就活のマナー

【就活での服装|女性編】マナーを押さえて好印象を与えよう

就活での服装は第一印象を決める

就活での服装は第一印象を決める重要なものであり、女性の場合は特に細部まで気を遣わなければなりません。身だしなみに気を配らなければならないのは男女ともに同じですが、男性に比べると女性の方が身だしなみでチェックすべき点は多いです。女性の場合は服装はもちろん、メイクなどにも注意が必要ですし、スーツ一つとってもパンツとスカートの2種類に分けられます。

それぞれで着こなしは違いますし、注意すべき点は男性よりも格段に多いです。女性は就活中の服装もさまざまなものが選択できますので、自由度は高いです。しかし自由度が高い分、注意すべき点も多いので、正しいマナーを押さえて服装を決め、身だしなみを整えて第一印象を良くしていきましょう。

第一印象を決めるポイント

第一印象をよくするためには、身だしなみをしっかりと整える必要がありますが、その中でも特にどの部分に力を入れるべきかを知っておくことが大切です。身だしなみは全体的に整えられてこそ好印象を与えることができるものですが、第一印象に関してはパッと目につきやすい部分が注目して見られています。見られているポイントを理解し、それらを重点的に整えていくことが大切です。第一印象を決めるポイントは3つありますので、それぞれ把握しておきましょう。

髪形やメイク

第一印象を決めるポイントとしては、髪形やメイクが挙げられます。顔や髪は目につきやすい部分ですし、全体の印象を決める大事なポイントでもあります。髪はまとめて清潔感のある印象にすることが大切であり、長くてもきちんとまとめられていれば好印象です。また中途半端な長さでまとめるのが難しい場合でも、ゴムではなくピンなどを使ってできる限りまとめるようにしましょう。

メイクは濃すぎずナチュラルにすることが大切ですが、ナチュラすぎてすっぴんに見えるのはNGです。あくまで自然に見えることが大切ですので、程よくメイクをしなければなりません。髪やメイクが崩れたらその都度直すことを心がけ、常に完璧な状態をキープすることを意識しましょう。

スーツや靴

スーツや靴も第一印象を決める大きなポイントであり、清潔感がアピールできるように綺麗にしておかなければなりません。シワや汚れのついたスーツはNGですし、シャツなども同様にシワや汚れがないかを確認しておく必要があります。長時間座っていたり、何日も同じスーツを着ているとシワになったり、傷むのも早くなります。

最低でも2着以上は用意しておき、適度に着まわすことが綺麗な状態を長持ちさせるコツです。靴も履き古したボロボロのものはNGであり、キズや汚れなどがないように綺麗にしておかなければなりません。就活中は長距離を歩いて移動することも多く、靴は傷みやすいです。予備の靴を用意しておき、数日おきに履き替えて綺麗な状態を保つようにしましょう。

爪や腕時計などの手元

採用担当者は細部まで身だしなみをチェックしており、爪や腕時計などの手元も見られていますので注意が必要です。手元も第一印象を決める重要なポイントですので、油断は禁物です。爪は清潔感のあるように短めにしておき、ネイルをする場合は肌になじむナチュラルなものを選びましょう。

また業界や企業によってはネイルをしていること自体NGな場合もありますので注意が必要です。腕時計はシンプルで音のならないものを選ぶのがポイントです。派手なものは当然NGですし、デジタルでカジュアルに見える時計も印象が悪くなってしまう可能性が高いので注意が必要です。また高級なブランドの時計をしているのも印象がよくありませんので、ブランドのロゴが大きく入ったものなどは避けるようにしましょう。

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就活での女性の服装【スーツ編】

就活では服装に注意を払うことが大切であり、まずはスーツの正しい着こなしを考えていきましょう。スーツは最も目につきやすい部分ですし、身だしなみとしても基本の部分です。

スーツの着こなしが正しくできていなければ身だしなみの印象は悪いですし、第一印象が悪くなってしまう可能性も高いです。スーツはただ着ていればいいわけではなく、種類などもさまざまあり、着こなし方も違っていますので、それぞれの違いを知っておきましょう。

