職種研究

ヘルパーの平均年収・ボーナス事情|比較シミュレーションで比べてみよう

ヘルパーとは

ヘルパーとは、利用者の自宅や介護サービス提供施設において、高齢者や体の不自由な人の身の回りのお手伝いをする人のことです。在宅訪問により支援サービスを提供する人をホームヘルパー、おおまかに施設や医療機関などで介護に携わる人をヘルパーと呼ぶこともあります。

高齢化社会に伴い、ヘルパーをはじめとする介護職の需要が高まっていますが、実際は人手不足となっているのが現状です。この人手不足を解消するため、近年では人件費の見直しや賞与給付、外国人労働者を受け入れるなど、さまざまな待遇処置がおこなわれています。そんなヘルパーの平均年収や生涯賃金などの給与事情を、予測シミュレーションと合わせて見ていきましょう。

ヘルパーの業務内容

ヘルパーの仕事は、洗濯や調理などの家事業務をおこなう生活援助と、入浴や歩行などの日常生活を援助する身体介護の2つに分けられます。

調理については、必要な食材の買い出しだけでなく、持病を抱えている場合は塩分や糖質にも配慮した献立や料理スキルが求められます。

また、家族に対して介護の指導やアドバイスをおこなったり、状況に応じてケアプランを調整したりするなど、利用者だけでなくその周囲の人たちと連携したサポートをおこなうことも、重要な仕事となります。

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ヘルパーに求められる能力について

  • 体力
  • コミュニケーション能力
  • 介護職員初任者研修

ヘルパーには体力が必要です。主な業務内容である家事業務と身体介護は、つねに動きっぱなしの仕事です。したがって、肉体的に厳しい作業にも耐えられる体力が必要となります。

コミュニケーション能力も、ヘルパーには必要です。これらの業務内容は依頼者の希望に基づくものですが、高齢者では耳が遠かったり、発声が困難な場合があります。そのため、相手の言いたいことを汲み取るような、優れたコミュニケーション力が求められます。

介護職員初任者研修は、基本的な介護の知識と技術を持つことを証明する資格です。介護保険法では、介護福祉士か介護初任者研修以上に値する資格を所有していないと、訪問介護をおこなうことができないと定められています。訪問による介護でなければ資格がなくてもできますが、求人によっては介護職員初任者研修を条件としている場合もあるので、介護に携わる職種では重要な資格となるでしょう。

ヘルパーの平均年収と他職種との比較

ヘルパーの平均年収について

厚労省の賃金構造基本統計調査によると、2016年におけるヘルパーの平均年収は274万円という結果になっています。また、ヘルパーにおける平均年齢は、46.6歳となっています。

他の職種・平均との比較

  • 日本の平均年収:422万円
  • ケアマネージャー:266万円
  • 福祉施設介護員:273万円

ヘルパーの平均年収は、日本の平均年収と比べて148万円低くなっていることが分かります。類似職であるケアマネージャが266万円、福祉施設介護員が273万円です。

ヘルパーのボーナス・昇給事情

ボーナスについて

総務省統計局の賃金構造基本統計調査によると、ヘルパーの平均年間賞与額は306,600円という結果になっています。一般に、昇給がある場合は年齢が上がるにつれて賞与の金額も増え、企業規模が大きいほど賞与額も多くなる傾向にあるようです。しかし、ボーナスをもうけていないところもあり、ボーナスの有無や賞与額は企業や雇用形態によって異なります。

昇給について

昇給がある場合は、勤務時間数や技能、周りからの評価などに応じて、昇給額が決められる傾向にあるようです。昇給が全く無いところもあるので、企業や雇用形態によって昇給の有無や金額は異なってくるといえるでしょう。

ヘルパーの年齢別平均年収推移シミュレーション

ヘルパーの年齢別の平均年収を5歳刻みで算出をしました。年齢別の月給と年収の推定値はどのようになっているでしょうか。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 142.7万円 9.8万円 25.2万円
25~29歳 185.9万円 12.8万円 32.8万円
30~34歳 214.1万円 14.7万円 37.8万円
35~39歳 234.7万円 16.1万円 41.5万円
40~44歳 252.9万円 17.4万円 44.7万円
45~49歳 267.4万円 18.3万円 47.2万円
50~54歳 278.6万円 19.1万円 49.2万円
55~59歳 274.5万円 18.8万円 48.5万円
60~64歳 205.8万円 14.1万円 36.4万円

年齢別の平均年収を5歳刻みで算出すると、30~34歳での平均年収は214.1万円、うちボーナスは37.8万円になると予測されます。40~44歳では平均年収が252.9万円、うちボーナスは44.7万円になると予測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

ヘルパーと日本の平均年収との年齢別比較シミュレーション

年齢 ヘルパーの平均年収 日本の平均年収
20~24歳 142.7万円 263.5万円
25~29歳 185.9万円 343.3万円
30~34歳 214.1万円 395.5万円
35~39歳 234.7万円 433.4万円
40~44歳 252.9万円 467.1万円
45~49歳 267.4万円 493.8万円
50~54歳 278.6万円 514.4万円
55~59歳 274.5万円 507.0万円
60~64歳 205.8万円 380.1万円

ヘルパーの平均年収は、日本の企業全体の平均年収と比較すると低いです。30~34歳の平均年収は214.1万円で、日本の平均と比較すると180万円ほど高くなると推測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

ヘルパーの生涯賃金シミュレーション

ヘルパーの平均年収 日本の平均年収
生涯賃金 1.03億円 1.90億円

日本の平均的な生涯賃金とヘルパーの生涯賃金を比較してみましょう。ヘルパーの平均年収は274万円であることがわかりました。一方、日本の平均年収は422万円です。20~65歳まで勤めたと仮定した場合、生涯で得られる賃金はどれくらいになるのでしょうか。その結果が、上記の表です。

ヘルパーの生涯賃金は、1.03億円と予想されます。日本の平均生涯賃金と比較すると0.9億円ほど少ないと推測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

まとめ

ヘルパーは、肉体的な業務を伴う上に仕事内容が多岐に渡るため、決して簡単ではないことが分かりました。収入の面から見ても、ヘルパーの平均年収は日本の平均年収を148万円も下回るため、決して高収入とはいえません。

しかし、人手不足ゆえに需要が高まっている点や、人材不足解消に向けて介護業界における待遇処置の改善が始まっている点を考えると、将来性のある職種といえるでしょう。

資格がなくても介護職として働くことはできますが、介護初任者研修などの資格を取得することで、活躍の場が広がったり専門的な業務をこなす機会が増えたりします。ヘルパーを志す際は、こちらの平均年収や年収推移なども参考に、検討してみてください。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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