企業研究

アサヒ飲料の平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

アサヒ飲料とは?

アサヒ飲料は1982年から続く老舗企業です。ソフトドリンクの製造・販売をおこなう企業で、飲料業界内でのシェアは13.4%、業界3位に位置します(2016年)。1884年に「平野水」(後の三ツ矢サイダー)を発売し、その後もバヤリース・ジンジャエール・レモネード・ウィルキンソン・十六茶・おいしい水・WONDA・六条麦茶といった時代を代表する飲料を販売し続けています。

2016年にはカルピス株式会社との合併も行うなど、昔ながらの飲料商品を多く取り扱っている企業です。本社を東京に置き、全国各地に主要事業所8つ、工場5つ、研究所を2つ持っています。グループ企業はカルピス株式会社、アサヒ飲料販売株式会社、アサヒオリオン飲料株式会社、アサヒみどり販売株式会社、株式会社ミチノクの5社です。

アサヒ飲料の仕事内容

アサヒ飲料が2018年に採用募集を行っていた職種は事務系職種と技術系職種の2つです。それぞれの職種での初任給の違いはなく、勤務時間は8:45~17:30です。どちらの職種も4年制大学卒業見込み又は修士・博士課程修了見込みの学生が応募できます。

ただ、募集要項に「普通自動車免許を入社までに用意できる方」という内容があるため、まだ自動車免許をとっていない方は注意してください。ここからは、2つの仕事内容について見ていきましょう。

事務系職種

事務系職種の仕事の種類には営業、営業企画、物流、マーケティング、財務、人事総務といった複数の職種があります。営業は「量販・卸」「自動販売機」の2つに分かれ商品の魅力を伝えたり、販促活動をおこなうのが主要業務です。営業と似た名前の営業企画では売上データ分析・販売方針策定・販促施策立案をおこない営業の仕事を補助します。

そしてマーケティングは商品の開発部分の企画・宣伝企画立案が主要業務です。物流では小売店舗や卸に商品の発送をおこなうだけでなく原材料調達・工場での製造計画・在庫管理をおこないます。財務や人事総務は他の職種が扱う経営資金・商品代金・各種書類の管理や作成、社員の採用計画を立てる、社員の評価制度や就業規則を作成する、スキルアップ研修を主催するといった仕事をおこないます。

技術系職種

技術系職種は研究開発、生産・品質管理、エンジニアリング、容器開発・製造の4つの技術部門に分かれます。研究開発は新商品の開発・リニューアル商品の作成・乳酸菌などの基礎研究をおこないます。生産・品質管理は製品の製造をおこなう職種です。

生産・品質管理の働く各製造拠点の工場ではエンジニアリングが生産に関する調査・研究、製造設備の新設・改良をおこない、製品が素早く低コストで製造できるようにします。容器開発・製造ではペットボトル容器の企画・開発・施策・製造ラインの立ち上げ・運転・メンテナンスなど、ペットボトル容器に関わる業務を全てここでおこないます。

アサヒ飲料の平均年収は674万円

アサヒ飲料は、1982年に設立された朝日グループホールディングスの子会社で、清涼飲料水の製造および販売をおこなっています。「三ツ矢サイダー」をはじめ、「十六茶」や「カルピス」、「WANDA」ほか、多様な種類の飲料商品を扱っています。経営理念に「飲料事業の分野で社会や市場の変化に対応し、高品質で安全な商品と真心のこもったサービスの提供を通じて、豊かで健康な食生活の実現に貢献し、限りなく発展する企業を目指す」を掲げ、先輩から受け継いだ伝統を守り、新たな目標に挑戦する企業を目指しています。

近年では、人気の炭酸水「ウィルキンソン」が11月で年間販売目標を突破し、2008年から10年連続で過去最高の販売数を達成したことで話題になりました。グループ会社には、カルピス株式会社などの製造および販売をおこなう会社や、アサヒ飲料販売株式会社などの、自販機での販売事業を展開する企業があります。資本金は、11,081,688,000円です。

正式名称:アサヒ飲料株式会社
所在地:東京都墨田区吾妻橋一丁目23番1号
従業員数:3,300人
//www.asahiinryo.co.jp/company/about/

