面接対策

【面接対策ガイド】事前準備と押さえておきたいよくある質問

正しい面接対策の方法を知らない学生は多い

正しい面接の対策方法を知らない学生は多く、やり方を間違えて面接を攻略できずにいる人も多いです。面接を攻略するためには、事前の対策は必須ですが、対策の方法を間違えていては成果を上げることはできません。ただ闇雲に対策をすればいいわけではなく、きちんと方向性を見定めて、やるべきことを理解した上で対策をしていくことが大切です。

自分ではしっかり対策できているつもりでも、それに結果が伴っていなければ意味はありませんし、結果が出ないときこそ対策の方法を見直さなければなりません。面接は対策の仕方ひとつで変わりますし、やり方を変えるだけで就活が上手くいくことも多いです。面接は就活の中心になるものですし、上手に攻略するためにもベストな対策方法を知っていきましょう。

面接官の評価基準を知ることが対策の第一歩

面接対策の第一歩としては、まずは面接官の評価基準を知ることが大切です。面接対策=面接の練習と考える人は多く、それはある意味では間違っていません。面接の練習をしないことには、本番でも実力を発揮できませんし、練習は必須です。

しかし闇雲に練習するだけでは効果は得られませんので、評価されているポイントを知った上で効率的に練習をすることが大切です。評価基準を知ることは面接対策の基本になりますので、何が見られているのかを知っておきましょう。

志望度の高さ

面接では志望度の高さが見られていますので、いかに志望度が高いかをアピールすることが面接攻略のカギになります。志望度が低いとやる気がないとみなされ、企業からの評価は悪くなるので注意が必要です。どれだけ能力が高くても、やる気がなければ仕事で活躍したり、成長することはできません。

能力の高さに関係なく、志望度の低い学生は不合格になってしまうので注意しましょう。志望度の高さは面接では重要視されているポイントですし、同じ評価であればより志望度の高い学生が採用されます。面接ではどの企業も第一志望のつもりで臨み、志望度の高さをアピールすることが大切です。志望度の高さが合否を分けますので、すべての面接には全力で臨みましょう。

企業に貢献できるか

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志望度の高さは大切なポイントですが、やる気があっても能力がなければ高評価は得られません。評価されるには志望度が高い、かつ能力がきちんと備わっていることが大切です。やる気だけで活躍できるほど仕事は甘いものではありませんし、仕事で充分に活躍できるだけの能力を示さなければなりません。

このときに重要なのが、どんな能力でもあればいいわけではなく、備わっている能力が仕事で活かせるものであることです。どれだけ優秀でも仕事で活かせなければ意味がなく、活かせる能力がなければ高評価を得ることはできません。仕事で活かせる能力を持ち、企業に貢献できる人材かどうかが見られていますので、企業に求められている能力を提示することが大切です。

マナーと人柄

面接では受け答えの内容はもちろん、面接時のマナーなども評価の対象として見られています。身だしなみや行動、仕草、表情、言葉遣いなど細部まで見られているので注意が必要です。社会人として基本的なマナーができていないと、評価は大きくマイナスになってしまいます。基本的なマナーが守れていない=就活へのやる気も低いと判断されるので注意が必要です。

マナーを守れているかどうかで、社交性、誠実さなども見られています。周囲と合わせた行動を取ることができるか、真面目に就活に取り組むことができるかが見られており、マナーを守れるかどうかによっても人柄が判断されます。マナーと人柄は重要なポイントですので、受け答えの内容ばかりに気を取られないように注意しましょう。

服装・髪型

就職活動で絶対に間違えられないことの一つに「服装・髪型」があります。就活は、フォーマルな場所に相応しい髪型と服装で臨むことが必須条件です。面接時の服装は、男女共にスーツ着用を心がけましょう。男性の場合は必ずネクタイを着用します。女性の場合は、スカートとパンツスタイルのどちらでも構いません。スーツは手入れをして、埃がつかないように注意しましょう。また、ズボンの折り目のアイロンがけやプレスもしっかりとしておきましょう。

靴は、黒や茶色などのシックな色を選び、女性の場合はヒールがある靴を選びましょう。ストッキングも必ず着用してください。男性は長すぎない髪型で、女性の場合はロング・ミディアム・ショートのどの長さの髪でも大丈夫です。カラーリングや目立つパーマはNGです。前髪で顔の大部分が隠れるような髪型は避けましょう。女性は、お辞儀をしたときに髪が前に落ちてきて邪魔にならないように、ゴムやバレッタで一つにまとめるか、ハーフアップにして横の髪が落ちないようなスッキリとしたヘアスタイルにしましょう。

あなたの面接力は何点?

