職種研究

アイリストの平均年収・ボーナス事情|比較シミュレーションで比べてみよう

アイリストとは

オシャレを楽しむ女性にとって、目元を美しくすることはとても大切です。まつげを増やしたり長くすることで、印象を大きく変えることができます。まつげを美しく見せるために、美容師の免許を持ったアイリストが施術を行います。

女性のオシャレの強い味方であるアイリストとは、一体どんな仕事なのでしょうか。必要とされる能力や平均年収などを見てみましょう。

アイリストの業務内容

アイリストは、美容サロンなどで、まつげを美しくするための施術を行います。まつげエクステ、まつげパーマ、まつげカラーなどが主な仕事です。目元の印象を手軽に華やかにできるまつげエクステをおこなうことが多いようです。

最初に、まつげエクステを希望するお客様のカウンセリングをおこないます。お客様の希望する目元を実現するために、本数、素材、角度を決めていきます。そして、お客様の目元に薬剤を塗り、ピンセットで人工のまつげを植毛していきます。

施術は神経を使う細かい作業です。植毛したまつげがすぐに取れないように、しっかり接着する必要があります。お客様にケガを負わせてはいけないため、細心の注意を払うことも求められます。

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アイリストに求められる能力について

 

  • 集中力
  • 美的センス
  • 情報収集能力

アイリストとして働くには、集中力が必要です。まつげの施術は、神経を使う細かい仕事の繰り返しです。施術の間は、丁寧でミスのない仕事を続けることが求められます。集中力がないと、この仕事をするのは難しいでしょう。

お客様の目元を美しくするためには、美的センスも必要です。カウンセリングでお客様の希望を聞き、それを実際に形にしていきます。ときには、お客様に似合うデザインを提案することもあります。

流行を追いかける情報収集力も必須です。流行しているファッションやメイクだけでなく、話題になっているドラマや映画などの話をすることで、施術中にお客様を楽しませることができます。

アイリストの平均年収と他職種との比較

アイリストの平均年収について

転職会議によると、美容師・理容師の平均年収は275万円です。アイリストには美容師の免許が必要なため、 美容師・理容師の平均年収とアイリストの平均年収は同水準といえるでしょう。

他の職種・平均との比較

  • 日本の平均年収:422万円
  • ネイリスト:253万円
  • スタイリスト:266万円

 

アイリストの平均年収は、日本の平均年収422万円と比較すると、147万円少ない金額です。他の関連する職種を見てみると、ネイリストは253万円、スタイリストは266万円です。

アイリストのボーナス・昇給事情

ボーナスについて

ボーナスは、勤務先や雇用形態によって異なります。支給される場合、年に1回~2回の割合のようです。売上や技術力だけでなく、お客様からの指名数なども考慮され、支給額に差が生じるケースもあるようです。

昇給について

昇給もボーナスと同様に、勤務先や雇用形態によって異なります。スキルアップして経験を積むことで、お客様からの指名が増え、昇給につながることもあるでしょう。

アイリストの年齢別平均年収推移シミュレーション

アイリストの年齢別の平均年収を5歳刻みで算出をしました。年齢別の月給と年収の推定値はどのようになっているでしょうか。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 176.7万円 12.1万円 31.2万円
25~29歳 230.2万円 15.8万円 40.7万円
30~34歳 265.2万円 18.2万円 46.9万円
35~39歳 290.6万円 19.9万円 51.3万円
40~44歳 313.2万円 21.5万円 55.3万円
45~49歳 331.1万円 22.7万円 58.5万円
50~54歳 345.0万円 23.7万円 61.0万円
55~59歳 340.0万円 23.3万円 60.1万円
60~64歳 254.9万円 17.5万円 45.0万円

年齢別の平均年収を5歳刻みで算出すると、30~34歳での平均年収は265.2万円、うちボーナスは46.9万円になると予測されます。40~44歳では平均年収が313.2万円、うちボーナスは55.3万円
になると予測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

アイリストと日本の平均年収との年齢別比較シミュレーション

年齢 アイリストの平均年収 日本の平均年収
20~24歳 176.7万円 263.5万円
25~29歳 230.2万円 343.3万円
30~34歳 265.2万円 395.5万円
35~39歳 290.6万円 433.4万円
40~44歳 313.2万円 467.1万円
45~49歳 331.1万円 493.8万円
50~54歳 345.0万円 514.4万円
55~59歳 340.0万円 507.0万円
60~64歳 254.9万円 380.1万円

アイリストの平均年収は、日本の企業全体の平均年収と比較すると低いです。30~34歳の平均年収は265.2万円で、日本の平均と比較すると130万円ほど高くなると推測されます。40~44歳では◯◯万円の予測です。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

アイリストの生涯賃金シミュレーション

  アイリストの平均年収 日本の平均年収
生涯賃金 1.27億円 1.90億円

日本の平均的な生涯賃金とアイリストの生涯賃金を比較してみましょう。アイリストの平均年収は275万円で、日本の平均年収は422万円です。20~65歳まで勤めたと仮定した場合、生涯で得られる賃金はどれくらいになるのでしょうか。その結果が、上記の表です。

アイリストの生涯賃金は、1.27億円と予想されます。日本の平均生涯賃金と比較すると0.63億円ほど少ないと推測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

まとめ

オシャレを楽しみたい女性が目指す理想の目元は、人によって違います。カウンセリングをおこない、お客様に合った丁寧な施術をまつげにすることで、理想に近づけることができます。お客様の喜びを間近で感じることができるため、大変やりがいのある仕事です。

アイリストは、細かい作業を安全に素早くおこなう必要があります。美容師免許を取るだけでなく、アイリストの技術を身につけるために学校に通ったり、講座を受講しておくといいでしょう。

自分の努力や技術が認められれば、お客様から指名が入り収入も増えます。日々の練習を重ねてスキルアップする度に、充実感を得られる仕事です。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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