職種研究

ホームヘルパーの平均年収・ボーナス事情|比較シミュレーションで比べてみよう

ホームヘルパーとは

高齢者が、介護が必要な状態となっても住み慣れた自宅や地域での暮らしを続けられるように、日常生活を支援するのがホームヘルパーという職種です。高齢化により役所からの要介護(要支援)認定数が増えている昨今では、ホームヘルパーをはじめとする介護職への需要が高まっています。
そんなホームヘルパーの業務内容や平均年収などについて、見ていきましょう。

ホームヘルパーの業務内容

ホームヘルパーの業務内容は大きく、介護が必要な方の家へ訪問して食事や入浴、排泄などの世話を行う介護支援と、調理や洗濯、掃除などを担当する家事援助に分けられます。

補助の範囲や業務時間など、具体的なサービス内容は、利用者や家族の希望などを基に作成するサービスの利用計画(ケアプラン)により決められます。また、利用者やその家族への精神的ケア、技術的な指導も大切な業務のひとつです。
なお、介護保険制度におけるホームヘルパーの正式な名称は「訪問介護員」(障害者分野の支援費制度では「居宅介護従業者」)です。

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ホームヘルパーに求められる能力について

  • 体力
  • 人が好きであること

ホームヘルパーに一番必要だといえるのが体力です。ホームヘルパーは、常に立っていたり動いたりして仕事を行います。ベッドと車いすの移乗やお風呂の介護なども行うため、利用者の体重を受け止められる体力が必要となります。

また、介護を行う上でもうひとつ大事なのが、「人が好きなこと」です。ホームヘルパーは、常に利用者やその家族と接していかなければならない職種です。人と接することが基本的に好きで、お世話をしながら利用者の心を掴んでいけるような、対人関係が上手な人が向いていると言えるでしょう。

ホームヘルパーの平均年収と他職種との比較

ホームヘルパーの平均年収について

厚生労働省が公表している介護人材確保対策(参考資料)によれば、ホームヘルパーの平均年収は304.8万円、平均年齢は46.6歳となっています。

他の職種・平均との比較

  • 日本の平均年収:422万円
  • 福祉施設介護員:322.5万円
  • 介護支援専門員(ケアマネージャ):376万円

ホームヘルパーの平均年収は、日本の平均年収422万円と比較して低くなっています。また、厚生労働省の賃金構造調査によると、福祉施設介護員で322.5万円、介護支援専門員(ケアマネージャ)で376万円程度であることから、ホームヘルパーの平均年収は高いものではないことがうかがえます。

しかし、2017年4月に介護職員の処遇を改善するために介護報酬が改定されたため、今後徐々に平均年収が上がるだろうと予測されています。

ホームヘルパーのボーナス・昇給事情

ボーナスについて

ホームヘルパーのボーナスの有無については、働く事業所によって差があります。多くの事業所では年2回の賞与があるようです。ですが、事業所によってないこともあるなど、ボーナス事情には差があります。

昇給について

ホームヘルパーの昇給についても、働く事業所によって事情が異なってきます。定期的な昇給のための制度を整備している事業所も多いですが、事業所の事情によっては昇給がほとんどない場合もあるので、一概にあるなしを断定できるわけではありません。

ホームヘルパーの年齢別平均年収推移シミュレーション

ホームヘルパーの年齢別の平均年収を5歳刻みで算出をしました。年齢別の月給と年収の推定値はどのようになっているでしょうか。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 190.3万円 13.1万円 33.6万円
25~29歳 247.9万円 17.0万円 43.8万円
30~34歳 285.6万円 19.6万円 50.5万円
35~39歳 313.0万円 21.5万円 55.3万円
40~44歳 337.4万円 23.1万円 59.6万円
45~49歳 356.7万円 24.5万円 63.0万円
50~54歳 371.6万円 25.5万円 65.6万円
55~59歳 366.2万円 25.1万円 64.7万円
60~64歳 274.5万円 18.8万円 48.5万円

年齢別の平均年収を5歳刻みで算出すると、30~34歳での平均年収は285.6万円、うちボーナスは50.5万円になると予測されます。40~44歳では平均年収が337.4万円、うちボーナスは59.6万円
になると予測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

ホームヘルパーと日本の平均年収との年齢別比較シミュレーション

年齢 ホームヘルパーの平均年収 日本の平均年収
20~24歳 190.3万円 263.5万円
25~29歳 247.9万円 343.3万円
30~34歳 285.6万円 395.5万円
35~39歳 313.0万円 433.4万円
40~44歳 337.4万円 467.1万円
45~49歳 356.7万円 493.8万円
50~54歳 371.6万円 514.4万円
55~59歳 366.2万円 507.0万円
60~64歳 274.5万円 380.1万円

ホームヘルパーの平均年収は、日本の企業全体の平均年収と比較すると低いと言えるでしょう。30~34歳の平均年収は285.6万円で、日本の平均と比較すると110万円ほど高くなると推測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

ホームヘルパーの生涯賃金シミュレーション

ホームヘルパーの平均年収 日本の平均年収
生涯賃金 1.37億円 1.90億円

日本の平均的な生涯賃金とホームヘルパーの生涯賃金を比較してみましょう。ホームヘルパーの平均年収は304.8万円であることがわかりました。一方、日本の平均年収は422万円です。20~65歳まで勤めたと仮定した場合、生涯で得られる賃金はどれくらいになるのでしょうか。その結果が、上記の表です。

ホームヘルパーの生涯賃金は、1.37億円と予想されます。日本の平均生涯賃金と比較すると0.53億円ほど多いと推測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

まとめ

ホームヘルパーは、介護が必要となった方やその家族に寄り添い、生活面やメンタル面を支援する、とても重要でやりがいのある仕事です。

しかしその反面、多くの体力が必要であったり、良好な対人関係を築かなければならなかったりと、肉体的にも精神的にも大変な職種でもあります。
少子高齢化によりホームヘルパーを含む介護職に対する需要がますます高まる中、今後も社会に必要不可欠な職種であり続けるでしょう。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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