身だしなみ

【就活のヘアスタイル一覧】ショートからロングまで男女別に解説

就活生のヘアスタイルは意外と見られている

就活をするのに、スーツや靴、カバンや顔のメイク、女性は気にするところはさまざまありますが、ヘアスタイルはどうでしょう。適当でいいかと二の次くらいに考えていると、困った結果を招くことになりかねません。

実は、ヘアスタイルは全体のイメージを決める役割を担っているので非常に大切になってきます。人の印象は対面し、出会ってから3秒~5秒で大体決まると言われているくらいですから、人のイメージを左右するヘアスタイルは他のスタイルと同等に、どうすべきかしっかり考えましょう。

面接では全体のバランスとともに、意外と上半身のスタイルを細かく見られていることを頭に置いておかなければなりません。

就活のヘアスタイルの基本

就活のヘアスタイルも、マナーや服装などと同様に、基本があります。就職活動において、見た目の印象は非常に重要です。たかが髪型と馬鹿にしてはいけません。特に説明会や面接などは採用担当者と座って対面することが多いので、上半身は見られることが多いです。エントリーシートがうまく書けて面接の受け答えにも手応えがあったのに選考で落とされてしまう人は、案外服装の乱れや髪型といった身だしなみに原因があるものです。

ヘアスタイルは、気をつければ誰でも印象アップさせることができる要素です。だからこそ、しっかりとやっていないと目立ってしまいます。基本原則を徹底的におさえておきましょう。まずは、男性にも女性にも共通する就職活動のヘアスタイルの基本をご紹介します。

自然な黒髪が好印象

男性も女性も、髪色は自然な黒髪が好印象でしょう。日本は移民が多いアメリカやヨーロッパ諸国とは異なり、基本的には日本人による単一民族国家的側面があります。日本人の自然な髪色は黒色ですから、和を重んじる日本人は無意識にでも黒い髪の人に「仲間意識」を感じるものです。

「自由な社風」を謳っている企業でも、黒髪で臨むのが無難です。社会人になった時、好印象を与えるべき相手は自社の同僚ではなく他社の取引先やお客様です。自社が良くても、お客様に悪い印象を与えてしまっては元も子もありません。ビジネスマンとして相応しい髪色かどうかよく考えることが大切です。社会人になる準備ができていることを示すためにも、就職活動は自然な黒髪で挑みましょう。

金髪・茶髪は避けた方がいい

前述の通り、多くの企業の採用担当者は、黒髪を好む傾向があります。明るい茶髪や金髪は悪い印象を与えてしまう可能性が高いです。理由は様々ありますが、日本の企業文化や伝統によるところが大きいため、中々変わることのない傾向でしょう。また、就活を真剣におこなっていない、就活よりもおしゃれを優先している、という印象にも繋がりやすいといえます。

近年のベンチャーブームで出現した企業の中には、髪型は本当に何でも自由という会社はありますが、やはりベンチャー企業とはいえ、そのお客様は伝統ある企業が多いです。大手企業とベンチャー企業が業務提携するというようなニュースもよく耳にするようになりました。

どの企業においても、黒髪の印象が悪いということはまず考えられないので、今後の人生を決める大事な就活で金髪・茶髪は避けた方が良いでしょう。

男子就活生がすべきヘアスタイルの基本

まずは男子就活生がすべきヘアスタイルの基本をご紹介します。ヘアスタイルで重要なことは「清潔感」や「爽やかさ」です。清潔感がありかつ爽やかな髪型として就活生に人気なのは、黒髪の短髪です。自然な黒髪に、耳が出ていて、襟足は長すぎず、前髪は眉毛にかからない程度の長さよいでしょう。

清潔感があり、好印象かつ仕事ができそうな人物を演出できます。短髪とはいえ、丸坊主やスキンヘッドはビジネスシーンにおいても少数派であり、悪目立ちする可能性が高いため避けましょう。ここでは、男子就活生が髪型を決める上で注意すべきことを解説し、具体的なおすすすめヘアスタイルを紹介していきます。

ツーブロック・パーマは避けた方が無難

ツーブロックや意図的なパーマは避けた方が無難でしょう。業界によっては、ツーブロックやパーマでも問題なく許容してくれる企業があることは間違いありません。また、ツーブロックやパーマからでも、基本原則である「清潔感」や「爽やかさ」を出すことは可能です。

