インターン

インターンシップのエントリー方法と種類|探し方についても紹介

インターンシップにはエントリーが必要

就活の一環として、インターンシップに参加する人は多いでしょう。インターンシップとは、学生が実際に企業で「職業体験」をおこなうことを指します。仕事内容や社風、職場環境を知ることができるでしょう。

インターンに参加するためには、エントリーが必要です。しかし、会社によってエントリーを行うタイミングや方法が違います。

この記事では、エントリーの方法や時期、インターン先の見つけ方などを紹介していきます。インターンへの参加を考えている場合は、エントリーについて詳しく知ってチャンスを逃さないようにしましょう。

インターンシップのエントリーは2種類

2種類のエントリー

就職活動の中でインターンシップに参加しようと思う就活生も多くいるでしょう。インターンのエントリーには「プレエントリー」と「本エントリー」の2種類があります

これらは似ている表現ですが、異なる意味を表します。しっかりと違いを理解しておかなければ、インターンシップに参加できなくなる恐れもあるのです。

ここでは「プレエントリー」と「本エントリー」の違いから、インターンシップ参加の手順まで解説していきます。インターンシップを活用し、就職活動を効果的に進められるように、まずはエントリー方法について、しっかりと理解しておきましょう。

プレエントリー:会社の情報や資料がもらえる

プレエントリーは、企業に対して関心を持っていると伝える役割を果たします。プレエントリーをしておけば、説明会や選考スケジュールなどその企業に関する就活の情報が届くようになります

実際にインターンシップに申し込む前には、「その企業にはどのような魅力があるのか」などさまざまな情報を集める必要があります。しかしHP等の情報だけでは詳細を理解できません。

理解できていないままインターンシップに参加してしまうと、せっかく参加しても「イメージしていたものとは違う」と感じてしまう恐れがあるでしょう。

企業としても学生に対して、自社について理解を深めた状態でインターンシップに参加してほしいと考えています。そのためプレエントリーをした学生を対象に、まずは企業に関する情報を発信し、エントリーするか否かを判断できるようにしているのです

本エントリー:インターンシップの参加申し込み

本エントリーはインターンシップへの申し込みです。プレエントリーでは上述の通り、あくまでも企業に対しての関心を示すだけです。一方で本エントリーは、実際に企業に対してインターンへの参加の意思表示となります

インターン生として選ばれるために、選考されることが次のステップだといえます。そのため本エントリーの段階では、エントリーシートの作成が必要になるケースが多いのです。選考がない企業の場合は、次のステップはインターン当日になります。

選考の有無に関わらず本エントリー後に辞退することは、失礼になるのでなるべく避けましょう。本エントリーは正式な参加表明です。そのため、事前に本当に参加したいのか、他の企業の日程と被っていないかを確認してから本エントリーを行いましょう。

インターンシップのエントリー方法

就職活動を始める際に、インターンシップに参加したいと思い立っても、エントリーの方法がわからなければ行動に移せません。思い立ったらすぐに行動に移さなければ、参加したい気持ちもなくなってしまうかもしれないので、早めにエントリーすることが得策です。

そのため、実際にエントリーするときに備えて、その方法について押さえておきましょう。企業によっても、インターンシップへのエントリー方法が違う場合もあります。就活情報サイトや企業の採用ページで入念に確認してください。

専用webサイト

就活生の募集のために、専用のwebサイトを用意している企業は多いです。こうした自社のwebサイトを通じて、インターンシップの募集を行う企業がある以上、興味を持った企業は検索する必要があります。

志望する企業が決まっている場合は、採用ページをチェックしておきましょう。興味のある企業でインターンシップの募集が行われているのかを調べることも、就職活動の一環です。会社名で検索し、採用ページのインターン情報をこまめにチェックしてください。

就職情報サイトで登録

また、専用のwebサイトを持っていなくても、就職情報サイトにてインターンシップへの登録を行えることも増えてきました。このような就職情報サイトは、業界や企業規模によって掲載されている企業が違います。

