インターン

【夏のインターンシップとは】特徴や参加するメリットを徹底解説

夏にインターンシップを開催する企業は多い

インターンシップとは、学生が興味のある企業を訪問したり、実際に働いたりする「職業体験」のことを指します。就活を有利に進めいていくために、積極的にインターンシップに参加しましょう。

特に夏は大学生の長期休暇があるということで、多くの企業がインターンシップを開催します。夏のインターンシップは別名「サマーインターン」とも呼ばれます。

大学4年生になる前の春先に、多くの学生が本格的に就活を始めるために動き出します。しかし、春に始めなければいけないルールなど一切ありません。大学3年生の夏のうちから早めに動き出すことで、より多くの就活に関する情報を吸収し、就活スキルを磨いていきましょう。

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夏のインターンシップの特徴

夏の時期に集中してインターンシップをおこなう企業はとても多いですが、開催時期は夏のみに絞られているわけではありません。
他の時期でもインターンを開催する企業もたくさんあり、基本的にはどの時期のインターンにも参加は可能です。夏以外でもインターンの開催はあるため、絶対に夏に参加しなければならないわけではありません。

しかし、夏の時期だからこその特徴や魅力があるのは確かです。事前にその特徴を知っていることで、夏のインターンだから得られるものを逃すことなく吸収することができます。またインターンシップに参加するかどうかで迷っている人はその判断材料にもなるでしょう。
ここでは代表的なサマーインターンの特徴を3つご紹介します。

1.就活に前向きな学生が多い

早い時期からインターンに参加する学生は、就活に対してとても前向きに頑張っている学生だといえます。夏のインターンではそんな前向きな就活生が多く集まっている場所なのです。参加すればその学生からたくさんの良い刺激を受け取ることができます。

夏にかかわらず、インターンに参加するとたくさんの出会いがあります。就活という社会に出るための準備の時に出会える人はとても大切で、自分の人生にたくさんの気づきと成長を与えてくれるでしょう。

中でも、サマーインターンに参加している学生は、早めのうちから就活に向けて動き出している前向きな就活生です。そのためより多くの刺激や成長を与えてくれるでしょう。

2.様々なバリエーションのインターンがある

夏のインターンは多くの企業が開催するため、バリエーションも豊富です。

学生の長期休みに合わせてインターンを開催しているので、学生にとって選択肢も多いのです。そのため、この休暇中にひとつだけではなく、何社ものインターンに参加することができます。

期間も数日間のものから、1週間、1か月といった様々な種類があり、インターンの内容も社員による会社説明会や、職場見学、仕事を実際に体験したり、座談会が開催されたりと様々です。

就活を始めたての学生をターゲットにした企業について知ってもらうという意味合いの強いインターンから、この長期休暇だからこそ多くの時間をとって仕事を実際に体験するような内容まで盛りだくさんです。

3.仕事の理解を深められる

先ほども述べたようにこの時期のインターンの内容は、会社説明会を中心とした企業について知ってもらうという意味合いの強い要素を含んでいるものが多いです。

例えば、営業とはどんな仕事なのか、マーケティングってどんなことをしているのかという職種を説明するものから、メーカー業界は社会のどんな役割をになっているのか、昨今の介護業界の動向とはという業界目線での説明などです。

就職活動を始めたての学生に向けた内容が多くあるため、「仕事」ということに対する理解を深めることができるのも、サマーインターンの特徴です。冬季インターンや、春先に始まるインターンになると、実践的な内容が多く、業界・企業の理解はしているものとして進んでいくことが多いです。


夏のインターンシップに参加するメリット

ここまで、夏のインターンについての概要を確認してきました。それでは、そんな
サマーインターンに参加すると、就活生にどんなメリットがあるのでしょうか。

インターンシップに参加することで得られるメリットはたくさんあります。しかし、この時期ならではのメリットを参加する前に知ることができたら、モチベーションが向上したり、そのメリットを最大限に活かせるようなインターンシップにできるかもしれません。

ここでは主に3つのメリットを確認しておきましょう。

就活の早いスタートを切ることができる

まず一つ目は就活の早いスタートを切ることができるということです。もう少しで就活が始まるけれど、何から始めていいのか分からないという方には、この夏のインターンでスタートを切ることがおすすめです。

