を整えましょう。

入退室のしぐさや動作まで見られている

入退室のマナー例

  • ノックをして入室
  • 入室時に「失礼致します」と挨拶をする
  • 座るように指示があるまで座らない
  • 足を組んで座らない
  • 退室時に「失礼致しました」と挨拶をする
  • 扉は後ろ手で締めないよう注意する

面接において大切なマナーは身だしなみだけではありません。面接会場での入退室のしぐさや動作についても気を抜くことはできないのです。例えば、選考が進み、役員会議室などで面接がある場合は要注意です。企業の重役が首をそろえ、あなたの一挙手一投足に注目しています。

しかし、これも身だしなみと同様に決して難しいことではなく「誰にでもできる当たり前のこと」が見られています。緊張のあまりノックを忘れてしまったり、話すことに夢中になっているうちに足を組んでしまったり、という失敗談を耳にすることもあります。面接前に、あらかじめ守るべきマナーについておさえた上で、面接に臨むようにしましょう。

面接でのポイント④質問への回答

面接を突破するには採用担当者からの質問への回答にも気をつける必要があります。回答で自分を不必要に大きく見せようとする必要はありません。しかし、自己分析がしっかりとできていないと、答えることができない質問もなかにはあるでしょう。

・自己分析を納得できるまでやりきる
・定番の質問にはあらかじめ回答を用意する

上記2つの対策は必ず行いましょう。自己分析について下の記事で詳しく説明しているので、ぜひ参考に実践してみてください。

面接での質問については下の記事を参考に回答を用意しましょう。

ポイントをおさえて面接に挑もう!

こちらでは、面接でのポイント3つについて解説いたしました。ハキハキと相手の目を見て結論から話し始める「話し方」、就職したいという思いだけではなく「どう活躍していくのか」をイメージさせる「伝え方」、面接官からすれば「できて当たり前のこと」である「マナー」、これらのポイントを理解し、実践できた人から面接を通過する可能性は高まっていきます。

逆にどれだけ実務能力が高く優秀な学生であったとしても、これらのポイントを軽視していては、なかなか面接を通過できずに苦しむことになるでしょう。これらのポイントを忘れることなく、自信を持って面接に臨めば、決して面接をクリアすることは難しいことではありません。面接前にはぜひ、この記事を読み返してポイントをおさえて挑むようにしてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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