就活の悩み

【就活でやる気が出ない原因】行き詰まったら試したい4つの方法

就活でやる気がでない学生は多い

就活でやる気がでない学生は多く、誰もがやる気満々で就活に取り組めているわけではありません。やる気をも持って就活に取り組みことは大切ですが、就活は大変なことも多く、いつまでもやる気を保ち続けるのは難しいです。一瞬だけやる気になったとしても、それが継続しない人は多く、モチベーションが安定しない人もたくさんいます。

就活を攻略するためにはしっかりとやる気をだすことが大切であり、やる気がないために失敗することも多いので注意しなければなりません。やる気がなくなってしまったときは、やる気を奮い立たせて最後まで諦めずに就活に取り組むことが大切です。やる気次第で結果は変わりますので、モチベーションを高く保って就活の攻略を目指しましょう。

就活でやる気がでない原因

就活はやる気を持って取り組むことが大切ですが、どうしてもやる気がでないことも多いです。やる気がでないことには原因がありますので、まずはそれを知っておきましょう。就活でやる気がでない原因はひとつではありませんので、自分がどれに該当しているかを知っておくことが大切です。やる気がでない原因を知ることで改善策を考えることができますし、モチベーションを高めることもできます。原因をしっかり追究して、根本的な解決を目指しましょう。

やることが多すぎる

就活でやる気がでない原因としては、やることが多すぎることが考えられます。就活は非常に忙しく、やらなければならないことがたくさんあります。しっかりと準備をしなければ内定を獲得することはできませんし、この準備が面倒だと感じてしまう人は多いです。やらなければならないことが山積みになってしまい、準備の段階で疲労を感じてやる気をなくしてしまいます。

またやるべきことがありすぎて何から手をつけていいのか分からず、やる気をなくしてしまうことも多いです。やるべきことを考えただけで嫌な気持ちになってしまう人も多く、実際に何の行動も起こしていない時点でやる気を失ってしまうこともあります。就活がハードなのは当然のことですが、これにやる気をなくしてしまう人は多いです。

不合格が続く

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不合格が続くことも、やる気がでない原因のひとつです。一生懸命に就活に取り組んでいても、不合格が続いてやる気をなくしてしまう人は多いです。就活を攻略するためには事前の準備を欠かすことはできませんが、念入りに準備をしたからといって必ずしも合格するとは限りません。

万全の対策で臨んでも不合格になることは多いですし、不合格が続き、努力が無駄だと感じればやる気をなくしてしまいます。努力をすれば必ず報われるとは限りませんし、準備だけでも大変なことが多いため、不合格になると一気にやる気を失ってしまうことは多いです。最初はめげずに続けていたものの、不合格が続けば努力をしても無駄だと感じてしまい、やる気がでなくなってしまいます。

働く意味が分からない

そもそも就活そのものに対して真剣になれず、働く意味が分からないためにやる気が出ない人もいます。何のために働くのか、なぜ就活をしなければならないのかと考え、就活のハードルの高さを感じてやる気をなくしてしまう人は多いです。新卒の就活は一斉にスタートしますし、周りに流されて何となくて就活を進めてしまう人はたくさんいます。

最初のうちは周囲に流されながらも就活を進めていきますが、そのあまりの大変さに嫌気がさしてしまい、途中で放棄してしまうことも少なくありません。また最初からやる気がなく、就活が本格的にスタートしても行動できずに出遅れてしまう人もいます。出遅れたことで挽回が必要になり、それが面倒に感じて余計にやる気がでなくなることもあります。

社会人になる実感がない

今までは学生として勉強が中心の生活を送ってきました。授業やゼミなどで仲間と一緒に過ごすことが多かったでしょう。ほかにも友人と遊んだりアルバイトをしたりと、楽しいことをしている時間も多かったはずです。

しかし、これからは仕事を中心とした毎日を過ごすことになります。経験がないものはどのようなことなのか想像もつかず、実感も沸かないことでしょう。何となく会社で働くという、漠然としたイメージを持つことはできますが、具体的なことは分からないので、社会人になるという気持ちになれないかもしれません。

分からないことに対して、やる気が起きないのも当然といえます。いつかは社会人になるんだろうなというイメージを、やる気に繋げていくのは難しいものでしょう。

働きたいと思える職種がない

社会人として就職をするにあたり、これだという職種が見つけられない場合もあります。働きたいと思えるような職種がなければ、当然就活に対してもやる気は起こりません。この企業でこんな仕事をしたいという具体的な目標があるほど、就職にも力が入ります。

周りを見ると、皆がやる気に満ちているように感じてしまいますが、誰もが何か目標を持って取り組んでいるわけではありません。何をすれば良いのか分からないという人もたくさんいるはずです。

そんな時には、まず自分自身を分析することから始めてみましょう。価値観やこれまでの経験、得意分野などを客観的に判断することで、自分に合った職種が見つかります。友人や家族に、どんな職種が向いていそうか聞いてみるのもよいでしょう。気付かなかった発見があるかもしれません。