就活は情報戦ともいわれるほど、たくさんの情報であふれています。業界や企業の動き、募集要項や、始まる時期など。就活を早く始めることで、早めにそれらの情報をキャッチし、理解を深めることができます。そして早めにスタートで切れば、他の就活生と比較したり、焦ることもなく就活に集中できます

一般的に就職活動というと、会社の合同説明会に足を運んだり、行きたい企業の面接に行くことを想像しがちですが、インターンシップも立派な就職活動です。実際に企業について触れたり、社会人のお話を聞くと、社会人になるということの実感もわいてくるでしょう

本格的な就職活動としてこの夏の期間のインターンシップに参加しようと考える就活生も多いです。誰よりも一歩リードした就活をするために、夏のインターンシップに参加してみてもいいかもしれません。

業界・企業理解が深まる

次に業界や企業の理解が深まるという点です。業界研究や企業研究をする際に、インターネットや書籍を利用する就活生も多いです。調べている中で、情報量が多く頭が混乱してしまったり、整理がつかなくなってしまったりすることも悩みのひとつではないでしょうか。

しかし、業界や企業の理解を深めておかないと、実は想像や浅い理解のみでいきたいと思っていた企業が、やっぱり自分には合わないと後々気が付くこともあります。また、理解していないことで選択肢が少なく、狭い視野での就活になってしまっては、とてももったいないのです。

インターンシップに行くと、これまで想像でしかできていなかった業界・企業研究を自分の目で見て、聞いて確かめることができます。インターンのプログラムを通じて、業界や企業についての深い知識を身につけることができ、ネットでは得られない情報も手に入れられるかもしれません。

早い時期から業界・企業理解を深めておくことで、就活の選考にも役立てられます。
業界・企業研究は就活を有利に進めるための重要なポイントであり、これが早い段階から実施できるのは大きなメリットになります。

「百聞は一見にしかず」の通り、実際に自分の目で確かめて業界・企業理解を深めていきましょう。

就活の仲間に出会うことができる

そして、就活の仲間に出会えることもメリットのひとつです。

就活は孤独な戦いであると考える人もいます。それは、就活生みんながライバルのように見えて打ち勝たなければならないというプレッシャーがあるからです。もし就活で悩みがあったとしても相談できないと多くの就活生が悩みます。しかし時間は過ぎていくため、大きな不安を抱えたまま就活を進めなければならないのです。

夏のインターンでは新しい仲間に出会うことができます。先ほど、「夏のインターンシップの特徴」で述べたように、サマーインターンでは就活に対して前向きな就活生がたくさんいます。就活を一人で行っていると、どうしても発想が凝り固まったり、方向性に迷ったりしてしまいますが、このような場合に力になってくれるのは仲間なのです。

早く動き出している学生は、就活に前向きではありますが、早く動きだしたからこそ同じ悩みを抱えているでしょう。いつもの友達にはなんだか話しにくい就活の悩みや不安を、お互い助け合うことで、乗り越えていきましょう

夏のインターンのデメリット

メリットにデメリットはつきものです。続いては、夏のインターンのデメリットをご紹介します。

デメリットは自分に不利に働くことを言いますが、事前に知っておくことでそのデメリットを対処できたり、起こりうる不利な状況を防ぐことができます。

夏のインターンに参加したいと考えている人は、このデメリットもしっかりと吟味した上で考えましょう

倍率が高く選考がある企業もある

サマーインターンは志望すれば全員が参加できるわけではありません。企業の中には選考を通過した人のみ、インターンの参加資格が得られるところもあります

日本国民全員が知っているような大手企業や、有名なベンチャー企業など、多くの就活生が集まるような企業は参加できる人数を絞る場合があります。ただでさえ毎日忙しい会社に、就活生を受け入れるわけですから、希望者全員を受け入れるのは難しいでしょう。

その際は、選考を受け受かった人のみ参加資格を得られます。選考がある可能性も踏まえて、参加するかどうか決めましょう。詳しい選考の対策については本文後半に詳しく触れていきます。

選択肢が多く迷うこともある

メリットの一つでもあるサマーインターンの選択肢の多さは、時にデメリットになることもあります。たくさんの選択肢があるからこそ「結局どれに行けばいいのか分からない」と迷ってしまうのです。

