インターン

【内定直結インターンの企業や特徴】企業から評価される学生像も紹介

内定直結インターンとは?

インターンの中には、内定直結インターンと呼ばれるものがあります。これはインターンでの活動内容によって、評価の高い学生にそのまま内定を付与するというものです。内定直結インターンは多くの場合、事前に通常のインターンとは異なり、内定を付与する可能性があることを提示しています。

ここでは、内定直結インターンに参加するメリットとそこで評価されるためのポイントを解説していきます。しっかりとポイントを押さえ、内定直結インターンを有効に活用するようにしましょう。

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インターンが内定につながる企業をチェック

内定直結インターンは、企業側にとっても学生側にとっても、それぞれにメリットがあります。とはいえ、どの企業もが内定直結インターンを実施しているわけではありません。業界や企業によってインターンの意味合いは異なり、その中でも、インターンが内定に直結するような企業はほんの一握りです。では、どのような企業が内定直結インターンを実施しているのか、詳しく見ていきましょう。

外資系企業は要チェック

数ある企業や業界の中でも、外資系企業は要チェックです。外資系企業は、日系企業に比べて海外寄りの考え方が主流です。その大きな特徴のひとつとして実力主義思考が強く、よりシビアに能力が求められます。そのため、よりレベルの高い人材を求めるべく、インターンのうちから能力ある学生を見定めようとしているのです。

もちろん、日系企業でもコンサルティング系やIT・ベンチャー系企業の一部では内定直結インターンを実施しています。しかし、そういった業界は専門性が高く、強みの活かせる学部は限られている場合が多いといえます。内定直結インターンに参加し、自分の実力を認めてもらいたいという意気のある学生は、まず外資系企業をチェックしておきましょう。

インターン内定直結・有利になる企業一覧

外資系

上述したように、外資系企業の多くは内定直結インターンを実施しています。外資系と一言で言ってもさまざまで、投資銀行、メーカー、コンサルタントなどがあります。

・P&G Japan
・モルガン・スタンレー
・アクセンチュア
・日本ロレアル
など

証券会社

日系金融機関を含む証券会社では、インターンを通して業界に興味を持ってもらいたいと考えています。その一方で、リクルーターと呼ばれる社員が学生につき、内定までの審査などをおこなう企業もあります。

・メルリンチ日本証券
・SMBC日興証券
・野村証券
・みずほ証券
など

IT、ベンチャー系

IT、ベンチャー系ではその業務の特殊性から、即戦力を求める傾向があります。一部の企業ではインターンは試用期間のように考えていることもあり、インターン期間中に企業側と学生側、どちらもが互いを見定めることができます。

・リクルートホールディングス
・LINE
・フリークアウト・ホールディングス
など

企業が内定直結インターンをおこなう理由

上述の通り、インターンには学生のための就業体験の場であるだけでなく、企業が選考する目的も含めて行われるものが存在します。ただそのような企業も、採用活動シーズンには他社と同様に採用活動をおこないます。企業が内定直結インターンを行う理由は、大きく2つ考えられます。以下、2点について解説していきます。企業が内定直結インターンを行う真意はどこにあるのか見ていきましょう。

優秀な学生を見つけるため

企業が内定直結インターンを行う理由の1つ目として、「優秀な学生を見つけるため」ということが挙げられます。インターンの機会は、優秀な学生を早期に囲い込むのに格好のチャンスです。インターンの活動を見る中で、「入社後も意欲的に仕事をしてくれそうだ」「一緒に働いてみたい」と感じる学生がいた場合、企業はそのままその学生を囲い込んでおきたいと思うものです。

採用活動は優秀な人材を確保するためにおこなわれるものであり、優秀な人材が他社に流出してしまうことが企業にとって最も避けたい事態です。そのため、採用に見合う人材だと判断できたのであれば、企業としてはインターンを利用してそのまま人材を獲得してしまいと考えるでしょう。

自社のイメージアップ

企業が内定直結インターンをおこなう理由の2つ目は、「自社のイメージアップにつなげるため」ということが挙げられます。内定直結インターンは、インターンに意欲的に取り組むことで内定に繋がる可能性のあるものです。

「インターンに参加して、内定までもらえるかもしれない」と関心を示す学生は多く存在しています。そのような学生にとって、内定直結インターンを実施する企業は魅力的なイメージとで捉えられるでしょう。その結果、関心を示す学生が増え、エントリー数が増えることで、企業はより多くの人材を見ることが出来るようになります。