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就活でやる気が出ない人3つのタイプ

就活でやる気がでない原因はさまざまありますが、それだけではなくやる気がでない人の性格にも共通点があります。就活は大変なものであり、やる気をなくしてしまう人も多いですが、多くの人はそこから立ち直り、何とか就活を続けて内定を勝ち取っています。

しかし一部の人はやる気がでないのに任させてサボってしまったり、そのまま就活を放棄してしまうことも少なくありません。やる気がでない人の性格的な特徴を知り、自分に当てはまる点はないかもチェックしておきましょう。

①マイペース

就活でやる気がでない人のタイプとしては、マイペースであることが挙げられます。マイペースで何でも自分のペースで進めたいと考えている人は、やる気が出ないことが多いので注意が必要です。周囲がどれだけ忙しく就活に取り組んでいても、自分は自分、他人は他人と考えて焦ることがありません。

他人に流されないことがプラスに働くこともあれば、やる気が出ないなどマイナスに働く場合もあるので注意が必要です。周囲に流されて焦らず、自分のペースで就活を進めるのは大切なことであり、上手く作用すれば就活を成功させることもできます。しかし少しでもサボりたい気持ちが入ってしまうと、立ちどころに上手くいかなくなりますので、怠け心としっかり向き合うことが大切です。

②危機感が足りない

危機感が足りない人も就活でやる気を出せないことが多いです。新卒で就職しないリスクは非常に高いですが、危機感が足りない人はそれに気づけていないためいつまでもサボってしまいます。多くの人は選考で失敗が続いているとなれば、このままでは内定が決まらないと危機感を抱き、改善策を考えます。

しかし危機感が足りない人はまだまだ大丈夫だろうと高をくくり、何の対策もしないままだらだらと就活に取り組んでしまうことが多いです。また危機感が足りないことで就活を後回しにしてしまい、いざ始めようと思った頃には選考のほとんどが終わっていることも少なくありません。就活を成功させるためには真剣に取り組まなければなりませんし、失敗が続けば危機感を持つことが大切です。

③熱しやすく冷めやすい

熱しやすく冷めやすい人も就活でやる気がでないタイプですので注意が必要です。熱しやすく冷めやすい人は一時期は就活にのめり込んで取り組めるものの、何かのタイミングで興味が薄れ、そこからやる気が出ずに就活から離れてしまう人も多いです。モチベーションを高く持つのは大切ですが、あまりに過剰になると失敗したときの反動が大きいので注意しなければなりません。

モチベーションはただ高く持っていればいいわけではなく、一定の高さで安定させて維持することが大切です。熱しやすく冷めやすい人は、面接での失敗などが大きな反動となって就活へのやる気をなくしてしまうことが多く、モチベーションの維持が苦手な傾向にあります。逆にモチベーションさえ維持できれば、一気に内定を決められることも多いです。

就活でやる気が出ないときの4つの対処法

就活を成功させるためには、やる気を出して取り組むことが大切ですが、大変なことも多く、やる気を維持させるのは非常に難しいです。やる気を出さなければと自分を奮い立たせても上手くいかないことが多いため、やる気がでないときの対処法を知っておくことが大切です。

やる気がでないのであれば、やる気がでるように工夫すればいいですし、対処法を知っておくことでモチベーションのコントロールもしやすくなります。対処法を身に付け、やる気が落ち込んだときでも上手に就活を進めていきましょう。

①先輩OBの成功体験を聞く

やる気がでないときの対処法としては、先輩OBの成功体験を聞くのがおすすめです。やる気を出すためにはモチベーションを上げることが大切であり、モチベーションを高めるためには、成功のイメージを膨らませる必要があります。先輩OBから就活や仕事での成功体験を聞き、ポジティブな気持ちを持つことで就活へのやる気を復活させることができます。

どのように就活を成功させたのか、仕事を成功させたのかを聞き、成功することで得られるもの、感じられるやりがいなどをイメージしていきましょう。またOBの意見を聞いたり、アドバイスをもらうことで就活がスムーズに進められる場合も多いです。OBの話も参考にしながら、具体的な就活の対策を考えることも大切です。

②将来の目標を設定する

やる気を出して就活に取り組むためには、明確な目標が必要ですので、将来の目標を設定することが大切です。目標の設定ができていないとやる気が出ないことも多いですが、目標を持たないままに就活を進めている人はたくさんいます。漠然とした将来のイメージを持つのではなく、明確な目標を設定し、それを達成するためには何をすればいいのかを考えることが大切です。

漠然としたイメージだけではやる気を持って取り組むことはできませんし、実現可能性があるかどうかがわからない状態ではチャレンジするのにも躊躇してしまいます。明確な目標を持つことでやるべきことを認識しやすいですし、目標達成までの道のりを細かく設定することで、行動にも移しやすくなります。

③ゆっくり休むことも大切

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就活でやる気が出ない理由としては、頑張り過ぎて疲れていることもあります。やる気がないのに無理に就活を続けようと思っても上手くいきませんし、無理をすれば余計にやる気がなくなってしまうことも多いです。やる気が出ないと感じれば思い切って休み、疲れを取ることも大切です。