ブラウスは種類によって印象を大きく変える

スーツの着こなしを考える際にはブラウスの選び方にこだわる必要があり、ブラウスは種類によって印象を大きく変えることができます。第一ボタンがないスキッパータイプは活発な印象を、全て閉まるレギュラータイプは清楚な印象を与えます。どちらを選ぶかによって与える印象は違いますので、自分が与えたい印象に合わせてブラウスを選ぶことが大切です。

また志望する業界や企業に合わせてブラウスの種類を変えることもおすすめです。スキッパータイプであればサービス業や営業職などで好印象を与えやすいですし、レギュラータイプは多くの業種に対応ができます。またブラウスは色も重要であり、白色が派手になり過ぎず無難ですのでおすすめです。

スーツの色は黒や紺などのダーク系

スーツはフォーマルさを意識することが大切ですので、色味も落ち着いたものを選ぶ必要があります。スーツの色は黒やダークグレー、紺などが定番であり、これらであればマイナスの印象を与えることはありません。それぞれ落ち着いた色ですが、与える印象は少しずつ違っています。黒のスーツは最もフォーマルになりますので、真面目な印象を与えやすいです。

ダークグレーの場合は黒よりは少し柔らかい印象を与えることができ、優しい印象を与えることができます。紺の場合は爽やかさをアピールしやすく、新卒の就活ではおすすめの色です。どの色を選ぶかによって印象は違いますので、与えたい印象や志望する業界、企業に合わせてスーツを選ぶようにしましょう。

スカートは膝丈のものを着用

女性の場合、スーツはスカートでもパンツでもどちらでも良いですが、スカートを着用する場合は膝丈の物を選び、短くなりすぎないようにしましょう。丈が短くなりすぎるとカジュアルに見えてしまいますし、印象が良くありません。また短すぎるだけではなく、長すぎるのもNGです。丈が長すぎると不自然ですし、だらしない印象を与えてしまう可能性があります。

膝丈の適正な長さにすることが大切であり、パンツを選ぶ場合も裾を引きずらないように気をつけましょう。スカートとパンツではそれぞれ与える印象が違いますので、与えたい印象によって使い分けることも大切です。スカートの場合は清楚な印象、パンツの場合は活発な印象を与えることができますので、志望する業界に合わせて使い分けましょう。

就活での女性の服装【靴・ストッキング編】

就活中は靴を見られていることも多いので、常に綺麗なものを履くことを心がける必要があります。また綺麗な靴を履いていれば何でもいいわけではなく、就活で使用できるフォーマルなものを選ばなければなりません。

靴がカジュアルすぎると印象が悪く、身だしなみの評価も悪くなります。また女性の場合はストッキングを着用しなければならず、これにも注意が必要です。靴とストッキングの両方に注意を払い、足元から身だしなみを整えていきましょう。

ストッキングは健康的な肌色で

女性はスカートでもパンツでもストッキングを着用しなければなりませんが、履いていれば何でもいいわけではありません。ストッキングは健康的な肌色で、柄物はNGです。柄物のストッキングでは派手に見えますし、カジュアルになってしまいまいますので印象が悪くなってしまいます。

また肌色のストッキングと一口に言っても、さまざまな色がありますので注意が必要です。肌色であれば何でもいいわけではなく、自分の肌に馴染む色を選ぶことが大切です。肌色のストッキングを履いていても、素肌との境目があまりに目立ってしまうものは印象がよくありません。肌色の中でも自分の肌に最も馴染む色を選び、違和感のないものを着用するようにしましょう。

靴は3cmから5cmのヒールで自然なもの

就活中の靴はヒールが3cmから5cmのオーソドックスなものを選ぶようにしましょう。就活では移動も多いので歩きやすく、無理のない靴を選ぶことが大切です。また歩きやすいからといって、スニーカーなどはNGです。ローファーなどのフォーマルなものを選び、カジュアルにならないように注意しましょう。

またヒールが高過ぎるものもNGです。ヒールが高過ぎると歩きにくくなりますし、カジュアルにも見えてしまうため印象が悪くなります。靴はスーツに合わせて黒やこげ茶などの色を選ぶといいでしょう。靴の色だけ派手になって浮いてしまうのはよくありませんし、派手な色ではフォーマルさがありません。黒系の落ち着いた色のものにし、スーツと合わせてもおかしいくないものを選びましょう。

