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映画鑑賞を履歴書や面接で効果的にアピールする方法【例文付き】

趣味「映画鑑賞」は履歴書や面接でのPRに使えるか

就職活動において、趣味や特技について聞かれる機会は多いです。しかし、あえてこの場で聞いてくるということから、評価への影響を考え、どのようなものを選べばよいのか迷っている方もいるでしょう。

就活生のなかには「映画鑑賞」が好きだという方も少なくないのではないでしょうが、これは実際に使用できるのでしょうか。

ここでは「趣味:映画鑑賞」に焦点を当て、そもそも採用担当者がなぜ「趣味・特技」に関する質問をしてくるのか、映画鑑賞は趣味として使えるのか、そして使用する際にはどのようにすればよいのかなどについてまとめてご紹介していきます。例文も取り上げますので、ぜひ参考にしてみてください。

面接官が趣味をや特技を聞く意図

「映画鑑賞」の趣味に関する本題に入る前に、まずは、面接官が「趣味」や「特技」に関する質問を就活生に投げかけてくる理由を知っておきましょう。

ここでは、その理由として考えられるものを4つ挙げて解説していきます。これれをあらかじめ知っておけば、どのような作りかたをすれば「面接官が興味を持ってくれるもの」になるのかが見えてきます。ぜひ参考にしてみてください。

就活生の人柄を知るため

採用担当者が「趣味・特技」に関する質問を投げかけてくる理由の1つ目が、「就活生の人柄を知るため」です。

面接の場に来ている学生たちは、普段どのようなことを楽しいと感じているのか、またそれはどのようなきっかけから始めたのかなどを聞いてくるでしょう。どんな趣味を持っているのかを知れば、その人がどのような志向を持っているのかが垣間見えてくるのです。

それらを知っておくことは、これから仕事をしてもらううえでも重要になってきます。趣味から推測できるのは、「部署にいる社員の中に溶け込めるか」、「どのような価値観を持っているのか」などが挙げられます。これらがあらかじめ推測できていなければ、せっかく入社したとしても、早期離職さえ考えられるのです。

物事に対する熱意を知るため

採用担当者が「趣味・特技」に関する質問を投げかけてくる理由の2つ目が、「物事に対する熱中度を知る」という目的のためです。例えば「映画鑑賞」であれば、「どれだけの作品を見ているか」、「作品についての説明がより詳しくできるか」などの質問から、この情報が得られます。

ものごとに対してどれだけ熱心に取り組めるかは、仕事をするうえでも大切です。作業は同じであっても、深く集中して取り組める方のほうが、高いパフォーマンスの発揮が期待できるでしょう。企業のさらなる発展のためにはこの要素は欠かせないため、それを持っているであろう就活生を選ぶほうが効率的なのです。

会社との適性を測るため

採用担当者が「趣味・特技」に関する質問を投げかけてくる理由の3つ目が、「会社との適性を測る」目的からです。これは、1つ目の理由でも出てきた「部署にいる社員の中に溶け込めるか」、2つ目の理由にあった「高いパフォーマンスを発揮すること」などがまとめて言えま。

これらの要素から会社との適性を測っておかなければ、入社後双方が思い描いていたこととのギャップに苦しんでしまう可能性があります。会社側からしてみれば、すぐに退職されてしまうと、研修などにかけたコストを回収できないのです。なるべく防ぎたいため、面接までの段階ですり合わせも図っていくのです。

会話のキャッチボールができるか見るため

採用担当者が「趣味・特技」に関する質問を投げかけてくる理由の4つ目が、「会話のキャッチボールができるか」です。企業は以上の3つの理由を知る以前に、与えられた質問に含まれる意図に沿った答えが返せるかも見ています。

これも、仕事をするうえで大切な要素となり得るものです。同じ話があったとして、双方にとらえかたの違いがあれば、大きな事故を招くことにもなりかねません。防ごうと思うのであれば、面接までの段階で「ちゃんと質問に答えられているか」というところを見ておくのが、非常に効率的なのです。

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結論・理由付け次第で使える

趣味として「映画鑑賞」が使えるのかという問いに関する答えですが、使用はできます。ただし、上の見出しのなかにもあったような、面接官の意図にきちんと対応できるようなものでなくてはならない点には注意が必要です。

また「映画鑑賞」は趣味として極めて平凡なものであり、「スポーツ関係」などに比べると、そこから垣間見えてくる能力は薄くなる傾向にあるでしょう。そのうえで、どうしても「映画鑑賞」を取り上げたいのであれば、見劣りしてしまわないようにさまざまな工夫を凝らさなくてはなりません。

