職種研究

バイク便の平均年収・ボーナス事情|比較シミュレーションで比べてみよう

バイク便とは

バイクが好きな人のなかには、バイク便で働くことに興味を持っている人もいるのではないでしょうか。バイク便とは、バイクで書類などの小さいものを運ぶ仕事で、配達スピードが早いことから急を要するシーンで用いられています。

バイク便では具体的にどのような業務を行っているのでしょうか。また、バイク便で働く人の年収はどの程度なのでしょうか。バイク便業界への就職を考えている人なら知っておきたい業務内容や給料事情について確認していきましょう。

バイク便の業務内容

バイク便の主な業務内容は、バイクに乗って、書類などの比較的小さい荷物を配達することです。企業によって異なりますが、一般的にバイク便を利用するときはお客様が電話やインターネットなどで配送を依頼し、バイク便ライダーが荷物を受け取ってそれを運びます。

正社員として採用された場合には、営業をしたり売り上げを管理したりすることもあります。ただし、正社員でもドライバーとして荷物を届けることから業務をスタートする場合がほとんどです。

バイク便に求められる能力について

  • コミュニケーション能力
  • 安全運転できる能力
  • 責任感

バイク便はサービス業の一種なので、コミュニケーション能力が必要です。荷物を引き取ったり、配達したりするときは、笑顔でハキハキと話し、お客様からの信頼を獲得しなければなりません。信頼を得ると、お客様から配送を指名されることも多いです。

バイク便には安全運転する力も必須です。万が一、事故を起こすようなことがあれば、お客様や会社に迷惑をかけるだけでなく、命に係わる可能性もあります。疲れているときでも注意力や判断力を維持できる人がバイク便に向いているといえるでしょう。

宅配便などと比べて、バイク便の利用料金は高いです。そのため、バイク便で働くためには指定された時間内で確実に荷物を届けるための責任感も求められます。渋滞しているときは抜け道を通るなどして、時間を厳守することが大切です。

バイク便の平均年収と他職種との比較

バイク便の平均年収について

転職会議の調べによると、バイク便を含むドライバー・配送関連の平均年収は365万円です。バイク便の給与体系では固定給制と歩合給制が主流ですが、歩合給制では仕事量と給料が比例するため、仕事量によって年収に差があります。

他の職種・平均との比較

  • 日本の平均年収:422万円
  • 運輸関連:358万円
  • 倉庫関連:327万円

ドライバー・配送関連の年収は日本の平均年収と比較して57万円低いです。他方、運輸関連や倉庫関連と比べるとドライバー・配送関連の方が平均年収が高いことがわかります。なお、これは平均年収なので、歩合制で頑張って働くと平均年収よりも稼げるでしょう。

ボーナスについて

バイク便のボーナスは企業によって異なります。よって、ボーナスがあるか、ないかの断言は難しいです。ボーナスが出る場合は年に1~2回されることが多いので、気になる人はあらかじめ賞与の有無を確認しておきましょう。

昇給について

バイク便の昇給も働く企業によって異なります。一般的には勤務に慣れて配送件数が増えると、給料も上がる傾向にあり、固定給の場合は年に一度の評価で昇給が決まることが多いようです。歩合給の場合は仕事量を増やせば、給料も上がります。

バイク便の年齢別平均年収推移シミュレーション

バイク便の年齢別の平均年収を5歳刻みで算出をしました。年齢別の月給と年収の推定値はどのようになっているでしょうか。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 222.9万円 15.3万円 39.4万円
25~29歳 290.4万円 19.9万円 51.3万円
30~34歳 334.6万円 23.0万円 59.1万円
35~39歳 366.6万円 25.2万円 64.8万円
40~44歳 395.1万円 27.1万円 69.8万円
45~49歳 417.7万円 28.7万円 73.8万円
50~54歳 435.2万円 29.9万円 76.9万円
55~59歳 428.9万円 29.4万円 75.8万円
60~64歳 321.5万円 22.1万円 56.8万円

年齢別の平均年収を5歳刻みで算出すると、30~34歳での平均年収は334.6万円、うちボーナスは59.1万円になると予測されます。40~44歳では平均年収が395.1万円、うちボーナスは69.8万円になると予測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

バイク便と日本の平均年収との年齢別比較シミュレーション

年齢 バイク便の平均年収 日本の平均年収
20~24歳 222.9万円 263.5万円
25~29歳 290.4万円 343.3万円
30~34歳 334.6万円 395.5万円
35~39歳 366.6万円 433.4万円
40~44歳 395.1万円 467.1万円
45~49歳 417.7万円 493.8万円
50~54歳 435.2万円 514.4万円
55~59歳 428.9万円 507.0万円
60~64歳 321.5万円 380.1万円

バイク便の平均年収は、日本の企業全体の平均年収と比較すると低いと言えるでしょう。30~34歳の平均年収は334.6万円で、日本の平均と比較すると61万円ほど低くなると推測されます。40~44歳では395.1万円の予測です。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

バイク便の生涯賃金シミュレーション

  バイク便の平均年収 日本の平均年収
生涯賃金 1.61億円 1.90億円

日本の平均的な生涯賃金とバイク便の生涯賃金を比較してみましょう。バイク便の平均年収は365万円であることがわかりました。一方、日本の平均年収は422万円です。20~65歳まで勤めたと仮定した場合、生涯で得られる賃金はどれくらいになるのでしょうか。その結果が、上記の表です。

バイク便の生涯賃金は、1.61億円と予想されます。日本の平均生涯賃金と比較すると0.3億円ほど少ないと推測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

まとめ

バイク便は宅急便などと比べて配送スピードが早く、配送料が高いため、責任感を持って仕事ができる人に向いている職種です。現在はインターネットなどで文書をやり取りする企業が増えていますが、対面で届けなければならないものを送る時には、今後もバイク便が利用されていくでしょう。

バイク便の平均年収は、日本全体の平均年収と比べてけっして高くありません。歩合制の場合などは給料が安定しないことも多いです。しかし、仕事を頑張って信頼を得ると、昇給がある企業もあります。

給料は仕事のモチベーションにもつながるので、企業選びをするときは昇給やボーナスの有無についても確認すると良いでしょう。昇給やボーナスが期待できる企業を選んで、コツコツと仕事を頑張ると年収のアップも見込めるでしょう。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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