休息を取ることで思考もクリアになり、新鮮な気持ちで就活に取り組むことができます。疲れを感じたままではネガティブな気持ちにもなりやすいですし、しっかり休息を取ってポジティブな気持ちを取り戻すことがやる気をだすポイントです。また休む場合は、そのままだらだらしないようにメリハリをつけることが大切です。休むこととだらだらすることは別物ですので、混同しないようにメリハリを意識しましょう。

④就職によって得られるメリットについて考える

就職をして社会人として働くことで、自分自身にどんなメリットがあるか考えてみましょう。具体的に良い点を挙げていくことで、やる気アップにつながります。例えば、毎月給料がもらえて収入が増える、自分の好きなことに使えるお金が増える、スキルが上がり人として成長できる、会社で新しい人間関係が築けるなど、考えてみると色々なことが思い浮かぶと思います。

さらに深く掘り下げていき、お金があれば旅行ができる、両親にプレゼントをして親孝行ができる、やりたいと思っていた新しい趣味に挑戦できる、など具体的にイメージしてみましょう。楽しいことを考えていると、気分も上がってやる気が出てきます。これからのやりたいことや目標を考えてみるのがおすすめといえるでしょう。

就活だけが選択肢ではない

就活でやる気がでない人は多く、さまざまなことを試してもどうしてもやる気になれないこともあります。自身の将来を決めるためにも、就活に真剣に取り組むのは大切なことですが、就活はあくまで選択肢のひとつでしかありません。

将来を決める選択肢は就活以外にもありますので、就活へのやる気がでないのであれば、他のことに目を向けてみることも大切です。就活以外の選択肢としてはどんなものがあるのかを知り、自身の将来の選択肢を広げていきましょう。

※面接が苦手な23卒の方へ

厚生労働省の認可を受けた企業の就活アドバイザーと、面接をWebシミュレーションすることができます。

「就活を始めたばかりで、どう答えるべきか分からない
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面接に通ることができず悩んでいる方は、積極的に相談してみてください。
オンライン、しかも完全無料でサポートが受けられますので、面接ワンポイントアドバイスがほしい方にも、就活のすべてをサポートしてほしい方にもおすすめです。

進学

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就活以外の選択肢としては、進学が挙げられます。どうしても就活でやる気が出ないなら進学する手もあり、大学院や専門学校に進学したり、資格の勉強をするのもいいでしょう。勉強してスキルを身に付け、その上で新たに仕事を探すことも選択肢の一つですし、焦って就職先を決める必要はありません。

進学してスキルを身に付けることで仕事の幅は広がりますし、自分のやりたい仕事を目指すことができます。もちろんきちんとやりたいこと、明確な目標を決めた上で進学する必要があり、ただ決断を先延ばしにするためだけに進学を選ぶのはよくありません。進学しても数年後にはもう一度就活をしなければなりませんので、その時のことも考えて進学先を決めましょう。

起業・フリーランス

仕事をする=就職すると考える人は多いですが、選択肢はそれだけではありません。企業に就職しなくても仕事をすることはできますし、起業して自分で仕事を作り出したり、フリーランスとして活動するのも選択肢の一つです。起業やフリーランスであれば、自分の好きなことを仕事にすることができますし、自分の裁量で自由に働くことができます。

自由度が高いため、自分のやりたいことを実現しやすいですし、モチベーションも高く保ちやすいです。もちろん就職するより自由度は高いものの、就職するよりも厳しい道になる可能性は覚えておかなければなりません。起業やフリーランスは自由なイメージを持つ人が多いですが、自由な反面大変なこともたくさんあります。

就職留年

どうしても就活に真剣に取り組めず、思うような結果が出なかった場合は、就職留年するという方法もあります。あえて留年をしてもう一年就活をやってみることで、より自分の納得する将来を選択することができます。就活では留年理由を聞かれることは少ないですし、聞かれた場合でも正直に答えれば問題はありません。

留年をせずに卒業して既卒で就活をするという方法もありますが、新卒と既卒では就活の難易度も違っていることが多いです。既卒よりも新卒の方が圧倒的に有利なため、選択肢を広く持つために留年して就活を続ける人はたくさんいます。就職留年をすることで就活に真剣に取り組むことができますし、後がないことでやる気にもなりやすいです。

就活はやる気次第で結果が変わる

就活はやる気を持って取り組むことが大切であり、やる気次第で結果は違ってきます。しっかりとやる気になって取り組めば成果はでますし、やる気をださずにだらだらと続けていても成果はでません。同じ就活に取り組むのであれば、やる気を出して取り組んだ方が成果は出ますし、結果的に苦労も少なくて済みます。

やる気を出すのは大変なことだと思う人も多いですが、やる気をださずにだらだら就活を続ける方が大変なことも多いです。やる気をだして就活に取り組むのは一瞬は大変ですが、すぐに内定を決められる可能性もありますし、だらだら続けるよりもはるかに楽です。やる気を持って取り組めば、就活は短期で終えることができますので、集中する期間を作って素早い就活の攻略を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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