多くの人材の中から自社で活躍できそうな人材を見極めることで、最終的に企業の採用活動を成功へと導きやすくなるのです。

内定直結インターンの特徴

内定直結インターンは、一般のインターンと違い企業が採用活動の一環として実施されるため、様々な特徴があります。せっかく内定直結インターンに参加するのであれば、そういった特徴をよく理解し、学生側も就職活動の一環として内定を目指して臨むようにしてください。以下に主な特徴を挙げていきます。

実施期間が長い

内定直結インターンは、実施期間中に内定を出す学生を見極めるためのプログラムが組まれます。そのためインターン実施期間は長く、通常のインターンが5~10日間で行われるのに対し、内定直結インターンは1か月以上実施されるものが多く、中には半年間~1年間という長い時間をかけてじっくり学生を見極める企業もあります。近年では有償型インターンとして学生と雇用契約を結ぶ企業も増えてきており、低年次から長期間にわたり週2日~3日程度で実施する企業もあります。

選考フローが多い

内定直結インターンは、企業の採用活動の一環として実施されるため、一般のインターンと比較して厳選選考となり、当然選考フローも多くなります。一般のインターンの選考が書類選考のみで実施されることが多いのに対して、内定直結インターンの多くは書類選考の後に面接がおこなわれます。

選考が多い企業では1次面接→2次面接→最終面接と、採用選考さながらのフローを実施する企業もあります。さらにインターン期間中にも面接を複数回実施し、仕事の評価とともに内定の判断基準とする企業もあるなど、とにかく面接が多くおこなわれることが特徴となります。

プログラム内容が実際の業務に近い

内定直結インターンはプログラム内容にも特徴があります。一般のインターンが職場体験や課題解決型のプログラムを多く採用しているのに対して、内定直結インターンの多くは実際の業務内容に近いプログラムが組まれています。

これは入社後のミスマッチを防ぐための配慮であり、これにより企業は学生の業務への適性を見極めることができ、学生は業務へ興味を見極めることができます。通常はアルバイトと同様の業務は避け、正社員のサポートなど固有の業務が設定されますが、業界、職種によってはその限りではありません。

内定直結インターンに参加するメリット3つ

ここまで企業が内定直結インターンを行う理由を見てきました。では、内定直結インターンには参加するべきなのでしょうか。内定直結インターンに参加することで多くのメリットを受けることが出来ます。

ここでは代表的なメリットを3つ挙げ、解説していきます。インターンは社会の一部となって働くということがどのようなことなのかを体験できる貴重な機会です。メリットをしっかりと理解し、積極的に内定直結インターンに参加するようにしましょう。

①同じインターン生と情報交換できる

内定直結インターンに参加するメリットの1つ目は、同じインターン生と情報交換が出来る点です。この点、は通常のインターンでも同様に享受することの出来るメリットと言えます。就職活動を進めるにあたり、「〇〇という企業はOB・OG訪問をした人数を面接で聞かれる」など情報を集めることは非常に重要なことです。しかし、自分ひとりで集めることの出来る情報量には限界があります。

そのため、就職活動を進める友人・知人との情報交換が非常に重要になるのです。インターンに参加し、知り合った学生との情報交換で思わぬ発見をすることもあります。自身の情報網を広げる意味でも、インターンに参加することは非常に大きな意味を持つのです。

②ミスマッチを防ぐ

内定直結インターンに参加するメリットの2つ目は、業界・企業とのミスマッチングを防ぐことが出来るということです。この点も、通常のインターンにでも享受できるメリットになります。インターン生という立場とはいえ、実際にその業界の仕事内容、その企業の職場の雰囲気を体験することが出来るのです。ミスマッチングが生じる一番大きな要因は、「外から見えるものと、中で感じるものは異なる」ということです。

実際に中に入って経験してみることで、自身が望む働き方をその業界・企業で行うことが出来るのかを吟味することができるでしょう。ミスマッチングによる退職は企業にとっても社員にとっても避けるべき事態です。インターンはそのリスクを軽減させる効果を持っているということを押さえておきましょう。

