履歴書

履歴書を入れる封筒のベストサイズ|選び方や手渡しのマナーも解説

履歴書を見る前に封筒でマナーが備わっているか見抜かれる

履歴書を郵送する場合「封筒のサイズは何を選べがいいのかわからない」「どこで購入できるのかわからない」とお困りの方も多いのではないでしょうか。この記事では履歴書を入れる封筒のサイズについて詳しく解説していきます。

履歴書を郵送する場合、人事担当者が最初に目にするのは履歴書そのものではなく書類が入っている封筒なので、そこに気を遣うことはとても重要です。どんなに中身が良くても封筒に何かミスがあるとその時点評価が下がってしまう場合もあります。

履歴書は内容だけではなく履歴書を入れる封筒のサイズにも気を付け、ビジネスの場にふさわしい送り方を心がけましょう。

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就活生に聞いた! 郵送での書類提出の経験

この記事では履歴書を入れる封筒のサイズについてを解説していきますが、そもそも封筒に入れて書類を提出する機会はどれほどあるのでしょうか。そこで就活生の皆さんに郵送で書類提出をしたことがあるかを聞いてみました。

郵送での書類提出の経験

回答結果から半数以上の就活生が郵送で書類を提出したことがあることがわかりました。郵送で履歴書を送る機会がある中で、しっかりマナーを守り、丁寧な対応を取ることで書類選考の通過の可能性を高めていけるでしょう

ぜひこの記事で正しい封筒の選び方を学び、細かいところまで意識して選考に臨めるようにしましょう。

封筒のサイズの選び方

封筒のサイズの選び方

履歴書では自己PRや志望動機でアピールをすることも大切ですが、その前に正しい書き方・送り方といった基礎的なマナーが大切です。

履歴書の封筒の選び方にもルールがあるので、ぜひここで確認し、問題なくアピールに集中できる準備をしましょう。

就活の履歴書はA4サイズが基本

新卒の就活ではA4サイズの履歴書を選ぶことをおすすめします。なぜなら企業に提出する他の応募書類がA4サイズだからです。

A4サイズの履歴書は、縦297mm×横210mmのサイズです。二つ折りの状態でA4サイズとなっており、見開きにするとA3サイズになります。そのためA判やA3と呼ばれることもあります。

たとえば履歴書を企業に郵送で提出する際にはクリアファイルに送付状・履歴書・その他応募書類をひとまとめにして提出します。そして送付状や職務経歴書は一般的にA4サイズで提出する場合がほとんどです。

履歴書だけB5サイズだと企業が管理しづらいことや、クリアファイルから履歴書だけ抜け落ちてしまうことも考えられます。他の書類と同じA4サイズにそろえることで防止することができるため、A4サイズで提出するほうが良いでしょう。

ただし、企業側から履歴書のサイズを指定される場合もあります。サイズの指定があれば、必ずそれに合わせたサイズで提出しましょう。

それぞれのサイズと比較をしているのでぜひ参考にしてみてください。

B5サイズの履歴書の場合もある

企業の指定によってはB5サイズの履歴書が望ましい場合もあります。

B5サイズの履歴書は、縦257mm×横182mmのサイズです

二つ折りの状態でB5サイズとなっており、見開きにするとB4サイズになります。そのためB判やB4と呼ばれることもあります。A4の履歴書よりもひと回り小さいサイズと覚えておくと良いでしょう。

以下の記事では履歴書の用紙の選び方について詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

基本は封筒サイズは角形2号を選ぶ

履歴書を郵送する場合、封筒サイズは角形2号を選択すると良いでしょう。履歴書などの応募書類は二つ折りの状態で封入できる封筒サイズを用いることが、マナーとされているからです。

履歴書を三つ折りにする必要がある封筒は、人事担当者が履歴書を確認する際やコピーする際に手間がかかります。そのため二つ折りの状態で封入できる角形2号を選ぶのが好まれるのです。

また角形A4号という封筒サイズもA4サイズの履歴書を封入できますが、クリアファイルに送付状や履歴書を入れると封筒にゆとりがほとんどありません。

角形2号は程よいゆとりがあることで人事担当者が応募書類を取り出しやすくなります。人事担当者に対する細かな気遣いをすることで好印象を残すことができます。

以下の記事では封筒のサイズの選び方や書き方について詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

履歴書がB5の場合は角形4号でも入る

履歴書のサイズがB5かつ、角形2号の封筒が入手できない場合は角形4号の封筒を選ぶことができます。

ただし、履歴書をB5サイズで作成した場合にも基本的には、角形2号で郵送することが一般的です。

角形4号はA4サイズより小さいため、B5サイズの履歴書を入れるには適しています。履歴書がB5で角形2号の封筒が入手できない場合は角形4号の封筒を選択しましょう

以下の記事ではクリアファイルに履歴書を入れる際のマナーについて詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

