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【好奇心旺盛さを長所としてアピールするコツ】例文3選もご紹介

好奇心旺盛さは長所になるのか

「好奇心旺盛な人」と言えば、さまざまなことに挑戦する、行動力があり向上心や積極性が高い人物であると評価され、魅力的な人間であるという認識を持っている人も多いのではないでしょうか。多くの人が「好奇心旺盛」という自己PRをしている昨今、採用担当者の印象に残る長所をアピールするにはコツがいります。相手に伝わりやすい秀でた自己PRで「好奇心旺盛さ」をアピールし、ライバルたちに差をつけましょう。

好奇心旺盛という長所に対する採用担当者の印象

そもそも「好奇心旺盛」とはどういう意味なのでしょうか。好奇心旺盛という言葉を辞書で調べると、「未知の事柄や、珍しく不思議な物事などに対して、興味・関心を盛んに抱くさま」とあります。

新しい会社で新入社員として働き始めるということは、それだけで未知の世界へ飛び込んだことになります。そして未知の事柄に興味を持つ人は仕事の吸収が早いので、企業が欲しい人材です。好奇心旺盛を長所として主張することは十分に良い印象を与える効果があるでしょう。

前向きなイメージを受ける

好奇心旺盛という言葉は一般的に自身をポジティブに表現するための言葉として使われています。「私の長所は好奇心旺盛なところです」という言葉を聞いて、悪い印象をもつ人は少ないのではないでしょうか。好奇心が旺盛な人の特徴として、いろんなことに興味が持てる、コミュニケーションが得意、興味を持ったことへの探求心がある、などの能力を持ち合わせていることが多いです。

就職して、初めてでわからないことがあっても、興味をもってあくなき探求心で仕事を理解しようとする人物は大変重宝されます。また、興味分野に対しての行動力があるということも大きな特徴です。前提として企業というのは利益を上げることが最優先とされますので、行動力がある人は入社後高く評価される傾向にあります。

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飽きやすいなどネガティブにとらえる面接官もいる

「好奇心旺盛さ」は面接の際にアピールポイントの一つとなりますが、マイナス面ととらえる面接官がいることも忘れてはなりません。好奇心旺盛な人はいろんなことに興味を持つことができ、行動力がありエネルギーにあふれる人物である反面、一つのことに集中できないという側面もあります。

好奇心旺盛な人の中には「あれもやってみよう、これもやっていよう」と次々と新しいことに興味を抱き、結局一つもやり遂げられないという経験をお持ちの方も多いでしょう。いろんなことに興味を持つことは素晴らしいことですが、一度やり始めたことは最後までやり通すということも大事です。

また、好奇心旺盛な人は興味を持ったことに集中しすぎて周りが見えなくなってしまう傾向もあります。会社員生活の中では周りを気にして、チーム全体を見る力も重要になるので、「好奇心旺盛さ」を面接でアピールする際は、周りの雰囲気や変化を読む洞察力も同時にアピールしましょう。企業にとって「空気の読める積極的な人間である」ということを伝えることがベストです。

ESや面接で好奇心旺盛を上手にアピールするコツ

好奇心旺盛は長所として見られる場合が多い反面、短所と受け取る採用担当者もいることがわかりました。では、好奇心旺盛さをアピール際は、何に注意しすれば相手に良い印象を与えられるのでしょうか。

ポイントは、短所と見る採用担当者もいるということを前提に考え、好奇心旺盛さに伴うマイナス面を自ら示すことです。そして必ずマイナス面を補うフォローをするようにしましょう。

直接表現するのではなくエピソードでアピールする

就職活動の際には誰しもが自分をよく見られたいと思っています。そのため、ただ言葉だけで「自分は好奇心旺盛です」と言っても相手にはなかなか伝わりにくいものです。そこで自分がこれまでに行ってきた活動のエピソードを交えて説明することで、リアリティを出すことができます。相手が想像力を働かせることで自分の長所を理解しやすくなり、印象にも残りやすくなるはずです。

例えば、学生時代に経験したサークル活動やアルバイトなどがそれにあたります。まずは、自分が学生時代に行った経験の中から、興味を持って臨んだ活動をピックアップしてみてください。そしてなぜその活動に興味を持てたのかを考え、ストーリーを組み立ててみましょう。

好奇心旺盛で失敗したエピソードも盛り込む

好奇心がありすぎたために、何か失敗をしてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。好奇心旺盛な人は長所が多い反面、「いろんなものに興味が出るため飽きっぽく見られてしまう」や、「興味のあることにだけ没頭し周りが見えなくなる」といった短所の部分もあります。しかし、ESや面接では、この短所を隠す必要はありません。

むしろ好奇心が旺盛すぎたことで失敗した経験をあえてエピソードの中に盛り込み、そこからどう改善しようとしたのかを説明した方が、採用担当者の印象が非常に良くなります。エピソードを考える際には、まずは失敗談を思い出してみるのもいいかもしれません。なぜその失敗をしたのか、思い返してみると原因は自分の好奇心という場合も多いのではないでしょうか。

