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キヤノンを研究!
デジタルカメラやプリンターで知名度の高いキヤノンへの入社を希望する就活生は、少なくありません。エジプトをはじめとした文化遺産や宇宙をテーマにした「キヤノンスペシャル」という番組に感銘を受け、いいイメージを持っている就活生もいるかもしれません。
しかし、イメージやweb上の情報だけ企業を知ることはできません。キヤノンの中に入ってこそ分かることも多いのです。企業の本質に触れる滅多にないチャンスがインターンです。この記事ではキヤノンのインターンについて詳しく説明していきます。
※この記事では、過去の実施内容について記載しています。注釈がない場合は2018年度実施の内容です。
キヤノンの基本情報
キヤノンは、「映像機器」「事務機器」をはじめ、「デジタルマルチメディア機器」や「半導体露光装置」などを幅広く製造する会社です。売上高では、国内より海外に大きなウェートを占めている国際的企業でもあります。
企業理念は「共生」です。この理念を基盤に、文化、習慣、言語、民族の違いを乗り越え、すべての人類が幸せに暮らしていける社会を目指しています。
正式名称:キヤノン株式会社
所在地:東京都大田区下丸子三丁目30番2号
設立年:1937年
従業員数:26,075人(2017年12月31日時点)
平均年齢:43.5歳(2017年12月31日時点)
平均勤続年数:18.9年(2017年12月31日時点)
キヤノンを企業研究
社風は、世界一・世界初にこだわるところです。特許件数においては堂々1位です(IPForce調べ)。このあたりにも世界一・世界初への意気込みが表れています。
キャノンの事業は、オフィス向けのプリンターの製造を中心とした「オフィス事業」、就活生にも馴染みのあるデジタルカメラやインクジェットプリンターなどの製造を行う「イメージングシステム」事業、そして産業機器の製造がメインです。
求められる人物像は、「進取の気性がある人」です。前例にとらわれずに新しいものを求める性格が求められます。また、「チャレンジする気概を持った人」も求められます。未知のものに恐れず向かっていく心意気が重要視されます。
キヤノンのインターン選考フロー
キヤノンのインターンの選考フローは下記の2種類です。
1Day型インターン:エントリー→ES提出→書類確認→決定(応募者多数の場合は抽選)
5Days型インターン:エントリー→ES提出→書類選考→面接→合否連絡
キヤノンのインターン選考対策
キヤノンのインターンは、競争率が高く選考を突破するのは難しいといわれています。選考を突破するためには、インターンに参加する目的を明確にしておくことが大切です。キヤノンのインターン選考対策についてみていきましょう。
志望動機を明確にする
OA機器業界のなかでも、キヤノンを志望する理由は明確にあるでしょうか。OA機器業界には、リコーや富士フイルム、コニカミノルタなど、同様に知名度の高い企業が多くあります。そのため、なぜキヤノンのインターンなのかが明確ではない場合「キヤノンでなくてもいいのでは」と思われかねません。
志望動機の内容が充実していることで、志望度の高さも現れるので、志望動機は時間をかけて作成することをおすすめします。
インターンに参加して学びたい内容を考えておく
キヤノンのインターンに参加するには、面接選考もあります。面接で質問されやすいのが「インターンで何を学びたいですか」です。インターンの参加はゴールではありません。参加して何が学びたいのか、得たいのか考えておくことで、当日の取り組みかたも変わります。
学びたい内容は、実践的なものでもいいですし、企業情報や雰囲気でもいいのです。web上だけでは知ることのできない内容を考えておきましょう。
あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう!
