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働きやすい会社ランキングTOP3|優良企業がおこなう取り組みとは

働きやすい会社に見られる特徴

実際の働きやすさは働いてからでないと分かりませんが、数字からでも働きやすい会社であるかの見極めは、ある程度は可能です。ブラック企業と呼ばれる会社で働いていた社員の声は具体的です。具体的な理由は、数字を出してブラック企業ぶりを訴えているからでしょう。客観的な数字は、働きやすい会社の見極めにも有効です。以下の内容では具体的に、働きやすい会社を考察していきます。企業選びの参考にしてください。

3年後離職率が低い

求人雑誌をみていると、いつも求人募集をしている企業があります。そんな企業は信用できないと思う人が、多いのではないでしょうか。加速度的に業績がアップして常に人手不足であれば納得できますが、そんな企業は現実的には多くはないでしょう。いつも求人を募集している企業は、離職率が高いと思うのが自然です。

インターネット上には正確な離職率を公開されてていなくても、離職した社員の声を聞くことができます。あまりにもその声の主が多ければ、その会社は離職率が高い可能性があります。3年以内に離職する人が多ければ、関心があっても応募することをよく検討した方が良いでしょう。働きやすい会社の条件の一つに、社員の定着率が高いことが挙げられます。長い期間働いている人が多いのは、働きやすい証拠だと思って間違いないでしょう。

有給休暇の取得率が高い

就職をすると、休みを取る時は有給休暇を使うのが一般的です。とはいえ実際に仕事をしていると、周りへの遠慮などもあってなかなか有給休暇を取りにくいことが多くあります。会社全体で積極的に有給休暇の使用を勧めている企業も最近は増えつつありますが、それでも気楽に有給休暇を使う、というのは未だにハードルが高い部分が多いようです。

働きやすい会社の場合、この有給休暇の取得率が全体的に高いというのが特徴のひとつです。このように誰でも気軽に有給休暇を取りやすいため、余暇や育児・出産などいざという時も休んだり計画を立てられる安心感というのが、長く働くために重要なポイントといえます。特に育児・出産ともなると夫婦どちらであっても休みやすい企業に勤めている方が、生活にも余裕が出て長く勤続することができるのかもしれません。

女性への手厚いサポートがある

働きやすい会社は、基本的に女性へのサポートが手厚く用意されていることが多いです。昨今は育児をしながら働く兼業主婦の社会進出も多く、そういった女性の人材を確保するためにしっかりとサポートを用意している会社が、結果として女性にとっても働きやすいということなのでしょう。

特に産休・育休の取得やそこからの復職に協力的であったり、女性のキャリア育成に積極的であったりする企業が、働きやすい企業であると一般的には考えられています。

社会進出をするのが当たり前になってきた女性は、その分男性とは別に様々な役割を期待されていることが多くあります(主婦として・母親としてなど)。それら全てをカバーできるサポートをおこなうことによって、長く勤めやすくなるということでもあります。

業界別働きやすい会社ランキング

ここで紹介する企業は、2018年版四季報を参考にして選びました。いずれの企業も勤続年数ベスト100と、新卒定着率ベスト100にランクインしている企業です。数多くの企業の中で、勤続年数と新卒定着率のベスト100にランクインされることは、働きやすい企業として評価されている証拠でしょう。

以下の内容では紹介した企業の、具体的に働きやすい根拠を挙げていきます。これらの特徴は、ここで紹介していない企業においても、働きやすい企業の判断材料になるでしょう。

1位:富士通周辺機株式会社

富士通周辺機株式会社の平均勤続年数は26.2年、新卒定着率は100%です。仕事と育児の両立支援をホームページで謳っていますが、口先だけではなくて、くるみんマークも取得しています。富士通周辺機株式会社の、具体的な育児サポート計画を紹介します。2010年4月1日から2015年3月31日までの過去の施策になりますが、計画期間内に育児休職の取得を促しています。

具体的には男性社員は期間内で育児休暇の取得を実行することを目標にしています。女性社員の場合は、育児休暇の取得率を80%にすることを目標にしています。くるみんマークを取得するだけではなくて、実際に具体的な育児休暇へのサポートをしていることは評価できます。男女ともに恩恵を受ける制度で、働きやすさを具現化しています。

 2位:京阪電気電鉄株式会社

京阪電気電鉄株式会社の平均勤続年数は26.0年、新卒定着率は100%です。大変温かみを感じる自社のホームページですが、具体的に働きやすさを証明する資料は見つかりませんでした。しかしカイシャの評判の口コミによると、人間関係・承認や賞賛する社風、仕事を通じた達成感、仕事を通じた成長感、責任や権限のある仕事ができるか、本業での社会貢献のポイントは、いずれも高いです。

具体的な働きやすさのポイントになる残業時間も口コミでは、さほど多くはないと書き込みされています。奥さんの出産時に男性社員が、分娩休暇を取ることができたとの口コミもあります。京阪電気電鉄株式会社には際立った働きやすさのポイントはありませんが、給与面や福利厚生を含むすべての面で、社員を大切にしていることを伺うことができます。

3位:東武鉄道株式会社

東武鉄道株式会社の平均勤続年数は24.7年、新卒定着率は100%です。口コミサイトには、福利厚生がしっかりしており、有給休暇もキチンと取得できるとの書き込みがされています。仕事が大変なのはどんな職場でも同じです。しかし福利厚生がしっかりしていて、有給休暇がキチンと取得できるのは働きやすさの大きなポイントになります。

労働組合もあり組合の力が強いのも、働きやすさのポイントになっています。個人では言いにくいことも労働組合に相談すれば、労働組合を通じて企業の上層部に言ってもらえます。サービス残業が当たり前の企業もありますが、労働組合が強い企業ではサービス残業が蔓延することはないでしょう。

