インターン

【1dayインターンの実施内容】企業が開催する目的も紹介

1dayインターンとは

就活をしている中で、「インターンをしてみよう」と考える人も少なくありません。とはいえ、「ロングスパンでは対応できない」「そもそもどういう種類があるのか知らない」などと頭を悩ませている学生もいることでしょう。そうした人にオススメしたいのが1dayインターンと呼ばれるものです。インターンは、職業体験を意味するものですが、1dayインターンはそれを1日完結でおこなえます。

この記事では、1dayインターンに関してさまざまな角度から紹介します。1dayインターンの目的、内容、メリットなどについて知り、1dayインターンを最大限に活用しましょう。

就活のマナーを身につけておこう

就活では、きちんとしたマナーを身に付けていないとマイナスの印象を与えてしまいかねません。言葉遣いの他にも、身だしなみやメール・電話のマナーなど細かいところでも求められます。他の就活生がマナーを守る中、振る舞い方を知らないでいると慌てることになります。

そこでおすすめなのが「就活マナーマニュアル」です。こちらでは、就活で必須のマナーを詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、マナーに自信がない就活生は手に入れておきましょう。

1dayインターンを開催する企業の目的

各企業が1dayインターンを実施するのは、「昔からの習慣」「流行っているから」などという安直な理由ではありません。もちろんきちんとした目的があるため、それを具体的にみていきましょう。

インターンは数日間、あるいは数か月かかるという印象があるかもしれません。しかし、昨今では1dayインターンをおこなう企業が増えているようです。もちろん費用的な問題などさまざまな要因がありますが、他にも企業は多くの利点を感じて実施しているに違いありません。開催する企業の目的を知っておきましょう。

企業の宣伝ができる

インターンでは、学生たちが職場に来て働くことになります。会社は、学生たちに自社のことを詳しく知ってもらうことができるでしょう。たくさんの企業がある中で、SNSやWebサイト、新聞などだけで自社の存在をアピールしても、広めるためにはかなりの労力が必要です。

大企業ならばまだしも、中小企業に限っては、なかなか難しい状況です。つまり、インターンは会社を宣伝するのに一番効率がよい方法といえます。人を採用するためには、それなりにお金がかかります。それを無駄にしないためには、インターンで自社をアピールするのが最適といえるでしょう。

優秀な人材を新卒採用につなげる

もちろん、企業の宣伝だけがインターンのメリットではありません。インターンをする最終目的は、優秀な人材を採用することです。実際に職場で働いてもらい、優秀な人材であることがわかれば、選考前にチェックしておくこともあるでしょう。

1日だけでは優秀な人材なのかを見極められないため、1dayインターンのみで内定につながるケースはあまりないかもしれません。とはいえ、企業はインターンを実施して学生のことを早めに把握しておくことで、採用するためのコストや労力をカットできます。

1dayインターンではないロングスパンのインターンでは、内定枠が存在している企業もあります。たくさんの就活生がいて、複数の企業を志望しているのは当たり前のことですので、できるだけ早めに内定を出すための仕組みを作っている場合もあるでしょう。

1dayインターンの内容

実際にどのような職業体験をするのかをみていきます。もしかすると、事前にしっかり準備をした上で対応しなければならないインターンもあるかもしれませんので、注意してください。もちろん、各企業によってインターンの内容は異なります。

また、1dayインターンでも時間の長さはまちまちでしょう。1dayインターンでは自分をアピールできる時間は限られているため、内容をしっかりと理解し、適切に対応してください。

企業の説明

一番多いとされているのが、講義形式で企業の説明などをおこなう1dayインターンです。企業としては宣伝になり、就活生は業界知識などを深められるため、双方にメリットがあるでしょう。基本的には企業側の話を聞き続けるだけになりますが、話の内容を理解することで、面接対策に活かせるでしょう。もちろん、入社後に役立つ情報も多いです。

企業の情報は、会社パンフレットやホームページなどで理解できるかもしれません。しかし、実際に社内の人から説明を受けることで、より詳しい情報を得ることができます。このような情報は、自分がその企業で仕事をしていけるのかどうかの貴重な判断材料のひとつとなります。

企業の見学

仕事場を見学して、業務を体験できるインターンもあります。例えば、メーカー企業であれば、製品を作る現場にいき、実際に手を動かすこともあるでしょう。工場内の雰囲気や設備などは、こうした機会にチェックしておくべきです。

インターンを通して知識を深められるだけでなく、実際の仕事場の空気を肌で感じることができるため、企業選びにも役に立つでしょう。こうした体験は、インターンに参加することでしか経験できないといえます。

ワークショップ

ワークショップ型のインターンもあります。これは、何かしらのテーマがあり、それについて他のインターン生たちとグループディスカッションするものです。ゲーム感覚で楽しめるインターン内容といえるでしょう。

参加した企業の将来について考え、プレゼンテーションすることもあります。どんなインターンの内容であれ、業界や企業に関する豊富な知識を持っていると、会社側によい印象を与えられる発言ができるでしょう。

職種によっては、本選考の中でチームメンバーとディスカッションをおこなってアイデアをつめていったり、プレセンテーションをする機会もあるかもしれません。そのため事前の練習として、ワークショップ型のインターンにチャレンジしておいても損はないでしょう。

