企業研究

【中外製薬インターン研究】実施内容・選考フロー・事業内容がまるわかり!

中外製薬を研究!

売上高で国内トップクラスのシェアを誇る大手製薬会社の中外製薬。バルサンでもお馴染みの企業です。積極的な国際戦略を武器に、日本一の製薬会社を目指しています。また、他社に先駆けてバイオ技術に着目した、先見性のある企業でもあります。

製薬会社への就職を目指す学生で、中外製薬を有力候補にあげている方も多いのではないでしょうか。この記事では中外製薬のインターンについて詳しく説明します。就活においてインターンの存在はとても大きなものです。企業に直接触れて、自分の就活を見直す機会になるからです。

ここでは、中外製薬の企業やインターンの情報について紹介します。ぜひ参加を検討してみてください。

※この記事では、過去の実施内容について記載しています。注釈がない場合は2017年度実施の内容です。

中外製薬の基本情報

中外製薬のスローガンは、「創造で、想像を超える。」です。これは、今までにない発想力で期待以上のものを作ろうという姿勢の表れです。事業内容は、医療用医薬品の製造・販売・輸出入が主なものとなっています。製薬会社の中でも、医療用医薬品の分野に力を入れている企業です。

とりわけバイオ医薬・抗体医薬分野では圧倒的な強みを持っています。これには、世界的製薬会社ロシュとの業務提携も大きく貢献しています。また、革新的な新薬の研究開発と、その世界的展開に重きをおいていることも大きな特徴です。

日本一の製薬会社を目指すという姿勢に、中外製薬の旺盛なチャレンジ精神が表れています。

正式名称:中外製薬株式会社
所在地:東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号
設立年:1943年
従業員数:7,432人(単体)(2018年12月31日時点)
平均年齢:42.3歳
平均勤続年数:16.5年

中外製薬を企業研究

命を守る薬を創り出すことで人を健康にしたい、世界の医療に貢献したいというのが社風です。福利厚生や教育制度が充実しているのも大きな特色と言えるでしょう。事業内容は、バイオ技術を始めとする革新的技術を応用した新薬開発・販売・輸出入です。

世界に目を向け、常に世界の医療に貢献しようという意識が高い企業だといえます。求める人物像は、「高い倫理観を持った人」「誠実な人」です。人の命を左右する薬を扱うため、真面目な人でないと社会からの信頼を失ってしまうからです。

中外製薬インターンの選考フロー

中外製薬のインターンの選考フローは、エントリー→職種選択→選考会案内・予約→選考会参加→選考→インターンシップ参加となります。

中外製薬のインターン選考対策

中外製薬は製薬会社のなかでも大手であり、売上としては日本TOP10に入る企業です。そのため、インターンに参加するには選考がおこなわれますので、通過しなくてはいけません。ここでは、インターンの選考対策について紹介します。

志望理由を明確にさせる

他の企業でも言えることですが、選考を受ける際は志望理由を明確にしておきましょう。なぜ製薬業界なのか、その中でもなぜ中外製薬なのかが自分の言葉で説明できるでしょうか。明確な志望理由がない場合、「うちの会社でなくてはいいのでは」「会社は知ってもらったが選考に繋がらないのでは」と思われかねません。インターンシップの参加は本選には影響しない企業がほとんどではありますが、それでもインターンに参加した人が本選を受けていれば、志望度が高いと思われ一目置かれます。

他企業ではなく、中外製薬を志望する理由はしっかりと時間をとって考えておくようにしましょう。

適職診断で中外製薬との適性を確かめてください

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

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中外製薬インターンの内容と日程

中外製薬のインターンは、2月に5日間の日程で開催される「プロジェクト型」冬季インターンシップ【文系・理系・薬系対象】の1つです。異なる職種を志望する学生が混成チームを組んで、経営について議論した上で提案を考える特徴的なインターンとなっています。「協働」が大きなテーマで、各自の能力だけでなくコミュニケーション能力が問われます。インターンへの参加を決める選考会は職種別に行われます。

①「プロジェクト型」冬季インターンシップ【文系・理系・薬系対象】

異なる職種を志望する学生の、混成チームに分かれてのインターンなので、様々な視点からの意見をまとめて共同して提案を作り上げていく過程を学ぶことができます。5日間のインターシップですが、連続して行われるのではなく実施日に間隔があるので、スケジュール調整の際には注意してください。

実施時期:
1日目 2月 7日(水) または 2月 8日(木)
2日目・3日目
MR職・研究職:2月13日(火)
安全性職:2月14日(水)
臨床開発職 :2月15日(木)
4日目 2月20日(火)または2月21日(水)
5日目 2月25日(日)
※1日目と4日目はどちらかの日を選択可能

参加条件:
専門・学部問わず
※文系の学生はMR職のみ
※6年制薬学部学生で、実務実習の日程と重なる人は応募不可

開催地:
1日目、4日目、5目は東京に集合
2日目、3日目は職種別に開催地が異なる

待遇:
報酬なし
インターンシップ時の交通費は一定額の支給あり(選考会の交通費は自費)
2日目と3日目は連続開催となるため、遠隔地からの参加者には、中外製薬が宿泊施設を用意する

その他:
募集人数は全職種あわせて150名程度を予定

エントリー〆切:不明
選考会のエントリーについては下記の通り
・MR職:12月12日(火)
・臨床開発職・安全性職:12月13日(水)
・研究職:12月5日(火)
適性検査・ES:不明
面接:なし(選考会によって合否を決定する)
選考会:
・MR職:12月10日(日)・12月15日(金)東京開催。12月12日(火)大阪開催
・臨床開発職・安全性職:12月16日(土)東京開催。12月11日(月)大阪開催
・研究職:12月8日(金) 東京開催
合否連絡:不明

選考対策をして中外製薬のインターンに参加しよう

中外製薬のインターンは「プロジェクト型」冬季インターンシップ【文系・理系・薬系対象】の1種類のみですが、混成チームで一つの提案を作り上げる経験ができるため、役割分担の大切さ、集団の中でのリーダーシップのあり方、一つのことを生み出す喜びを体感できるインターンとなります。

企業の特色や社風を知ったり、コニュニケーション能力を磨いたりするチャンスでもあります。自分の秘められた能力を見出す機会になるかもしれません。このようなチャンスはそうあるものではありませんから、ぜひ前向きに参加を検討してみてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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