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好奇心旺盛を長所としてアピールする例文3つ

自己PRをする際には、ただ単に「私は好奇心が旺盛です」と言葉で説明しても相手にはなかなか伝えることはできません。相手に響かせる自己PRをするには、学生時代のサークル活動やアルバイトなど、過去の経験を交えてできるだけ具体的に説明する必要があります。

面接官の想像力を働かせ印象にも残りやすくなり、自分の「好奇心旺盛さ」の根拠を示すことにもなるので、説得力の高いアピールになります。下記例文を参考に、自分の好奇心アピールできる文章を考えてみましょう。

例文①

私は「好奇心旺盛」で「探求心」があります。学生時代の専攻は経営学部で、所属していたゼミでは大手企業におけるディマンドチェーン経営をテーマとした研究をしていました。中でもPOSなどの情報データに最も興味を持ちました。
そこでデータの解析技術を調べることに過剰に注力してしまった結果、研究発表ではそのほかの流通・販売・供給体制などの論文とのバランスが悪くなり、教授からやり直しを命じられたことがあります。一から全体のプロセスに目を配ることを注意して書き直した結果、高評価を受けることができました。

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この例のように、最初に自分の長所を打ち出し、伝えたいことを明確にしましょう。例文では、学生時代に行った研究のテーマで興味分野への追及しすぎたために、他がおろそかになってしまったという失敗をエピソードとして説明しています。

このように失敗エピソードを紹介する場合、最終的にどう乗り越えたのかを必ず示していきましょう。好奇心旺盛の人は一つのことにのめり込みやすい傾向がありますが、全体にも目の配れるバランスの良い人というイメージを与えられるでしょう。

例文②

私の長所は好奇心旺盛なところです。物事に興味を示すだけではなく、それを実行に移せる「行動力」も持っています。学生時代に私はかねてより興味のあった広告代理店でインターンシップを経験しました。そこで、取引業者である映像プロダクションの方と話をする機会があり、テレビCMを撮影する際の技術に興味を持ちました。
その後自らインターンシップの申し出し、その会社で映像制作にかかわるプロセスを学ぶことができました。興味分野という意味で一貫性のない行動ともとられかねないことを自覚していますが、この時の行動力があったからこそ、自分自身の将来のビジョンがより明確になったと思います。

※この例文はChat GPT自己PR作成ツールで作成しました。
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この例でも、最初に自分の長所を明確に打ち出しています。そのとき同時に「行動力がある」ことをアピールしている点も良いでしょう。その後、自分の「行動力」が良い方向に働いたエピソードを具体的に説明できています。

好奇心で動く分飽きっぽいと面接官に思われないよう、自らマイナスの要素を示したうえで、それ以上のプラスがあったことを説明することが大切です。広告代理店や映像制作会社への採用試験に絞った答え方の例とはなりますが、例文を元に、自分の志望企業にに置き換えることも可能です。

例文③

私の長所は好奇心旺盛なところです。大学時代にはさまざまなスポーツサークルに所属し、大会出場を果たすなど、メインの役割も担ってきました。好奇心旺盛がゆえに、ひとつの競技を極められていないと周りから思われないように、それぞれのサークル活動で丁寧に打ち込むことを心がけました。また、さまざまなサークルに所属することでたくさんの人と話をする機会があり、価値観を共有し、コミュニケーションの能力を高めることができたと思います。

※この例文はChat GPT自己PR作成ツールで作成しました。
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スポーツは全身全霊をかけて競技に打ち込む人も多くいます。そういった人たちからいろいろなサークルに所属していて、あれもこれもと一つのことをやり遂げられないというイメージを持たれないように、それぞれの活動を丁寧に行う努力をしたというフォローをしました。また好奇心旺盛な人の特徴でもあるコミュニケーション能力もさりげなくアピールしています。

長所で好奇心旺盛さをアピールするなら工夫が必要

就活の際に自己PRとして好奇心旺盛さをアピールする学生はたくさんいます。企業からしてみても「何事にも興味を持つことができる」、「行動力がある」といった人物は大変評価され、ぜひとも欲しい人材といえます。しかし、「好奇心旺盛さ」はすべての人がプラスの印象ととるわけではないのでアピールの仕方には十分注意が必要です。

実際にESや面接でアピールをする際には、自分の学生時代の活動や体験を交えることで、より効果的な自己PRが可能となります。ただし、アピールしたいという一心から、実体験に基づかない体験を話すことは厳禁です。面接官は今までに何千人という就活生と話をしてきていますからあなたのウソはすぐにばれてしまいます。自分の実体験をもとに魅力的な「好奇心旺盛さ」をアピールして、ライバルに差をつけましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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