今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。自己分析や業界・企業理解、マナーがどの程度身についているのかを試してみることがおすすめです。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、力試しとしてもおすすめです。

面接の事前対策として必要なこと5つ

面接の事前対策として必要なことはさまざまありますが、就活中は時間がなく、多くのことに取り組む余裕がない場合も多いです。さまざまな対策ができるに越したことはありませんが、なかなかそうもいかないことが多いので、まずは必須の対策から押さえることが大切です。

面接の事前対策として必要なことは大きく3つあり、これらは欠かすことができません。3つの対策がきちんとできているかどうかで、合格率にも差が出ますので、基本の対策はしっかりと押さえておきましょう。

①自己分析

面接の事前対策に必要なものとしては、自己分析が挙げられます。自己分析は就活の要であり、これができていないと何事も上手くいきません。面接では自分自身についてさまざまな質問をされ、それに上手に答えられなければ印象が悪くなります。答えられない=自己分析ができておらず、就活に臨む意欲も低いと判断されるので注意が必要です。

自己分析を徹底しておこない、自身の長所やアピールポイントはもちろん、短所なども洗い出しておくことが大切です。面接では長所だけではなく、短所を聞かれることも多いですし、さまざまな視点で自分を知っておく必要があります。良い面も悪い面も両方を知っておくことで、自分自身への理解をさらに深めることができます。

②業界・企業研究

面接では志望度の高さが見られていますので、それをアピールするためには業界や企業への理解を深めるのは必須です。志望業界や企業への理解を深められていることで、企業への志望度の高さがアピールでき、好印象を与えやすくなります。また志望企業への理解を深めることはもちろん、業界全体を見渡して同業他社との違いを理解しておくことも大切です。

志望度の高さをアピールするには、他の企業を志望する理由との差別化が大切なので、志望企業ならではの特徴や魅力はきちんと理解しておきましょう。業界・企業研究は念入りにおこなうことで、企業とのミスマッチを防ぐことができますし、面接の攻略だけではなく、就活の成功にも繋げることができます。

③履歴書・ESの練り直し

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面接の事前対策は、書類選考の時点から始まっており、この時点からしっかりと意識して取り組まなければ面接を攻略することはできません。面接官からの質問は、事前に提出した履歴書やESと重複しているものも多く、基本的には応募書類を見ながら面接は進められます。

同じ質問の場合は、履歴書などの内容を踏まえながら回答するため、ベースとなる内容が弱いと上手にアピールできません。面接で好印象を与えるためには、履歴書の時点からしっかりアピール力の高いものを書き上げることが大切なので、応募書類の内容もきちんと見直しておくことが大切です。応募書類の内容が面接でのアピール力に直結しますので、何度も見直してアピール力を高める工夫をしておきましょう。

④よくある質問への対策

面接の対策としては、頻出の質問を押さえておくことも大切です。業界や企業ごとに出される質問は異なりますが、どの面接でも頻出の質問はありますし、それらについては事前に回答を考えておきましょう。

業界・企業を問わずに頻出ということは、それだけ重要な質問ということですので、回答は念入りに考えておかなければなりません。頻出の質問を攻略することで、合格にもぐっと近づくことができますので、質問を知り、事前に回答を考えておきましょう。

志望動機

志望動機は面接では頻出の質問であり、志望度が重要視されているので、慎重に答えなければなりません。回答によって志望度が低いと判断されれば大きくマイナスの評価になりますし、やる気をアピールした上で仕事への熱意を伝える必要があります。志望度の高さをアピールするためには、企業を志望した理由はもちろん、業界を志望した理由から併せて伝えることが大切です。

いかに企業への就職意欲が高いか、仕事への熱意があるかをアピールしていくことで、志望度の高さがアピールできます。また同業界の他の企業と差別化した理由を伝えることも大切です。同業他社ではなく、なぜその企業を選んだのか、その企業でなければならない理由は何なのかを明確にしてアピールしましょう。

自己PR

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自己PRも志望動機と同様に頻出であり、面接では必ず聞かれる質問のひとつです。自己PRは企業が求める人材像に沿ってアピールすることが大切であり、企業で求められないものをアピールしても意味がありません。能力は仕事で活かせてこそ意味がありますので、企業研究を徹底しておこない、求める人材像を理解した上でアピール内容を考えていきましょう。

またアピール内容は、求める人材像と完全に一致させる必要はありません。方向性が大きく違わないように注意していれば問題はありませんので、企業において何が求められているのかを知ることが大切です。企業で求められるものを知り、自分に何ができるのかを明確にして、どのように企業で活躍できるかをアピールしていきましょう。

学生時代に頑張ったこと

学生時代に頑張ったことはESでも問われることが多い質問なので、応募書類の段階からアピール内容をしっかりと考えておかなければなりません。学生時代に頑張ったことは、エピソード自体は何でもOKです。勉強や部活動はもちろん、ボランティア活動やアルバイトなどもアピールできます。

大切なのはエピソードや結果ではなく、取り組みの過程で何を得て、どのように成長したのかです。印象的なエピソードであっても、そこから得たものが何もなければ意味はありません。どのようなことに取り組み、その結果何を得たのかを明確にしてアピールしていきましょう。また学生時代の経験から得たものを提示し、それが仕事をする上ではどのように役立つかを述べることも大切です。