就活の軸を定めよう

就活を始める際には「就活の軸」を定めることが大切です。就活は内定を得ることが目的ですが、内定を得て入社した後も自分の選択に自信を持つことで、本当に就活が成功したといえるでしょう。しかし、就活の軸を定めることは難しいです。そこで活用したいのが「就活の軸作成マニュアル」です。このマニュアルでは、就活の軸の作り方が詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、就活に迷いがある学生はぜひダウンロードしてみましょう。

働きやすい会社に見られる取り組み

昨今はパワハラという言葉が有名になってきました。具体的なパワハラの代名詞はサービス残業の強制ですが、現在は国ぐるみで撲滅を図っています。働きやすい会社は国の動きに呼応するように、積極的に残業を減らす努力をしています。他にもさまざまな方法で、社員が働きやすい環境を実現するようになってきました。

働きやすい環境を作ることは、会社にとってもメリットがあることを実感してきたのでしょう。以下の内容では働きやすい会社が取り組んでいる、具体的な施策の紹介をしていきます。

残業削減の取り組み

残業を削減することは企業の経費削減にも繋がりますが、社員の定着率の良さにも繋がることは事実でしょう。会社を離職する理由に、残業時間の多さが挙げられることがあります。残業が少なくなれば退勤してから、プライベートな予定が立てやすいです。社員にとっても大変ありがたいことです。

働きやすい会社では残業の削減や残業の禁止を具体的な方法で推進しています。ノー残業デーの設定は、そのうちの一つです。残業禁止するために、所定の勤務時間内に仕事が終わるように、仕事のスケジュールを見直している会社もあります。具体的な施策を講じる会社は、残業禁止を実現するために真剣になっている証拠でしょう。

有給休暇以外の独自特別休暇の設定

一昔前ぐらいは有給休暇が建前上あっても、実際には取得が難しいケースが多かったです。しかし過労死問題がニュースになることが多くて、国も対策に腰を上げ、企業も有給休暇を取りやすいように工夫をするようになってきました。昔はなかった休暇制度を採り入れる企業も増えてきました。

比較的新しく登場した休暇制度とは、バースデー休暇・ボランティア休暇・リフレッシュ休暇などがあります。ボランティア休暇は、企業の社会性アップにもなると考えられて設定されたのでしょう。具体的な休暇名があれば、社員も有給休暇が取りやすいです。休暇制度が充実している会社は、結果的に社員の定着率が上がり企業のメリットにもなります。

資格取得やスキルアップ講座の支援

長く勤めていく上でやはり重要になってくるのが、スキルアップや資格取得なのではないでしょうか。働きやすい会社では、そういった資格取得やスキルアップのための講座の開講、支援を積極的におこなっているところが多くあります。

資格取得のために必要な知識を集中して取得できるような支援やアドバイスなどもおこなわれることが多くあるため、仕事をしながらでも資格取得を目指しやすいです。

こういった資格取得やスキルアップは、キャリアアップにもある程度つながるものがあるため、一般的な会社でも気になっている人は多くいることでしょう。それらを積極的に支援している会社なら、長く勤めやすいということなのでしょう。

ひとつの会社に長く勤めたいのであれば、こういった点も押さえて就職活動を進めたいところです。

女性の育児休暇の取得率・獲得率の向上

優秀な女性社員であっても結婚・出産で会社を退職するというケースが多かった時代がありました。多くの退職した女性から、出産後も働きたいという意見がありましたが、会社には退職した女性社員が働く場所は既にありませんでした。ところが時代は変わり、優秀な女性社員の働きたい希望を無視することは、会社にとって損失との認識が生まれてきたのでしょう。現在では、育児休暇を取得する女性社員が増えてきました。

そんな時代の流れに厚生労働省は、くるみんマークという認定証を発行するようになったのです。この認定証を見た女性の新入社員は、今の会社で長い間、働くことができると思うでしょう。企業によっては積極的に育児休暇の取得を勧めています。優秀な女性社員に働いてもらうことは企業にとってメリットだからです。

くるみんマークの認定を受けている

くるみんマークという認定証があります。厚生労働省が発行していますが、子育てをサポートしている企業が認定されます。二昔前ぐらいまでは、妊娠をすれば女性は会社の退職を余儀なくされるケースがありました。しかし現在は、子育てをしていても働いている女性が多くいます。そんな働く女性達を具体的にサポートする企業を増やすのが、くるみんマーク発足の狙いでしょう。

女性ならではの感性を活かす仕事もあり、継続的に女性が働ける環境は必要不可欠になってきました。女性が働きやすい職場を作ることは、社員の定着率のアップにも関係してきます。くるみんマークは幾つかの基準を満たし、国に申請すれば取得できますので、取得済みの会社が増えてくるでしょう。くるみんマークの認定を受けた会社は、働きやすい企業の一つの判断材料でしょう。

働きやすい会社ランキングを1つの参考に就活を進めよう 

働きやすい会社のランキングというのは、あくまでもひとつの目安ではあります。とはいえ、ある程度基準としての情報がある方が就職活動の目安にもできるでしょう。実際の就職活動を進めていくのであれば、一番重視したいのは「自分が働きやすい会社で長く勤められる」ことです。そのためにも、実際に働きやすい会社の基準を知っておくのは大事なことでもあります。

一般的にどういった要素がある会社が働きやすい会社であるかを理解した上で、自分が長く勤められるであろう、働きやすい会社を探して就職をしたいところです。そのためにも、自分にとってメリットのある企業とは何かを確認しながら就職を目指しましょう。

自分の目指す働き方と合う会社を探して、長く勤められるように就職活動をしていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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