就活では避けるべき封筒

市販の履歴書と同じように、応募書類を入れるための封筒にも大きさの種類がいくつかあります。その中で就活用に使う場合は、一般的に白い角形2号の封筒が最もふさわしいとされていて、あらかじめ準備しておく必要があります。

市販の履歴書には履歴書用紙の他に、封筒も必ずついてきます。しかし長3・長4サイズの長封筒のことが多いです。

中には就活では避けるべき封筒も多く販売されているので、それらを選ばないように特徴を把握しておきましょう。

履歴書を折らないと入らないサイズ

履歴書を細かく折らないと入らないサイズの封筒は就活に適していません。

企業に提出する書類を折り曲げるのは、マナー違反です。書類に折り目がつくと読みにくくなるうえ、書類が折れているとコピーが取りづらくなります。

履歴書をはじめとする各種応募書類は、クリアファイルに入れたうえで封筒に入れるのがマナーです。クリアファイルに挟むことで、雨や湿気から書類を守ることや書類が折れ曲がるのを防ぐことができるからです。

そのため、そもそもクリアファイルが入るサイズを選ぶ必要があるのです。

茶封筒など白以外の封筒

茶封筒など白以外の封筒も就活には適していません。理由として、白い封筒は茶封筒に比べると少し値段が高く、大切な書類が入っていることを強調できるためです

茶封筒も決して失礼にあたるものではなく、ビジネスでも普段から使われているものですが、だからこそ履歴書を入れる封筒に選んでしまうと、他の書類に埋もれる可能性もあります。

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履歴書を手渡しする際のマナー

履歴書は郵送するだけではなく、面接時などに企業に直接持参する場合もあります。直接持参する場合は切手は不要です。またそのときにも封筒のサイズや色の選び方にマナーがありますので、しっかりと覚えておきましょう。

このマナーは履歴書だけに限らず、その他の書類や資料を求められた場合でも同じです。内定が決まった後でも企業に直接書類を持参するということはあります。そのときに失敗しないよう、持参して手渡しをする際のマナーも覚えておきましょう。

封筒に入れた状態で持参する

履歴書を直接持参し採用担当者に手渡しの場合でも封筒の色やサイズは変わりません。つまり白い角形2号の封筒を用いましょう。

手渡しの場合でも、クリアファイルに履歴書を入れてから封筒に入れておくといいです。クリアファイルに入れておけば封筒から書類を取り出す際に渡しやすくなりますし、複数枚の場合は相手も管理がしやすくなります。

企業に持っていくまでの間にカバンの中で履歴書が折れ曲がる心配もなくなるので、履歴書をクリアファイルに入れて封筒を持っていきましょう

渡す際は封筒から出す

履歴書を入れた封筒を郵送する場合には、途中で中身が出てしまわないように厳重に糊付けをする必要がありますが、手渡しの場合は必要はありません。

企業に書類を持っていき、そのまま面接という場合は、面接官に直接手渡しする場合があります。そのまま封筒を渡すのではなく、封筒から中身を出し、封筒の上にクリアファイルに入った状態の書類を相手に向けて両手で手渡します

就活生に聞いた! 封筒を持参して手渡すときに意識すること

封筒を持参して手渡すときに意識すること

封筒を手渡すときには郵送するときと異なる注意すべきことがありますが、就活生皆さんは、どのようなことに意識を働かせて企業の担当者に書類を手渡しているのでしょうか。正しく書類の手渡すヒントとして、ぜひ回答を参考にしてみましょう。

相手側に向けて両手で渡すといった渡し方を意識したという回答が多数

書類を手渡す際に、書類の向きを相手側にして両手で渡すことを意識したという回答が多数寄せられました。

その際、クリアファイルにいれておいた書類を、封筒から出した状態で提出するようにしたという回答も散見されました。

集まった回答のように、封筒からクリアファイルに入った状態の書類をその場で取り出し、封筒の上に書類を重ねて担当者側から文字が読める向きで両手で提出するのが望ましいとされています。提出の際はぜひこちらを実践しましょう。

履歴書をきれいに送れる適切なサイズの封筒を用意しておこう

履歴書を郵送する場合、採用担当者が最初に目にするのは書類が入っている封筒です。適さない封筒を選んだり書き方を誤ってしまうと第一印象で悪印象を残す可能性があります。

履歴書はただ届けばいいのではなく、封筒のサイズ選びからすでに選考が始まっていると考えましょう。些細なことで悪印象になってしまわないよう、封筒のサイズ選びのマナーを守りましょう。

履歴書に関する調査

調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
調査日:2022年8月10日~15日
調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
調査対象者:23卒・24卒の就活会議会員の152人

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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