職種研究

【映画館の志望動機】5つの例文とポイント・NG例を紹介

映画館について

映画が好きで、映画館で仕事をすることに憧れを抱いているという人たちは少なくないでしょう。現在はショッピングモールなどにも併設されている「シネマコンプレックス」という形態の大規模な映画館が主流ですが、昔ながらの小さな映画館やミニシアターも上映する作品に個性があり、独自の存在感を放っています。

ここでは、そんな映画館の業務内容や、志望動機を考える際のポイントを例文を交えながらご紹介していきます。履歴書を書く際や面接の参考にしてください。

映画館の主な業務内容

映画館の主な業務内容は、「チケット販売」「飲食販売」「グッズ販売」「フロア業務」「映写業務」です。フロア業務は、チケットのもぎりや館内アナウンス、お客様の誘導、清掃などの業務をおこないます。その他、事務作業を担当する場合もあります。

シネマコンプレックスなど大きな規模の映画館では、担当業務ごとにスタッフが配置されている場合もありますが、ミニシアターなど小規模な映画館では、一人のスタッフが複数の業務を兼任しています。なお、レイトショーがあるため、映画館での業務は夜遅くに及ぶ場合もあります。特に映写業務を担当する場合は、勤務時間が長めになる傾向があるようです。

正社員採用の場合は、現場の運営や企画、アルバイトスタッフのシフト管理や教育などの業務も担当します。

志望動機を書く際のポイント

映画館の志望動機を考える際に大事なことは、「なぜ映画館で働きたいのか」「その映画館で自分はどのように貢献できるのか」をわかりやすくまとめることです。そのために、その映画館に足を運び、スタッフのサービス、スクリーンや座席、上映作品について感じたことなどを事前にまとめておくと良いでしょう。

また、映画館の業務は接客がメインであり、きびきびとした対応が求められます。これまでに接客業の経験があったり、人とのコミュニケーションが得意であれば、そのようなことを盛り込むと良いでしょう。また、映画が好きだという思いを素直に伝えることも、好印象につながるはずです。

なぜ映画館で働きたいのかを伝える

なぜ、映画館で働きたいのかをきちんと伝えることはとても大切なことです。志望動機を明確にできないと、採用する側としては、この人を採用することで企業としてメリットがあるのか疑問に思い、不安な気持ちにさせてしまします。

かといって、単に「映画が好きだからそこで働きたい」という理由のみではいけません。漠然とした理由では、相手に自分がそこで働きたいという意思を明確に伝えることができません。もっと具体的な内容を含めた理由を相手に伝えましょう。

例えば、自分が志望する映画館にこだわる理由を例を挙げて話をすることです。とにかく映画が好きで、映画館で働くことが自分にとってどんなに高い価値があるのかをきちんと伝えましょう。

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なぜその映画館を選んだのかを述べる

そして、なぜその映画館を選んだのかを述べることも、志望動機を語るにあたっては大切なことです。もっともわかりやすく伝えるには、実体験を交えて話すようにしましょう。自分が体験した感動を、その映画館で働くことで多くの人に味わってもらいたいという意思を伝えてみるのがおすすめです。

例えば、その映画館の観客が、環境も素晴らしく、みなさん気持ちよく映画をみていて、笑顔で映画を楽しんで帰っている姿が見てとれるとします。そこで自分が感動したことをもとに、より一層観客の満足度を上げるためにしっかり働く意思を伝えましょう。

そして、その映画館運営で求められる役割を細かく説明し、自分がスタッフとして働くならこうしたいというより具体的な話ができるといいでしょう。

入社後どのように業務に貢献したいかアピールする

実際入社した後に、どのように業務に貢献したいかをアピールすることは、大切なことです。映画館では様々な業務があります。チケット販売に始まり、チケットのもぎりやグッズ販売、飲食物の販売や館内清掃など多岐にわたっています。

そこで、自分がどの業務で貢献できるかを伝えられれば、採用する側はあなたの人柄も含めて、映画館の発展に寄与できる人材であるかどうかを考えるでしょう。その結果、よい評価を得られれば採用される可能性が高くなります。

例えば、自分はコミュニケーション能力が高く、お客様に笑顔で接するのが何よりも得意だと述べたとします。その場合、映画館側ではあなたの話しぶりも含めて評価し、その人の能力が確かに高いかどうか判断します。接客能力が認められば、あなたをチケット販売の担当として採用するか検討する可能性が高くなります。

入社後の抱負の伝え方について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

映画館の正しい志望動機例5選

それでは、映画館の志望動機としてふさわしいのはどのようなものでしょうか。ここでは3つ例を挙げて見ていきます。

志望動機の例文①

私が貴社を志望した動機は、子供の頃から家族や友人とよく来ていて、思い出がたくさんある映画館だからです。この映画館で数えきれない本数の映画を観て、たくさんのことを学びました。この映画館がなければ今の自分はなかったと言っても過言ではありません。人とのコミュニケーションが好きなので、いつも笑顔で接客をおこない、お客様に映画鑑賞の時間を気持ちよく過ごしていただけるように努めたいと思っています。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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まずは、その映画館を訪れたことがある場合、その映画館に対する思いを伝える志望動機の例です。そこで感動したことや思い出に残っていることなどを具体的に盛り込むと、採用担当者の印象に残りやすいはずです。その上で、自分がどのようにその映画館に貢献していきたいかを伝えると良いでしょう。