ただ一方で、企業によっては軽くみられてしまい、嫌われていることも多い髪型であるのも事実です。若い面接官であればそれほど気しない場合もありますが、年配の役員などからすれば不真面目だと思われてしまい、良い印象にならないことも多いでしょう。

就活において、悪い印象を与えかねない髪型にあえてする必要はありません。就職活動において選択肢を広く持って挑戦したいのであれば、ツーブロックやパーマは避けるのが無難です。

スタイリング剤は使用してOK

ヘアワックスなどのスタイリング剤は使用しても問題はありません。むしろ、清潔感を与えるために、場合によっては使用した方が良いでしょう。寝癖がついたままの髪型や、ただ寝癖を直しただけのへたった髪型は、清潔感がなく印象も悪いので、積極的にスタイリング剤で髪型を整えましょう。

ただし、就職活動においては、あくまでも相手に清潔感を与えるためであり、おしゃれをするためのスタイリング剤ではありません。大量のワックスを使用したベタベタとした髪型や、ツヤが出過ぎた髪型、全体的に尖った髪型などは就職活動では印象が悪いです。スタイリング剤の使い方・使用量には十分注意しつつ、理想の髪型に近づけましょう。

髪型によってワックス・ジェル・ムースを使い分ける

スタイリング剤には、ワックス・ジェル・ムースなど、いくつか種類があります。種類が異なれば、使用した際の与える印象も異なりますので、自分の髪質や髪の長さと相談してスタイリング剤を使い分けましょう。就職活動におけるヘアスタイルでは、髪が寝ているスタイルよりもある程度立体感のある髪型の方が好まれます。

髪質が柔らかい人はハードタイプのワックスやジェルを活用し、髪質が硬い人はソフトタイプのムースやジェルを使うと自分にあった髪型がスタイリングできるでしょう。その他の目安としては、ツヤを抑えて固めたいスタイルにはワックスタイプ、ツヤを出して固めたいスタイルにはジェルタイプ、濡れ感を出してあまり固めないスタイルにはムースタイプ、といった具合に使い分けるのがおすすめです。

男子就活生におすすめのヘアスタイル

ここまでは、男子就活生のへアルタイルの基本や避けるべきスタイルなどをご紹介してきました。何度も述べているように、ヘアスタイルで意識すべきポイントは「清潔感」であることはご理解頂けたかと思います。それでは、具体的にはどのような髪型が、清潔な印象を与えることができ、就職活動に適しているのでしょうか。ここでは具体的に男子就活生におすすめのヘアスタイルをいくつかご紹介していきます。

ショートヘア

まずは定番のショートヘアです。前髪は眉毛にかからない程度で、横髪は耳が出る程度、襟足はうなじが隠れない長さを意識しましょう。しかし、髪の長さが適切でも、寝癖がついていたり、強いクセ毛のままでは良い印象を与えることは難しいです。適度にワックスを使用しましょう。

ショートヘアの場合は、少しおでこが出るようにスタイリングすると、フレッシュさを演出することができ、清潔感もアップします。これから社会に羽ばたく新入生として年相応なヘアスタイルでありながら、好印象を与えることができるショートヘアはおすすめです。髪色は黒髪で、なるべく自然で整った髪型にセットするようにしましょう。

ベリーショート

次のおすすめのヘアスタイルは、ベリーショートです。サイドは刈り上げに近く、基本的に前髪はあげておでこを広く出しているような爽やかなスタイルです。ショートヘア同様に清潔感やフレッシュさを出せることに加え、より明るく元気でハツラツとした印象を与えることができます。

内気なイメージを持たれてしまいがちな人は、思い切ってベリーショートにしてみるだけで、やる気に満ち溢れた外向的なイメージに変えられるかもしれません。非常に男性らしい髪型であり、業界・年齢層を問わず広く採用担当者に好まれる髪型です。こちらも髪を立たせた方がベリーショートの良さが発揮されるので、スタイリング剤を使って整えると良いでしょう。

前髪を下した髪型

ここまではおでこを出した短めのヘアスタイルが好印象とお伝えしてきましたが、前髪を下ろした髪型でもスタイリング次第では良い印象を与えることはできます。前髪を下ろす場合は、特に清潔感を出すことに注意が必要です。目にかかっていたり耳が隠れているような長さの前髪では、暗く不健康な印象を与えかねません。

