筆記試験

【WEBテスティングの特徴】合格ラインと高得点を取るための対策

WEBテスティングとは自宅で受けられるSPI

WEBテスティングとは自宅で受けられるSPI試験であり、多くの企業が採用している選考方法です。就活では書類選考や面接、筆記試験などさまざまな選考がおこなわれますが、その中のひとつとして挙げられるのがWEBテスティングです。

WEBテスティングは筆記試験や適性検査に該当するものであり、これも選考の評価対象になっています。自宅で受けることができるため油断してしまいがちではありますが、しっかりと気を引き締めて取り組むことが大切です。

すべての企業がWEBテスティングの試験を採用しているわけではありませんが、それでも多くの企業が実施しています。就活を攻略していくためには、WEBテスティングについてもしっかりと対策をおこなうことが大切です。

WEBテスティングの特徴

WEBテスティングを攻略するためには、WEBテスティングとはそもそもどんな試験なのか、その特徴を知っておくことが大切です。WEBテスティングは自宅でおこなうことが大きな特徴ではありますが、特徴はそれだけではありません。

他にもさまざまな特徴があり、それを知っているかどうかで、選考を有利に進められるかも変わってきますので、きちんと特徴を押さえておくことが大切です。WEBテスティングについての理解を深め、しっかりと対策を立てていきましょう。

①一般的なSPIよりも難易度が高い

WEBテスティングについては自宅で受けられるSPIとイメージする人が多いですが、通常のSPIと違うのは受ける場所だけではありません。WEBテスティングは一般的なSPIよりも難易度が高いことが特徴であり、きちんとした対策をしておく事が必要です。

SPI対策は就活では大切なものであり、多くの学生が取り組んでいるものでもあります。しかしWEBテスティングは難易度が高いため、通常のSPIの対策だけでは充分でないことも多いので注意しなければなりません。

SPIでは高い点数が取れていても、WEBテスティングになると途端に点数が悪くなってしまう場合もあります。高難易度にも対応できるように、日頃からしっかりと勉強を進めておきましょう。

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書類選考を突破した後、多くの企業で実施されるのがWEBテストです。実はここで落とされる就活生も多いことをご存じですか?せっかくの志望企業をWEBテストで落ちるのを防ぐために、今すぐ対策をしましょう。

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②1問に対して制限時間が設けられている

WEBテスティングの特徴としては、問題の1問1問に対して制限時間が設けられていることも挙げられます。SPIでは1問に対しての制限時間はありませんが、WEBテスティングの場合は制限時間以内に解けないと強制的に次の問題に移動になるので注意が必要です。

分からない問題をいつまでも考えていると、時間切れになってしまい点数を獲得することができません。制限時間内に素早く解答していかなければならないため、問題に対して反射的に解答を選択できるようにしておく必要があります。

WEBテスティングは試験の難易度の高さに加えて、制限時間が課せられていますので、プレッシャーがかかりやすいです。時間を気にしながらも、焦らず冷静に解答していくことが大切です。

③電卓を使用して解くことができる

WEBテスティングの試験内容としては言語、非言語、性格検査であり、非言語では算数や数学の問題が出されます。SPIなどの試験であれば、電卓の使用が認められていないことも多いですが、WEBテスティングの場合は電卓を使用しても構いません。

これは自宅でおこない、企業の人は見ていないからOKなのではなく、もともと使用が許されていますので、気兼ねなく電卓を使用して試験に挑みましょう。WEBテスティングは解答に制限時間がありますので、解答スピードを速めるためにも使いやすい電卓を用意しておく必要があります。

電卓によってデザインは違いますし、ボタンの固さなども個人で好みが分かれます。細かい部分ではありますが、試験中に余計なストレスにならないよう、使い慣れた電卓を使用しましょう。