③早期で内定が決まる可能性がある

内定直結インターンに参加するメリットの3つ目は、早期で内定が決まる可能性があるということです。この点は通常のインターンでは享受できないメリットになります。

就職活動を進めていくと、周りの友人が次々と内定を獲得していく中、自分だけがなかなか内定にたどり着けないようなことがあり得ます。このような事態になると、「何でもいいから早く内定をもらわないと」と心に余裕がなくなり、結果、自身の就活における軸とは全く合わないような企業も受けるようになってしまうことがあるのです。

内定直結インターンであれば、インターンでの評価次第ですが、早期に内定を決めることが可能になります。その後も就職活動を続ける場合、内定を持っているということが心に余裕をもたらすのです。

内定直結インターンで評価される学生の特徴4つ

ここまで内定直結インターンに参加する意義について解説してきました。内定直結インターンで内定をもらえるのであれば、気持ちはかなり楽になります。

では、内定直結インターンで評価されるにはどのようにすれば良いのでしょうか。内定直結インターンで評価される学生にはいくつか特徴があります。以下、その特徴について解説していきます。内定直結インターンに参加する予定があるのであれば、これらの点を意識してインターンに臨むようにしてください。

①主体的に参加している

内定直結インターンで評価される学生の特徴の1つ目は、主体的にインターンに参加していることが挙げられます。インターンの期間は企業によって様々ですが、どの企業においても綿密なカリキュラムが組まれています。受け身な姿勢で参加していると、あっという間に時間だけが過ぎてしまうのです。

インターンに対して明確な目的意識を持って参加していると、「仕事に対して意欲的に取り組んでくれそうだな」と好印象を与えることが出来ます。内定直結インターンであれば、初めから自身の言動について逐一評価されていることはわかっているはずです。就業体験が出来る貴重な場ということもありますが、選考されているという意識をしっかりと持ち、意欲的にカリキュラムに取り組むようにしましょう。

②自分なりの工夫ができる

内定直結インターンで評価される学生の特徴の2つ目は、自分なりの工夫を凝らすことが出来るということが挙げられます。インターンのカリキュラムの多くは座学ではありません。インターン生それぞれが頭をひねってアイデアを出し合い、行動することが求められるものがほとんどです。

カリキュラムに取り組むに際し、自分なりに考え、工夫を凝らしていくことで、「自分の頭で考え、行動していくことが出来るのだな」とプラスの印象を与えることが可能になります。与えられたカリキュラムに対して、ただ漠然と取り組むだけでは評価に繋がりません。与えられたカリキュラムにどう取り組むべきなのか、プラスαを常に意識し、その上で取り組むことが重要なのです。

③アウトプットするのが速い

内定直結インターンで評価される学生の特徴の3つ目は、アウトプットするのが速いということが挙げられます。インターンにおけるカリキュラムの多くは、社会における実際の仕事をイメージして作られています。そのため、社会での就業経験のない学生にとって初めは戸惑う点も多いことでしょう。

そのような中で覚えが速く、覚えたことをすぐに次に活かすことが出来ると、「要領よく仕事を進めてくれそうだな」と仕事におけるスキル面で高評価を受けることが出来ます。実際に入社すると、覚えなければならないことが山のようにあります。それらを素早くインプットし、インプットしたものを的確にアウトプットすることが出来る人材は、企業にとって魅力的に映るのです。

④社員に積極的に質問する

内定直結インターンで評価される学生の特徴の最後は、社員に積極的に質問するということが挙げられます。内定直結インターンのプログラムは実際の業務に近いため、1度や2度説明を受けたところで学生が簡単にこなせるものではありません。仕事の進め方などでわからないことがあれば積極的に質問する姿勢が大切です。

社会に出ると生産性を上げるために効率化が重要視されるので、わからないことを一人で考え込む時間はありません。周囲の社員に積極的に質問ができる人材は入社後も高い生産性を上げることができるのではないか、と高い評価を受けることができます。

内定直結インターンで就活を有利に進めよう!

ここまで内定直結インターンの意義と内定獲得に向けてのポイントを解説してきました。インターンに参加することは、学生にとって社会人としての自分をイメージすることの出来る絶好の機会となります。

さらに内定直結インターンであれば、それに加え、評価次第では内定獲得も可能になります。インターンの時期に内定を獲得できると、「就職活動通じて内定がもらえなかったらどうしよう」という不安を大きく和らげることが可能です。心に余裕が出来ることで、就職活動における自分の軸を見失うことなく、就職活動をより有利に進めることが出来るでしょう。内定直結インターンを上手く活用して、就職活動を有利に進めるようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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