これは夏のインターンだけでなく就活全般に言えることですが、多くの情報に振り回されないように注意しましょう。インターンを開催する色々な企業が、様々なプログラムを用意しています。たくさんの就活生に知ってほしいと、メディアや広告媒体を使って宣伝していることもあります。

情報収集することはとても良いことですが、その情報は自分で取捨選択するようにしましょう。それができないと、行きたいと思っていたインターンがどれだか分からなくなり、結局参加できないということになってしまいます。

選択肢が多い時は、自分がインターンで得たいものに優先順位を付け、それを主軸に選びましょう。日程がかぶっていなければ複数のインターンに参加することも可能なので、1つに絞り込むというよりは、参加できそうなインターンを探すイメージで選びましょう。

夏のインターンシップの参加スケジュール

インターンシップの開催時期を表した図ここでは、夏のインターンシップの参加スケジュールを確認しておきましょう。あくまでも一例ではありますが、一般的なインターンシップのスケジュールをご紹介します。

インターンシップは、主に大学3年の6~2月の期間に実施されています。学業に影響が出ないように、夏休みや春休みにおこなう企業が多くなっています。

どれくらい前に募集があり、いつ頃参加できるのかといったフローを知っておけば、ある程度の計画を立てる目安になるため、予定をも立てやすくなります。
忘れないように、自分のスケジュール帳にも書き込んでおきましょう。

6月~7月エントリー開始

基本的に、企業はインターンシップ開催日の1~2ヶ月前からエントリーを受け付けます。夏のインターンは学生の長期休暇中である8月~9月に開催されることが多いため、エントリーの開始時期は6月~7月になります。

一言にエントリーといっても、それだけで参加できるわけではありません。エントリー開始から1、2か月も期間があいているのは選考があるからです。選考に時間をかける企業はもっと募集時期が早いこともあり、また前日でも飛び込み参加OKな企業もあったりと様々です。

申し込みが近くなると、サイトにインターンシップ募集の専用ページが設けられます。詳しいプロセスはその専用サイトに掲載されていますので、確認してみましょう

8月~9月実施

参加資格が得られると、ついにインターンシップに参加することができます。だいたい8月~9月に実施され、多くの就活生が集まります。

インターンシップのために準備するものがある人はここまでに用意しておきましょう。企業によっては課題があったり、スーツ着用が必須になっているところもあります。

もしかしたら将来勤め先になる可能性のある企業に、マナーがなっていない、失礼だと思われないようするのは大切なことです。事前にしっかりと課題をこなしたり、よれよれのスーツではなくぴしっとした格好で参加できるように準備しておきましょう。

夏のインターンシップ選考対策

先ほども述べたように、インターンシップでは参加者を選考する場合もあります。就活にも大いに役立つインターンシップですが、選考を通過しないと参加することはできません

希望する企業のインターンに参加するためにも、選考の方法やチェックされているポイントは事前に確認しておきましょう。ここでは、インターンシップの選考がどのような方法で行われているのか詳しく解説していきます。

エントリーシート

選考方法として多くの企業が導入しているのはこのエントリーシートです。エントリーシートは「ES(イーエス)」とも呼ばれ、これは就活本番でも使われます。

記入項目は企業によって異なるため、指定された質問内容に応じて答えを記入していきましょう。その中でも、自己PRと志望動機はほとんどの企業のエントリーシートに記載されている代表的な質問です。自分のアピール部分と、なぜその企業のインターンシップに参加したいのかを明確にするいい機会でもあるので、しっかりと考えて記載しましょう。

ネット上で申し込みの際に提出する場合、面接に持参して面接官に手渡す場合など、提出方法にも企業によって異なります。それだけでなく、いつ提出するかという提出のタイミングも企業によって違うため、どのような形式をとっているのか事前にしっかりと確認しておきましょう。

エントリーシートで選考を通過するには、まず丁寧で誤字脱字がないことが重要です。もちろん内容も大切であることに違いはないですが、見直しをせずに適当に出されたものと判断されてしまいます。またESを書く前に自己分析を必ずしておきましょう。

長所や短所、学生時代に頑張ったことなど、過去を振り返って書く項目もいくつかあります。多くの就活生を見てきた採用担当の方は、自己分析をきちんとして出した履歴書かそうでないかはすぐに分かってしまいます。参加したいという意欲を表すためにも見直し、自己分析は必ず行いましょう