WEBテスティングの合格ラインはどのくらいか

WEBテスティングでは性格検査が含まれているものの、メインとなるのは言語と非言語のテストであり、それらのテストには当然正解不正解があります。問題に正解していけば点数は高くなりますし、逆に間違えれば加点がなくなり、選考でも不利になってしまいます。

WEBテストで重要になるのはやはり点数であり、何点取れば合格なのかは多くの就活生が気にしていることです。WEBテスティングの場合は合格ラインはどのくらいに設定されているのでしょうか。

企業によって合格ラインが違う

多くの人が気にしているWEBテスティングの合格ラインですが、残念ながら企業ごとに違うため、一概に何点が合格であるとはいえません。同じ点数であっても企業によっては合格・不合格が分かれる場合があり、職種によっては言語と非言語どちらの点数を重要視するかも違う場合があります。

また合格ラインは公表されていないため、企業ごとの合格ラインを知ることもできません。合格ラインは狙って超えられるものではありませんし、仮にラインを知っていたとしても、それが直接高得点につながることもありません。

合格ラインを知らないままに試験を受けるのは不安が残ることも確かです。しかしそれに惑わされては実力を発揮することはできませんので、試験中はなるべく余計なことを考えず、目の前の問題に集中していきましょう。

WEBテストの対策に時間が取れない人は、問題集を使って効率良く対策しよう

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高い点数をとれるようにしておく

WEBテスティングの合格ラインは公表されていませんが、それでも高い点数の方が採用される確率は上がるのは確かです。選考で勝ち抜いていくためには、とにかく高得点をたたき出すことが大切ですので、しっかりと勉強を進めて高い点数を目指しましょう。

もちろん高得点であれば、絶対に選考で合格するとは限りません。WEBテスティングは言語、非言語の他に性格検査があり、そこで適性なしと判断されてしまえば、どれだけ高い点数でも不合格になる可能性はあります。

しかし、高い点数を取ることで能力の高さをアピールすることができますし、場合によっては性格検査での不適正をカバーできることもあります。すべて可能性ではありますが、高い点数を取っておくに越したことはありませんので、勉強を進め、高得点を目指しましょう。

WEBテスティングで高得点をとるための対策方法

WEBテスティングに合格しようと思えばとにかく高得点を獲得することが大切です。高得点を目指すためには、しっかりと勉強をしてから選考に臨むことが大切ですが、ポイントはそれだけではありません。

WEBテスティングは他の選考にはない特徴がありますので、それを踏まえて試験の取り組み方なども工夫することが大切です。WEBテスティングを攻略するためには、事前の対策、そして試験への取り組み方が重要です。それらのポイントを抑えて高得点を狙いましょう。

問題を繰り返し解く

WEBテスティングは難易度が高く、時間の制限があるため問題の傾向を把握しておくことが重要です。問題を解くことに慣れると、コツが分かり素早く答えられるようになります。問題を繰り返し解き、WEBテスティングの傾向を理解しておきましょう。

WEBテスティングはひねった問題が多く、解き方も工夫する必要があります。問題を解いてみて、分からなかったものは解説をよく読み、解き方を理解しておくと次回の間違いを防げます。

また、本番と同じように制限時間を設定するとスピーディーに解けるようになります。問題傾向は年々変化するため、練習問題を選ぶ時には最新の情報をチェックしましょう。また、パソコンに表示されている文字を素早く読み取れるように、画面にも慣れておくとよいでしょう。

公式を暗記する

WEBテスティングの練習問題を繰り返し解いていると、使われる公式にパターンがあることが分かります。出題された内容をみてすぐに答えられるように、よく出てくる公式はあらかじめ暗記しておきましょう。練習で何度も問題を解いていくうちに「この問題ではこの公式を使う」とパッと思いつくようになるでしょう。

繰り返し練習するなかで自分の苦手な分野が見つかったら、そこを集中的に勉強するとより高得点を目指せます。計算が苦手という人でも、WEBテスティングでよく使う公式を暗記しておけば、スムーズに問題を解くことができます。問題の解き方をその都度考えるよりも、あらかじめ公式を覚えておけば効率よく回答できるため、時間も大幅に短縮することが可能です。