そのため、自分の興味のある業界や企業に応じて、登録するサイトを選びましょう。就職活動のアンテナを高めるためにも、インターネットを利用して小まめにインターンシップを始めとした就職活動の情報を集めてください。

インターンにエントリーできる就職情報サイト

インターンシップは選考がある場合もある

インターンシップは、エントリーすれば誰でも参加できる訳ではありません。特に、人気企業や大手企業でインターン応募者が多ければ、選考を行う場合が多いです。

また、企業は、優秀な学生の早期確保や就活生の企業・業界理解を目的にインターンシップを行います。そのため企業としても「自社で学びたい」という意欲がある学生を、インターン生として迎え入れたいという思いがあるでしょう

インターン選考内容は、書類選考や面接があります。企業によって選考内容はそれぞれなので、事前に採用ページやナビサイトで確認して対策しておく必要があるでしょう。ここでは、インターン選考の内容を詳しく知って、対策の参考にしてください。

履歴書orエントリーシートの提出が必要

インターンシップ選考を行う企業の中で、書類選考を行う場合は多いです。書類選考には、履歴書やエントリシートの提出が含まれます。

履歴書は、基本的な記入事項は決まっています。「名前・年齢・住所・学歴・資格・志望動機」など、自分の基本情報を伝えるものが履歴書です。市販のものや大学で用意されているものなど様々ですが、内容はおおよそ共通しています。

エントリーシートとは「ES」とも略される、企業が記入事項を決めて作る提出物です。そのため、企業によって質問事項は違います。履歴書は自分の基本情報を伝えるものですが、ESは自分の「価値観」や「考え方」を伝える書類だといえるでしょう。

履歴書やエントリシートの内容次第では、インターンシップに参加できないので、誤字脱字などのミスがないように丁寧に記入してください。

「エントリーシートと履歴書の作成のポイント」について説明している記事もあるので参考にしてみてください。

志望動機は明確に記載する

履歴書やエントリシートを書くうえで、志望動機は明確に伝えることが重要です。これは、インターンシップの選考においても共通しています。

インターン選考の志望動機では「なぜその企業でインターンに参加したいのか」を納得できる理由とともに伝えましょう。特徴や強みを把握し、その企業のインターンでしか経験できないことや学べない内容を含めると説得力は増します

就活生の企業理解のために、説明会の延長としてインターンシップを行う企業もあります。また一部の企業では、本選考の一部を免除するような選考直結型インターンを行っています。つまり、企業によって開催しているインターンシップの目的が異なるのです。

エントリーする前に、どのような目的で開催されているインターンシップであるのかを把握しておきましょう。その上で志望動機を考えると、そのインターンでしか経験できないことが見えてくるかもしれません。

「インターンシップの志望動機」について詳しく説明している記事もあるので、参考にしてみてください。

【自己分析は診断ツールから】
"強み"を知らないと出遅れる

インターンの選考を突破するためには、自己分析で自分の強みや適性を理解しておく必要があります。しかし、自己分析の正しいやり方を知らない学生も多いでしょう。

そこでオススメしたいのが、無料の自己分析ツール「My analytics」です。 簡単な質問に答えるだけで、自分の強み・弱み、適性をすぐに診断できます。

活用して自分の強みや適性を把握し、インターンの選考を突破しましょう!

企業によっては面接選考もある

企業によっては、面接選考まで課す場合もあります。面接官と一対一の個人面接の場合や、複数の学生と同時に受ける集団面接の場合もあるでしょう。また、対面で行う場合もWeb面接の可能性もあります。

本選考の場合と同様、インターン選考でもリクルートスーツで面接に臨んだほうが無難です。採用担当者と話すという点では、本選考と特に違いはないので、身だしなみから整えて「やる気」を表現していきましょう。

一方で、採用担当者が面接で知りたい内容は本選考とは異なります。インターン先の企業は、就労体験の場を用意するだけなので「インターンに参加したい理由」「インターンで経験したいこと」の2点を重視しています

