面接対策

【面接の入室・退室の仕方】正しいマナーと流れを徹底解説

面接の正しい仕方を知らない学生は多い

面接の仕方を理解することは就活攻略には欠かせないことですが、これが正しく理解できていない人は意外にも多いです。面接にはさまざまなルールやマナーがあり、それらが守れていなければ高評価を獲得することはできません。

面接の仕方を正しく理解することこそが、面接を攻略する秘訣とも言えるでしょう。面接の仕方にはたくさんのポイントがありますので、それらをひとつずつ押さえておくことが大切です。

細部にまできちんと目を向けていれば、面接の攻略はそれほど難しくはありませんし、就活をスムーズに進めることができます。面接を攻略できれば、内定までの道のりはぐっと近づきます。面接の正しい仕方を身に付けて、選考の突破を目指しましょう。

面接の入室の仕方

面接には一連の流れがあり、それを覚えておくことが大切です。流れを知っていれば本番でも緊張せずに面接に取り組むことができますし、次を予測しておくことでスムーズに面接を進めることができます。

面接で最初におこなうのは入室であり、この段階からチェックされているので注意が必要です。入室の瞬間に第一印象は決まりますし、合否を左右する大切なポイントでもあります。正しい入室の仕方をマスターして、第一印象で好印象を与えていきましょう。

①3回ノックする

入室時にはノックをするのが基本的なマナーです。いきなり扉を開けてしまうとマイナスの印象を与えてしまうので注意しましょう。ノックは3回が基本で、2回はトイレノックになってしまい失礼にあたるので避けなければなりません。

また世界基準では4回が正しい回数とされているため、外資系などでは4回のノックを心がける必要があります。ノックは中の人に聞こえるように大きくゆっくりおこなうのがマナーです。ノックをすれば、中からの入室許可を待ちましょう。

ノックをしてすぐに扉を開けるのもNGです。「どうぞお入りください」と声を掛けられれば、「失礼します」と答えて入室するのが正しいマナーですので、入室許可が下りるまではその場で待ちましょう。

②入室してすぐにあいさつ

は会釈をし、中に入ってゆっくりと扉を閉めます。このとき後ろ手で閉めずに、きちんと扉に向き直って閉めることが大切です。後ろ手で閉めてしまうと、だらしない印象を与えてしまうので注意しなければなりません。

大きな音が出ないように丁寧に閉めることも大切ですので、丁寧な印象を与えるためにも行動が雑にならないよう注意しましょう。扉を閉めた後は面接官に向き直り、もう一度あいさつをします。このとき動作と言葉を一緒にしないことが大切です。

あいさつの言葉と動作が一緒になってしまうと、印象が良くありません。言葉と動作はしっかりと分けて、丁寧にあいさつをする必要がありますので、それぞれの行動はきちんと分けることを意識しましょう。

③椅子をすすめられてから着席する

室内には椅子が用意されていますので、その横に進みます。椅子の横まで進めばその場で止まり、次の指示を待ちます。面接官から合図があるまで勝手に座ってはいけないので注意しましょう。

面接官から「どうぞお座りください」と声が掛かれば、「失礼します」と答えて着席します。椅子をすすめられる前に座ってしまうとマナー違反になりますので、必ず指示を待って着席します。企業によっては立ったまま自己紹介を求める場合もあり、その場合も面接官から指示があるまで座ってはいけません。

自己紹介を終え、指示があってから座るのがマナーになります。面接ごとに着席のタイミングは違いますが、どの場合でも面接官から椅子を勧められてから座ることを覚えておきましょう。

あなたの面接力は何点?

面接において、マナーは第一印象に大きな影響を与えます。また、自己分析や業界・企業理解がどの程度できているかも、高評価を受けるために大切な要素です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?

それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードして、効率的に面接対策を進めましょう。

面接の退室の仕方

面接では入室の仕方はもちろん、退室の仕方まで評価の対象として見られています。面接終了の合図があったとしても、実際には評価はまだ続いていますので、最後まで油断は禁物です。

面接での評価が良くても、最後で油断してマイナスの印象を与えてしまうと、不合格になる可能性もあるので注意しなければなりません。面接を攻略するためには、最初から最後まで気を抜かないことが大切です。正しい退室の仕方を知り、油断せずに面接を終えましょう。

①終了後座ったままあいさつする

面接官から面接終了の合図があれば、まずはその場で「本日はありがとうございました」とあいさつをします。最初のあいさつは座ったままで構いません。面接終了を告げられれば、素早くあいさつをして、お礼の気持ちを伝えることが大切です。

その場であいさつをしたら椅子から立ち上がり、もう一度あいさつをして、荷物を持って出口に向かいます。このとき立ち上がる動作やお辞儀などと言葉が一緒にならないように注意しましょう。

また荷物を持つ前にあいさつをするのがポイントです。荷物を持った状態であいさつをしてしまうと、相手に失礼になってしまうので注意が必要です。立ち上がればすぐにあいさつをして、その後出口に向かうことを心がけましょう。

②退室前にもう一度扉の前であいさつ

荷物を持って出口に向かったあと、最後にもう一度あいさつをしてから退室をします。退室時には計3回のあいさつが必要なので覚えておきましょう。何度も繰り返しあいさつをすることで丁寧な印象を与えることができ、評価としてもプラスに働きます。

ダメ押しの評価が合否を分けることもありますので、最後まで丁寧に振舞いを心がけることが、面接の攻略に繋がります。また退室のあいさつは「失礼します」であり、「失礼しました」ではないので注意しましょう。

「失礼しました」だと、何か失敗をしたというイメージを与えてしまい、退室のあいさつとしては違和感があります。退室時のあいさつも入室時と同様に「失礼します」でOKですので、最後まで正しい言葉遣いを心がけましょう。

③退室後は速やかに企業を出る

面接が終わり、退室しても最後まで油断しないようにしましょう。退室後の行動や振る舞いなども評価の対象として見られているため、面接が終われば速やかに企業を出ることが大切です。

面接が終われば企業に用事はないので、いつまでも部外者が中にいると企業に迷惑がかかってしまいます。迷惑をかければ当然企業からの印象は悪くなりますし、評価も下げられてしまいます。面接が終われば企業に長居はせず、素早く企業を後にして次の目的地へ向かうことが大切です。

また最寄りの駅などでは、企業の社員がいる可能性もあるので注意しなければなりません。周辺では誰が見ているか分からないので、最後まで気を抜かないように、注意を払って行動しましょう。

好印象を与える面接の仕方

好印象を与える面接の仕方

面接は入室と退室の仕方も評価されていますが、それだけではなく面接中の振る舞いや仕草なども評価の対象です。面接中は質問に対しての受け答えだけではなく、他にもさまざまなポイントがチェックされていますので、注意しなければなりません。

面接を攻略するためには、とにかく好印象を与えることが大切です。面接官に好印象を与えることができれば、合格の可能性はぐっと上がります。好印象を与える面接の仕方を知って、選考を有利に進めていきましょう。

身だしなみを整える

面接で好印象を与えるためには、身だしなみを整えることが大切です。面接では身だしなみも評価の対象として見られており、身だしなみが整っていなければ第一印象が悪くなり、好印象を与えにくくなります。

好印象を与えるためには第一印象が重要であり、第一印象を良くするためには身だしなみをしっかり整えなければなりません。身だしなみとしては、服装はもちろん、髪型や髪色などにも注意が必要です。

スーツやシャツに汚れやしわはないか、寝ぐせがついていないか、フケなどが落ちていないかなど、細かい部分まで確認しておきましょう。身だしなみは清潔感があることが大切ですので、見た目は綺麗に整えておき、面接前にはトイレなどで最終チェックをしておくことが大切です。

ハキハキと元気よく発言する

好印象を与えるためには、ハキハキと元気よく発言することも大切です。ボソボソと小さい声で話していると、暗い印象を与えてしまい、印象が良くありません。大きな声で元気よく発言することで、明るい人柄を伝えることができ、好印象を与えることができます。

発言内容が良くても小さい声で自信がなさげだとアピール力は低くなるので注意が必要です。発言内容ももちろん大切ですが、面接では伝え方によって印象が大きく変わりますので、声の大きさ、話し方はしっかり意識しましょう。