ESの書き方について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしましょう。ESで選考を突破するには注意点が加えていくつかあります。

SPIなどの適性検査

二つ目はSPIなどの適性検査です。選考段階で簡単な能力テストをおこなう企業もあります。
その業種や職種に必要な能力があるかないかを測るために実施されるものです。これは就活時に行われる「学力」を計るためではなく、インターンの場合は、「この職種に適した能力は備わっているのか」といった性格検査を行う場合が多いです。

【性格検査の例】

以下の質問はあなたの日常の行動や考えにどの程度あてはまりますか。
最も近い選択肢を1つ選んでください。

A.一人で旅行するのが好きだ
B.皆で旅行するのが好きだ

A.買い物ではよいと思ったらすぐ買ってしまう
B.気に入っても一度店を出て考え直す

A.勝負は時の運だ
B.勝負は努力の結果だ

デザイナーなどクリエイティブな職種によっては、ポートフォリオ(作品集)などの提出を求められることもあるでしょう。

企業に寄りけりですが、学力テストを行う企業があればそれはしっかりと対策するべきです。何も知らずにインターンの選考を受けるのと、適性検査があるかもしれないと頭の片隅に入れておくのとでは心の持ちようが変わってきます。

もしも、学力を計る能力検査がある場合はきちんと対策する必要があります。勉強すれば誰もが解けるような問題ではあるので、書店でも売られている問題集で対策しましょう。

SPIで出される問題はパターンが決まっているものが多いです。一冊のテキストを繰り返し解くことでその問題に慣れ、解き方を覚えるのが一番の近道です。また記憶を定着させるためにも、詰め込むのではなく、1日30分程度スキマ時間を活用して毎日問題にふれましょう

この検査で落ちたからと言って就職ができないわけではありません。適度な緊張感をもって挑みましょう。

テスト対策に関する詳しい記事はこちらを参考にしてみてください。事前対策で余計な不安を抱えることがないようにしましょう。

面接

面接の4つの流れを示した画像インターンシップの選考において、面接が行われることも最近では増えています。
一般的に面接で聞かれるのは自己PRと志望動機などがほとんどでしょう。ESなどの書類選考が通り、面接がある企業では、そのESには書かれていないことも質問されると考えておきましょう。

選考面接は応募者の人柄や性格、書類だけでは判断できない人間性などを知るために行います。インターンシップに参加したいという意欲や熱意も、企業が面接という顔を合わせて知りたいと思っている項目のひとつです。

面接の形式も個人面接、グループ面接、グループディスカッションなど様々な形態があります。それぞれの内容を詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。面接対策をしっかりとして選考を突破しましょう。

面接の対策としては、まず流れをおさえて実践練習をするのが一番です。答える内容については、自己分析さえしていればあらかた網羅できます。問題は作法についてです。面接では、受付→入室→面接→退室というこの流れでがあります。その際に気を付けておかなければならないのは、「挨拶」「敬語」「態度」の3つです。失礼します、よろしくお願いします等の挨拶を忘れず、正しい敬語が使えているかどうかも大切です。また明るくはきはきとしていて、背筋も伸びているかなどの態度にも気を付けましょう。

面接対策についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。今すぐできる練習方法から事前対策していきましょう。

夏のインターンシップに向けて準備すること

インターンシップをおこなう企業は増加傾向にあり、参加する就活生も増えてきています。夏のインターンシップにはたくさんのメリットがあったり、何度かの選考もあるかのしれません。せっかく参加するのであれば、事前準備を徹底していきましょう。

事前に準備すばするほど、インターンシップの時間は有意義になります。ここでは2つの準備するべきことをご紹介します。

参加する目的を明確にしておく

一つ目は参加する目的を明確にすることです。インターンシップに参加する上で最も大切なのは参加する目的です。インターンは参加するだけでは意味がありません。目的なくしてインターンに参加することはただの時間の浪費です。

何か一つでも参加する目的を明確にしておきましょう。とても単純なものでも構いません。例えばメーカー業界の企業にインターンに参加する場合、「メーカー業界について知りたい」という目的を掲げたとしましょう。とてもアバウトですが、ここからもっと掘り下げていくのです。メーカー業界のどんなことを知りたいのか、逆に今メーカー業界についてどれだけ知っているのかなど、自分の現在地を知ることで、より目的は明確になるかもしれません。

