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2015年卒の大学生と出会って思ったこと~答えを出すよりも「考える」を習慣に~

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私は今、2015年卒向けの就職活動生に対し、週に2,3回ロジカルシンキングやグループディスカッションなどのスキルアップセミナーを行なっています。毎回、2,30人の方に参加していただき、本当に嬉しく思いながらも、毎回ちゃんと”考えさせる”プログラムになっているのかなと不安に思いつつも講師を行なっています

今回は、セミナーを行い学生さんと会っている中で、感じたことを思うがままでに書いてみたいと思います。

1.答えが気になる?

我々のセミナーでは、ケーススタディの問題や、フェルミ推定の問題など、様々な問題を個人やグループで取り組んでもらうワークの時間が多いです。そのため、参加してくれた学生さんが何で悩み、どこでつまずき、何に知的好奇心を抱くのかある程度わかっているつもりです。あえてその悩むポイントを作るようにワークを設計していることもあります。

その中で、圧倒的に多い悩みは”答え探し”を行なってしまうこと。

特に超高学歴、理系院生などは顕著にその傾向が現れる気がします。セミナーでも話していますが、ビジネスには正解がありません。100%Aが正しいという結論に至ることもほとんどありません。私は3年間マネジメントの仕事をしていますが、いまだに部下を徹底管理したほうがパフォーマンスが高いのか、自由に創造的に仕事をさせた方がパフォーマンスが高いのかは確信はありません。

当然、就職活動も同様です。学生からの質問で最も多いのは、

「外資系金融にはどうしたら入れますか?」

などです。
答えはその企業の採用意思決定者しか知りません。私の体験談や聞いた話はいくらでも話せます。OB訪問をすれば働いている人の話も聞けるでしょう。しかし、それでもわからないのです。

答え探しをする癖をつけて就職活動に突入すると、非常に悩みます。他人がより良い企業に内定をもらったら、自分を”はずれ”扱いしてしまうのはなでいかと思います。将来、答えのない仕事はきっとできないでしょう。そして、答えのある仕事はどんどんコンピューターとロボットに代替されていくでしょう。

ポイントは正解を探すのではなく、今より良い状態を考え続けることだと思います。

2.まだまだ消費者視点

「どのようにしたら企業の勉強や考える力が身につきますか?」

これも質問の中では、多い方ですが、この答えは明確だと思っています。日常生活を消費者視点から供給者視点、つまりビジネス視点で見ることを薦めています。

朝目覚めます。山崎パンの食パンとJTのソーセージでホットドッグをカゴメのケチャップをかけて食べています。その後、LIONの歯磨き粉で歯を磨き、H&Sのシャンプーで朝シャンをします。その後はギャツビーのワックスで髪をセットするでしょう。H&Sは就職人気企業P&Gの商品です。

ユニクロのヒートテックを着て、高島屋で買ったジャケットを着て大学に向かいます。国土交通省が計画を立て、大手建設会社が整備した道路をイオンで買った自転車で走るでしょう。JR東日本が運営する電車に乗ると、出版社発行の雑誌広告を片目に、SONYが作ったスマホをいじるでしょう。もちろん、まずtwitter,Facebookを見ます。その後はGREEでお気に入りのゲームをして、パズドラをやるでしょう。パズドラの会社の時価総額が任天堂よりも高い意識することもないまま。

大学についたら、早速友達のものへ向かいます。サントリーの新商品のお茶を持っています。ロッテの新商品も持ってました。一緒にチョコを食べながらラウンジでくつろぎます。

午後は、サークルの飲み会です。世界中に5万店舗あるうちの一つのセブンイレブンでシンクタンクか大手SIerが作ったATMでメガバンクからお金をおろします。ワタミに到着し、飲み会が始まりました。このサラダに入っているエビはタイ産です。きっと総合商社の方や食品商社の方によってもたらされたのでしょう。

※この話は架空のストーリーです。一部事実だと思える部分は可能な限りリアルに感じてほしいので企業名を実名表記しています。

皆さんは普段、信じられないほど多くの企業に触れ、考える機会に恵まれています。答えやヒントはインターネットに転がっています。消費者視点からビジネス視点に。

見える世界が代わり、知的好奇心に溢れ、日常生活が考えることだらけになります。

以上、2つのことを説明しました。
答えを探さないこと。そして、日常生活で考えること。
セミナーで学ぶ時間や本を読んでいる時間はたかが知れています。
毎日考える癖をつけ、頭が勝手によくなる仕組みを考えましょう。

ビジネスの世界へようこそ。
就職活動を通じて知的興奮と世の中の違和感を感じる毎日を送りましょう。

イベント特集はこちらになります。
http://shukatsu-mirai.com/2015summer/

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