目次
全労済の平均年収は517万円
複数の口コミ調べによると、全労済の平均年収は517万円程度です。20代では320~350万円、30代では350~400万円程度の年収が見込まれます。
全労済は、1957年に設立された、厚生労働省の認可を受けている共済事業を行う生活協同組合です。病気やケガ、火災、自然災害といった様々なリスクに対し、保険の仕組みを使って組合員に保障を提供しています。なかでも「こくみん共済」や「マイカー共済」などは代表的なサービスです。組合員の利益を追求するという考えのもと、「たすけあい」の精神を共済の開発に反映させています。
正式名称:全国労働者共済生活協同組合連合会
所在地:東京都渋谷区代々木2-12-10
従業員数:3,570人
※//www.zenrosai.coop/index.html
全労済における年齢別平均年収
各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。
平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション
各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。
年齢 | 年収 | 月給 | ボーナス |
20~24歳 | 289.9万円 | 17.1万円 | 84.3万円 |
25~29歳 | 405.8万円 | 24.0万円 | 118.0万円 |
30~34歳 | 484.9万円 | 28.7万円 | 141.0万円 |
35~39歳 | 545.0万円 | 32.2万円 | 158.4万円 |
40~44歳 | 582.4万円 | 34.4万円 | 169.3万円 |
45~49歳 | 647.9万円 | 38.3万円 | 188.4万円 |
50~54歳 | 660.5万円 | 39.0万円 | 192.0万円 |
55~59歳 | 614.3万円 | 36.3万円 | 178.6万円 |
60~64歳 | 422.5万円 | 25.0万円 | 122.8万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション
全労済の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。
年齢 | 月給 | ボーナス | 平均年収 |
22歳 | 17.1万円 | 84.3万円 | 289.9万円 |
23歳 | 18.5万円 | 91.0万円 | 313.0万円 |
24歳 | 19.9万円 | 97.8万円 | 336.2万円 |
25歳 | 21.2万円 | 104.5万円 | 359.4万円 |
26歳 | 22.6万円 | 111.2万円 | 382.6万円 |
27歳 | 24.0万円 | 118.0万円 | 405.8万円 |
28歳 | 24.9万円 | 122.6万円 | 421.6万円 |
29歳 | 25.9万円 | 127.2万円 | 437.4万円 |
30歳 | 26.8万円 | 131.8万円 | 453.2万円 |
31歳 | 27.7万円 | 136.4万円 | 469.0万円 |
32歳 | 28.7万円 | 141.0万円 | 484.9万円 |
33歳 | 29.4万円 | 144.5万円 | 496.9万円 |
34歳 | 30.1万円 | 148.0万円 | 508.9万円 |
35歳 | 30.8万円 | 151.5万円 | 520.9万円 |
36歳 | 31.5万円 | 154.9万円 | 532.9万円 |
37歳 | 32.2万円 | 158.4万円 | 545.0万円 |
38歳 | 32.7万円 | 160.6万円 | 552.5万円 |
39歳 | 33.1万円 | 162.8万円 | 560.0万円 |
40歳 | 33.5万円 | 165.0万円 | 567.4万円 |
41歳 | 34.0万円 | 167.2万円 | 574.9万円 |
42歳 | 34.4万円 | 169.3万円 | 582.4万円 |
43歳 | 35.2万円 | 173.1万円 | 595.5万円 |
44歳 | 36.0万円 | 176.9万円 | 608.6万円 |
45歳 | 36.7万円 | 180.8万円 | 621.7万円 |
46歳 | 37.5万円 | 184.6万円 | 634.8万円 |
47歳 | 38.3万円 | 188.4万円 | 647.9万円 |
48歳 | 38.4万円 | 189.1万円 | 650.4万円 |
49歳 | 38.6万円 | 189.8万円 | 652.9万円 |
50歳 | 38.7万円 | 190.6万円 | 655.5万円 |
51歳 | 38.9万円 | 191.3万円 | 658.0万円 |
52歳 | 39.0万円 | 192.0万円 | 660.5万円 |
53歳 | 38.5万円 | 189.3万円 | 651.2万円 |
54歳 | 37.9万円 | 186.7万円 | 642.0万円 |
55歳 | 37.4万円 | 184.0万円 | 632.7万円 |
56歳 | 36.9万円 | 181.3万円 | 623.5万円 |
57歳 | 36.3万円 | 178.6万円 | 614.3万円 |
58歳 | 34.0万円 | 167.4万円 | 575.9万円 |
59歳 | 31.8万円 | 156.3万円 | 537.5万円 |
60歳 | 29.5万円 | 145.1万円 | 499.2万円 |
61歳 | 27.2万円 | 134.0万円 | 460.8万円 |
62歳 | 25.0万円 | 122.8万円 | 422.5万円 |
63歳 | 20.0万円 | 98.3万円 | 338.0万円 |
64歳 | 15.0万円 | 73.7万円 | 253.5万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう!
