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「仕事に行きたくない」と考えてしまう理由と気持ちを入れ替えるための方法3つをご紹介

入社日前日に仕事に行きたくないと考える人はいる

楽しみにしていた旅行や遠足などの予定前日になると急に億劫になってしまったという経験がある方もいるでしょう。それよりもはるかに強い気持ちで入社日前日に仕事に行きたくないと考えることがあります。

というよりも、夢や希望にあふれてすぐにでも働きたいと思える人の方が少ないと言った方がいいでしょう。働くということは、それまでの生活がガラッと変わることであり、未知なる世界への不安があるのは当然のことだからです。

しかし、そんなネガティブな考え方を少しでも変えて明るく入社式に臨みたいと思っているなら、ネガティブになってしまう理由と対処法を見ていきましょう。

仕事に行きたくないと考えてしまう理由

大学を卒業し、学生でも社会人でもない宙ぶらりんな成人になってしまっている中では、「働きたくない」という考えが、宙ぶらりんな自分に対する不安と結びつくことがあります。そして、この考えは学生なら誰でも少しは持っているものなので、自分だけが社会不適合なのかと悩む必要はありません。

具体的な不安の要因はさまざまですが、大学卒業から入社までという中途半端な時期に抱えやすい代表的な不安の理由をご紹介します。それを知ることで自分の内面にある問題を掘り下げ対処法への理解を深めてみましょう。

学生から社会人になる準備ができていない

多くの人にとって学生時代というのは時間もお金も余裕があり、ひたすら楽しく過ごすことができるユートピアの期間です。学費を稼ぐために必死だった人や、理系の学部にありがちな徹夜続きの研究をしていた場合は時間や体力的には就職してからの方が楽ということもあるでしょう。

しかし、学生のうちは単位を取る取らないも自分に迷惑がかかるだけで何の責任も負わずに済みますし、アルバイトにしたって嫌ならすぐに辞めて他のことに移れます。

また、過ぎ去った日々というのは良い思い出ばかりが残り、「もっと楽しめたはずだ」、「本当に楽しかった」、と強烈な後悔や懐かしさを感じる人も多いです。このように過去に目が向いてしまって未来から目を背けていることが「働きたくない」という考えにつながってきます。

人間関係がうまく構築できるか不安

学生時代の付き合いというのは仲の良い人だけで集まっていれば事足りるため、嫌いなら付き合わなければいいし、好きな人だけで固まっていれば済みました。しかし、会社はそういうものではないとわかっています。それが不安を呼び込んでいるのでしょう。

社会人としての人間関係には露骨に利害関係が発生します。どれだけ人柄が良くても仕事ができなければ評価されることはありませんし、ライバルも存在します。中には利己的でハイエナのような人物がいるのも確かです。

しかし、裏を返せば利害だけで関係が構築できるので踏み入った付き合いにならずに済みます。この線引きができず学生時代のように何でも心で受け止めると潰れてしまうので、仕事は仕事、プライベートはプライベートで切り分ければ不安も薄れるでしょう。

第一志望の企業でないためやる気が出ない

働くということは、それによって収入を得て楽しく暮らすための手段でしかないことをしっかり認識しましょう。これが認識できていないまま入社すると仕事で失敗するたびに自分の価値が低いような気になったり、プライベートな時間ですら落ち込むようになってしまいます。

また、あなたの第一志望となり得る企業は一つとは限りません。数え切れないほどある第一志望候補の一つに過ぎないのです。第二志望、第三志望の企業にもしっかりと目を向ける重要性を知っておくと仕事に対して自然とポジティブな気持ちになれます。

入社日前に仕事に行きたくない場合の対処法3つ

働くという行為が楽しく生活するという目標を達成するための手段でしかないことがわかれば概ね不安は解消されるはずです。手段でしかないため、将来的に別の手段を講じることもできるからです。

それでもまだ不安が残るという場合には下記にご紹介する3つの対処法を試してみましょう。1つ目は考え方を変えること、2つ目は自分を見直すこと、3つ目は最終手段となっています。具体的な方法がわかれば不安な気持ちへの対処がしやすくなります。

①失敗して当たり前だと考える

新卒が即戦力になるように育てられるかどうかは先輩や上司の問題であり、その教育が十分でないから新卒社員が育たないのです。とはいえ、先輩や上司も仕事自体が本業であり教育のスペシャリストではありませんから、悩みながら教育に取り組んでいます。

上司や先輩は新入社員が何がわからなくて何が悩んでいるのか言われなければわかりません。だからこそ、教えてもらったことは素直に熱心に取り組んで、失敗しながら成長していけば良いのです。

②自分に自信を持つ

学生時代に周囲の人の内定数が気になり、自分は入社する1社くらいしかなかったとしたら自信を失う気持ちもよくわかります。しかし、内定をもらえているのですから、入社に足る何かしらの条件をクリアできているというのは間違いありません。

また、内定数は社会人として活躍できるかの判断基準にはなりえません。単に面接が得意というだけのことです。強いていえばコミュニケーション能力や適応能力の高さがあるくらいといえます。

入社後はそれまでの経験や能力がどうであれ、入社の条件をクリアしているという意味では同期も同じレベルからの一斉スタートです。そこで秀でるかどうかは自分の努力次第になります。何も自分を卑下する必要はないので、面接などで好印象だった強みなどを自覚して自信を持ちましょう。

③一度仕事のことを忘れてリフレッシュする

最終手段の、当日まで忘れるという方法です。入社前に念入りな準備をするのも良いですが、大切なのは晴れやかな気持ちで新人として社会に出ていくことです。そうなるために後悔のないよう、思いっきり遊んでおくというのも良い手です。

社会人になれば多くの場合、最低でも週40時間は会社に拘束されます。休憩時間や通勤帰宅時間も合わせればそれ以上となります。つまり、好きなことに全力を尽くせる時間は限られるということです。

不安に思っていようと遊びまくっていようと入社日は来ます。それなら今のうちに全力で好きなことに時間を使う方が有意義です。仕事のことなど忘れてリフレッシュすることに時間を使ってみましょう。そして、どのように時間を過ごしても、入社当日の自分はちゃんと会社に向かってくれます。

仕事に行きたくないと考えたら3つの対処法を試そう!

仕事に行きたくないと考えるのはごく自然なことです。生活リズムも責任も大きく変わってくるので不安に思うのも仕方ありません。そんな自分の考えを否定せずに認めてあげるのも大切です。

一方で、仕事は辛いことばかりではなく、達成感も楽しいこともたくさんあります。また、どんな企業に入っても死ぬまでその企業にいるということではありません。定年退職はもちろん、経験を積んで転職したり、結婚などによって職場を変えることもあります。

人生という長い時間の中で一時的に所属する場というだけなので、あまり深く考えすぎず、仕事とは生きて行くための手段にすぎないと思えば気楽にもなれます。もし不安が強くなってしまったら、3つの対処法を試しながら、明るい気持ちに切り替えて入社式に臨みましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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