加藤産業における最近の平均年収推移
加藤産業は、総合食品卸売業をおこなう企業です。4,000社以上の幅広いメーカーと取引をおこない、各社の商品を仕入れてスーパーなどの小売業へ卸売をしています。取り扱い商品には、加工食品をはじめ、冷凍・チルド食品、菓子類、酒類など、様々な種類の商品があります。
自社に工場を持ち、「カンピー」などの自社製品の製造および販売も手掛けています。近年では、女性社員の開発チームが考案した「カンピーよくばりDeli キッシュ用ソース・ソイポタ」が全国販売され、注目を集めています。
食品卸売業だけでなく、自社製品のメーカーとしての事業も兼ね備えている加藤産業ですが、その年収とはいったいいくらぐらいなのでしょうか。
加藤産業とは
正式名称:加藤産業株式会社
所在地:兵庫県西宮市松原町9番20号
従業員数:1,035人
平均年齢:39.32歳
平均勤続年数:15.31年
※//www.katosangyo.co.jp/company/outline/
※有価証券報告書を参照
加藤産業は、本店を兵庫県に置き、全国各地に事業所を構えています。三洋物産株式会社ほか、国内外に多くのグループ会社を設立しています。自社ブランドは、「kanpy」、「GREENWOOD」、「PROSSIMO」の三つを展開しており、果実ジャムをはじめ、缶詰めや乾燥パスタなど数多くの商品を手掛けています。平均年齢は39.32歳で、平均勤続年数は15.31年です。
近年の平均年収推移
加藤産業の近年の平均年収の推移を調べてみました。
年度 | 平均年収 |
平成28年 | 616.0万円 |
平成27年 | 613.0万円 |
平成26年 | 607.0万円 |
平成25年 | 591.0万円 |
平成24年 | 594.0万円 |
※有価証券報告書を参照しています。
加藤産業は、毎年堅調に売上を伸ばしています。業績に伴い、年収もゆるやかに増加傾向にあります。平成28年の平均年収は616万円で、ここ5年間で22万円ほど年収が増加しています。
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加藤産業における年齢別平均年収
各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。
平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション
各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。
年齢 | 年収 | 月給 | ボーナス |
20~24歳 | 307.3万円 | 20.2万円 | 64.7万円 |
25~29歳 | 526.5万円 | 34.6万円 | 110.8万円 |
30~34歳 | 610.7万円 | 40.2万円 | 128.5万円 |
35~39歳 | 666.0万円 | 43.8万円 | 140.1万円 |
40~44歳 | 691.2万円 | 45.5万円 | 145.4万円 |
45~49歳 | 741.2万円 | 48.8万円 | 156.0万円 |
50~54歳 | 773.3万円 | 50.9万円 | 162.7万円 |
55~59歳 | 726.8万円 | 47.8万円 | 152.9万円 |
60~64歳 | 498.2万円 | 32.8万円 | 104.8万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション
加藤産業の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。
年齢 | 月給 | ボーナス | 平均年収 |
22歳 | 20.2万円 | 64.7万円 | 307.3万円 |
23歳 | 23.1万円 | 73.9万円 | 351.1万円 |
24歳 | 26.0万円 | 83.1万円 | 395.0万円 |
25歳 | 28.9万円 | 92.3万円 | 438.8万円 |
26歳 | 31.8万円 | 101.6万円 | 482.7万円 |
27歳 | 34.6万円 | 110.8万円 | 526.5万円 |
28歳 | 35.8万円 | 114.3万円 | 543.4万円 |
29歳 | 36.9万円 | 117.9万円 | 560.2万円 |
30歳 | 38.0万円 | 121.4万円 | 577.0万円 |
31歳 | 39.1万円 | 125.0万円 | 593.9万円 |
32歳 | 40.2万円 | 128.5万円 | 610.7万円 |
33歳 | 40.9万円 | 130.8万円 | 621.8万円 |
34歳 | 41.6万円 | 133.1万円 | 632.8万円 |
35歳 | 42.4万円 | 135.5万円 | 643.9万円 |
36歳 | 43.1万円 | 137.8万円 | 655.0万円 |
37歳 | 43.8万円 | 140.1万円 | 666.0万円 |
38歳 | 44.2万円 | 141.2万円 | 671.1万円 |
39歳 | 44.5万円 | 142.3万円 | 676.1万円 |
40歳 | 44.8万円 | 143.3万円 | 681.1万円 |
41歳 | 45.2万円 | 144.4万円 | 686.2万円 |
42歳 | 45.5万円 | 145.4万円 | 691.2万円 |