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
・簡単に自己分析をしたい人
全労済の役職者の年収
役職者の年収について
役職 | 平均年収 |
部長 | 862.9万円 |
課長 | 674.9万円 |
係長 | 514.0万円 |
20~24歳の一般社員 | 289.9万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
役職ごとの年収差は約150~200万円
役職ごとの年収を予測したうえで、算出した結果はグラフや表のとおりとなっています。20歳から24歳の一般社員の年収と係長の年収を比較した場合、224.1万円もの年収差が発生すると予想されるでしょう。次に係長と課長の年収を比較した場合は160.9万円、課長と部長の年収を比較した場合は188万円の年収差が生まれていると予測シミュレーション数値の結果が出ています。
役職ごとの差は実に、150万円台から200万円台となっていて、20~24歳の一般社員と部長の年収の差は、573万円もの差が出るというのがシュミレーションの結果です。このことから、一般社員から係長へ昇進した場合は220万円以上の差ができ、その後役職が1つあがるごとに、150万円以上の差ができてくると予測されます。
全労済の大卒・大学院卒初任給について
学歴 | 初任給 |
大卒 | 22.91万円 |
大学院卒 | 22.91万円 |
※リクナビ2018より参照しています。
全労済の初任給は、大卒・修士了ともに22.91万円となっていて、初任給としてはほぼ平均的な金額と言えます。これは総合職の場合で、高専・専門・短大卒では21.074万円です。住んでいる地域によって、住宅手当、地域手当は異なります。
生命保険・損害保険業界における年収の傾向と生涯賃金
生命保険・損害保険業界とは
2000年の保険業法の改正に伴い、相互会社から株式会社にスムーズに移行できる仕組みが整備されて、生命保険会社の株式会社化が進んできています。また、将来の不安から医療保険、生命保険に加入する人は増加傾向にあり、市場は拡大傾向にあります。業界の代表的な企業としては、東京海上HD、損保ジャパン日本興亜HD、MS&ADインシュアランスなどが挙げられます。
生命保険・損害保険業界の平均年収推移と生涯賃金
年齢 | 全労済 |
生命保険・損害保険業界
|
20~24歳 | 289.9万円 | 390.5万円 |
25~29歳 | 405.8万円 | 514.9万円 |
30~34歳 | 484.9万円 | 633.9万円 |
35~39歳 | 545.0万円 | 719.6万円 |
40~44歳 | 582.4万円 | 768.9万円 |
45~49歳 | 647.9万円 | 869.0万円 |
50~54歳 | 660.5万円 | 873.1万円 |
55~59歳 | 614.3万円 | 790.0万円 |
60~64歳 | 422.5万円 | 578.1万円 |
生涯賃金 | 2.33億円 | 3.07億円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
予測シミュレーションにおいて全労済の年齢別平均年収は、生命保険・傷害保険業界全体の平均と比較すると低めの水準である結果になりました。20代前半では100.6万円、30代前半では109.1万円の差があると予測されています。生涯賃金では、業界平均より7,400万円低くなるとのシミュレーション結果です。
あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
・簡単に自己分析をしたい人
全労済では入社後に目指すキャリアを選択できる人事制度がある
全労済では、入社後に目指すキャリアを選択することができる人事制度があります。基礎職からスタートし、計画的に人材育成をおこなうことを目的としていて、総合職基礎職からはじまり、昇格試験を受け、コース選定をおこないます。
その後は、業務職か基幹職で全労済を支えていくのです。全労済での人事制度や、計画的におこなわれている人材育成、全国のフィールドでともにたたかう、社員全員の仕事の進め方について、具体的に見ていきましょう。
基礎職からスタートし計画的に人材育成をおこなう
全労済では、職種をその特性に応じて職群化し、期待される方向、本人の適性や目指す方向をふまえてコースの選択を行う仕組みをとっています。総合職(基礎職)は、入会からコース選定時までは、基礎知識と実務の修得や本人適性を発見することをねらいとし、複数の勤務地もしくは職種が経験できるように計画的に配属や人材育成をおこなう期間として設定します。
基幹職は、全国の事務局でさまざまな職種や役職を経験することを通じて将来のビジョンを描き、その達成のために必要な政策を立案する能力を身につけることをめざすコースです。業務職は、一定のエリア内の勤務に限定しながら、適性に合った職種で専門的な能力を開発・発揮し、自己の役割を確実に遂行することをめざすコースです。共済専門職では、専門性の求められた特定分野において、高度な知識や技能が必要とされる職種に従事することをめざします。
全国のフィールドで社員全員が協力して仕事をおこなう
全労済では全国のフィールドで社員全員が協力して仕事をおこなっています。事業推進職域部門は、ルートセールスをおこなっている部門です。共済に加入したい人を直接開拓するのではなく、協力団体と呼ばれる各職場の労働組合などと協力しながら、全労済の共済を広めていくスタイルをとります。
事業推進地域部門では、全国の「共済ショップ」に広告やクチコミ経由で来店された方への対応を行っています。事業推進部門の中でも地域の方を担当する役割です。共済金支払生命系部門では、ご本人やご遺族からの共済金請求書類を点検し、支払いの可否や支払金額を決定する部門です。共済金支払損害部門は、住宅損害担当が火災や地震によって被災した組合員からの共済金請求を受けて聞き取りや現地調査を行い、支払いの可否と支払金額を決定します。
まとめ
創業から60年を迎えた全労済は、戦後の貧困にあえぐ人々の手による「働く人のたすけあい」がきっかけで始まりました。「みんなでたすけあい、豊かで安心できる社会づくり」を企業理念として、より魅力的な「保障の生協」を目指している全労済。これからのさらなる活躍も期待されています。
※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。