複数の口コミを参照すると、アサヒ飲料の年収事例は以下のようになっています。

平均年齢 27.0歳・販売職:350万円
平均年齢28.6歳・営業職:490万円
平均年齢28.7歳・運輸・物流・設備系:350万円
平均年齢30.0歳・その他:550万円
平均年齢34.5歳・医薬・化学・素材・食品系専門職:525万円
平均年齢36.8歳・企画・事務・管理系:625万円

これらの事例から、年齢別・役職別の平均年収を算出してみました。

アサヒ飲料における年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 405.9万円 25.3万円 101.7万円
25~29歳 550.4万円 34.4万円 138.0万円
30~34歳 635.2万円 39.7万円 159.2万円
35~39歳 694.1万円 43.3万円 174.0万円
40~44歳 749.4万円 46.8万円 187.8万円
45~49歳 811.8万円 50.7万円 203.5万円
50~54歳 851.0万円 53.1万円 213.3万円
55~59歳 819.5万円 51.2万円 205.4万円
60~64歳 548.5万円 34.3万円 137.5万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

アサヒ飲料の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 25.3万円 101.7万円 405.9万円
23歳 27.2万円 109.0万円 434.8万円
24歳 29.0万円 116.2万円 463.7万円
25歳 30.8万円 123.5万円 492.6万円
26歳 32.6万円 130.7万円 521.5万円
27歳 34.4万円 138.0万円 550.4万円
28歳 35.4万円 142.2万円 567.4万円
29歳 36.5万円 146.5万円 584.4万円
30歳 37.5万円 150.7万円 601.3万円
31歳 38.6万円 155.0万円 618.3万円
32歳 39.7万円 159.2万円 635.2万円
33歳 40.4万円 162.2万円 647.0万円
34歳 41.1万円 165.1万円 658.8万円
35歳 41.9万円 168.1万円 670.5万円
36歳 42.6万円 171.0万円 682.3万円
37歳 43.3万円 174.0万円 694.1万円
38歳 44.0万円 176.8万円 705.2万円
39歳 44.7万円 179.5万円 716.2万円
40歳 45.4万円 182.3万円 727.3万円
41歳 46.1万円 185.1万円 738.4万円
42歳 46.8万円 187.8万円 749.4万円
43歳 47.6万円 191.0万円 761.9万円
44歳 48.4万円 194.1万円 774.4万円
45歳 49.1万円 197.2万円 786.9万円
46歳 49.9万円 200.4万円 799.4万円
47歳 50.7万円 203.5万円 811.8万円
48歳 51.2万円 205.5万円 819.7万円
49歳 51.7万円 207.4万円 827.5万円
50歳 52.2万円 209.4万円 835.3万円
51歳 52.7万円 211.3万円 843.2万円
52歳 53.1万円 213.3万円 851.0万円
53歳 52.7万円 211.7万円 844.7万円
54歳 52.4万円 210.2万円 838.4万円
55歳 52.0万円 208.6万円 832.1万円
56歳 51.6万円 207.0万円 825.8万円
57歳 51.2万円 205.4万円 819.5万円
58歳 47.8万円 191.8万円 765.3万円
59歳 44.4万円 178.3万円 711.1万円
60歳 41.0万円 164.7万円 656.9万円
61歳 37.6万円 151.1万円 602.7万円
62歳 34.3万円 137.5万円 548.5万円
63歳 27.4万円 110.0万円 438.8万円
64歳 20.6万円 82.5万円 329.1万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

アサヒ飲料の職種別年収

アサヒ飲料の初任給は上でも話した通りどの職種でも同じ額の初任給が設定されているため、1年目の年収はどちらの職種でもほとんど変わりがないと思われます。それでは、その後の年収はどうなるのでしょうか?事務系職種・技術系職種の職種・部門ごとにわかる範囲で調べてみました。

また、アサヒ飲料の口コミでは「キャリアアップや勤務評価などで年収が大きく変わる」との声があったため、ここでは口コミの役職・勤めた年数データと年収を一例としてあげておきます。