なお、話にどのような内容を盛りこめばよいのかについては、この次に見出しで詳しく解説いたします。そちらを参考にするようにしてください。

趣味で「映画鑑賞」を伝える際の注意点

趣味で「映画鑑賞」を伝える際の注意点の画像

前の見出しでも述べたように、「映画鑑賞」はスポーツ関連の趣味に比べると平凡であり、そこから垣間見える能力は薄くなってしまう傾向にあります。そのため、どうしても取り上げたいのであれば、さまざまな工夫を凝らす必要があるでしょう。

ここでは、面接の場などで趣味として「映画鑑賞」を伝える際の注意点を5つご紹介いたします。工夫とは言っても、分析さえしっかりできていれば難しいものではありませんので、参考にしてみてください。

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注意点①浅い知識で語らない

趣味として「映画鑑賞」を取り上げる際の注意点1つ目が、「浅い知識で語らない」です。「語学関連」でもも同じですが、ただ好きだというのであれば、就職活動で利用する趣味・特技としては向いていません。

実際に文章を作る際ですが、「ある程度の本数は見ていること」や「好きな映画・俳優・監督のいずれかがあること」が前提となってきます。これらの情報を絡めながら深く掘り下げていかないと、急場しのぎで書き上げた文章なのか捉える方も出てくるかもしれません。

また、これは前の見出しでも述べた「熱中度」にも関わりますす。上手な文章が書ければこの要素も同時にアピールできますので、映画について詳しく言及するようにしてください。

注意点②好きである理由を明確に語る

趣味として「映画鑑賞」を取り上げる際の注意点2つ目が、「好きである理由を明確に語る」です。これも映画鑑賞だけに限った話ではありませんが、きっかけや実体験などから、「それがなぜ好きなのか」を伝える必要があります。

これは、就活生の人柄を伝えるうえでも大切です。うまく伝えられれば、「どういったところに価値を感じているのか」を聞き手に理解させられます。

ただし、これをうまくやるためには、自己分析をより深くする必要があります。自分の過去を振り返りながら、「どこに魅力を感じてここまで熱中してきたのか」、「なぜこれが楽しいと思えるのか」などを言葉にできるレベルにまで持っていけるようにしましょう。ただ「好き」だと伝えるのは、非常にもったいないです。

実体験を語ると、好きである理由が明確になりますので、自身の経験に基づいて好きな理由を明らかにしていきましょう。ただ好き、面白いから好きではなく、それを相手に伝えて納得してもらうことが大切です。

注意点③話の中から「仕事に活かせる力」をアピールできるとなおよい

趣味として「映画鑑賞」を取り上げる際の注意点3つ目が、「趣味の中から仕事に活かせる力をアピールする」です。

先述していますように、「趣味・特技」に関する質問からも、採用担当者は企業との適性を測っています。せっかく就活の場で投げかけられているのですから、できるだけ自分をアピールできる方向に持っていけるようにしておいたほうが良いでしょう。

ただし、そのためには自己分析が欠かせません。自らの経験を見つめなおし、その企業にはどのような能力が使えるのかを伝えられるようにしておきましょう。

注意点④分かりやすく伝えること

注意点4つ目が、「わかりやすく伝えること」です。せっかく魅力的な構成に仕上がっていたとしても、それを採用担当者が理解できないのであれば、まったく意味はありません。

具体的には、「専門用語を使わない」「説明を長ったらしくしない」「結論先行型で構成する」などが挙げられます。これらのいずれかに当てはまってしまうと、聞き手の集中力がもたなくなってしまいます。せっかくの話も相手の耳に届かなければ、評価のしようがありません。選考に通過したいのであれば、このような細かなところにも細心の注意を払うようにしてください。

注意点⑤事前練習を怠らない

最後が、「事前練習を怠らない」です。面接当日は、非常に緊張するでしょう。そんな環境の中でもしどろもどろにならず上手に質問に答えるためには、時間をかけての練習が大切です。

作り上げた文章はそのままにしておくのではなく、何度も見直すようにしてください。それにより、上で挙げたような注意点を一つひとつつぶしていくのです。

それが一通り済んだら、今度は声に出す練習をしましょう。何度も何度も反復して、無意識の状態でもいえるようなレベルまで持っていけるとよいでしょう。

この点に関しては、友人や知人など第三者に見てもらうというのが1つの手です。恥ずかしがらず、利用できるものはすべて使うようにしてください。

趣味で「映画鑑賞」をPRする書き方・伝え方例文3選

ここまでで、趣味や特技として「映画鑑賞」を取り上げる際の注意点などをいくつかご紹介してきましたが、それでもいまいちピンと来ていないという方もいるのではないでしょうか。