1dayインターンに参加するメリット

では、企業側にメリットはあるものの、就活生にとっては具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。内定できるかもしれないというメリットを感じている就活生もいるかもしれませんが、1dayインターンの場合、それに期待しない方がよいでしょう。

1日完結のインターンの中で、就活生に内定を出すことは考えにくいです。就活生にとっての具体的なメリットは、「企業や業界について研究ができる、時間を合わせられる、仲間が増える」の3つでしょう。これらについて詳しく紹介していきます。

企業や業界について研究ができる

「1dayインターン」のメリットとして挙げられるのが、企業や業界について研究ができることです。インターネット上では取得できない、企業の強みやライバル会社との相違点などの情報を詳しく知ることができるでしょう。「〇〇業界に決めている」という就活生であれば、同じ業界にあるいくつかの会社のインターンに出てみるのも悪くありません。

そうすれば、A社とB社のここが違うというポイントなどがわかり、就活に役立つこと間違いなしです。1社しかインターンに参加していないという就活生とも差別化を図れるでしょう。

ネットなど字面だけの情報に目を通しても、企業や業界への理解が深まるわけではありません。インターンのような企業の見学・ワークショップを通してしかわからないことは、多々あるはずです。

スケジュールが組みやすい

アルバイトや学校の授業と並行して、就活している学生も少なくありません。事情によっては、長期のインターンなどには参加できないでしょう。1dayインターンは1日完結ですので、スケジュールが組みやすいところもメリットでしょう。

インターンは、企業側が学生の授業などに支障が出ないような日程を組んでくれるものですが、1dayインターンは学生側も予定を合わせやすいため安心です。もちろん、志望する企業が長期のインターンしか実施していない場合、それに参加できるようスケジュールを組むことは大切です。気になる志望企業が1dayインターンをしているという場合は、ぜひ飛び込んでみてください。

たくさんのインターン生や社員と交流できる

他のインターン生は、ライバルでもありますが、見方を変えれば仲間となります。ある企業で一緒になった場合、同じ業界などに興味を持っている可能性があり、多くの仲間を作れるチャンスといっても過言ではありません。インターン中のちょっとしたスキマ時間に、きちんとコミュニケーションをとっておくといいかもしれません。

そこで仲良くなり、連絡先などを交換すれば、お互い業界に関する知識・情報をシェアすることができます。またインターン生だけではなく、現場社員と交流できることも大きなメリットです。「どんな人が働いているのか」も志望する際のポイントになりますし、質問できる機会があれば、疑問点などをヒアリングするようにしましょう。

1dayインターンに参加するデメリット

気軽に参加でき、人脈を広げられる点が1dayインターンのメリットですが、反対にデメリットもあります。1dayインターンならではのデメリットを知っておくことで、どのような点で失敗しやすいのかが判断でき、参加先を選ぶ際の参考になります。

インターンの日程は企業によって違い、1dayだけではなく複数日でおこなうものや、長期だと1ヶ月以上の期間で実施されることも少なくありません。1dayインターンならではのデメリットを把握して、どのような点に注意すべきかを知っておきましょう。

企業について理解を深めるのは難しい

企業によって実施内容は異なりますが、1dayインターンは複数日や数ヶ月かけておこなうインターンよりも、得られる情報量が少ないです。これは1日という時間の都合上、企業もボリュームのあるプログラムを用意できないことが原因でしょう。

1dayインターンでは、企業説明やディスカッションなどの簡単なワーク程度で終わることが多く、企業の細部までの理解は深めづらいです。そのため、業界や企業研究を念入りにおこないたいときには不向きであり、場合によっては自分の知っている情報しか手に入らないこともあります。

興味のある企業について知りたい程度なら問題はありませんが、すでに自分なりに業界、企業研究をしているなら、あまり情報が得られない場合もあるでしょう。

1dayインターンで選考が有利になる可能性は低い

インターンに参加すると企業への理解が深まったり、人事担当者と人脈ができたりすることから、選考でも有利に働くケースがあります。しかし、1dayインターンの場合は参加者が多く、応募者全員が参加しているケースもあります。

そのため、人事担当者がひとりひとりについて細部まで覚えているとは限らず、選考時の評価にプラスにならないこともあります。もちろん、1dayインターンでも参加していない人より選考での評価につながりやすいですが、長期インターンほど高評価にはなりづらいことは理解しておきましょう。

選考で有利に働くことを考えるなら、実務も経験できる長期インターンに参加するのがおすすめであり、1dayインターンは簡単な企業研究程度と考えるようにしましょう。

1dayインターンに参加して就活に活かそう

「1dayインターン」とは、1日完結の職業体験のことです。企業側によるインターンのメリットは、SNSやホームページ以上に会社をアピールすることができ、優秀な人材を見極め、採用できるチャンスがあることです。インターンにはさまざまな種類があります。講義などで企業を説明するタイプ、工場などを見学して実習するもの、同じインターン生とディスカッションを繰り広げるワークショップなどがあるでしょう。

就活生が「1dayインターン」に参加するメリットは、企業研究や業界研究できることが挙げられます。他にも時間の都合がつけやすく、同業界を志望する仲間とめぐり逢うことも可能でしょう。社会人として働いた経験がない学生にとって、企業の実際の現場で職場体験することはとても貴重な機会です。チャンスがあればぜひ参加し、その後の就活が順調に進むよう、活かしていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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