Loading...

あなたはどれ?就活を勝ち抜く競争戦略の4つのアプローチ法

828

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

経営戦略、とくに事業戦略・競争戦略に関する考え方は、目標達成に対して
キーポイントがが「内的」なものであるか、あるいは「外的」なものなのかという区分と、
分析の主眼が「要因」にあるのか「プロセス」にあるのかという二つの区分に分けて整理することが出来ます。

こうして分かれた以下の4つの領域ができます。

・資源アプローチ
・学習アプローチ
・ポジショニングアプローチ
・ゲームアプローチ

競争戦略アプローチ概念図

これらのアプローチについてわかりやすい事例(プロ野球選手になりたい子供)を用いて説明していきましょう。

資源アプローチ

プロ野球選手になりたいと思うと、まず上手にならないと話になりません。
つまり、自分の現状における実力を確認し、足りないと考えるスキルに対して、
素振りをしたり筋力を鍛えたりするなど自ら練習をして実力をつけようとするわけです。

このアプローチは、
「自分自身つまり内の能力を高め、野球選手になることができる」要因からのアプローチです。

このように資源アプローチは、成功要因の源泉を内部に求めます。
このアプローチ法には大きな特徴が二つあって、
1つは、能力や価値の高さ、大きさです。
もう一つは、競争優位をもたらすものにオリジナリティが必要である、
つまりそう簡単に得られないという特徴です。
ただし、資源蓄積には時間を要するので、長期的な視点が必要であります。

学習アプローチ

次にひたすら自己流で練習あるのみ!だけではなく、
優れた指導者や高い能力を持ったチーム・ライバルなどを求めて
甲子園へ出場するような名門校に入るという戦略も挙げられます。

つまり、自己の実力を磨くために最適な環境を選び、
その道を進むという自分=「内」を基点とする「プロセス」を中心とした見方に基づいている学習プローチです。

学習アプローチは、資源や能力がどのように蓄積されるかという「プロセス」に焦点を当てています。
このアプローチで重要なポイントは、計画にはない結果が生じても失敗とせず、
そこから学習して蓄積し、次に活かすことです。
また、戦略を考える際に必要な要因として「場」と「実験」と「反省」を挙げています。

つまり、学習の「場」を選択し、「実験」を行いながら体系的に学習し、さらにその結果を「反省」することです。
不確実なものを確実なものにするプロセスは戦略の上で非常に重要であると言えます。

ポジショニングアプローチ

同じ甲子園に出場するという選択肢であっても、
スカウトの目に留まりやすいだとか、比較的競合の少ない地域にある名門校へ進むことが有利だという理由で考えられるかもしれません。
この場合は、自己以外の「外」にあるものの「要因」が戦略の中心となっています。

ポジショニングアプローチは、成功要因を外部に求めます。

つまり、どのような環境にあるかが成否を分ける重要なカギであるということです。
成功を収められるような環境としては、競争相手が少なく競争が激しくない環境、
あるいは利害関係者との関係が良好であるような環境などが考えられます。

ゲームアプローチ

野球の上手な仲間を同じ高校に誘って、
甲子園出場の可能性をより高くしようとしたり、
親を説得するために、進学校であり野球の名門でもあるような高校を選ぶこともあるでしょう。
これは自分に都合の良い「外」の環境を作り出す「プロセス」に注目した考え方であります。

ゲームアプローチは、外部環境である競争相手のような他者が、各行動によってどのような反応を示すかという点を重要視しています。
また、「競争」だけでなく「強調」関係も必要としている点も重要なポイントです。

勝つためには、価値の創造と配分を考えます。
価値の創造では他者と協調し、価値の配分では競争することになります。
つまり、外部の構造に合わせるのではなく、自分にとって好適な環境をつくることに着目するアプローチです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 
トップへ