そこでここでは、ここまでで登場した情報をもとに作成した例文を挙げて、実際にどのように書いていくべきかを解説していきます。以下で出てくる文章をそのままコピーするのはもちろん良くありませんが、使えそうな技術はぜひ参考にするようにしてください。

例文①

私の趣味は映画鑑賞です。映画を観ると擬似体験ができ、さまざまな物事が学べます。私は時に、主人公に感情移入して映画を観ています。ストーリーを追うだけではなく、一人に感情移入しストーリーをより身近に感じることができ、まるで自分が映画の中にいるような感覚になります。主人公の言葉や行動、表情などにも注目し、気持ちを考えることでより映画の世界にのめり込めます。映画の世界にのめり込むと、主人公と同じ経験した気持ちになり、日常では体験できない人の気持ちなどが知れます。

項目の最初には、質問の答えである結論から述べます。それによって「なぜ映画鑑賞が好きなのか」を明確に伝え、好きな理由を面接官に印象付けられます。この例では、「擬似体験ができ、さまざまな物事を学べるので」映画鑑賞が好きだと述べています。

また漠然と映画を観ているだけではなく、主人公に感情移入するなどの工夫をしているのも好印象です。感情移入により真剣に趣味に取り組んでいると分かり、真面目な人間性がアピールできています。主人公の言葉や行動、表情など細部まで注目して感情移入することで、想像力の高さもアピールでき、相手を考える気持ちが強い優しい人間性もアピールできています。

例文②

私の趣味は映画鑑賞です。映画鑑賞により過去の出来事が知れ、勉強になるのが好きな理由です。私は昔の映画や時代を題材にした映画が好きです。特に中世のヨーロッパなどを舞台にした映画がお気に入りで、それらの映画を観ると、まるでその時代にタイムスリップしたような気持になれます。映画は時代考証などもあり、細部まで作り込まれており、その時代の建築様式や服装、人々の生活なども見事に再現されています。映画を観ると当時の様子が知れ、昔の良かった点、昔と比べて現在良くなった点なども分かります。

例文の②では、映画が趣味とする理由に「映画を観ることで過去の出来事を知り、勉強になる」とあります。例文では昔の映画や時代を題材にした映画を中心に見ているとしていますが、趣味の範囲を具体的にすることも相手にイメージさせやすくする手法の1つでしょう。

映画のセットから学びがあるとしているため、向上心の高さをアピールできています。。ただ過去に憧れを抱くだけではなく、昔の良かった点や現在の良くなった点を挙げ、映画から自身の考えに発展させられているのも評価のポイントでしょう。

例文③

私の趣味は映画鑑賞です。映画を観ることで人に優しくなれ、観終わったときに温かい気持ちになるのが好きです。さまざまなジャンルの映画を観ますが、私は感動系の映画が好きで、特に動物系の映画に弱いです。映画を観ながら自分ならどうするだろうか、どのように考え、行動するだろうかなどを考え、感情移入していきます。映画を観ながら泣いてしまうことも多いですが、それでも観終わった後には心が温かくなり、人に優しくしよう、毎日の生活を大切にしようと思えます。

例文の③では「映画を観ることで人に優しくでき」、「温かい気持ちになる」点ができるので映画鑑賞が好きだと述べています。この例文では自身の観る映画のジャンルを「感動系」、とくに「動物系」と限定し趣味を具体的に説明しています。

映画を観ながら感情移入し、自分ならどうするかを考えているたえ、想像力や思慮深さがアピールできており好印象でしょう。

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趣味の映画鑑賞をうまく利用して選考に活かそう

ここでは「映画鑑賞を趣味にする」を焦点とし、そもそも採用担当者がなぜ「趣味・特技」に関する質問をしてくるのか、映画鑑賞は趣味として使えるのか、そして使用する際にはどのようにすればよいのかなどについてまとめて紹介しました。

本文中でも触れましたが、「映画鑑賞」は平凡なものであるため、「映画がどれだけ好きか」「どのような作品が好きか」などの情報を盛りこんでおく必要があります。そうしなければ、相手の印象に残るものにするのは難しくなるでしょう。

とはいえ、映画鑑賞自体を取り上げることは悪くありません。本文中で登場した情報を参考にして、さまざまな工夫を凝らしたアピール文に仕上げましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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