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志望動機の例文②

私は映画が大好きで、週に最低でも3本は観ています。観た映画の感想はブログにまとめて発信もしています。映画館にもたくさん足を運んでいますが、映画鑑賞の間快適な時間を過ごすことができるのは、そこで働くスタッフによるサポートがあってこそなのだということを実感しています。私もこれからはスタッフの立場として、お客様に心地よく映画を楽しんでいただけるよう、さまざまなことに目を配りながらテキパキと働きたいと考えています。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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次に、映画が好きであることを盛り込んだ志望動機の例です。どれくらい好きなのか具体的な例を出して伝えることも有効でしょう。映画が好きだからこそ、映画に携わる人たちへの感謝であったり、さまざまな面で気づくことがあるはずです。そこから、自分が働く場合はどういったことができるかと言った話につなげていくと良いでしょう。

映画鑑賞のアピール方法について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

志望動機の例文③

私は大学時代の3年間、映画館でアルバイトをしていました。映画を観終わった後に、お客様がとても幸せそうな顔で帰られる姿を見るたびに、この仕事をしていてよかったと思いました。業務に関しては一通り把握していますが、貴社に採用された際にはさらに業務を学んで、スタッフの育成や企画などの面でも貢献していきたいと思っています。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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最後に、これまでのアルバイト経験を盛り込んだ志望動機の例です。この例では映画館でのアルバイト経験を挙げていますが、映画館ではなくても、アルバイト経験によって身に付けたスキルを業務にどう活かせるかという話を盛り込むと良いでしょう。

志望動機の例文④

私は御社の映画館に伺った際に、とても大規模なシネマコンプレックスであるにも関わらず、多くのお客様を一人ひとり丁寧にお迎えしており、さらに混乱することなくスムーズに誘導していることに大変驚きを感じました。私は昔から人と接することが大好きです。御社の高い接客スキルの中で、接客業に関する様々なものを含めて、多くを学びながら自分自身のスキルアップを図りたいと考えております。そうすることで、御社の接客スタイルに大きく貢献できると思っております。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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これは、映画館のおもてなしに関するスキルの面から志望動機を説明した例になります。規模の大きさに関わらず、丁寧な接客スタイルに感動を覚えて、自分がそのスキルを学んで貢献したいという思いがよく伝わる文章です。

志望動機の例文⑤

私は、今回御社を志望するにあたって、今一度映画について色々と研究や勉強をしました。私は今までアルバイト経験がほとんどがありません。ですが、映画が大好きで、将来的にも接客の仕事がしたいと考えております。私の将来の目標は、御社のスタッフのように、親切・丁寧な接客ができるようになることです。わが町の自慢の映画館をこれからも、もっともっと盛り上げていけるよう私の力を存分に御社で発揮したいと考えております。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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この例は、自分の住んでいる町の自慢となる映画館として発展することを希望した内容の志望動機です。働く環境は十分満足いく内容であると考え、その中で十分な実力を発揮して貢献したいという思いがよく表れています。

映画館の志望動機NG例

まず、映画館の志望動機について、NGな例を見ていきましょう。志望動機を考える際には、ここに書かれているようなポイントは避けるようにしてください。

NG例

私が貴社を志望する動機は、映画館で働いてみたいと思っていたところ、自宅から近い所にある映画館で求人が出ていたためです。また、貴社で働いたことがある友人から、あまり忙しくない仕事だと聞いていたので、自分にもできそうだと思いました。さらに、映画を観ることが大好きなため、社員割引価格でたくさん映画を観ることができることも魅力でした。

交通の便は働く上で大切なことではありますが、志望動機としては弱いものになってしまいます。「その映画館に惹かれた」ということを言いたいのであれば、待遇面以外のことを選ぶようにした方が良いでしょう。

また、「交通の便が良い」「あまり忙しくない」「たくさん映画を観ることができる」というのは、「自分にとってのメリット」であり、これでは「何をしたいのか」「何ができるのか」がまったく伝わってきません。

ここで伝えるべきことは「採用側にとってのメリット」ですので、自分の持っている能力がどのように業務に活かせるかを述べると良いでしょう。

まとめ

ここまで、映画館の業務内容や志望動機を考える際のポイントなどをご紹介してきました。映画館の志望動機では、「なぜ映画館で働きたいのか」「なぜ他の映画館ではなくその映画館で働きたいのか」「入社後自分はどのように業務に貢献したいか」といったことを伝えるように意識しましょう。

また、映画が好きであれば、その気持ちを素直に志望動機に盛り込むのも有効です。「好き」という気持ちがあることは、長く仕事を続ける上でとても大切なことですから、採用側にとって好印象になるでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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