職種研究

生活相談員の平均年収・ボーナス事情|比較シミュレーションで比べてみよう

生活相談員とは

高齢者や病気や障がいを抱える人に不可欠なのが介護です。高齢化が進み、介護の重要性が高まっている中で、介護が必要な人をサポートする生活相談員に注目が集まっています。生活相談員は、高齢化が進む日本において、これから多くの需要が見込まれる職業です。そんな生活相談員の仕事について、業務内容や平均年収を見ていきましょう。

生活相談員の業務内容

生活相談員の業務は、介護が必要な要介護者やその家族に対して、介護サービスの説明から介護施設に入所する手続きをとったり、介護関連機関との調整をおこなうことです。生活相談員は要介護者と介護施設をつなぐ窓口を担っています。

要介護者やその家族は、介護に不安を持っていることが多いです。生活相談員は、要介護者やその家族の相談にのったり、要介護者やその家族が求める情報を提供することで、少しでも介護に関する不安を解消できるようにします。

また、要介護者の心身状態をケアワーカーやケアマネジャーといった介護関係者と共有することで、適切な介護がおこなわれるよう調整します。生活相談員は要介護者と介護関係者の間をつなぐ架け橋のような存在です。

生活相談員に求められる能力について

  • 人の役に立ちたいという気持ち
  • 介護に関する深い知識
  • コミュニケーション能力

生活相談員は、要介護者が安心して介護を受けられるようにサポートする仕事です。要介護者の役に立ちたいという気持ちなしでは、生活相談員を続けることはできないでしょう。要介護者の役に立ちたいという気持ちが何よりも大切です。

要介護者やその家族が不安に感じていることや疑問に思っていることに対して適切に答えるためには、介護に関する深い知識が必要です。生活相談員が要介護者やその家族の疑問に答えられないと、介護に不安を感じてしまいます。要介護者に安心して介護を受けてもらうためにも、介護に関する深い気持ちは必要不可欠です。

生活相談員は、要介護者の心身状態を介護関係者と共有することで、より適切な介護サービスを提供することも大切な仕事です。要介護者の心身状態を知るためには、要介護者やその家族とコミュニケーションを取りながら、要介護者がどのような状態なのかを把握する必要があります。コミュニケーションを通して要介護者の状態を把握し、その情報を介護関係者と共有するためにも、コミュニケーション能力が必要です。

生活相談員の平均年収と他職種との比較

生活相談員の平均年収について

転職会議によると、生活相談員の平均年収は293万円です。一般的な水準と比べると、決して高いわけではありません。

他の職種・平均との比較

  • 日本の平均収入:422万円
  • 介護福祉士:319万円
  • ケアマネジャー:360万円
  • ヘルパー:283万円

上記の通りケアマネジャーの平均年収は293万円となっており、日本の平均年収422万円と比較すると129万円少ない金額です。他の類似職と比較すると、介護福祉士は319万円、ケアマネジャーは360万円、ヘルパーは283万円です。

生活相談員のボーナス・昇給事情

ボーナスについて

勤務先によって異なります。また、雇用形態によっても異なります。多くの会社では年2回の賞与がある場合が多いですが、会社によっては賞与がない場合もあるなど、ボーナス事情には差があります。

昇給について

ボーナス同様、勤務先、あるいは雇用形態によって異なります。同じ勤務先で長く勤務して、生活相談員としての実績を積んでいけば、昇給の可能性も高くなります。しかし、会社によっては昇給がほとんどない場合もあるので、一概に昇給の有無や額を断定できません。

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生活相談員の年齢別平均年収推移シミュレーション

生活相談員の年齢別の平均年収を5歳刻みで算出をしました。年齢別の月給と年収の推定値はどのようになっているでしょうか。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 183.0万円 12.6万円 32.3万円
25~29歳 238.3万円 16.4万円 42.1万円
30~34歳 274.6万円 18.8万円 48.5万円
35~39歳 300.9万円 20.6万円 53.2万円
40~44歳 324.3万円 22.3万円 57.3万円
45~49歳 342.8万円 23.5万円 60.6万円
50~54歳 357.2万円 24.5万円 63.1万円
55~59歳 352.0万円 24.2万円 62.2万円
60~64歳 263.9万円 18.1万円 46.6万円

年齢別の平均年収を5歳刻みで算出すると、30~34歳での平均年収は274.6万円、うちボーナスは48.5万円になると予測されます。40~44歳では平均年収が324.3万円、うちボーナスは57.3万円になると予測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値です。

生活相談員と日本の平均年収との年齢別比較シミュレーション

年齢 生活相談員の平均年収 日本の平均年収
20~24歳 183.0万円 263.5万円
25~29歳 238.3万円 343.3万円
30~34歳 274.6万円 395.5万円
35~39歳 300.9万円 433.4万円
40~44歳 324.3万円 467.1万円
45~49歳 342.8万円 493.8万円
50~54歳 357.2万円 514.4万円
55~59歳 352.0万円 507.0万円
60~64歳 263.9万円 380.1万円

生活相談員の平均年収は、日本の企業全体の平均年収と比較すると低いと言えるでしょう。30~34歳の平均年収は274.6万円で、日本の平均と比較すると120.9万円ほど低くなると推測されます。40~44歳では324.3万円の予測です。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値です。

生活相談員の生涯賃金シミュレーション

  生活相談員の平均年収 日本の平均年収
生涯賃金 1.32億円 1.90億円

日本の平均的な生涯賃金と生活相談員の生涯賃金を比較してみましょう。生活相談員の平均年収は293万円であることがわかりました。一方、日本の平均年収は422万円です。20~65歳まで勤めたと仮定した場合、生涯で得られる賃金はどれくらいになるのでしょうか。その結果が、上記の表です。

生活相談員の生涯賃金は、1.32億円と予想されます。日本の平均生涯賃金と比較すると5,800万円ほど少ないと推測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値です。

まとめ

生活相談員の平均年収は約293万円で、日本の平均年収と比較するとやや低い水準にあります。

生活相談員は、介護者と介護関係者をつなぐ窓口の役割であることから、双方の板挟みになることもあります。業務内容も多岐にわたり、大変な仕事といえるでしょう。しかし、介護者やその家族が不安に思っていることを解消したり、介護者が求める介護サービスを提供できたときにやりがいを感じる仕事です。

生活相談員は、介護者の役に立ち、介護関係者とのコミュニケーションを通して多くのことが学べる、やりがいのある仕事だといえます。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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