本選考では、入社後のビジョンまで聞かれることが多いですが、インターンの期間は一時的なものなので、短期的な目標を聞かれる場合が多いといえるでしょう。

「インターンシップ選考」についてさらに詳しく説明している記事もあるので、参考にしてください。

インターンシップの開催時期

インターンシップスケジュール

インターンシップに参加するためには申し込みが必要です。どの企業も、インターン実施日の約一か月前には応募を締め切ります。そのため、きちんと開催時期を知って事前に準備しておく必要があります

インターンシップは、夏と冬に開催する企業は多いです。開催時期は企業によって異なるので、志望企業がどの時期にインターンを行っているのかは把握しておいたほうが良いでしょう。

インターンの開催時期を知っておけば、自分自身の就活のスケジュールを把握しやすくなります。さらに、事前に余裕を持って選考対策することも可能でしょう。

サマーインターン:7~9月

インターンシップの開催時期としては、7~9月までの間が最も多いです。これはサマーインターンと呼ばれ、学生の夏季休暇中に数多く開催されています

サマーインターンの開催期間は、企業によって違います。複数日、数週間、一か月以上の場合があります。また、新型コロナウイルスの蔓延の影響で、Web開催の企業も増えてきました。

しかし、オフラインでもオンライン開催でも、学生に企業理解を深めてもらうというインターン開催の目的は変わりません。オンライン開催になったことにより、移動時間が短縮され、より多くのインターンに参加できるようになったともいえるでしょう。

サマーインターンは、多くの企業について知りたいと考えて参加する学生が多いです。そのため、ワークショップやセミナーを通して、企業理解を深める内容でインターンは開催されています

サマーインターンは就活開始時期から考えればかなり早いですが、それでもこの時期から参加してしっかり就活対策をおこなっている人は多いです。

「サマーインターンのメリット」について詳しく説明している記事もあるので、参考にしてみてください。

ウィンターインターン:1月~2月

インターンシップは夏開催に加えて、冬におこなう企業も増えてきました。夏同様、Webでの開催の場合もあります。年度末で企業の繁忙期であったり、大学が休暇期間ではない理由から、基本的には数日~1週間の短期のインターンシップが中心になります

冬のインターンシップの場合は、年明けから就活解禁の3月までに開催する企業が多いです。採用活動が本格化する3月直前の開催なため、選考直結型のように採用選考に影響があるインターンも数多く開催されています。

また、情報解禁の3月に向けて自己分析や業界研究を行い、志望業界や企業を絞り込んだ上で参加する学生が多いことも特徴です。

優秀な学生の早期確保を目的に開催する企業もあり、実践型のグループワークなどでその学生の人柄や考え方などが見える内容で開催されています。

新卒採用の直前の時期ということもあり、自社にマッチした学生を見出すことが目的のっ場合も多いです。そのため、企業理解のためだけのセミナーなどの内容はサマーインターンに比べて少ないといえるでしょう。

「冬のインターン」について詳しく説明している記事もあるので、参考にしてみてください。

インターンシップのエントリー先企業の見つけ方

インターン先の見つけ方

エントリー先の企業が決まらずに、困っている人は多いです。志望する企業が明確に決まっていれば悩みませんが、就活初期ではそこまで決まっている人は多くはありません。

インターンシップには参加したいものの、エントリー先の見つけ方がわからずに困っている人は多いです。特にサマーインターンで時期が早ければ、いろんな企業について知りたいことがインターン参加の動機になる場合もあります。

エントリー先の見つけ方にはさまざまな方法がありますので、どのように見つければいいかを知っておきましょう。自分に合った方法で探せば、効率的にインターン先を探せます。

①大学のキャリアセンター

インターンシップのエントリー先の見つけ方としては、大学のキャリアセンターを利用するのがおすすめです。キャリアセンターとは、大学などの教育機関に設置されている、学生の就職支援を行っている部署になります。

キャリアセンターでは就活に関係したさまざまな情報が取り揃えられており、インターンシップ先の情報についても数多く取り扱っています。

キャリアセンターではインターンシップに限らず、さまざまな就活支援をおこなっています。インターンの応募先に悩んだときは、キャリアセンターで相談することもおすすめです