事務系職種の年収

 

上記は事務系各職種の営業・人事総務・物流の平均年収と口コミとして挙がっていた営業をしていた方の年収です。人事総務の平均年収が一番高く、物流が最も低くなっています。上でも書いた「キャリアアップや勤務評価などで年収が大きく変わる」の通り勤めた年数が3年でも役職に付けば年収が650万円~700万円となるなど役職・評価次第で大きく年収が変わるようです。

技術系職種の年収

研究開発、生産・品質管理、エンジニアリング、容器開発・製造の4つに分かれている技術系職種ではそれぞれの平均年収データがなく、技術系職種4つの平均年収データしかありませんでした。

技術系職種の平均年収は事務系職種の営業・物流より高いですが、人事総務の平均年収よりは低くなります。事例として挙げた生産・品質管理3年目、役職なしで年収400万円と技術系職種の平均年収525万円と125万円しか違わないことを踏まえると技術系職種に関しては各職種においての年収差が少ないと思われます。

アサヒ飲料の役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,208.4万円
課長 945.1万円
係長 719.7万円
20~24歳の一般社員 405.9万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

アサヒ飲料の大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 20.64万円
修士了 22.44万円

※リクナビ2018より参照しています。

アサヒ飲料の初任給は、学歴によって初任給が若干異なるようです。大卒よりも修士了卒のほうが、約2万円高くなっています。また、昇給は年に1回、賞与は年に2回です。

飲料・酒類業界における年収の傾向と生涯賃金

飲料・酒類業界とは

飲料・酒類業界は、清涼飲料水や酒類の開発・製造および販売をおこなっています。近年の飲料・酒類業界は、毎年堅調に業績を伸ばし続けています。近年では、消費者の健康志向の高まりを受けて、お茶や特定保健用食品飲料のほか、低カロリー・低糖質の飲料や栄養ドリンク類の売り上げが好調な状況です。

その一方で、コーラなどの炭酸飲料や、缶コーヒーの売り上げは減少傾向にあります。また、国内の人口減少の影響で業界内の競争が高まり、各社で再編の動きや海外展開も盛んになっています。

アサヒ飲料は、炭酸飲料やコーヒーのほか、特定保健用食品飲料やカロリーゼロの飲料なども扱い、健康に配慮した商品も手掛けています。時代の流れに伴い、様々な動きが見られる飲料・酒類業界ですが、その年収とはいったいいくらぐらいなのでしょうか。

飲料・酒類業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 アサヒ飲料 飲料・酒類業界
20~24歳 405.9万円 437.4万円
25~29歳 550.4万円 546.1万円
30~34歳 635.2万円 626.1万円
35~39歳 694.1万円 671.4万円
40~44歳 749.4万円 732.4万円
45~49歳 811.8万円 785.0万円
50~54歳 851.0万円 833.9万円
55~59歳 819.5万円 809.7万円
60~64歳 548.5万円 560.9万円
生涯賃金 3.03億円 3.0億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

アサヒ飲料の年収を飲料・酒類業界と比較すると、20代前半と60代では低く推移していますが、それ以外の年齢層においてはやや上回っています。最も差が大きいのは40代後半で、業界平均より26万円高い予測となっています。生涯賃金においても大きな差は見られず、アサヒ飲料の年収水準は業界平均と同じくらいであることが分かります。

まとめ

飲料・酒類業界は、年々売り上げを伸ばし続ける一方、国内市場の収縮を懸念し、各社で海外進出へ乗り出しています。また、健康に気を遣う消費者をターゲットに、体に良い飲料商品の開発にも積極的です。アサヒ飲料は、炭酸飲料やコーヒーのほか、特定健康食品「アサヒサイダーW」やノンカフェイン飲料などの健康を意識した商品も扱っています。さらに、環境への取り組みにも力を入れています。

サトウキビやトウモロコシを原料としたペットボトルを採用してCO2の削減に努め、自販機においても省エネおよびCO2排出の抑制を目指しています。長年愛され続けている飲料商品を提供し、さらに環境にも貢献するアサヒ飲料に、今後も期待が高まりそうです。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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