就活での女性の服装【小物編】

小物も見られているポイントの一つですので、しっかりと気を配らなければなりません。就活では身だしなみは細部まで見られていますし、細部が徹底できているかどうかで印象は大きく変わります。細かい部分まで身だしなみが整えられていれば、就活への真剣さも伝わりますし、好印象になることも多いです。

反対に細部まで整えられていなければ、細かい点まで気が利かないなどの印象を与えてしまう可能性もあります。少しでも好印象が与えられるように、小物についても正しい身だしなみを心がけましょう。

鞄は黒色でA4が入るサイズで肩にかけられる物

就活ではさまざまなものを持ち運ぶことも多く、鞄は必須です。鞄も荷物が入れば何でもいいわけではなく、黒色で肩にかけられるものを選ぶようにしましょう。鞄も派手なデザインや色だとマイナスの印象を与えてしまいますし、落ち着いたものを選ぶ必要があります。就活では荷物が多くなり、鞄が重たくなることも多いので、持ち運びに便利な肩にかけられるタイプがおすすめです。

また床に置くことも多いのでチャックのあるものが望ましく、大きめのサイズを選ぶことが大切です。特にA4が入るサイズを意識して選ぶようにしましょう。就活では書類を持ち運ぶことも多く、綺麗に持ち運ぶためには大きめの鞄が必要です。A4が入るサイズであれば書類も綺麗なまま持ち運ぶことができますので、おすすめ度は高いです。

ハンカチやトップコートを常備

就活中は何が起きるか分かりませんので、不測の事態に備えてハンカチやトップコートを常備しておくようにしましょう。ハンカチは身だしなみを整える際に必要になりますし、雨などに濡れたときでも水滴を拭うことができます。水滴がついた状態でも印象は悪くなりますので、身だしなみの基本としてもハンカチは常備しておくようにしましょう。

トップコートはストッキングが伝線した時に有用であり、持っていれば便利なことも多いです。就活では移動も多く、ストッキングが伝線してしまうことも多々あります。ストッキングの替えを持っておくことも大切ですが、場合によっては履き替えるのが難しいこともあります。トップコートがあればストッキングを履き替えられない状態にも備えられますので、必ず持っておきましょう。

腕時計は文字盤の小さめのもの

腕時計をする場合は文字盤が2~3cmと小さめなものを選ぶようにしましょう。文字盤が大きすぎるとカジュアルに見えてしまうことも多いですし、就活にふさわしくないと判断される可能性もあります。また文字盤だけではなく、全体のデザインにも注意が必要であり、派手にならない落ち着いたデザインを選ぶようにしましょう。

金属とベルトどちらでも可能ですが、金属の場合は銀、ベルトの場合は革がおすすめです。また基本的にはアナログの時計を選ぶようにし、デジタルは避けるようにしましょう。デジタルはすぐに時間が確認できて便利ではありますが、カジュアルに見えることも多いです。基本的にはアナログの時計を選び、フォーマルさを意識することが大切です。

アクセサリーは着けない方が無難

就活においてアクセサリーをつけることは基本的に控えておきましょう。もし身に着けたいのであれば、スーツに合うようなシンプルな造りのアクセサリーがいいです。大ぶりなものや派手なもの、音が鳴ってうるさいものなどは相手の印象をよくするどころか悪くさせてしまうので控えましょう。

アクセサリーをつけて就活をしたいと考える人もいるかもしれませんが、業界によっては控えめであっても新卒採用で身に着けてくることをよく思わない人もいます。業界に合わせて身に着けるアクセサリーを変えましょう。せっかく就活を頑張っても、アクセサリーが減点対象になってしまう可能性があるからです。後悔しないためにも、遊び感覚が抜けていないと思われないようにするのが望ましいです。

就活の女性の服装【コート編】

就活は冬場など寒い時期に活動をすることも多く、コートを着用する機会も多いです。コートの選び方にも注意が必要であり、どんなコートであっても着用可能なわけではありません。

就活ではコートも身だしなみとしてチェックされていますので、スーツに合わせたものを選ぶ必要があります。防寒ができればいいわけではなく、就活用にコートを用意しておくことが大切です。コートの正しい身だしなみを知り、寒い時期の就活にも上手に対応していきましょう。