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
・簡単に自己分析をしたい人
キヤノンのインターンの内容と日程
キヤノンのインターンは、全部で6つあります。【製品事業別1Dayインターンシップ】として、「新たな技術創造への挑戦!カメラ1DAYインターンシップ」「BtoBビジネスを学ぼう!複写機1DAYインターンシップ」「世界シェアトップのレーザープリンター開発を体験」「開発現場を体感しよう!インクジェットプリンター1DAYインターンシップ」「最先端技術に触れられる!光学機器技術職1DAYインターンシップ」の5つが開催されます。
この他に【調達エンジニア5Daysインターンシップ】1つが実施されます。【製品事業別1Dayインターンシップ】の5つはいずれも事業概要の理解が主な目的ですが、プログラムによっては工場見学やエンジニアとの座談会も催されます。
【調達エンジニア5Daysインターンシップ】は、実際の職場の中で調達エンジニアの仕事を体感するプログラムとなっています。
①【製品事業別1Dayインターンシップ】
2月に1日間の日程で開催されるインターンです。「新たな技術創造への挑戦!カメラ1DAYインターンシップ」「BtoBビジネスを学ぼう!複写機1DAYインターンシップ」「世界シェアトップのレーザープリンター開発を体験」「開発現場を体感しよう!インクジェットプリンター1DAYインターンシップ」「最先端技術に触れられる!光学機器技術職1DAYインターンシップ」の6種類に分かれており、それぞれの事業内容について理解を深めることができます。
中には工場見学やエンジニアとの座談会が盛り込まれているものもあり、就活の上で重要な企業研究にも役に立つでしょう。
■実施時期
・新たな技術創造への挑戦!カメラ1DAYインターンシップ:2月14日(水)
・BtoBビジネスを学ぼう!複写機1DAYインターンシップ:2月15日(木)
・世界シェアトップのレーザープリンター開発を体験:2月15日(木)
・開発現場を体感しよう!インクジェットプリンター1DAYインターンシップ:2月16日(金)
・最先端技術に触れられる!光学機器技術職1DAYインターンシップ:2月19日(月)
■参加条件
理系の大学生・大学院生(学部・修士問わず)
■開催地
・新たな技術創造への挑戦!カメラ1DAYインターンシップ:東京
・BtoBビジネスを学ぼう!複写機1DAYインターンシップ:茨城または神奈川
・世界シェアトップのレーザープリンター開発を体験:茨城または神奈川
・開発現場を体感しよう!インクジェットプリンター1DAYインターンシップ:神奈川
・最先端技術に触れられる!光学機器技術職1DAYインターンシップ:栃木
■待遇
報酬なし。交通費支給。(キヤノン規定による額)
■その他
詳細はCanon Career Campus参照。
②【調達エンジニア5Daysインターンシップ】
エントリー〆切:2017年12月21日(木)
適性検査・ES:不明
面接:なし。
合否連絡:不明。応募者の書類確認の上で参加が決定。ただし、応募多数の場合は抽選。
2月に5日間の日程で開催されるインターンです。実際の職場の中に入って調達エンジニアとして働くという体験が出来ます。希望する企業がどのような仕事をしているのか実体験することで、仕事への取り組み方や考え方、社風など多くのことが見えてくるインターンです。
■実施時期
2月19日(月)~2月23日(金)
■参加条件
理系の大学生・大学院生(学部・修士問わず)
■開催地
キヤノン本社(東京都大田区)及び、各事業所
2月19日(月)は神奈川
■待遇
報酬なし。交通費支給。(キヤノン規定による額)
■その他
詳細はCanon Career Campus参照。
エントリー〆切:2017年12月21日(木)
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明
キヤノンのインターン選考は書類と面接対策が必要
キヤノンのインターンは1Dayのものが5種類と、5Daysのものが1種類あります。いずれも2月に実施される短期のインターンです。このうち1Dayのインターンは応募者は原則的に参加することが出来ますが、応募多数の場合は抽選となるので注意が必要です。
5Daysのインターンは、実際の職場に入って調達エンジニアとして働いてみることが出来る体験型のインターンとなります。インターンは企業の生の姿が透けて見える貴重な経験が出来る場です。希望する企業を文献やネットからでしか知らない就活生には、この機会はとても有意義なものになるでしょう。
また、社員からの話や面接での経験は、志望動機を奥深いものに変えてくれるはずです。ぜひインターンへの参加を検討してみてください。