43歳 | 46.1万円 | 147.5万円 | 701.2万円 |
44歳 | 46.8万円 | 149.6万円 | 711.2万円 |
45歳 | 47.5万円 | 151.7万円 | 721.2万円 |
46歳 | 48.1万円 | 153.9万円 | 731.2万円 |
47歳 | 48.8万円 | 156.0万円 | 741.2万円 |
48歳 | 49.2万円 | 157.3万円 | 747.6万円 |
49歳 | 49.6万円 | 158.7万円 | 754.0万円 |
50歳 | 50.0万円 | 160.0万円 | 760.4万円 |
51歳 | 50.5万円 | 161.3万円 | 766.9万円 |
52歳 | 50.9万円 | 162.7万円 | 773.3万円 |
53歳 | 50.3万円 | 160.7万円 | 764.0万円 |
54歳 | 49.7万円 | 158.8万円 | 754.7万円 |
55歳 | 49.0万円 | 156.8万円 | 745.4万円 |
56歳 | 48.4万円 | 154.9万円 | 736.1万円 |
57歳 | 47.8万円 | 152.9万円 | 726.8万円 |
58歳 | 44.8万円 | 143.3万円 | 681.1万円 |
59歳 | 41.8万円 | 133.7万円 | 635.3万円 |
60歳 | 38.8万円 | 124.1万円 | 589.6万円 |
61歳 | 35.8万円 | 114.4万円 | 543.9万円 |
62歳 | 32.8万円 | 104.8万円 | 498.2万円 |
63歳 | 26.2万円 | 83.9万円 | 398.5万円 |
64歳 | 19.7万円 | 62.9万円 | 298.9万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
加藤産業の役職者の年収
役職者の年収について
役職 | 平均年収 |
部長 | 914.7万円 |
課長 | 715.5万円 |
係長 | 544.8万円 |
20~24歳の一般社員 | 307.3万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
加藤産業の大卒・大学院卒初任給について
学歴 | 初任給 |
大卒 | 21.2万円 |
修士了 | 21.2万円 |
※マイナビ2018より参照しています。
加藤産業の初任給は、大卒および修士了卒での違いはありませんでした。なお、上記は全国転勤がある総合職の金額であり、地方勤務の総合職は上記の金額よりも低く設定されています。また、短大および専門卒の初任給は、総合職より低い金額です。昇給は年に1回、賞与は年に2回支給されます。
専門商社業界における年収の傾向と生涯賃金
専門商社業界とは
専門商社業界は、繊維や鉄鋼、日用品など特定の分野に絞って事業を展開しており、BtoBの企業間取引の仲介を行っています。専門商社業界の業績は、平成21年までは減少していましたが、平成22年以降は東日本大震災の復興需要の高まりを背景に、増加に転じました。
平成27年に入ると近年の資源安の影響により、鉄工・エネルギー関連の商社が伸び悩み、専門商社全体の業績は横ばいの状況です。近年の専門商社業界は、合併や統合を中心に再編の動きが活発になっています。加藤産業は、食品の卸売業を軸に、自社製品の開発や海外事業も展開しています。時代の流れに伴い、再編の動きが盛んな専門商社業界ですが、その年収とはいったいいくらぐらいなのでしょうか。
専門商社業界の平均年収推移と生涯賃金
年齢 | 加藤産業 | 専門商社業界 |
20~24歳 | 307.3万円 | 325.2万円 |
25~29歳 | 526.5万円 | 528.3万円 |
30~34歳 | 610.7万円 | 598.3万円 |
35~39歳 | 666.0万円 | 654.2万円 |
40~44歳 | 691.2万円 | 677.8万円 |
45~49歳 | 741.2万円 | 691.2万円 |
50~54歳 | 773.3万円 | 709.7万円 |
55~59歳 | 726.8万円 | 695.4万円 |
60~64歳 | 498.2万円 | 547.0万円 |
生涯賃金 | 2.77億円 | 2.71億円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
加藤産業と専門商社業界の年収を比較すると、各年齢層において業界平均とほぼ同じ金額であることが分かります。20代においては業界平均を下回っていますが、30代以降は業界平均をやや上回る予測となっています。生涯賃金を比較すると、およそ600万円の差がつくシュミレーション結果となっています。
まとめ
近年の専門商社業界は、各社で再編の動きが活発化しています。加藤産業は、総合食品卸売業として、様々な商品を多くの消費者へ提供しています。それだけではなく、小売店の販売支援や、海外事業にも積極的に参入しています。海外事業においては、アジア諸国を中心に、食品卸売事業や食品輸出事業を展開しています。
さらに、環境保全運動や、社会貢献活動にも取り組んでいます。食品の卸売のみならず、自社オリジナル商品の開発および販売や、海外事業など、あらゆる取り組みを行う加藤産業。今後も、その動向に注目が集まりそうです。
※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。