内定について

【内定式とは】必要な準備や出席後に内定辞退する際の注意点

内定式には準備を万端にして出席しよう

内定式は、学生が初めて参加することになる企業主催の式典です。内定式では、同期となる他の内定者はもちろん、企業の役員や各部署の上長も出席します。社長から挨拶がある企業も多いです。そのため、内定式に参加することで、「この企業に入社する」ということを改めて実感できます。

また、初めて顔を合わせる社員も出席しているため、内定式で第一印象が決まる可能性が高いです。内定式に遅刻したり忘れ物をしたりすることがないように、必要な準備は前日までに終わらせておきましょう。

本記事では、内定式の内容や必要な準備について解説していきます。新入社員としてよいスタートが切れるように、参考にしてみてください。

下記の記事では、内定式の内容について詳しく解説しております。

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内定式とは

企業から内定式の案内が届いても、内定式とは何なのか、どのような準備が必要なのかが分からない人もいるでしょう。内定式とは、企業が学生に正式に内定を通知する式典です。企業にとっても学生にとっても、重要なイベントであることを理解しておきましょう。

そのため、内定式に出席する前に、内定式の内容や流れを把握しておく必要があります。内容や流れを知らないと、当日になって焦ったり、準備を忘れてしまう可能性があるためです。ここでは、内定式当日何がおこなわれるのかということを詳しく説明していきます。

メインイベントは内定証書授与式

内定式のメインイベントは「内定証書授与式」です。内定証書授与式で、学生は企業から内定証書を受け取ります。この内定証書とは、企業が「あなたを4月から採用します」ということを正式に伝える文書です。これを受けて学生は採用受託書(採用承諾書ともいいます)を企業に提出し、「4月から入社します」という意思を伝えます。

つまり、企業と就活生の双方が採用・入社の意思を確認し合う場が内定証書授与式です。これにより労働契約が結ばれます。

企業によっては、内定証書をひとりひとりに手渡す場合もあります。内定証書を受け取るときは、身だしなみや姿勢に注意しましょう。シャツがでていたり猫背になっていたりすると、だらしのない印象を与えてしまいます。

下記の記事では、内定式の所要時間について解説しております。

内定式の内容

  1. 社長や役員の挨拶
  2. 内定証書の授与
  3. 事務手続き
  4. 事業案内
  5. 会社見学
  6. 配属発表
  7. 先輩社員との交流会
  8. 懇親会

内定式当日は、上記のような内容がおこなわれることが多いです。ただし、企業によって内容はさまざまであり、中には内定式自体実施しない企業もあります。

内定式では社長や役員、人事担当の方々が次々と挨拶や説明をします。社長や役員の話は企業の考えを知るうえで非常に重要です。また、人事部担当からは今後のスケジュールや入社式までにどんな準備をすればよいのかについても説明があります。話はメモをとりながら聞くようにしましょう

企業から渡される内定証書は重要な書類です。クリアファイルを用意し、きれいに保管をしておくとよいでしょう。

下記の記事では、内定式のプログラム内容について詳しく解説しております。

内定式の後に懇親会を開催する企業も多い

内定式が終わると、そのまま懇親会を開催する企業が多いです。懇親会の目的は、内定者同士や先輩社員とコミュニケーションを図ることです。この懇親会には内定者だけでなく、社長や役員、各部署の先輩社員などが参加することもあります。

さまざまな人と積極的にコミュニケーションを図っておくと、入社してからの仕事がスムースになったり、同期との親交を深めるきっかけにもなります。ぜひ人とのつながりを広げていきましょう。

その際には自己紹介や志望動機はもちろん、学生時代のエピソードや趣味の話などを用意しておくとコミュニケーションが深まり、盛り上がります。企業によってはアルコールも用意されています。盛り上がりすぎて言葉が馴れ馴れしくならないよう、言葉遣いと話の内容には十分気をつけてください。

下記の記事では、内定式でする自己紹介のポイントを紹介しております。

内定式は10月に実施されることが多い

内定式がいつおこなわれるのかを事前に知っておくと、スケジュールを空けておくことができます。実施日を知るのが直前になると、準備が十分にできないこともあるでしょう。そのため、内定式の日を事前に把握しておくことは大切です。

内定式の実施日は企業により異なりますが、一般的には10月におこなわれることが多いです。これは、経団連により内定解禁日が10月1日と決められているためです。内定解禁日を迎えてから内定式を実施する企業が多いです。

今後は10月以外に実施する企業が増える可能性もある

経団連は、就活のルールである「採用選考に関する指針」の廃止を決定しました。したがって、内定式がおこなわれる時期は今後10月1日以降でなくなる可能性があります

採用選考に関する指針では、6月に面接などの選考を解禁していますが、実際はそれより前に選考を開始する企業も多いです。指針を廃止することで、さらに選考が前倒しになることも考えられます。したがって、内定式の時期も企業によって異なってくるといえます。

通年採用をおこなっていた企業では、指針の廃止を歓迎するという意見もありますが、採用活動が長期化するのではないかという声もあがっています。

下記の記事では、内定式の開催時期について解説しております。

内定式までにしておくべき3つの準備

内定式はただ出席すればいいというものではありません。内定式の前後で入社のための手続きや提出物の回収をする企業もあります。当日の持ち物の中には、卒業見込み証明書など前日に用意をしようとしても間に合わないものもあるでしょう。そのため、早めの準備が必要です。

それでは、内定式にふさわしい身だしなみや、当日の持ち物、事前に準備をしておくことについて説明します。

①集合場所や時間を確認しておく

内定式の前には、集合場所や時間を確認しておきましょう。内定式は、企業が実施する式典であるため、遅刻は厳禁です。時間を勘違いしていたり、当日場所が分からずに迷ったりすることがないように、前日までに最終確認をしておくことが大切です

