三井住友銀行を研究
三井住友銀行は、東京に本社をかまえる都市銀行です。日本では3大メガバンクの1つにも数えられるなど、一度は名前を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
そんな三井住友銀行では、2種類のインターンシップ制度を設けています。
このインターンシップに参加することで、実際に銀行の仕事を体験したり、職場の雰囲気を把握したりするいい機会になるでしょう。この記事では、三井住友銀行のインターンに関する情報をご紹介していきます。
※この記事では、過去の実施内容について記載しています。注釈がない場合は2018年度実施の内容です。
三井住友銀行の基本情報
三井住友銀行は、1876年に「私盟会社三井銀行」として創設されました。その後、数々の合併と編成を繰り返し、2002年以降は株式会社三井住友フィナンシャルグループの子会社として金融事業を展開しています。
所在地:東京千代田区丸の内一丁目1番2号
設立年:1876年
従業員数:29,192人
平均年齢:36.4歳
平均勤続年数:13.1年
三井住友銀行を企業研究
三井住友銀行は、海外支店を18ヵ所展開しており、グローバルな人材の育成に力を入れている様子から、日本にとどまらず世界でも通用するような国際色の強い社風であることがうかがえます。
三井住友銀行は、預金や貸出などの基本的な銀行業務をはじめ、有価証券や外国為替など幅広い金融業務を取り扱っています。さらに、インターネットの普及に伴ってネット銀行事業も展開するなど、常に最新の金融サービスを提供しています。
このような外交的な社風と、時代の変化に合わせた事業を展開している様子から、「常に変革して向上していけるような人材」が、企業の求める人物像だといえるでしょう。
三井住友銀行の選考フロー
三井住友銀行の選考フローは、開催時期と開催場所によって異なります。
SMBC WINTER SCHOOL in 東京の2月開催分と神戸の1dayインターンは、「エントリーシート提出→選考結果連絡」という流れになります。東京の11~1月開催分と神戸の4daysインターンの選考フローは、「エントリシート提出→webテスト受験→選考結果連絡」という流れです。
SMBC WINTER SCHOOL デジタライゼーション編は、「エントリーシート提出→webテスト受験→選考結果連絡→人事面接→面接結果連絡」という選考フローとなっています。
三井住友銀行のインターンの選考対策
三井住友銀行のインターンは内定に直結しやすいといわれており、就活生からの人気も高いといえます。そんな三井住友銀行のインターンに参加するには、どのような対策が必要なのでしょうか。ここでは、インターン選考を突破するための対策についてみていきます。
三井住友銀行のインターンはタフさが求められる
三井住友銀行のインターンは、大変厳しい内容であるといわれています。泊りがけのインターンでは、朝から晩まで作業をしなければ終わらないぐらいの課題を提出しなければならないようです。肉体的・精神的にタフさが求められるインターン内容だと知ったうえで、対策をしていく必要があるでしょう。
タフさが求められるということは、選考の時点でそうした素質があるかを担当者がチェックしている可能性があります。厳しいインターンにも耐えることができる、たくましさをアピールするようにしましょう。また、自分がその厳しい内容のインターンに耐えられるかどうか、参加する前によく考える必要があります。
銀行業界・経済について勉強しておく
インターンに参加する前には、金融業界や経済についてある程度の知識をつけておくとよいでしょう。三井住友銀行のインターン公式サイトでは「金融・会計等の知識も必要ありません」と記載されていますが、実際は銀行について詳しく知っておかないと、課題を効率的に進めるのが大変な場合もあるようです。
三井住友銀行のインターンページには、「金融を学ぶインターネット大学|WEB BANKING COLLEGE」というサイトのリンクが貼られています。インターンまでに銀行ビジネスについてもっと知っておきたいという方は、こちらも確認しておくとよいでしょう。
あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう!
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三井住友銀行のインターン内容と日程
三井住友銀行のインターンは、1年のうち夏と冬にそれぞれ実施されます。夏の場合は、合計5日間にわたり、完全合宿制のインターンがおこなわれます。冬の場合は、決められた期間内に1~4日間のインターンが用意されています。
夏のインターンでは、法人顧客に対する提案業務をおこないます。専門的な手法を視野に入れ、具体的な経営戦略やアプローチを取り入れながら提案を考えていきます。冬のインターンでは、銀行業務の基本や概要を知る「銀行ビジネス体感ワーク」や、従業員の生の声をお届けするコンテンツが準備されるようです。
①SMBC WINTER SCHOOL in 東京/神戸
このインターンは、1年のうち冬に実施されるインターンで、11~2月の間に体験することができます。主に大学生と大学院生に向けて、銀行ビジネスが体験できる内容となっています。1dayのインターンシップは銀行業務の基本や概要を知る体感ワークをおこない、従業員の生の声をお届けするコンテンツが準備されます。4daysのインターンシップは、銀行の法人営業を体験できる内容です。
実施時期:
【1day】
①2月18日(月)~2月22日(金)
②11月22日(木)~1月14日(月)
③2月2日(土)~2月3日(日)
※いずれか1日での参加
【4days】
④12月5日(水)~12月8日(土)、12月11日(火)~12月14日(金)
参加条件:
大学生または大学院生である(学部・学科は不問)
開催地:
①三井住友銀行呉服橋ビル(東京都中央区八重洲1-3-4)
②三井住友銀行 大手町本店
③三井住友銀行 神戸本部ビル
④三井住友銀行 神戸本部ビル
待遇:
報酬、交通費、宿泊費などの支給は無し
応募期間:
①12月14日(金)~1月18日(金)
②受付終了
③12月14日(金)~1月18日(金)
④受付終了
②SMBC WINTER SCHOOL(デジタライゼーション編)
こちらは、1年のうち冬に実施されるインターンで、12月中の定められた期間のうち、2~3日間だけ体験することができます。主に大学生と大学院生向けの銀行ビジネスを体験できる内容となっています。長距離移動に伴う費用は銀行で負担し、宿泊場所の手配や費用は銀行で対応します。
実施時期:
【IT戦略編:2days】
12月11日(火)~12月12日(水)
【イノベーション編:3days】
12月5日(水)~12月7日(金)
【データマネジメント編:2days】
12月13日(木)~12月14日(金)
参加条件:
大学生および大学院生である(学部・学科は不問)
開催地:
大手町(イノベーション編は大手町と渋谷で開催)
待遇:
長距離移動に伴う費用は銀行で負担、宿泊場所の手配や費用は銀行で対応する
応募期間:受付終了
参考:SMBC INTERNSHIP WINTER SEASON
三井住友銀行のインターンに参加しよう
三井住友銀行の冬のインターンは、1~4日間おこなわれます。長距離移動に伴う費用は三井住友銀行が負担し、宿泊場所の手配なども対応してくれるようです。
冬のインターンのデジタライゼーション編では、「情報処理、IT、プログラミング、人工知能等といったスキルを活かし、銀行のデジタライゼーションおよびイノベーションをリードしていきたいという方」が募集用件となっています。
三井住友のインターンは種類によって選考フローが異なるため、公式サイトでよく確認して申し込むようにしましょう。