インターンシップに参加してどんな成長をしたいか、何を得たいのかが目的になります。誰よりも早い就活となる夏のインターンシップにおいて、参加する目的は特に重要視しましょう。

【目的の例】

    ・周りとの差を認識するため
    ・現役社員と交流して、詳しい社風を知るため
    ・人脈を広げるため
    ・業界の今とこれからの動きを知るため
    ・実際に職業体験をして自分にも可能性があるか知るため
    ・参加することで就活の実感を湧かせるため
    ・仕事の適性を見極めるため

    知りたいことをまとめておく

    インターンシップで知りたいことを事前にまとめておきましょう。インターンシップはその業界人に質問を直接できる貴重な機会です。

    インターンは貴重な学びの場であり、自分から企業の情報や知識を獲得しに行きましょう。聞きたいこと、知りたいことがあるなら、それは事前に準備しておけば、何も待たずに自分から積極的に質問することができます。

    聞かれるのを待っていたり、教えてもらうのを待ったりするだけでは、本当に知りたい情報を得られないかもしれません。インターンでは礼儀やマナーはとても大切ではありますが、ずっと受け身でいる必要はありません

    自分から主体性をもって様々な質問をすることができれば、そのインターンを自分のものにすることができます

    夏のインターンシップの参加方法

    インターンシップに参加したいけど、そもそも興味のある業界、企業が見つかっていないという方もいるのではないでしょうか、夏のインターンはまだ多くの就活生が動き出す前。この段階で志望業界や企業が見つかっている学生のほうが少ないです。

    その場合どのようにして参加すればいいのか、ここでは2つの方法をご紹介します。夏のインターンシップに積極的に参加するためにも、ぜひこれらの方法を活用してみて下さい。

    ナビサイトを活用する

    まず、一番取りかかりやすいのはナビサイトを活用する方法です。これは今すぐにでも始めることができます

    有名なマイナビ、リクナビだけでなく、今では多くのナビサイトがあります。インターンシップ専用のナビサイトや、地方に特化しているもの、理系体育会系に特化しているものなど本当に様々です。ナビサイトでは、自分が指定した条件から探すことができたり、以前参加したことのある学生の口コミや、企業からのメッセージをみたりして決めることができます。

    多くの学生がエントリーしている「人気ランキング」やこれまでの閲覧履歴から出てくる「あなたへのおすすめ」などの機能を活用すれば、自分の興味がどこに向いているのか理解できるかもしれません。

    キャリアセンターを活用する

    そして2つ目は大学のキャリアセンターから情報を集める方法です。キャリアセンターとは、大学が学生の就活支援を目的に設置している施設のことです。その大学に所属している学生であれば、誰でも利用することができます。

    インターンシップ情報もこのキャリアセンターでよく紹介されているコンテンツのひとつです。大学という機関を通していることもあるため信頼性があり、「ナビサイトでは情報が多すぎて無理」という方にはおすすめできます。

    過去の自分の大学の先輩が参加していた企業、また現在先輩が働いている企業からの求人もあるため、参加できれば交流も深めやすいでしょう。

    学校によっては過去の情報が混じっていることもあるので、夏のインターンシップの情報が最近のものなのかはしっかりと確認する必要があります
    まだキャリアセンターを利用したことがない方はぜひ行ってみてください。

    就活のスタートダッシュを切ることができる夏のインターン

    夏のインターンシップは就活を始める学生にはぴったりのイベントです。だからこそ、しっかりと目的をもって参加しましょう。

    参加する際は、あまり先入観を持たずに色々な企業のサマーインターンに参加することをおすすめします。全く興味のない業界や、自分には会わないと決めつけている業界でも、職種によっては働きやすかったり、適職だったりすることも良くあります。
    最初から自分の先入観にとらわれていると、これから先「やっぱり違うかも」と思ったときには取り返しがつかないくらいに、就活も後半になっているかもしれません。

    夏のインターンに参加することは、就活のスタートダッシュを切り、そして誰よりも前に進んでいるということです。色々な方向に進んでみたり、あえて寄り道をすることができるのも夏のインターンに参加する就活生の特権なのです。

    ぜひ夏のインターンに参加して、就活のスタートダッシュを切りましょう!

    監修者プロフィール

    ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
    吉川 智也(よしかわ・ともや)
    1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
    現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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