前髪も横髪も重たくならないように程よくすいて、横に流して目や耳はしっかりと出しましょう。下ろした髪でツヤや濡れ感を出すとベタベタとした印象になってしまうので、前髪を下ろした髪型にはワックスを使用し、立体的な動きを出すのがおすすめです。

「おでこを出すのが少し恥ずかしい」「普段は前髪の長いヘアスタイルが多い」という方は、長さや清潔感に気を配って、前髪を下した髪型で就活に臨みましょう。

女子就活生がすべきヘアスタイルの基本

短髪が主の男子就活生と違って、女子のヘアスタイルはさまざまです。それゆえどんなスタイルにするかの悩みどころでもあります。就活をする上でのヘアスタイルは、一体どのようなスタイルがベストなのでしょう。

第一印象は大切で、見る人に自分の人となりを表し、好印象を与える外見はもちろんですが、就活していく上では、それなりに仕事が出来そうな印象を与える装いが必要です。そんな、自分を表わし人に好かれるような好印象のヘアスタイルとは、具体的にどのようなものなのかをご紹介します。

おでこと耳を出すようにする

女性の髪型でも、男性同様に清潔感を出すことが非常に重要です。女性の場合、おでこと耳を出すことで清潔感をアピールできます。普段長い髪を下ろしている方は慣れない髪型かもしれません。慣れていないからといって就職活動本番に乱れたセッティングで臨むわけにはいきませんので、イメージチェンジのつもりで普段から練習してみるのもよいでしょう。

また、長い髪でおでこや耳が隠れていると、顔全体の印象が伝わりづらくなってしまいます。おでこや耳を出すことで明るくハキハキとした印象を与えることができます。前髪は上に持っていってまとめるのでも、横に流してまとめるのでも、どちらでも問題はありません。ただ、へアルタイルが目立ちすぎないように注意をしましょう。

眉毛はアイブロウペンシルで整える

おでこを出すということは、眉毛も露わになるということです。せっかく髪型で清潔感を出せても、眉毛が薄すぎたり整えられていなかったりするとあまりよい印象ではありません。眉毛が表情に与える影響は大きいです。アイブロウペンシルなどの化粧品を利用して眉毛をしっかり整えることで、見せたい自分を表現しましょう。

見た目が整えば、心の自信にもつながります。アイブロウペンシルを含め、就職活動でのメイクは清潔感を出すためのものです。遊びに行くためのものではありませんので、派手すぎるメイクは避けましょう。下地やチークはナチュラルな色味を選び、アイブロウは髪色と合わせた色を選ぶのが無難でしょう。

派手なヘアピンやヘアアクセサリーは使用しない

長い髪をまとめるためには、ヘアピンやヘアゴムなどは必須アイテムです。しかし、派手なヘアピンやヘアアクセサリーは使用しないようにしましょう。派手な色や柄の入ったヘアピンやヘアゴムは、カジュアルな印象になり印象が良くありません。シュシュは無地で小ぶりかつ目立たない色なら使っても問題はありませんが、無難なものはやはりヘアピンやヘアゴムです。

髪の色に馴染む黒やこげ茶、紺といった色味が無難です。また、ヘアピンはなるべく見えないように留めると、全体的にすっきりと爽やかな印象を与えることができます。 就活におけるヘアピンなどは髪型を固定するためのものであり、おしゃれを目的に使用するものではないと心得ておきましょう。

女子就活生におすすめのヘアスタイル

就活に臨む人それぞれに、髪の長さは違います。では、髪の長さで印象は左右されるのでしょうか?髪の長さで就活に損得があることはないですが、どう自分のヘアスタイルを良く見せるかで印象は決まってきます。

長さに合った、自分の持つスタイルを好印象を与えるようにヘアピンや髪ゴムなどを使って上手くアレンジしましょう。就活する上でのヘアアレンジは、基本的に清潔感や知的さを出すようにします。長さ別に、良い印象を与えるヘアアレンジを具体的にご紹介します。

ショート編

ショートヘアは、基本的に活発で知的な印象を人に与えます。髪が短いので、ヘアスタイルがどう決まっているかでもアレンジが分かれますが、前髪を揃えるより、斜めに流すアレンジの方が爽やかに大人っぽく仕上がるでしょう。

横髪が前に垂れるようであれば、ピンで留めたり整髪剤でまとめるようにしましょう。ピンを使い過ぎると子供っぽい印象になるため、少し留める程度がおすすめです。それ以外は両サイドを耳にかけましょう。