色は黒かベージュのトレンチコート

就活におすすめのコートはトレンチコートであり、色は黒かベージュがおすすめです。トレンチコートと言ってもさまざまなデザインがありますが、シンプルなデザインを選ぶことが大切です。形はトレンチであっても、奇抜なデザインや色であればマイナスの印象を与えてしまいますし、身だしなみとしてもよくありません。

黒であれば真面目な印象を与えることができますし、ベージュであれば柔らかい印象を与えることができます。コートも色が違えば与える印象は違いますので、与えたい印象によって使い分けることが大切です。またそのほかの色なら紺が無難でおすすめです。黒やベージュ、紺などの落ち着いた色から選び、フォーマルに見えるコートを選んで着用するようにしましょう。

コートの持ち方や座る時も注意

就活ではコートのデザインだけではなく、持ち方や座る時も注意が必要です。コートを脱いで手に持つときは綺麗に畳んで片方の腕にかけて持つようにしましょう。ぐしゃぐしゃのまま持っていると印象がよくありませんし、がさつな印象を与えてしまいます。簡単にで構いませんので、ぐしゃぐしゃにならないように綺麗に畳むことを心がけましょう。

コートは手に持ったまま行動しますので、面接などでも部屋まで持って入ることが多いです。コートを持ったまま椅子に座るときは、綺麗に畳んで鞄の上に置きましょう。床に直接置くのはNGですし、必ず鞄の上に置く必要があります。また鞄の上に置く場合も綺麗に畳まれていなければ印象が悪いので、形が崩れないように丁寧に畳んで置くようにしましょう。

服装自由や私服を指定された際の注意点

新卒採用において企業から、「服装自由で構いません」「私服でお越しください」「普段着でお越しください」などと服装に関するアナウンスがある場合があります。業界によっては、そうした服装に関する言及が多いことでしょう。

細かく感じるかもしれませんが、「服装自由」と「私服でお越しください」には異なる点が含まれています。この2つを混同した結果、就活生の中で悪目立ちをしてしまった、ということがないように事前に確認しておきましょう。

服装自由の場合

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選考採用などに服装自由という指定があるのであれば、この場合スーツでも私服でも構わないという意味を含んでいます。構わないとは言いますが、私服の場合はオフィスに適した服装である、いわゆるオフィスカジュアルがおすすめです。オフィスカジュアルはしっかりとしている印象を相手に与え、清潔感がある服装になります。また、服装自由という表記をするということは、基本的に入社後もオフィスカジュアルの服装で問題ないという場合が多いです。

他の人も服装自由という言葉に困惑し、場合によってはほとんどがスーツの人だったということもときにはあります。周りがスーツでも不安になる必要はありませんが、スーツと私服のどちらが良いか悩む場合は会社の雰囲気をみて判断しましょう。

私服を指定された場合

選考案内などに私服、または普段着を指定されていた場合、素直に指示に従っておくのが無難だといえます。わざわざ表記されているのにもかかわらず、不安だからといった理由でスーツを着ていくのはNGです。相手次第では、臨機応変な対処ができていない、案内をしっかりと呼んでいないという印象を抱かせてしまうからです。就活ではスーツが基本だからという概念にとらわれず、しっかりとTPOに対応した服装を心掛けましょう。

特にアパレルやデザイン系などではセンスや個性を重視していることもあり、服装が評価される場合もあります。選考要素に含まれる場合は「自分らしい服装でお越しください」「一番気に入っている服装でお越しください」などと表記されていることが多いです。

就活での服装に注意して良い印象を与えよう

就活では服装は重要な評価のポイントであり、身だしなみが整えられているかどうかによって与えられる印象は違ってきます。身だしなみが整っていなければそれだけで大きくマイナスの評価になりますし、選考でも不利になってしまいます。逆にきちんと身だしなみが整えられていれば第一印象も好印象になりやすく、選考でも有利です。

服装は第一印象を決める重要なポイントですので、就活を攻略するためにはしっかりと気を遣わなければなりません。女性の場合は服装でも注意しなければならない点がたくさんあり、細部まで注意を払う必要があります。細かい部分までしっかりと整え、完璧な身だしなみで選考に臨み、第一印象を良くして就活を攻略していきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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