解けない問題に見切りをつける

高得点を目指すためには、解けない問題には見切りをつけて次の問題へと進んでいくことが大切です。WEBテスティングは1問に対して制限時間が設けられていますし、制限時間はあまり長くはありません。

解けない問題をいつまでも考え、時間を取ってしまうと他の問題を考える時間がなくなってしまいます。せっかく正解できる問題を解答しないのは非常に勿体ないので、分からない問題は無理に考えず、諦めて次の問題に集中することが大切です。WEBテスティングで大切なのは解答のテンポ感です。

時間内に素早く解答することが大切ですので、難しい問題、分からない問題は素早く見切りをつけ、できる問題に集中しましょう。難易度が高いと言っても、答えやすい問題も必ず含まれていますので、それらを確実に解答することが高得点を取る秘訣です。

電卓の扱いに慣れておく

WEBティングは複雑な計算が必要なこともあり、電卓の使用が認められています。暗算で計算するよりもミスが少なく、解答にかける時間も短縮できますが、普段から電卓を使っていないと入力間違いをしてしまうこともあるでしょう。素早く電卓を使って計算ができるように、WEBテスティングを受けるまでに電卓の扱いに慣れておくのがおすすめです。

自分の手に合ったサイズの打ちやすい電卓を選び、練習問題を解く際に使ってみましょう。手の大きさによって打ちやすい電卓のサイズが変わってきますので、実際に手に取って選ぶのがポイントです。携帯電話でも電卓機能がついていますが、素早く問題を解くためには電卓を使う方がよいでしょう。

タイピングの練習をしておく

WEBテスティングはパソコンを使用してテストを受けます。選択式ではなく、キーボードで文字を入力する問題も多くなっています。普段からパソコンを使っていれば問題ありませんが、スピーディーに答えるためにタイピングの練習をしておきましょう。制限時間があるWEBテスティングでは、入力に戸惑っていると時間のロスになってしまいます。

日常的にパソコンを使う機会がない人は、特に意識的にタイピングの練習を増やしてみてください。インターネットではタイピングの練習ができる無料サイトもあります。タイピングの速さはWEBテスティングを受ける際に大きく影響しますので、あらかじめ練習しておいて入力ミスや変換ミスをしないようにしましょう。

参考書や学校などで勉強しておく

WEBテスティングで高得点を取るためには、事前の勉強を欠かすことはできません。SPIよりも難易度の高い試験ですので、参考書や学校などでしっかりと勉強を進めておくことが大切です。

WEBテスティングの問題はSPIに比べれば確かに難易度は高いですが、しっかりと勉強をしていれば答えられない問題ではありません。初見で解答するのが難しいのは、問題の難易度が高いからではなく、問題の形式に慣れていないからです。

高得点を取るためには知識を詰め込むだけではなく、実践の形式に触れて事前に感覚を掴んでおくことが大切です。WEBテスティング対策の参考書やWEBサイトなどはたくさんありますので、それらを利用してテストの形式や問題に慣れておきましょう。

WEBテスティングには瞬発力と正確さが大事

就活ではさまざまな選考があり、内定を勝ち取るためにはそのすべてで合格しなければなりません。就活の対策としては面接の対策を考える人も多いですが、WEBテストも選考のひとつですので、しっかりと対策をしておく必要があります。

WEBテストもさまざまな形式がありますが、その中でもWEBテスティングは特に難関です。自宅で受けることができるために油断しがちではありますが、事前の対策なしで攻略できるものではありません。

勉強を進めておくことはもちろん、出題の形式やテストの特徴を知って対策を進めることが大切です。WEBテスティングは瞬発力と正確さが大切です。素早く解答できるようトレーニングをしておき、実践でも素早く解答して高得点を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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