インターンシップ先の情報を見つけてくれるだけではなく、応募の仕方なども教えてくれますので、キャリアセンターを積極的に利用してみましょう。

②就職情報サイト

就職情報サイトへの登録すれば、効率的にインターンシップのエントリー先企業を見つけられるでしょう。就活生も企業の担当者のどちらも、就職情報サイトを活用しています。いろんな企業のインターン情報を効率的に調べたい場合におすすめです

就職情報サイトを活用するときには、基本的に自分の力だけで希望に合ったインターンシップを探します。そのため、この就職情報サイトをどれだけ上手に活用できるのかは、個人の情報収集力によるでしょう。

また、インターネットを駆使して、開催している企業の情報やインターンシップの評判まで調べる必要があります。その点で、多くのアドバイスをしてくれる大学のキャリアセンターとは大きく違うでしょう。

就職情報サイトは、効率的に数多くのインターン情報を得られますが、調べた上でどの企業にエントリーするかは自分でしっかりと考える必要があります

インターンシップ先を探すのに有効なサイト例

③企業の新卒採用webサイト

就職情報サイトに情報を掲載するのとは別に、企業専用の新卒採用webサイトを用意している企業も増えています。企業ホームページと合わせて、新卒採用webサイトが用意されている企業も多いです。

合わせて新卒採用webサイトも確認しておきましょう。自社で用意しているwebサイトであるため、就職情報サイト以上にその企業に関する情報量は多いです。志望先が固まっている場合は、必ず企業の採用Webサイトもチェックしておいてください。

就職情報サイトだけでは、網羅されていない情報も集められるでしょう。そして、就職情報サイトでは募集していないが、企業の新卒採用webサイトではインターン生を募集している可能性も考えられます。

エントリーを辞退する場合は直接企業に連絡する

インターンシップには、積極的に参加をおすすめします。そのため、参加できるようであれば、どんどんエントリーしましょう。

しかし、積極的にたくさんのインターンシップにエントリーすれば、日程が被って辞退しなければいけない場合もあるかもしれません。もし、エントリーしたインターンシップを辞退するときには、直接企業に連絡しましょう

無断欠席は、企業側に迷惑をかける場合が多いのでNGです。インターンシップで無断欠席をして企業側に悪い印象を与えると、本選考にも影響があるかもしれないので注意してください。

前日・当日の場合は電話にする

インターンシップを辞退する時期に応じて、連絡手段を変更する必要があります。前日や当日に辞退しなければならない場合は、必ず電話で連絡しましょう。メールだと確認するまでに時間がかかるかもしれないので、直前の連絡は電話のほうが無難です。

しかし、参加するインターンシップの日程まで余裕がある時期に辞退するのであれば、メールなどで連絡しても問題ありません。就職情報サイトを利用して、エントリーしたときにも、採用担当者あてのメールで辞退してください。

企業もインターンシップを開催するために、準備を行っています。そのため、できるだけ早く辞退を伝えなければなりません。一度でも、エントリーした以上、企業の担当者に対して誠意をもって辞退の連絡をしましょう。

「インターンを辞退するときの例文」を紹介している記事もあるので、参考にしてみてください。

インターンシップのエントリー方法を知り積極的に参加しよう

インターンシップのエントリー方法は、色々な手段があります。そのため、3年生の夏で就職活動に慣れていない時期だと、わかりづらいと感じてしまうかもしれません。しかし、エントリー方法さえ知っておけば、難しくはありません。

インターンシップは志望する業界・企業理解に最適な方法です。実際に企業の方と話す機会もあり、社風などインターネットで調べられない点まで見えてきます。また、インターン選考に参加すれば、本選考前の準備にもなるでしょう。

企業としても自社を知ってもらうために、インターンシップへ多くの学生に参加して欲しいと考えています。インターンシップのエントリー方法をいち早く知り、積極的に参加するようにしましょう

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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