ショートヘアの場合は、自然な髪の流れを意識して、短い髪ならではの活発さを十分にアピールしつつ、爽やかでフレッシュな雰囲気を出しましょう。

セミロング編

肩までくらいのセミロングは、アップ、ダウンスタイルのどちらもヘアアレンジできます。ハーフアップだと清潔感があり活発な印象で、ダウンスタイルだと落ち着いた印象を与えることができます。

どちらも下ろしたスタイルですので、髪を綺麗にブラシでとかして清潔感を出すことが大切です。ハーフアップの場合は、おくれ髪が出ないようにきっちりと結び爽やかさを出しましょう。

ダウンスタイルの場合は、毛先まできれいに整えて清潔感を出すことが大切です。ボブのダウンスタイルだと可愛い印象になりますが、しっかりとしたイメージにみせるため、前髪を斜めにし、整えましょう。ダウンスタイルは、髪が広がり易いのでまとまるように綺麗にとかし、髪を耳にかけるなどして清潔感を出すのがおすすめです。

ロング編

セミロングではハーフアップやダウンスタイルもOKですが、大人びた印象を与えるロングでも、就活にはロングヘアーのダウンスタイルは清潔感に欠けます。ですので、必ずまとめてアップスタイルにしましょう。

アップスタイルのポニーテールでは高めだと子供っぽくなるため、低めの位置でポニーテールをすると落ち着いた雰囲気になります。また、かっちりとシニヨンにしてすっきりとまとめるのもおすすめです。

髪が広がるのをおさえられるような、すっきりとまとまるアレンジをしてください。髪をゆるめに巻いてからまとめるのもばらけずにまとまります。髪が長い方はより清潔感を出すことが大切です。

前髪もヘアスタイルの印象を決める重要な部分

後ろ髪はそれぞれのまとめ方が分かるのですが、では前髪はどんなスタイルが良いのでしょうか?前髪は、人の顔を見る時に一番目に入るところです。後ろ髪のスタイルと同様、見せ方に気を配りましょう。

前髪は目にかからない程度の長さが良いですが、パッツン前髪にしてしまうと個性的な印象になってしまうので就活には合いません。前髪が眉毛より短い場合は斜めに流すと清楚な印象になります。

眉毛より長い場合は耳にかけたり、ピンで留めてすっきり見せると好印象です。また、分け目をセンターパートにすると誠実な印象になります。きついというイメージもあるオールバックですが、気合を入れてオールバックでまとめると、活発な印象にもなり見る方も惹きつけられるでしょう。

ヘアスタイル以外の就活マナーを知っておくことも大切

就活では、ヘアスタイルの他にも気を付けるべき点がいくつかあります。服装、持ち物、言葉遣いなどにも気を配る必要があるのです。また、面接の際の入退室にも決まった手順があり、それを間違ってしまうと悪目立ちしてしまう可能性が高いといえます。

しかし、そうしたマナーは実際に就活を始めるまで学ぶ機会がないため、何から始めればいいのかわからないという就活生も多いのではないでしょうか。面接での受け答えやスキルには問題がないのに、そうしたマナーを知らなかったことで選考を落ちてしまうのはもったいないといえます。

就活の未来では、就活マナーマニュアルを公開しています。基本的な就活マナーをひとつにまとめていますので、就活を始める前に目を通しておきましょう。

企業や業種に合わせて与える印象を変えてみよう

受けようとする企業や業種によって、求める人物も違います。どんな人を求めているか分析してTPOに応じたスタイルをすることが大切です。人の印象を左右するのは出会って本当に何秒かで決まってしまい、見た目も多いにあることが分かります。

中身が良いのに見た目で失敗すると非常に勿体無いので、見た目も大事にしましょう。ですが、見た目がバッチリなのにふるまいにいつもの癖が出ては損です。髪を耳に何回もかけるしぐさなどの癖は目に付くので、なるべく控えたいものです。

そのような場合は、髪がかからないようにまとめるヘアスタイルにすると良いでしょう。自分だけでは外見がどうであるかの判断が付かない場合は、周りの人に見てもらうなどしてベストなヘアスタイルを作るのも賢い選択です。自分の日常のヘアスタイルと照らし合わせて、就活ではどうアレンジしたら良いかを考えて印象を変えてみましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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