同じ内容でも、声の大きさや話し方によって与えられる印象は違います。新卒ならではのフレッシュさを活かして、元気の良さをアピールすることが大切です。

明るい表情を心がける

面接では表情も見られているポイントなので、常に笑顔を心がけるようにしましょう。笑顔に悪い印象を持つ人はいないため、自然と好印象を与えることができます。元気よく発言ができていても、表情が暗いと言葉も暗く聞こえてしまいます。

面接では緊張して表情が硬くなってしまいがちなので、暗い表情にならないように注意が必要です。表情によって与えられる印象は大きく、笑顔を心がけることで明るい人柄もアピールすることができます。

言葉でアピールしなくても、表情だけでアピールし、好印象を与えることもできますので、好印象を残すためには明るい表情を心がけましょう。面接前にはトイレで笑顔の練習をするなど、意識的に笑顔になることも大切です。

事前に面接の仕方を考えておくことも大切

面接を攻略するためには事前の対策は必須であり、どのように面接を進めるのかを考えておくことが大切です。事前に面接の仕方を考えていれば、本番でもスムーズに取り組むことができますし、より実力を発揮しやすくなります。

面接で不合格になる原因はさまざまですが、実力が発揮しきれずに不合格になってしまう人は多いです。裏を返せばきちんと実力を発揮できれば合格の可能性は高まりますので、事前準備をしっかりおこない、面接の攻略を目指しましょう。

本番でアピールする内容を考える

面接の事前準備として、本番でアピールする内容を考えることが挙げられます。面接では頻出の質問も多いため、それらの回答を考え、何をアピールするのかを考えておくことが大切です。

すべての質問の対策を立てることは難しいですが、頻出の質問に絞れば対策は可能です。回答を考える場合は、アピールする内容を丸暗記するのではなく、要点をまとめて覚えることがポイントになります。丸暗記してしまうと本番で忘れてしまうことが多いですし、アピールした際に演説のように聞こえてしまい、魅力的に伝えることができません。

魅力的にアピールするためには、要点だけをまとめて、その場に応じた言葉を使ってアピールすることが大切ですので、丸暗記は避けましょう。

履歴書やESを見直す

面接では事前に応募した履歴書やESを見ながら進められます。応募書類と重複する質問をされることも多く、記入した内容に合わせて答えることが大切です。応募書類と面接での回答内容があまりにも違っていると、どちらを信じていいのか分からず、面接官が混乱してしまいます。

アピールの内容がバラバラになってしまうと、一貫性がないと判断され、マイナスの印象を与えてしまう可能背もあるので注意が必要です。面接前には応募書類はしっかり確認しておき、どのような方向性でアピールするのかを頭に入れておく必要があります。

一言一句同じアピールにする必要はありませんので、大まかな内容を覚えておき、応募書類に書ききれなかった細部まで掘り下げてアピールしていきましょう。

一連の流れを再確認しておく

面接前には面接の一連の流れを再確認しておくことも大切です。企業に到着してから受付を通り、控え室に通され入室、退室までの流れをシミュレーションしておきましょう。全体の流れを確認しておくことで、本番でも焦らずに進めることができます。

面接の流れは覚えているつもりで、いざ本番になると忘れてしまうことも多いです。特に何度が面接を受け、慣れてくると油断する気持ちが生まれて流れを忘れてしまうことも多いので注意しなければなりません。

面接は一つのポイントだけが評価されているわけではなく、全体を通して評価され、総合的な判断で合否が決定します。一連の流れすべてが評価の対象になっていますので、面接前には必ず再確認をし、細かいミスを減らしていきましょう。

面接では入室・退室の仕方を把握し臨もう

面接に苦手意識を持つ人は多いですが、正しい面接の仕方さえ理解していれば、好印象を与えて有利に選考を進めることはできます。面接で失敗する人の多くは、正しい面接の仕方を理解できていませんので、もう一度全体の流れや細部について見直しておくことが大切です。

就活を攻略するためには、面接の対策は必須ですし、面接が攻略できなければ内定を獲得することはできません。面接の攻略は就活の攻略にも大きく繋がりますので、細かい部分まで徹底して対策し、合格率を少しでも高めることが大切です。

面接は正しい仕方さえ知っていれば、それほど難しいものではありません。正しい面接の仕方をマスターして好印象を与えて、就活の攻略を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