入社後に成し遂げたいこと

入社後に成し遂げないことは、「将来の目標は?」など質問を変えて聞かれることも多いですが、どちらでも答えるべき内容は同じです。入社後に成し遂げたいことから、企業は学生の成長意欲を見ていますので、意欲の高さをアピールすることが大切です。入社後にやりたいことが明確に決まっていない=志望度が低いと判断されるので注意しなければなりません。

何がやりたいのか、それを実現するためにどのような努力をするかを、できるだけ具体的にアピールすることが大切です。ただの夢物語で終わらないように、現実的な視点を交えながらアピールすることが、好印象獲得のポイントになります。短期と長期両方の目標を提示し、短期目標を達成した先に、長期目標があると繋げられれば、より好印象を与えることができます。

⑤逆質問

逆質問とは、就活生の方から企業に対して質問をすることです。面接官に「〇〇さんから当社に対して、何かご質問はありませんか?」と聞かれたときは、自分の気になっていることを質問してみましょう。「特にありません」とは絶対に回答しないことが大切です。事前にいくつか逆質問内容を考えておき、担当者からの企業説明に含まれていなかった内容を質問するのがおすすめです。また、社風を見極められるような質問をすると、自分に合った企業なのかどうかを確認する目安になるでしょう。ただし、面接官が答えにくい質問をするのは避けた方が無難です。

逆質問は面接で自分をアピールする最後の機会ともいえますので、質問と合わせて自分の考えを伝えるのもよいでしょう。

面接対策は要実践練習

面接の対策としては、実践練習も大切であり、これを怠ってしまうと面接を攻略することはできません。事前に練習しておくことで、面接本番でも力を発揮しやすくなりますし、合格率を高めることができます。

面接で失敗する原因は人によってさまざまですが、面接に慣れていないために失敗してしまう人は多いです。面接を攻略するためには、場数を踏むことも大切です。事前に実践練習をして面接に慣れることで、合格を目指しましょう。

①友人・親との面接練習

友人や親と面接の練習をしておくことでも、面接の対策はできますので、積極的に練習相手をお願いして練習を重ねておきましょう。面接の練習では一連の流れを確認するだけではなく、何が良かったのか、悪かったのかを客観的に判断してもらい、自身でも反省することが大切です。

客観的な意見をもらうことで改善点が見つけやすくなりますし、悪かった点を改善することで合格率を高めることができます。友人や親など知っている人を相手にすることで、リラックスして臨むことができるため、実力を発揮しやすく自信にも繋がりやすいです。自信をつけて面接本番に臨むのも大切ですので、リラックスした環境で成功のイメージをつけ、自信を持って面接本番を迎えましょう。

②模擬面接を利用する

面接の実践練習としては、大学のキャリアセンターや外部のセミナーなどを利用して、模擬面接を受けるのもおすすめです。模擬面接では知らない人を相手に面接の練習をおこないますので、本番さながらの緊張感を持って取り組むことができます。リラックスして練習することも大切ですが、緊張感を持って練習することも大切であり、より本番に近い感覚を体験できます。

模擬面接では面接後にプロの目から見たフィードバックを受けることができ、アドバイスをもらうことで、より念入りな対策ができるのが大きなメリットです。プロの目線から見て何が良かったのか、悪かったのかを知り、反省点を見つけて改善を目指すことで合格率を大幅に高めることができます。

③個人練習も大切

面接練習=対人練習と考える人は多いですが、対人だけではなく、個人の練習も大切です。一人でも面接の様子をビデオに録るなど、工夫すれば練習は可能です。ビデオに撮って客観的に見ることで、良かった点や悪かった点も見つけ出しやすく、改善点なども見つけやすくなります。また声に出して練習することで、アピールする内容も頭に入りやすく、本番でも伝えやすくなります。

面接の練習は必ず声に出してすることが大切であり、頭の中で内容を整理しているだけでは実践練習にはなりません。頭で考えるのと、実際に声に出すのでは感覚が違いますし、声に出してみることで気づけることもさまざまあります。練習の効果を高めるためにも、個人練習も必ず声に出しておこないましょう。

しっかり対策すれば面接は攻略できる

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面接の対策は就活を攻略する上では欠かせないものですし、事前準備をどこまで徹底できたかで就活が成功するかどうかは変わります。面接に苦手意識を持つ人は多いですが、しっかりと対策ができていれば、攻略するのはそれほど難しくはありません。面接で合格できない人は、しっかり対策ができていない、あるいは対策の方法が間違っている可能性が高いです。

面接対策の方法を見直し、どうすれば合格できるのかをじっくり考える必要があります。面接はしっかり対策すれば有利に進めやすくなりますし、実力も発揮しやすくなります。実力さえ発揮できれば合格できることは多いので、本番を有利に進めて余裕を持つためにも、事前の対策は徹底してやっておきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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