自分ではわかっていたつもりでも、時間を間違えて覚えていたということもありえます。内定式の会場までいくのにどれくらいの時間がかかるのか、当日は何時に起きるのかなど逆算して考えておきましょう。

また、内定式当日に思わぬアクシデントに見舞われることも考えられます。心配な人は、早めに会場付近へ到着するようにして、空いた時間はカフェなどで時間をつぶすようにするとよいでしょう。

下記の記事では、内定式は何分前に到着すべきか解説しております。

②身だしなみと持ち物を揃える

  • 服装:ビジネススーツ
  • 髪型:清潔感のある髪型
  • 持ち物:ビジネスバック・筆記用具・メモ帳・スケジュール帳・クリアファイル・印鑑

服装や髪型は就活のときと同じと考えてよいでしょう。スーツに清潔感のある髪型が基本です。内定式はフォーマルな場であるため、新人らしいマナーを守った服装と髪型で参加しましょう。

案内状に「平服で参加してください」と書いてあっても、フォーマルな服装で参加することが基本です。ここでいう平服とは普段着という意味ではありません。なお、ひげやピアス・口臭・体臭などにも気をつけることを忘れてはいけません。

持ち物は、たとえ案内状で指定されていなくても、上記に記載したものは持っていった方が無難です。そのほか、卒業見込み証明書や入社受託書などの重要書類の記入・提出が求められる場合も多いです。

下記の記事では、内定式に必要な持ち物を紹介しております。

③自己紹介や抱負を考えておく

内定式や懇親会では、ひとりひとりの挨拶や自己紹介を求められることがあります。内定式で慌てたり緊張したりしないためにも、何を言うのかを事前に考えておきましょう。初めて顔を合わせる人にとっては、自己紹介での印象が第一印象となります。できる限り内容を考えておき、当日失敗しないようにしましょう。

自己紹介では、出身大学・学部・名前・志望動機・今後の抱負などを簡潔に言いましょう。その際、声の大きさも大切です。会場に響き渡るような大きな声で言うと好印象です。オリジナリティを出すために、趣味や特技などを話すのもおすすめです。

下記の記事では、内定式のスピーチで失敗しないコツを紹介しております。

内定式後に辞退する場合の注意点

就活では1社だけでなく、多くの企業に応募することが一般的です。その結果、複数の企業から内定がもらえることもあるでしょう。

一度内定をもらうと辞退ができるのかどうか心配になるでしょうが、内定をもらった後も辞退することは可能です。しかし、対応の仕方を間違えてしまうとトラブルになることもあります。そのため、内定辞退のポイントをしっかり押さえて失礼のないようにしましょう。

内定式の後でも辞退はできる

内定式で内定証書を受け取り、採用受託書を企業に提出した段階で雇用契約が成立します。しかし、たとえ内定式後であっても、内定を辞退することは可能です。原則として入社日の2週間前までであれば内定辞退は可能です。これは、民法第627条で定められていることです。

それでも、企業からすれば採用予定者が1人減ってしまうことになります。内定辞退は、企業に大きな迷惑をかけてしまうことを忘れてはいけません。とくに教授や先輩などの知り合いから紹介された企業であればなおさらです。内定を辞退する際は、電話で連絡をした後に手紙を書くなど、丁寧な対応を心がけましょう。

下記の記事では、内定式後に辞退する際のポイントを紹介しております。

内定辞退は早めに連絡する

内定辞退はできる限り早めに連絡するのがマナーです。企業は、学生から内定承諾の連絡をもらったら、本格的に入社に向けての準備を進めています。内定式もそのひとつです。

内定式のほかにも、懇親会や内定者研修、入社式の準備など、新入社員を迎えるために企業は多くの時間とコストを費やしています。そのため、内定辞退の連絡が遅れるほど、企業に迷惑がかかると考えましょう

内定式の後に内定辞退を決断したら、言い出しにくいと感じる人は多いです。しかし、連絡を後回しにするとかえって企業に失礼です。内定辞退を決めたら、早めに連絡しましょう。

下記の記事では、内定式後に辞退する際のマナーを紹介しております。

内定辞退は電話で連絡する

内定を辞退することを企業に伝える際は、メールではなく電話で連絡しましょう。メールがマナー違反になるわけではありませんが、メールで連絡をすると、受信者がチェックするまでに時間がかかる可能性があります。

内定辞退の連絡で重要なのは、早く企業に伝えることです。担当者がメールのチェックを後回しにしていた場合、辞退の旨が伝わるのが遅れてしまいます。そのため、担当者と直接話ができる電話での連絡の方がおすすめです。

どうしてもメールで連絡したいというときも、メールを送った後に返信がきているかを確認する必要があります。返信がないときは、メールが届いていないか、チェックが漏れている可能性が高いです。改めで電話で連絡してみましょう。

下記の記事では、内定辞退のマナーと期限について解説しております。

内定式でよい印象を残そう

内定式とは、企業と学生双方の入社意思を確認する場です。内定式の内容は企業によってさまざまですが、どの企業もメインイベントは内定証書授与式です。学生は企業から採用内定書を受け取り、採用受託書を企業に提出します。

内定式はフォーマルな場であるため、面接の時と同じように新人らしい清潔感のある服装や髪型で参加します。また、筆記用具などの持ち物にも気をつけましょう。忘れ物をするとマイナスな印象を与えてしまいます。さらに、自己紹介の場があることを想定し、話す内容を事前に考えておくとよいでしょう。

内定式が終わると、懇親会が開催される企業も多いです。内定者だけでなく、企業の役員や先輩社員も参加するため、積極的にコミュニケーションを図りましょう。

下記の記事では、内定式での髪型のマナーについて解説しております。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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